「僕は人生に、希望など持ってはいない……」
将来を悲観することしかできない高校生、日奈太(ひなた)のもとに、突然宇宙船が現れた。
船内には3人の異星人が乗っており、ある重要な任務を負って地球までやって来たらしいのだが、着陸の際、船長のフィー
モが誤って記憶削除装置『ワズレイ』を作動させてしまい、日奈太の記憶を一部削除してしまった。
「……あれ? なんでこんなところにいるんだっけ?」自分の目的をすっかり忘れてしまった日奈太。
果たして彼は、失った記憶を取り戻すことができるのか!?
この宇宙には、高度な文明が築かれた星が地球以外にも無数に存在している。
その我々の知らない世界では、一体どんなことが巻き起こっているのだろうか!?
『エネルギー資源の不足に悩む星に、優しい異星人たちがある贈り物を届けようとやって来るのだが……』
『原子力発電によって生じる核のゴミ。この処理方法を、自分たちより数段階進んだ文明を持つ星に相談してみた。すると……』
『謎の惑星が近づいてきた。もしかすると、神話に記された文明を授けし神々の住む星かもしれない。しかし、やって来たのは神などではなく……』
『自由とは?』
『幸せとは?』
『恋をするのは、何も人間だけじゃない……』
—今宵も銀河のかなたより、すこしふしぎなお話が届いております—。
そして、またまた彼らが大活躍!?
前作『地平線のかなたで』では語られることのなかった『あの謎』が、少しずつ明らかに……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-29 21:43:01
105606文字
会話率:61%
降り注ぐ光がこの身を焼き尽くそうとも、太陽の下を貴女と共に歩きたい。大正身分差百合オメガバース。
男女の他に、アルファ・ベータ・オメガの三種類の性別が存在する世界。
時は大宵(たいしょう)、日の本。
月影と呼ばれるオメガの務めは、優秀な日
輪、アルファの子を生む事とされていた。
月影として生まれた少女・百幸 美夜(ももゆき みよ)は、父によって座敷牢で商品にするべく育てられ、十五の時に売られた。
そんな美夜を救ったのは、伯爵令嬢で日輪の清小路 怜子(きよのこうじ れいこ)であった。
その縁からメイドとして怜子の元で働くうちに、聡明で美しい彼女を尊敬し惹かれていく。
それから、怜子に仕えること三年。
ある日、怜子が侯爵令妹の珠緒(たまお)と婚約するという話が持ち上がる。
さらに、珠緒の姉であり日輪の焔(ほむら)からも「私の対の月」と執着をされて…
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-27 23:54:39
565853文字
会話率:23%
1度目の人生、王子との結婚の夜に無惨に殺されてしまった公爵令嬢アイリーン。彼女を殺す間際、殺人者は「もうお前は要らぬ」と剣を振り上げた。そのとき雷に浮かび上がった横顔は、結婚した夫・エドワード王子そのものだった……。
「そんな、彼がこんな
ことをするはずない」
命が消えるその瞬間「王家の秘宝」が眩く輝き、アイリーンは時を遡る。
気づくと彼女は過去の幼い日まで時間が遡っていることに気づく。その日は目の前の湖でエドワードの弟が溺れて亡くなる日……! 窮地に気づいたのは非力な彼女ひとり。そこでアイリーンは溺れた少年を救いだすためにある手がかりを思い出しーー?
