幻獣たちの癒し手として名高いセイリウス・アウイナイト・ハイドランジア。稀代の能力を持ちながらも、いつもどこか晴れない表情の『雨烟(けぶ)る姫君』。
7年前、故郷を一度滅ぼされた事件は、彼女の心に深い影を落としていた。
現在は花の王国タレイ
アへと身を寄せ、幼馴染の竜騎士アギラ・エルトロンに支えられながら、幻獣たちと触れ合う日々を送っていた。
ハイドランジアに帰るでもなく、どこかに嫁ぐでもなく。領の継承に必要な【鍵】の儀式を行うわけでもなく、山ほど降って湧いてくる縁談に頷くわけでもなく。
半端者、と呼ばれる度に、彼女の心は軋んでいった。
そんな彼女に、故郷の営巣地から幻獣たちの卵が次々と消えている、という報せが届く。
故郷を、幻獣たちを守るために、未だ空席の領主を継ぐことを決意し、アギラと共にハイドランジア領へと向かうが‐‐‐。
※更新頻度は遅めです。
※一応R-15としています。
※内容、タイトル等、断りなく更新する場合があります。ご了承ください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-10-01 00:00:00
12530文字
会話率:35%
【書籍化します】2019年11月12日アリアンローズから3巻発売しました。書籍化に伴って題名が長くなっています。コミカライズは2019年12月6日スタートです。
毒にも薬にもならないからと転生させられた、仕事に疲れた翔子28歳。少し寿命の長
い国で、10歳からやり直します。戦いたくない翔子は癒しの力をもらうが、付けてもらった世話人は優秀な狩人。剣を教えたい、甘やかしたい世話人と戦いたくない、自立したい翔子との甘かったり甘くなかったりする日常のお話。連載は続いていますが、章ごとに内容は完結しています。※再開しましたが、ゆっくり更新です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-09-16 22:03:59
374571文字
会話率:58%
「呪い」に対して治癒師の回復魔法は無力であり、回復魔法が効かないものが「呪い」と呼ばれる。
回復魔法が非常に発達したこの世界では、医学は発展せず、薬学は民間療法の一部としてのみ認識されていた。そのため「呪い」にかかった者は自力で治すこと
しかできなかった。そしてその「呪い」が強かった場合には、誰も何もできないのである。
西方都市レーヴァンテインの冒険者たちの中でも最高と言われたSランク治癒師であるシュージ。彼はある日突然にその冒険者を引退するといい、大陸の反対側のユグドラシルへと移住することを決意する。
ユグドラシルについたシュージは、ある「呪い」にかかった冒険者と出会った。シュージは同行してくれた魔法使いのレナに「あれは呪いじゃない。……急性虫垂炎だ。僕ならばあれを手術で治すことができる」と言う。
シュージの本当の名は宮城修司、日本で外科医をしていた人間であり、彼はここユグドラシルの町に魔法で手術を行う病院を作るためにやってきたのだった。
元Sランク治癒師であるシュージが前世の知識を活用しながらユグドラシルの町で病院を作ってさまざまな治療を行う物語です。医療分野、特に手術に関する本格医療系チート×異世界を書いていきます。
*この小説は「カクヨム」でも発表しているものです。
*この作品に登場する医学知識に関しては専門家の第三者の監修を受けたわけではありません。架空の薬の材料なども登場いたします。現実で使用しようと思うと間違った知識や意見の違いがある可能性もありますが、そのあたりは寛容な心で読んでいただければ幸いです。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-08-16 19:46:57
566880文字
会話率:57%
妹をいじめた罪とやらで婚約破棄をされ、辺境送りになった悪役令嬢とやらです。
なんとか1年たち、今は隣国で癒し手として認められ、生計を立てています。
しかしなぜか、私から婚約者を奪い取った妹と、元婚約者の婚姻式の招待状が届き、両親からも出るよ
うに言われ、非常に困っていました。
すると同僚のジョイが、ならついていってやると声をかけてくれたのですが…。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-07-10 16:08:43
