成り上がりを夢見る青年オース。ところが、その夢を叶えたのは見下していた瓜二つの双子の弟ルースだった。夢と幸せを奪われたオースは、村で悶々とした日々を過ごすこととなる。
そんなある日、彼は蝶の魔物に村を襲われる悪夢を見る。それが、ただの
夢ではないような気がした彼は、一人で村を飛び出して討伐に向かう。
だが、結局何も見つからず村に戻ると、目前に燃え盛る村と変わり果てた村人達、蝶の魔物の姿があった。果敢に立ち向かう彼だったが、あっという間に劣勢に追い込まれた挙句、火事で崩れた家の下敷きとなり、瀕死状態になってしまう。
そんな彼に差し伸べられた魔の手。間違いだと気付きながらも、甘言に乗せられた彼はその手を掴んでしまう。
魔王の配下となった彼は、弟に勝利するために暴れまわる。別々の道を歩み始める双子の運命は、一体どこで交わるのか――!?
――勇者はひとりじゃない。
これは、成り下がりダークファンタジーである。
***
基本的に、週一更新を予定しています折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-12 22:37:42
627919文字
会話率:52%
東西南北に四つの国を有するサングワトア大陸でかつて大陸を混沌の温床に塗り替えようと陰謀を張り巡らせた魔導士・ヤムは勇者デアン・グロリアによって討たれた。この戦いは歴史に語られることなく人知れず世界は救われたのである。
南の国ベルヴェム公
国の領土、ユヴァージュ村で勇者の息子として生を受けたアグルナム・グロリアは行き倒れていたところを救ってくれたベルヴェム公国領・ザム村の人々のために働く日々を送っていた。 収穫祭を控えたザム村に魔物と化した獣が迫っていることを知ったアグルナムは猟師の息子であるリュクと共に魔物を討伐することに成功する。
ザム村へと帰還したアグルナムとリュクは村人達が惨殺された光景を目の当たりしてしまう。
主犯格である黒依の集団を撃退することに成功した二人であったが、そこに見回りのベルヴェム公国軍が現れ二人は惨殺の主犯格としての濡れ衣を着せられ逃亡者となってしまった。
この悲劇はヤム復活の兆しに過ぎず、サングワトア大陸は再びヤムの手によって混沌へと向かっていく。
故郷と家族を失った猟師の息子、故郷の仲間を連れ去られた少女、勇者デアンのかつての友、ヤムの陰謀により大切なものを失った者達―――仲間と共にアグルナムは悲劇へと立ち向かうために、父親のような勇者として大陸を又にかけて戦うことを決意する。
―――これは勇気を繋ぐ物語―――折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-12 22:01:55
113832文字
会話率:69%
むかし、むかし、あるところには魔王が住んでいました。
魔王は悪い魔物たちを従えて、人間の住む村に悪さをするようになります。
村人は困り果て、なんとか魔王を退治できないかと考えますが
悪い魔物たちはとても強く、人々は家で震えている事し
か出来ません。
みんなが毎日怯えながら暮らしてた時、ある村に男の子が生まれました。
男の子はすくすくと育ち、魔王退治の旅にでかけます。
山を超え、川を渡り、旅を続けるうちに七人の仲間ができました。
そして男の子は七人の仲間と一緒に魔王を退治します。
喜んだ多くの村の人たちは、男の子に言います。
「国を作って王様になって欲しい」
男の子は快く引き受け、七人の仲間たちと協力して幸せな国を造りました。
めでたしめでたし。
このお話は、魔王が討伐され、勇者という存在がお伽噺として子供たちに語られるようになるほど時が過ぎた、ある国の物語です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-12 12:42:34
95331文字
会話率:14%
俺はただ弱い自分が嫌だった。
最終更新:2024-05-11 20:18:41
3780文字
会話率:20%
「出来ないなんてことありません」
イレインは呪術師である養父を前にうなだれていた。孤児であるイレインは養父リヴィエラの元で15年間育てられた。里の習わしである魔道を皆と同じように学ぶものの、イレインは落ちこぼれだった。
そんな自分に落ち込み
、リヴィエラから逃げたイレインは、その日洞穴で卵と出会ったことにより平凡な生活が一変する。目の前で卵から孵った”蛇竜《ヴィヴィル》”に『名もなき者』と呼ばれ、自分を目指せと言われたのだ。
