スキルと魔法が好きで、それを自由に操ることを夢見る新米ハンター――フユマ。しかしギルドの鑑定によって告げられた言葉は「スキルも魔法も付いていない」。つまり『スキルゼロ剣士』だったのだ。
それによって人々から白い目で見られ、挙げ句の果てに
は仲間だと思っていたパーティーに、捨て駒として置いてけぼりにされて……フユマの人生はまさに絶望そのものだった。
そんな絶望の最中、彼はあるダンジョンを発見する。それは伝説の魔龍ファフニールを核として制御されたダンジョン――あとに『ファフニールダンジョン』と名付けられるものだった。
このダンジョンには金属で構成された魔物がはびこっていると同時に、彼の強大な力が凝縮されている。しかもフユマはそのファフニールの力をスキルとして受け取ることが出来た。
フユマは今日もダンジョン攻略をする。自分が求めていたスキルと魔法……それもファフニール由来の斬新なものを獲得する為に。
カクヨムでも同名タイトルで連載中です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-12-16 20:09:19
165659文字
会話率:42%
サメ映画の視聴が趣味である俺は、異世界に召喚された。
そこで世界平和のために勇者となるはずが、戦う力のない役立たずだと判明する。
俺が持っているのは、なぜか発動しない【召喚魔術】と謎の能力値"SAME"のみ。
他の異世
界人みたいなチート能力は持っておらず、どうしようもなく弱い。
結果、育成価値がないと判断されて、魔獣の餌に選ばれてしまう。
魔獣に殺される寸前、俺は現実逃避をする。
「これがサメ映画なら、目の前の怪物を喰い殺してくれるのに」
その時、魔獣の足下に魔法陣が生まれる。
魔法陣から飛び出したのは、映画に出てくるあのサメだった。
不意打ちで魔獣を捕食したサメは、まるでペットのように懐いてくる。
そこで俺は自分の真の能力を理解した。
異世界召喚で得た【召喚魔術】はサメに特化したものである、と。
紙一重でピンチを切り抜けた俺は、追放されたばかりの王城へ戻る。
そこでは優秀な異世界人に対し、勇者育成のプロジェクトが実施されていた。
俺を切り捨てた連中が、世界平和のために、善人面をして努力している。
この身に受けた残酷な仕打ちを思い出しながら俺は呟く。
「――クソッタレが。今度はこっちの番だ」
王城の頭上に巨大な魔法陣が展開される。
そこからせり出すようにして、巨大なサメが現れようとしていた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-10-23 07:15:53
116016文字
会話率:12%
地球が異世界と融合し、ダンジョンが出現した現代。
蒼崎篝《あおざきかがり》はスキル【不死鳥憑き】で不死身になった冒険者である。
しかし、不死身でしかない篝はパーティーに利用され、危険な役回りばかりを押しつけられる便利な捨て駒扱いだった。
そ
れに嫌気が差した篝は自らパーティーを抜け、ソロでダンジョンへと向かう。
そこで瀕死の重傷を負った少女を助けたことで【不死鳥憑き】が覚醒し、不死鳥が持つ死と再生の炎が操れるようになる。
不死身なだけではなくなった篝は、各階層ごとに異なるダンジョンが広がる塔型迷宮を攻略し、最強の冒険者へと成り上がるのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-09-24 19:03:42
25552文字
会話率:38%
異能を持って生まれる「呪い子」である少女トリクスは、幼くして親元から引き離され、軍の捨て駒として戦う日々を送っていた。そんな19歳の夏、豺狼と渾名される軍人マーヴィスに仕えることが決まる。目的の為に手段を選ばない冷血漢の下で戦功を立てていく
トリクスだが、ある日命じられたのは無辜の小村の殲滅だった。冷淡ではあるが、その根底には国と民を守る信念が潜んでいるのだとマーヴィスの評価を改めつつあったトリクスは、裏切られたという失望と共に反抗を決める。しかし、それはマーヴィスを陥れようとする一派の策略だった……。