2310文字
会話率:58%
異世界から呼ばれた聖女さまが、この世界を救ったのは今は昔、この世には聖女さまが、あふれていた。
そんな世界の片隅で、聖女の1人レナが、他の聖女さまの握手会に並ぶ恋人の姿を見てしまい、そこからすれちがいがはじまるかといえば、そうでもなく、イチ
ャイチャしてるだけだったり。
◯◯したのは今は昔ってフレーズが使いたかっただけで思い付いた作品です。
水害の描写があるので、気になるかたはバックして下さい。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-06-13 00:52:38
11718文字
会話率:31%
この時代において、最も新しき英雄の名は、これから記されることになります。
素手で魔獣を屠る、|血雨を歩く者《レッドレイン》。
傷つき倒れる者を助ける、白き癒し手。
堅牢なる鎧さえ意味をなさない、騎士殺し。
ただただ死闘を求める
、自殺願望者。
ほかにも暴走お嬢様、爆走天使、暴虐の姫君、破滅の舞踏、などなど。
様々な異名で呼ばれた彼女ですが、やはり一番有名なのは「狂乱令嬢」の名。
彼女の名は、これより歴史書の一ページに刻まれることになります。
英雄の名に相応しい狂乱令嬢の、華麗なる戦いの記録。
そして、望まないまでも拒む理由もなく歩を進めた、偶像の軌跡。
狂乱令嬢ニア・リストン。
彼女の物語は、とある夜から始まりました。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-01-06 23:40:35
1194763文字
会話率:29%
「トリスタン貴様は首だ。どことなりと行くといい」
宮廷音楽家としてとして人々の心を癒し手として国に仕えていたトリスタンは、ある日突然リストラされてしまう。戦争好きの王子には彼の人の心を癒すという仕事の大切さがわかっていなかったのだ。
宮廷から追放された上、まるで見せしめの様に母の形見である竪琴まで壊された彼は失意のどん底にいた。そんな彼に声をかけたのは隣の国の聖剣に選ばれし剣姫との美少女だった。
「私の国で宮廷音楽家として働いてもらえませんか? 私はトリスタンさんに音楽によって救われたんですよ。聖剣に選ばれていっぱいいっぱいだった私を救ってくれたのはあなたなんです。あなたに救われた私が言ってるんです。あなたはこの世界に必要な人だって。だから私と一緒に私の国に来てください」
そして、トリスタンは彼女と共に彼女の国で第二の人生を歩む事になる。これは、不当に評価された宮廷音楽家の成り上がり物語。
一方トリスタンを追い出した王子の国は、宮廷内での決闘や、謀反が横行し内部崩壊してしまう。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-11-06 17:51:41
10729文字
会話率:66%
「俺の顔は、恐ろしいだろう。自慢ではないが子供は泣くし、犯罪者だって泣いて詫びる。化け物団長とは俺のことだ」
「同じですね。私も化け物だと言われています」
白兵戦で勝るものはいないと他国でも評判のグスタフ。ついた渾名が、化け物団長。
慰安
と視察に訪れたカースの町でも、大型肉食獣をひとりで退治するほどの剛腕である。
一方、奇跡の力で傷を治療する『癒し手』であるアーネは、得体のしれない力を持っているがため、魔女と誹られ、カース教会の片隅で暮らしていた。
※エブリスタにも投稿しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-04-02 20:03:38
8000文字
会話率:31%
世界最高のVRMMOと呼ばれ、多くの人々が集った「ワールドジェネレーター〈ジェネシス〉」。
だが、定期アプデ以外の新要素が追加されなくなり、新規キャラクターが作れなくなってから一年。
ジェネシスの世界はかつての隆盛が見る影もないほどに寂れ果
てていた。
残った数少ないプレイヤーであり、女の子ばかりのギルド「ラストホープ」に所属するルキは、敵の出ない完全無欠の安全地帯「初心者の塔」に引きこもって、メンバーとのチャットだけを楽しみに日々を過ごしていた。だがそんな中、彼の下にありえないはずの新規プレイヤー、ロコが現れる!