自分は平凡ないち村人、特別な力もない。
なのにイレインは急に周りの時間が動き出したかのように、里から未知の世界に送り出されてしまう。”蛇《ヴィヴィル》”に出会うエンディングを目指してイレインは動き出す。
この迷路の出口に果たして間違いなく彼女はたどりつけるのだろうか。
※PRG風ファンタジーです。世界観や時代考証などすべて架空です。時代や国を問わず、実在するものを加工して引用している部分もありますのでご留意しながら読んでいただけますと幸いです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-11 18:48:23
359920文字
会話率:30%
リリィは農村に住む二十五歳。昔からお転婆で両親の言うことを聞かず、見合いの話も無視し続け、暇な時間を見つけては本を読んだり地図を見て知らない場所に想いをはせていた。
ある日彼女の住む村で、鱗病と呼ばれる病にかかった者が見つかる。長いあいだ
鱗病と縁がなかったにも関わらず病の気配を感じ、村人達は混乱に陥る。
村の裏山に住んでいるとされる悪鬼のせいで病が近づいてきたのだという噂を聞いたリリィは、親友を助けるために裏山に向かう。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-08 23:50:00
23370文字
会話率:66%
「被告人キスカを殺害の容疑により、ダンジョン奥地に追放する」
そう裁判官が告げた。
キスカは冤罪により、転移陣でダンジョン奥地へと追放されることになった。
キスカは人間を裏切った一族と同じ髪の色をしているということで、村では迫害され
ていた。
果てには、村長の子供に好きな人を殺され、その罪をキスカがかぶることに。
憎い。自分を貶めた村人たち全員この手で殺してやりたいほど憎い。
そう思うが、スキルを持たず冒険者でもないキスカにとって、ダンジョン奥地に追放されるのは、死刑宣告と同様だった。
だけど、
「助けてあげる」
魔物に襲われ、自分の死を予感した瞬間、何者かがそう告げた。
「あなたにあげるスキルの名は〈セーブ&リセット〉」
何者かによって、スキルを手に入れることができた。
このスキルによって、キスカは魔物に殺されても、その直前まで時間を巻き戻る力を手に入れる。
これで死を回避できるかに思われたが、それは地獄の始まりでしかなかった。
これはなんの力も持たない男が、死に戻りの力だけで、最難関ダンジョンを踏破しようと、何度も死ぬ物語である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-08 21:35:52
399447文字
会話率:36%
8XX年…平安時代、漁業の盛んな村の海底に…人魚の王国があった。
王国には王子が生まれた。
歌声とハープの音色で王国を守っていたので、
王子は海音 かいと と名付けられた。
海音はすくすくと育ち、人間界に興味を持った。
人魚も妖怪とされ
ていた昔の日本では、人間界と関わりを持ってはならない。
とある出来事がきっかけで、掟を破った海音は少女と密かに会っていた。
その現場を村人に見られてしまいーーー。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-08 18:00:34
14492文字
会話率:39%
【書籍化決定!!】
1巻発売日 2020年12月2日発売!!
2巻発売日 2020年12月28日発売!!
戦争中のある国の貴族として生まれた子供。頭を打った衝撃で前世を思い出した。
前世は日本の某県に住んでいたが今世は魔法がある異世界。
貴族の父親からは母親もろとも捨てられ、母の故郷の村では村人から無視され、下人として売られてしまう。
持ち前の前向きの性格で親や友人を助ける為に努力し幸せを掴もうと頑張る物語。
希少な回復魔法が使える事で戦争に参加したが負けて捕虜になった主人公。
魔法がある世界で頑張る子供を応援します。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-07 00:00:00
1310040文字
会話率:54%
田舎の村でいつも通り母と薬草や花の世話をしていた少女。
しかし突如、男たちの襲撃によりその日常は崩れ去る。
村人たちの悲鳴、血の匂い、目の前で殺される母の姿...