戦う少女と冷淡な軍人の歳の差凸凹コンビ・バトルファンタジー。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-07-12 23:46:25
73076文字
会話率:40%
特殊能力を持つ芳は暗殺組織の捨て駒であったが、ある男と出会い救われていく。
最終更新:2020-05-15 14:55:50
2062文字
会話率:26%
エドワード老公はこれまで二度、主君に裏切られた。
一度目は妻を奪われ、二度目は戦場で捨て駒にされた。
それでも彼はその国に仕え、いつしか『忠義の騎士』と呼ばれるようになっていた。
だがしかし、その忠誠すらも裏切られた。
城か
ら追放された最強の老騎士は、人を信じることをやめ、昔読んだ物語に出てくる『七色の朝日』を探すため、辺境の村へとおもむく。
そしてその村での一人の少女との出会いが、固く閉ざされた老公の心をゆっくりと変えていく……
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-05-10 16:32:01
7555文字
会話率:28%
大地が東西南北4つに分かれる世界。北の大陸の大国『ルギウス』に北の僻地の小国『ジルベルト』から1人の姫がやってきた。
ジルベルトの姫にルギウスの王子は言い放つ。
「お前は俺が王位に就くための捨て駒だ」
これは悪鬼と呼ばれた姫と反逆の王子のお
とぎ話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-04-03 20:50:26
152754文字
会話率:52%
食う寝る遊ぶよりもイタズラが大好きなお嬢様、板金楿子とその悪ふざけによく絡まれる中野ワタシが送る日常を綴るストーリーです。
舞台は2人が通う私立紅茶の水学園で、2人は華も霞む高校1年生。学校の教室や体育館、グラウンドなど校舎で繰り広げられ
るアレやコレやの魔の手からワタシちゃんは逃れる事が出来るのか…??
シリーズ累計発行部数50億冊突破(真っ赤な嘘)!
全米が泣いた笑った感動した、あの話題作が今始まる…!!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-03-24 00:00:00
10292文字
会話率:47%
世界征服の為に、と魔王が行った禁忌魔法『レベリング』の影響により世界中の生き物はレベルという概念によって個々の能力を制限されることになった。
最終更新:2020-02-21 15:17:23
3302文字
会話率:28%
幼い頃から「捨て駒」としてのみ存在し、次期当主の姉に比べて不遇の扱いを受けていたソフィア。いつしか心は色を失い、嘆くことも悲しむこともなく実家を諦観しながら生きる日々。生まれながらに決まっていた婚約で家を出られると思っていたが、その婚約者に
姉が横恋慕をして――。ささやかで平凡な人生を求めるヒロインが割と平凡な幸せをつかむお話。
※中世西洋の各国が混ざった想像の国が舞台で、家庭が舞台の話なので国自体の設定は緩めです
※主人公は実家を諦観。読む側はヘイトがたまるかと思われます
※主人公側から実家に対する復讐などの直接的なものはありません
※妙な構成で恐縮ですが恋愛パートは2章目、そのネタバレが1章最終話です
!番外編1,2話に年の差夫婦が存在します。苦手な方はご注意下さい!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-02-04 20:07:53
153769文字
会話率:34%
「今、君は運命を選ぶことができる。確かに手の中にある宿命と、手を伸ばした先にある可能性によって」
わたしが与えたのはその言葉と、チェスの駒と、そしてそれをはめ込む錠前。ただそれだけだった。
だがそれだけが、ふたりの少年と、龍脈渦巻くひ
とつの学校の運命を変える。大きく局面を変じさせる。
ある少年は『騎馬』を乗りこなし、武と信義の道をひたすらに進んでいる。
その朱槍で貫き、切り拓き、自らの生と才とをまっとうするべく至強に挑む。
ある少年は『歩兵』を手にした。