ロコの登場に大騒ぎになるルキとギルドメンバーたち。ロコはルキたちラストホープのメンバーたちに、よってたかってジェネシスのノウハウを教えられるが、実は彼らには大きな秘密があって……。
ジェネシス最強の剣士、魔道士、癒し手、魔物使い、何でも屋、そして……駆け出し冒険者。
訳あってそれぞれ別の場所に引きこもってしまった「ジェネシス最強のスペシャリストたち」の時間が、再び動き出す!
終わってしまった世界を舞台に、新たな冒険が今、幕を開ける!!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-01-02 22:00:00
359314文字
会話率:30%
高校入学と同時に、ノートパソコンを買ってもらった主人公。
始めてみたかったオンラインゲーム。
なってみた職業は癒し手。
これから彼に訪れる人とのかかわりと、試練とは?
最終更新:2019-12-23 03:00:43
38453文字
会話率:65%
落ちこぼれの癒し手、マーレンは破門され、冒険者としてもうだつの上がらない日々を送る。そんな時、宿の部屋の前で倒れている男が居て……。
最終更新:2019-04-22 07:55:18
4868文字
会話率:33%
アニメやゲームが好きな平凡な男子学生の浅井優樹。
そんな彼は、ある朝見知らぬ草原で目を醒ます――白銀の髪を持つ美女へと転性して。
元々異世界ものが好きだった優樹ことユーキは、現状を前向きに受け止めて、異世界生活を満喫する事にする。
お金
を稼ぐ為に――本音は冒険したかったからだが――冒険者になる事にしたユーキ。
剣士や魔法使いに憧れていた彼女(彼)の職業適性は、希望通りの戦闘職……ではなく、稀代の癒し手。つまりはヒーラーだった。
散々ゲームでもやってきた職だったため、がっかりするユーキ。
しかし、実際は世界で唯一“無詠唱”で魔法を使えるというチート回復職となっていた。
そしてその稀有な能力が原因で、様々な出来事に巻き込まれていくようになるのだった……
趣味&処女作である為、色々迷走しております。
なるべく良い作品に出来るよう頑張りますので、温かい目で見守って頂けると幸いです。
あ、感想や評価、気軽にしてくださいね!
貰えると作者のモチベが爆上がりしますヨ?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-04-16 16:01:21
116540文字
会話率:38%
彼女いない歴=年齢の孤独の不遇な人生を送っていたニュージャージー州在住のチェーンソー男は、ひょんな事から異世界へと転移してしまう。
心優しい|癒し手(ヒーラー)の女の子に怪我を癒してもらったチェーンソー男は、元気いっぱい、遭遇する|輩(
やから)をチェーンソーでばっさばっさと斬り刻み、ダンジョンの最下層で眠る超カワイイ魔女っ子美少女(※個人的の見解によります)エレナちゃんと運命の出逢いを果たす。
ちょっと腐り過ぎて手遅れなエレナちゃんにひと目惚れしたチェーンソー男は、彼女とのイチャラブものづくり同棲生活を開始した!
一方、現世のアメリカではFBI捜査官のクーパーがニュージャージー州で発生した大量虐殺事件の犯人を追っていた。
彼は事件現場となった地獄の様な山小屋で発見された、ある奇妙な物に着目する。その出所を追う内に、こことは違うもうひとつの世界の存在を知る。
そして、捜査の過程で知り合った“闇エルフ”と名乗る謎の美女は言う。
「あたし、その事件の犯人のチェーンソー男と向こうで会った事がある」
イーストハーレムの片隅で、闇エルフは己が異世界で体験した血も凍る恐怖譚を語り始めた……。
果たして彼女は何者なのか?
チェーンソー男の正体とは?