死を覚悟したとき仮面をつけた女性に命を救われる。
村で唯一生き残った少女は
、二度と大切な人を失わないため、失わせないため、力をつけることを決意する。
この手の届く限り誰にも何も奪わせはしない。
たとえこの身がどうなろうとも。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-06 13:00:00
261211文字
会話率:37%
自分以外の家族が全員超優秀で劣等感まみれの高校生、多田進<ただ すすむ>。彼はある日、異世界に召喚される。 そこは他人は全員、魔法という謎の力を使用できる上に、全人口の三割以上が殺人や破壊の衝動を持つ、狂気に満ちてるやばい世界
。
その上、敵対する帝国の有力な魔法使いたちは、多くが政治も人権も省みないような連中ばかり。滅茶苦茶な圧政に苦しみ、逃げ出す人間は野盗か難民になる世紀末。
おまけに進は来て早々に左手を切り落とされて、今から入れる保険とかあるのかな・・・・・・なんて考えたり、考えなかったり。
しかし進は、ほどなくして気付く。自身が魔力0故に、魔力探知を受けない天然のステルス体質であることに。 逆に異世界人は皆、魔力独特のニオイを発している。 進は、この特性を利用して味方と協力し、ステルス能力と魔力感知を武器に頭脳をフル活用して狙撃、闇討ちで悪党どもを地獄に叩き落としていく。
そして、仲間とともに歩む中で進は英雄になる決意をする。——帝国ミルグに仇なすテロリストとして
※この作品はダークファンタジーです。 折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-06 12:03:50
71937文字
会話率:56%
昔々ある村に、いつのまにか知らない少女が一人住んでいました。どこから来たのか分からない少女のことを、村人たちは気味悪がっていました。
少女はあるものを探し、いつも森の中に入っていました。
そんなある日のこと。少女は森の動物たちから話を聞き、
自分が探していたものを知ります。それは……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-05 15:31:19
9790文字
会話率:41%
生まれ育った村にて僧侶となった女。彼女はその村の中で、村人の怪我の治療を行い、平穏な生活を送っていた。
しかしある日、そんな女僧侶の前に勇者が現れる。仲間になって欲しい、と彼女を誘う勇者。いきなりの事に尻込みする女僧侶。とにかくキミが必要
なんだ、と言う勇者の強引な誘いに応じて、彼女は勇者パーティの一員になるのだが・・・折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-05 10:25:14
2189文字
会話率:9%
屍の血肉を吸い上げて紅の花を咲かせ、散った花弁は地獄の血池のよう。
村人はその木を、鬼山茶花と呼んだ。
キーワード:
最終更新:2024-05-04 20:49:29
6892文字
会話率:24%
『異世界転生』――それは、幸せな言葉だ。
剣技や魔法の腕を磨いて冒険の旅に出かけたい。
親切な村人が住まう村でスローライフを送りたい。
そんな願いが叶う素敵な言葉。
辛い前世から目を背け、自分の『新たな人生』を歩むことができる、そんな幸せな
世界。
――果たしてそれは本当だろうか? 異世界とは、そんなに優しく易しい世界なのかな?
五十州瑞香、この少女もまた、そんな妄想を繰り広げてしまう愚かな人間だった。
どこからともなく聞こえてきた無機質な声に導かれるまま、軽い気持ちで、しかし固い決意で、少女は『異世界転生』をすることとなる。
……少女は最後まで耐えられるのかな?
終わることの無い『新たな人生』に。
※本作品は『Re:LIFE 〜永久の惨劇を彩って〜』の改稿版ですが、主に二章以降のシナリオが異なっています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-04 20:02:21
86215文字
会話率:32%
《異世界転生を開始します》
異世界転生、もしそれが本当に起きたらどうだろう。
剣技や魔法を磨いて冒険の旅に出かける?
親切な村人が住まう村でスローライフを送る?