二度目の人生である知識を活かして、優しかったエドワードが変わったきっかけを防ぎ、未来を変えるために、少しずつ身の回りに変化をもたらしていくアイリーン。しかし、これをきっかけにアイリーンは王国の隠された闇に巻き込まれていく……。
※一部、暴力表現や大量出血を想起させる描写があります。ご不快な方は閲覧にご注意ください。
※同じ作品をエブリスタにも掲載しています。
https://estar.jp/novels/26059060折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-27 10:00:00
37313文字
会話率:21%
昔ながらのこぢんまりした銭湯、花の湯。
番台にはちょっと強面(こわもて)のおやっさんがいることも多いけれど、美人な奥さんや、奥さん似の高校生になった子どもが立つことも。
「今日はユウキちゃんか。癒されるねぇ〜」
やってきたのは常連のシゲ
さん。さらに風呂場にはユウキがマネージャーをする剣道部のエースのアキが。
「おう、アキ坊!」
ちょっとお節介なシゲさんは、ユウキとアキの仲を尋ねてくるのだが、実はーー?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-25 08:00:00
3354文字
会話率:70%
人の価値を見定めるために、四階(しかい)へ案内する
四階進行員仁神。
彼の元には様々な人が訪れます。
今日も誰かがエレベーターに乗ってきたようです。
さぁ、今宵はどんな方が訪れるのでしょう。
最終更新:2024-04-27 00:46:21
8560文字
会話率:77%
「くっ・・とんでもない屈辱。かならずあいつをサメの餌にしてやる」・・友の恨みを買い王都の牢獄に連行されたとある国の女王は、オムツを履かされ赤ん坊の恰好を強制された挙句、いずれは竜王の生贄と成ることを告げられる。彼女は復讐心と色んな意味の憎悪
に満ちていた。
今から13年前。軍事国家ゴリアテの暴走から世界を救った英雄アウストラ・カーレルヴァザリとその仲間たちは、平和を取り戻したのちそれぞれの故郷で王となった。
自国の政に追われる日々を過ごす王たちだがアウストラは違った。先の戦争で魔法を酷使したことと、最愛の人を失ったことで精神を病みしだいに酒と麻薬におぼれていったのである。
王の心を唯一癒してくれるのは数年前から仕えているひとりの蒼白の男である。名をモナークといい専属の古代学者として呼ばれ、やがて側近となる。
今宵もこの男との密談が行われていた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-23 21:18:36
64256文字
会話率:76%
魔界の女主人───〈黒穹〉のカーラは、異世界を崩壊に導いた魔王で、邪神仕込みの転生者である。
死を待望した絶対悪は、勇者との死闘の末……
二つの世界が隣接した“地球”の並行世界に、望まぬ転生を再びしてしまうのであった。
それも、非行
万歳な異能持ちの女子高生となって。
「───もう、どうにでもなーれ!」
ヤケクソに匙を投げた魔王は、今日も元気いっぱい適当に、手を抜きながら生きていく。
そして、“ぬくもり”に絆され壊されていく物語。
「魔お……真宵ちゃん、一緒に寝よ!」
「うーん、前世的な意味でちょっと無理かな」
「なんで!? 我勇者ぞ!?」
「おっ、答えを即当てとは素晴らしい。死んでくれ」
「辛辣すぎない???」
尚、敵対していた勇者は魔王に百合っている模様。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-23 18:00:00
671578文字
会話率:42%
小さな村で育った十五歳の少女リリアは、たった一人で王都へ向かう。旅の途中で出会った黒髪の美しい青年に守られながら、彼女は無事に王都へ辿り着けることができるのか? さらに、彼女の出生に隠された秘密とは? リリアの運命が大きく動き出す!
最終更新:2024-04-23 17:01:22
273803文字
会話率:42%
イケメンなのにこじらせ男子と恋愛に鈍感な幼馴染の恋の行方は?
最終更新:2024-03-20 23:09:29
160633文字
会話率:47%
2XXX年、世界は‘異能‘で溢れていた。
‘異能‘は世界を豊かにした。世界に‘異能‘はなくてはならないものとなった。
しかし、中には異能を用いて犯罪に手を染める人間も、少なくはなかった。
異能により重き犯罪を働いた人間の事を世
界は‘異端者‘と呼んだ。
世界は‘異端者‘による秩序の崩壊を恐れ、‘異端者‘のみを収監する監獄島を作った。
島の名前は‘アルブ島‘
今宵もまた‘アルブ島‘に新たな‘異端者‘が訪れる…。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-21 21:44:17
4785文字
会話率:51%
幼少の頃に両親を失くし、悲壮な人生を送る主人公、夜宵怜夜(やよい れいや)。新しい家族とも出会い幸せな日々を送っていたが、不慮の事故に逢い、惜しくも命を落としてしまう。その後、転生した世界は天使、悪魔、堕天使が争い、滅ぼし合う世界。かけがえ
のないたくさんの仲間たちと出会い、自身に出来ること、自身の在り方を見つけていく物語。
(血がたくさんでます。)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-21 17:20:37
154524文字
会話率:54%
今宵は雨が降るらしい
あの人はやさしい目をして
この街に
やって来る