現世と異世界、二つの物語が交錯する血まみどろのダークファンタジーが今幕を開ける……。
【注意】
・この物語はフィクションです。現実の事件や事故、実在の人物や他の作品を揶揄する意図は本作品にはいっさいありません。
・この物語は残酷なシーンが多々あります。苦手な方はご注意ください。
・この物語のチェーンソーはフィクションです。実際のチェーンソーはこんなに切れ味は良くありません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-11-26 12:13:16
100178文字
会話率:33%
癒術学校を卒業した者は、能力を使って人を癒す『癒術』を一通り学んでいた。しかし、正式な癒師になるためには、故郷の島を出て大陸を旅し、人生経験を積む必要があった。卒業生のプラムは慣例にならい、東の国から旅をはじめることにした。
大陸を統治し
最も栄えている東の国では、島にはなかった人の多さや、文化の違い、超常的な癒術に対する古くからの偏見に翻弄される。
北の国では、自分の知識や能力を過信して誤診や患者の不信を重ねていった。その後、地震で被災した僻地の人々を地元の医者と協力して治療していき、自身も失敗による心の傷を回復した
西の国では、人生の本当の目的、自分の真の正体について、気づきを得る発端になる事件がつづく。貧しい村でたった一人の癒し手として力をふるい、自身の癒術も向上したが、いつしか能力を使わずに癒す方法も手がけるようになり、プラムは徐々に本当の自分に目覚めていく。
南の国では、伝染病と抗生物質の功罪について医師と衝突する。薬のせいで亡くなる人がいる一方、癒術では数をこなせず、無力感に苛まれる。
伝染病の収束とともに、プラムは大陸最南端の古都へ渡る。そこには有史以前からそびえる広大な壁があった。壁の謎を解かんとする父娘との冒険を経て、世界の屋根と称される山の国を越え、プラムは一路故郷を目指した。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-10-09 21:35:13
220551文字
会話率:42%
平凡なOLのイツキが無理矢理飛ばされたのは、闇からの侵略を受ける異世界だった。
今すぐおうちに帰りたい――でも帰れない!
世界を守るのは二の次三の次、可愛い我が身を守るため、イツキは”光の種”を持つ転移者――女好きの戦士、毒舌家のロリ婆魔術
師、正直すぎる道化た癒し手達と共に広大な世界を旅していく。
最初の目的地はドラゴンの住む山! けれど秘密を抱えた仲間達との関係はどうやら一筋縄ではいかないようで……?
王道RPGのような世界で、王道じゃない仲間達がわちゃわちゃする、剣と魔法とちょっぴりラブ?な異世界冒険譚。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-12-16 22:46:25
19919文字
会話率:51%
千年の歴史を持つ大帝国『オルデンロード』の皇女にして皇帝の末子ニコルジア。歴代最高の癒し手にして星光教会からは聖女と称される彼女は最近、夢を見る。五年前に討伐され魔王の夢。
その仲間たちですらも知らないはずの勇者と魔王が戦ったその場面を。
その夢が意味するものとはいったい?
歴史が動くその瞬間を目撃した彼女はいったい何を思い何をなすのだろうか?
彼女のたびが始まる。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-10-27 19:57:00
142995文字
会話率:36%
深い森の中、人々から忘れ去られたようなその場所に、一軒の小屋が建っていた。小屋を住処としているのは、癒し手、と呼ばれる存在である。
森の癒し手の姿は様々であり、あるときは人間の医師、またあるときは良き精霊の姿であったりもする。
傷つき、迷
い込んだものを、癒し手はただ癒す。それが、彼らの使命であるのだから。
※この連載は、不定期の連作短編となっております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-08-01 13:48:54
93088文字
会話率:47%
異性にしか回復魔法が使えないというファンタジー世界で女しか需要が無いヒーラーになってしまった冒険者の少年マイカ。ある時彼が目覚めると、男女の貞操観念が逆転した世界に変わっていた。
最終更新:2016-12-25 16:02:43
37758文字
会話率:36%
山で遭難して死にかけたところにあらわれた救いの手。
自分は神ではないと主張するヘルパーを名乗る存在は、人助けが生きがいらしい。
どうやら僕のことも助けてくれるみたいだけど、この世界で助けることはできないってどういうこと?
自分も助けてもら
ったのだから他の人も助けるのはいいけど、世界を変えたりとかムリですから。
手の届く範囲で、できることだけ頑張ってみます。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-07-11 16:00:00
16567文字
会話率:39%
癒し手の存在は貴重だったらしい。激しい争奪戦の末、私はどの組に入るのか・・・。
キーワード:
最終更新:2016-05-22 21:35:42
12105文字
会話率:38%