……『異世界』とは、果たして本当にそんなに優しい易しい世界なのかな?
五十州
瑞香、この少女もまた、そんな妄想を繰り広げてしまう愚かな人間だった。
そんなある日、少女は突然謎の声が聞こえ、『異世界転生』をすることになる。
……少女は最後まで耐えられるのかな?
終わることの無い『新たな人生』に。
※割とちゃんとグロ描写にこだわってるので、閲覧の際はしっかりと準備をしてお読み下さい。
※毎週水曜日午前0時に更新です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-13 20:02:04
86260文字
会話率:31%
著者: シヴァンシュ・ティワリ (Shivansh Tiwari)
物語の舞台: 近世 (Kinsei) のとある村
あらすじ: 戦争、混乱、不安に満ちた世界で、アリステアという少年とその家族は暮らしていました。 村人や本によると、争い
のない場所などどこにもないようでした。 少年は平和な場所を見つけ、自由を望んでいました。 支配階級に操られるのはごめんです。 しかし、彼の夢は誰からも信じてもらえませんでした。
運命の分岐点: ある日、タッサロール王によって少年は家族と夢を打ち砕かれてしまいます。 悲劇的なことに、両親は彼の目の前で殺されてしまいました。 まだ武器を扱うこともできない少年でしたが、復讐を決意します。 最初の標的は、家族の死をもたらした王です。 抑圧された過酷な世界から逃れるため、少年は夢見たヴァーデランドを探すという驚くべき旅に出発します。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-04 02:39:35
44674文字
会話率:38%
この作品は、拙著「勇者様が帰らない(https://ncode.syosetu.com/n4756ff/)」の続編です。第1部を読んでない方は、ネタバレにご注意ください!
あらすじ――――
一度は離れ離れになり、別の道を歩まざるを得
なかった勇者リーズと、かつての仲間だったアーシェラ。だがリーズは、仲間を訪問する旅にかこつけて、人々に忘れ去られた辺境の村に住んでいるアーシェラの家を訪問し、そのまま居ついてしまう。
ひそかに両思いだった二人は、一緒に過ごしていくうちに恋心が高まり、とうとうお互いに告白。勇者リーズを連れ戻そうとする王国の魔の手を払いのけ、二人はついに結ばれたのだった。
アーシェラと結婚し、勇者リーズは今や小さな村の一員になった。
冬を前に、新しい村人たちが加わり、かつての仲間たちとの連絡も復活した。
戦いが終わって復興していく世界の中で、リーズは自分を愛してくれるアーシェラの「夢」を思い出し、その実現に向けて進んでいくことを決意する。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-03 14:15:14
638331文字
会話率:49%
俺――アルクには、恩人がいる。
かつて俺が生まれ育った村を救ってくれた騎士様。
俺はどうしてもその騎士様…………彼女に、恩返しがしたい。
だから勇気を出して、村を出た。
騎士になる為に。
そして道中、仲間であり友達でもある二人に
出会う。
ムードメーカーであり、良き友であるガイアール……ガイ。
ムードメーカーではあるが、猪突猛進なガイを諫めるしっかり者であるエルーシャ……エル。
彼等も騎士を志しており、共に目指し、共に騎士を目指す。
そうしてなれた騎士。
再会した彼女。
しかし、彼女は俺の記憶とはまるで違っていた。
だけど違っていても構わない。
俺は、恩返しをするために騎士になったのだから――。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-02 22:33:44
435307文字
会話率:39%
アスカ・カフカ、25歳。育ててくれた村人達にに裏切られ、ヘルハウンドのエサとしてゴブリンに引き渡された。
絶望と怒りを経験した彼は、もう誰にも頼らず、誰も信じず、一人でも生きていくと心に誓い、前に進むのだった。この残酷な世界を生き抜く為に、
葛藤と喪失と孤独の旅に出るのだった ーー
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-02 11:56:11
26480文字
会話率:40%
ただただ仕事に追われるOL。転生して旅に出ることに。
村人に転生した彼女の行先は?
最終更新:2024-05-01 23:48:47
2208文字
会話率:23%