周囲に翻弄される捨て駒が、いかなる苦難の道を前進し、どう成るか。見物ではある。
彼らと共にあるわたしは時州瑠衣。
希代の臥龍にして、不世出の鳳雛にして……今は、定価540円のウサギの人形だ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-01-02 11:24:37
284870文字
会話率:31%
第三次世界大戦、それに続く形で発生した大災害。
人類は大きく数を減らし、傘に覆われた人工都市――テラリウムに居住していた。
桐柄剣人は大宮テラリウム出身の傭兵だ。
彼が乗るバイクは歩兵形態に可変する二輪戦闘機である。
二輪戦
闘機は戦争の主役で、捨て駒として扱われパイロットの死亡率は高い。
しかし、一攫千金を求め傭兵稼業に身を投じる者も多く、剣人もその一人だった。
初陣を迎える剣人。
彼に与えられたのは欠陥の烙印を押された二輪戦闘機、バリウス。
バリウスに宿る気難しいAIに翻弄されながら、剣人はこの戦争を戦い抜いていく。
※以前投稿した作品の再投稿版です。
構成をいくらか変更し、文章の改稿を現在も試行錯誤で行っています。
感想改善点あれば今後の参考にしたいので気軽にお願いします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-12-22 20:00:49
176461文字
会話率:36%
誰もが自分の魔法を記した魔本を持っている世界。
無能の証明である『白紙の魔本』を持つ冒険者エンデは、生活のため報酬の良い魔境調査のパーティーに参加するも、そこで捨て駒のように扱われ命の危機に晒される。
死の直前、彼を助けたのは今にも命が尽き
ようかという竜だった。
竜は残った命を魔力に変えてエンデの魔本に呪文を記す。
ただ一つ、『白紙の魔本』を持つ魔王の少女を守ることを条件に……。
エンデは竜の魔法と意思を受け継ぎ、覇権を争う他の魔王や迫りくる勇者に立ち向かう。
やがて二人のもとには仲間が集まり、世界にとって見逃せない存在へと成長していく。
これは種族は違えど不遇の人生を送ってきた二人の空白を埋める物語!
※完結済みの自作『PASTEL POISON ~パーティに毒の池に沈められた男、Sランクモンスターに転生し魔王少女とダンジョンで暮らす~』に多くの新要素を加えストーリーを再構成したフルリメイク作品です。本編は最初からすべて新規書き下ろしなので、前作を知ってる人も知らない人も楽しめます!
※アルファポルス様、カクヨム様、ノベルアップ+様にも投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-09-28 00:18:16
216294文字
会話率:40%
スキルなし冒険者エンデはA級冒険者パーティに誘われるも、捨て駒として扱われた後に口封じとして毒の池に沈められてしまう。しかし、エンデには本人も役立たずと思い隠していたスキルがあった。死の間際で覚醒したそのスキルは彼を毒の力を持つ魔人へと転生
させる。
人外の身となり帰る場所を失ったエンデは、最弱ゆえ配下のモンスターすら与えられず人間界に送り込まれた魔王少女と出会い、彼女とともに何もないダンジョンを拠点に仲間を集めて楽しく生きるための冒険を開始した。
これは世界は違えど不遇の人生を送ってきた二人が手を取り、強いけどどこか残念な仲間たちと共にどんな脅威もはねのけてただ幸せな暮らしを目指す物語。
※ツギクル、アルファポリスに登録中。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-02-20 00:22:58
571228文字
会話率:43%
日々のんべんだらりと過ごしていたら、魔物に怯える異世界の国にクラスごと召喚された高校生の来栖央我。
召喚の影響でクラスメイト全員が『エルスク』と呼ばれる能力を得るが、何かとランク分けされるのが世の常というもの。クラスメイトたちが強能力認定
されたのに対し、例によって央我は最低ランクになってしまう。
エルスクは弱く身体能力もイマイチで不精者な央我は捨て駒として処分されそうになるが……?