最終更新:2024-04-21 14:31:34
210文字
会話率:0%
二人の呼吸。優しくなりたくて今宵は静かに星を見ながら。
最終更新:2024-04-18 07:52:01
223文字
会話率:0%
ああ片思い。今宵は貴女の華奢な指を思い出した。
最終更新:2024-04-18 07:31:20
383文字
会話率:18%
主人公、宵芽 蜜葉(よいね みつは)はどっかにでもいそうな女子中学生。本音を話せる家族も友達もいない。いつも皆が楽しそうにしてるのを見てばっかり。
そんな蜜葉はある日気づいてしまう。自分の言動がおかしいことに。知らないはずの人の名前を口に
出したり知らない地名の場所に行くと言い出したり。まるでバグが起きたかのように_。
その違和感を伝えられる人もいないため悩む蜜葉の前に現れたのは_折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-20 19:03:12
3437文字
会話率:32%
「聖女アイラ・ダイゴイン! 皇太子レクス・メイスフィールドの名において宣言する。今宵、貴殿との婚約を破棄することを!」
皇太子から一方的に婚約破棄された聖女アイラは、自己研鑽を積んで皇太子をぎゃふんと言わせてやろうと決意する。そんな中、そ
れは都合が良いと牧師が近づいてきて……⁉︎
「貴方には勇者の封印を解く、巡礼の旅に出てもらいます」
勇者を封印する鍵を探して冒険の旅に出ることになってしまう。果たして、アイラは皇太子をぎゃふんと言わせることができるのか!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-19 12:45:33
1351文字
会話率:61%
突如として東京上空に現れた巨大な「門」で人間界と繋がる魔境、「冥界」。
僅かな量で世界のエネルギー問題が解決すると言われる物質「冥子」の発見に沸き立つ人類は一方で、「門」から出現する謎の生命体「冥獣」と、異能―厄災―を持った人々「パンドラ
」が確認される。
危険な厄災「門」を持ち、冥獣や様々な組織に狙われるパンドラ 羽宮 希海(はねみや のぞみ)は、無表情・冷酷なパンドラの青年 宵河 六(よいかわ りく)に警護されることに。
厄災の暴走による偏見・差別に苦しむパンドラ、冥界の脅威……
──これは結晶のように重苦しくも美しい世界で、生きる意味を求めてあがき続ける者達の物語。
【注意】こちらの作品はカクヨム,Pixiv,NOVEL DAYSとの重複投稿です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-16 12:29:15
140670文字
会話率:42%
半月があなたのふっくらと笑う口元にみえた
キーワード:
最終更新:2024-04-16 00:28:54
343文字
会話率:0%
吐きたい 気持ちになったから
キーワード:
最終更新:2024-04-03 21:37:47
233文字
会話率:0%
今宵は小望月が綺麗です
過去作ですが今日の月に似合うかなと。
おやすみなさい
キーワード:
最終更新:2022-11-05 01:33:18
226文字
会話率:0%
初夏への心を見つめていると、五月の空、六月の宵、七月の天の川の、場面が映った。その一つ一つに、素直に思うことは、この世は、永遠にあって、この世は、自然を携えていて、自分の生き方もそのようになりたいのだということ。いつか、季節の一つになって、
永遠に好きなあなたを愛せたらいいなぁと、思うのです。折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2024-04-14 12:07:50
297文字
会話率:0%
昨日も今日も、同じようにして、
仕事と家を往復して、誰かの役に立ったかと、思い直してみたなら、雨ほどには浮かばない。ぼくがいて、誰が助かるのか、否定されてきた者は、その感じ方が貧弱で、雨のことだけになっている。
最終更新:2020-01-28 18:35:45
381文字
会話率:0%
夏の宵にたなびく紫は、人の心から立ち上っているのでしょうか。争いの種を撒く人びとは、その紫を見たりはしないでしょう。死ぬまで生きて、生きたら死ぬのは、これこらも変わらないことだから、なるべくなら、日との心から立ち上る紫に目を向けて、ひとつひ
とつ、優しくなろう。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-07-25 20:24:17
326文字
会話率:0%
ある一帯に置いて、無敗を誇った不良がいた。
その不良の名は――|桜木 伶弦《さくらぎ れお》。不良達の間で《鬼人》という通り名で恐れられていた。
しかし、伶弦も人間である以上、死から逃れる事は出来なかった。
伶弦は、とある事件で重
症を負い、その生死の狭間で親友と約束をする。
次第に伶弦の意識は消え、人生の幕を閉じた――
……かと思われたが、死んだはずの伶弦は、何故か意識を保ったまま、謎空間に数十分程放置されていた。
そこに、日本神話に登場する、夜を統べる神――|月読尊《ツクヨミノミコト》から声が掛かる。
月読尊は、伶弦の死後に選択肢を与える。
選択を委ねられた伶弦の答えは、記憶を維持したまま、妖怪や幽霊達が暮らす|現世《うつしよ》の裏の世界――『|幽世《かくりよ》』に転生させてもらうこと。
そんな世界に転生するということは、必然的に伶弦も人を辞めることになる。
月読尊は伶弦にその事を伝えたが、伶弦はそれを了承する。
待ってろよ、右京。俺は必ず、お前の元に戻る!
こうして、伶弦は幽世へと転生した。
✿
この物語は、幽世へと転生した伶弦が再び右京と再会し、約束を果たすまでを記した物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-14 03:24:57
30370文字
会話率:47%
ごく普通な高校生――|如月雫月《きさらぎしずく》が、 いつも通り学校の教室の扉を開けると、急に現れた謎の光によりクラスごと異世界に飛ばされて……おっちょこちょい女神のミスで召喚の際に誤って死んでしまった⁉
慌てた女神は急いで如月雫月を転
生させて……目が覚めると魔物に転生していた!
これは、謎の女神により魔物へと転生させられた主人公――シズクの、愉快な仲間と、慌ただしい敵との戦いと、ちょっとシリアスな異世界ライフの物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-26 13:33:34
278583文字
会話率:55%
バーテンダーを務める後藤優誠は、生まれつき幽霊が見える男だった。短くない人生でずっと幽霊と付き合い続けた彼は、幽霊との付き合い方を心得ている。そんな後藤を頼りに、霊的な悩みを抱えた客が、今宵もバーを訪れる。
最終更新:2024-04-12 13:48:28
8369文字
会話率:66%
毎日を楽しく送っていただけのごく普通の女子高生。
神城ゆいな。
学校帰りに拾ったとある不思議な鏡により、彼女の運命は大きく変わっていく。
異界での生活。
過去の惨劇。
そして恋……。
これは、一人一人の運命の導きによる、物語。
最終更新:2024-04-11 12:29:55
1807文字
会話率:49%
これはとあるバーの人生相談エリアを担当している真宵菊陽の一日である。
最終更新:2024-04-09 20:30:42
1034文字
会話率:56%
一九四四年、世界に『黒い霧』が現れた。
世界の各地に現れては消えるその『黒い霧』は、触れたものを異形の怪物『鵺』に変貌させた。
だが、人類の中には『黒い霧』に感染しても怪物にならず、それどころか超能力を獲得する人達がいた。
彼らは特殊能
力者『アーベント』と呼ばれ、超能力を持つ故に怪物『鵺』を退治する役目を担っていた。
そんな世界になり、百年経った二〇四四年。
日本の都会に四人の少女アーベントのチームが居た。
心を読む大人しい少女、有栖川周寧。
身体能力を高める不良少女、七瀬恋桃。
銃使いのお嬢様、高殿灯雲。
翼を生やす明るい後輩少女、棘園真宵。
鵺退治に勤しみながらも高校生活を送る彼女達に一つの指令が届く。
それは北海道で発見された『能力による焼死体』の犯人を見つけろというものだった。
ーーたった一つの小さな、だけど無視はできない悪意に立ち向かう話。
※本作品は、合同創作企画『ABENSHEE』の中編SSとなります。
本作品だけでもギリ楽しめるかもですが、本作品は基本的に千馬弘久さん著のABENSHEE漫画の主人公の番外編に当たる位置付けなので、以下のURLの漫画を読んでいると一層楽しめるかと思います。(https://www.pixiv.net/user/18168103/series/203218)
他の作品については、Twitterアカウント 『ABENSHEE_情報局(https://twitter.com/abenshee_portal/ )にて随時公開中です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-04 23:22:15
35736文字
会話率:39%