この物語はそんな最弱が逆境に負けず平和のために戦う冒険譚である。
なんてことはなく、やる気ねえ奴が仲間と共に便利な能力で面白おかしく生きるお話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-04-16 18:46:35
14287文字
会話率:39%
お菓子づくりのアマオウ様!の公募用に推敲したものになります。
元のものと大筋は変わってませんが、細かな違いなどありますので……まぁその、新作までの繋ぎとして読んでいただけたら幸いです。
ちなみにサブタイトルやあらすじはご意見をいただいたとし
ても変える事はありませんので、レビューや感想などは無用とお考えくださると幸いです。
魔王ジュジュアン。配下の魔人族や魔物からお菓子づくりが大好きで、甘い考えの持ち主と思われており、それゆえに付いたアダ名が『お菓子づくりのアマオウ様』。
和平を結んだが勇者を捨て駒にしてでも首を狙う人族に呆れ、来世こそ世界征服――お菓子で皆を笑顔にする事を誓って転生を行う。
六百六十六年後の世界で人族の子供に転生を果たしたジュジュアンは、一年という制限付きで実家のフラウマール菓子店を飛び出した。
傍らにはセバスチャン。スイートドラゴンのダイフク。月の女神三姉妹の三女リメッタ。大神アンドムイゥバの御使いである妖精猫(ケットシー)のクリーム。まずは王都イラリアトムで食材探求のプロ食挑者(しょくとうしゃ)を目指す。
無事に食挑者になれたジュジュアンだが、魔王の生まれ変わりだとグランドギルドマスターにバレ、イラリアトム国の王の子孫に謁見する事となる。
途中昔の仲間であるガンダダンと再会したりしながら、王とも友好関係を築ける事となったジュジュアン。
だがここである事が発覚する。
記憶を取り戻したジュジュアンのお菓子にはステータスを上げる効果があり、次に向かったのはかつて魔王軍の武具を作っていたリングドーヴ&キュローの武具鍛冶店があるマグィネカルト。
彼らと再会したジュジュ達だが、ステータスアップを抑える武具を作るにはマグィネ霊山にいる炎帝鳥ホロアの羽根が必要との事。
取りに行く事を決めた矢先に出会ったのがメイヤという少女。彼女の備える英雄の資質に気付いたジュジュは修行やお菓子を与え、メイヤの所属する銀斜の灰狼も共にしてマグィネ霊山に登る。
ホロアとの激闘の最中、何か重要な事を思い出しそうになるジュジュアン。だが思い出す事は叶わなかった。
英雄の資質たる魔眼を開眼したメイヤは、ジュジュアンを見るたびに魔眼と共に宿った誰かの記憶が意識を蝕む。
ただ不思議と、ジュジュアンのお菓子が食べたいという想いだけは、宿った記憶も同じなようだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-03-26 00:00:00
138796文字
会話率:51%
シリルは冒険者になったその日、勇者候補を選別する儀式によってお城に召喚され、魔王を倒して欲しいとお姫様に上目遣いでお願いされ、二つ返事で了承してしまった。
結果、「じゃあ、さっそくお願いします」と軽い感じでいきなり魔王城に転送され、その
先に現れた魔族にあっさり殺されてしまう。
シリルはただの捨て駒だったのだ。
本来なら、シリルの人生はそこで終わるはずだった。
しかし、シリルが勇者候補に選ばれたのは希有な能力、死んでも一定のタイミングからやりなおすことが出来るという能力を持っていたからで、死ぬ少し前へと時間が撒き戻る。
だが、その能力には少し変わった条件があった。召喚された直後に撒き戻ったシリルは、その後の出来事を忘れていたのだ。
またもやお姫様の上目遣いに騙されて、魔王城へと送り込まれてしまったシリルは、そこで記憶を取り戻して色ボケ馬鹿と自分を罵倒し、二度と騙されまいとする。
だが、ループ直後はその後の記憶がなくて、シリルは何度も何度も何度もお姫様の上目遣いに騙されて、そのたびに魔王城へと送り込まれてしまう。
数え切れないほど魔族に殺されたシリルは、なんとか状況を打開しようと足掻き、実戦で戦闘の経験を積むことで成長する。それによってループに変化が訪れて――折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-03-04 20:01:26
8350文字
会話率:23%
園庭美苑(そのいで みおん)は、十八歳で事故死した後、女神に異世界に連れて来られ話した後、
転生した、悪意ある存在に、その魂と身体を変えられて、十二歳の体で、ひたすら歩き
道中出会った、冒険者と共に近くにある街まで送ってもらう、街につき、テ
ンプレの如く
ギルドへ登録、働きはじめたが、彼女のステータスは、肝心な攻撃や防御が,すべて0
どうやって生きていったらいいかわからないまま、暮らしている、人身売買をしている、
冒険者パーティーに誘われ、死ぬために迷宮に入り、そのパーティーにいいように使われ
逃げるための捨て駒にされてしまう、そこで彼女は一つの指輪に出会い自身の
正体を知る、彼女の名は魔王姫エンデミオン、女神の加護と偽神の呪詛を受けた姫
これは薄幸だった少女が迷宮で運命の出会いを果たし、再び笑い、集った仲間と共に
冒険を楽しみ、そして遥か彼方へと旅立つお話
完全な見切り発車ですが自分も楽しんで書いています、読者さんも楽しんでくれたら
嬉しいです、感想などお待ちしております、どんなことでも構いませんので、では、
ミオンさんの冒険を、お楽しみください
byタケゾウ折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-02-19 20:00:00
249405文字
会話率:6%
ある日、雇われ天使のナナ・ハルバルトに誤って殺されてしまった俺。
彼女の雇い主 女神ノエルの計らいによって何とかして命だけは助かり勇者として銀河の辺境まで派遣されたまではいいものの、
「勇者」というのが捨て駒同然の突撃要員を指すことを知り、
俺は愕然とする。
そんな時に救いの手を差し伸べてくれたのは全ての元凶となった女、ナナだった。
彼女の助けで窮地を脱した俺は、天使をクビになったナナを相棒として銀河の無法者になり生きていくことを決意する。
それがすべてナナの仕組んだ筋書きだとも知らずに......
※あんまりにも読んでくれる人が少ないのでタイトルを変えてみました。
これだとメジャーからもインディーズからも怒られそうなので適当なところで元に戻しますが......折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-11-24 01:31:57
12752文字
会話率:45%
かつて人類は世界を支配した。しかしその栄華は招かれざる客”侵略者(フレア・ディザスター)”の手により少しずつ失われていった。
人類は侵略者に対抗すべく、人類の中でも希少な存在である特殊能力者を主力とする”Ozone(オゾン)”という組織
を創設した。その中でも人類最強として”雷帝”の称号を持つ雷の能力者である”バーティ”はある任務をきっかけにその能力を失い、彼に対する不満の溜まっていた者たちの手により”捨て駒”とも呼ばれる、能力が開花する可能性のない者達で構成される”偵察部隊”に飛ばされてしまった。
はたして能力に頼りきりであったバーティは捨て駒として散っていくのか。そして何故彼は能力を失ってしまったのか。これは元最強であった人間が最弱として生まれ変わったことから始まる物語である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-08-15 02:23:52
4133文字
会話率:51%
「スキル無し」と揶揄され続けたFランク冒険者の男,ヴェイン。病を抱える娘,コレットのために必死にお金を稼ぎ続ける毎日だったが,冴えない彼を誰もが見下し邪魔をするばかり。そして魔物の襲撃を受けた際,パーティーに捨て駒として利用された彼は,その
刃に掛かり命を落としてしまう。
最後に願ったのは,一人残されるコレットの未来。
娘が幸せになるまでは,死んでも死にきれない。
そんな彼の願いに呼応するように,眠っていたスキル「転生」が発動する。
命を落とせば別のモノに転生できる,唯一無二の力。
ヴェインはその力を以て,再び立ち上がった。
例えどんな姿になっても,必ず娘を守り切ってみせる……!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-08-14 13:00:00
48090文字
会話率:25%