太平洋戦争末期に試作された迎撃戦闘機『震電』。各戦線から選りすぐりのパイロットを集めて部隊が編制されたが、訓練を終えても温存された『震電』は出撃の許可は下りない。
そんな折、訓練中の坂井小隊の目前に現れた超重爆B-29を見事に撃墜するが・・
・。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-03-29 21:26:43
6749文字
会話率:11%
物語の端緒は太平洋戦争末期のフィリピンに遡る。当時のフィリピンは日本の占領下にあり日本兵と共に多くの民間の日本人が住んでいた。その中に自分の夢を求めてフィリピンに渡った夫婦がいた。苦労の末フィリピンで日本旅館を経営するまでになったが次第
に戦況が日本に不利になり、ついにアメリカ軍のフィリピン上陸それに続く進攻が始まった。すでに日本軍には戦う余力はなくフィリピン北部の山岳地帯への敗走を余儀なくされた。旅館を経営していた夫婦もほとんどの財産を放棄して日本軍と共に北に向かったが、その途中、妻は四人の日本兵から乱暴を受けて死亡した。残された夫は生涯をかけて四人への復讐を誓うのだった。日本に帰った夫は再婚し子をもうけたが元妻への復讐心を忘れることはなかった。長年をかけて二人に復讐を果たしたものの自身が高齢となり死を迎え復讐は途絶えてしまう。偶然に父親の真実を知った息子が父親の代わりに残された二人に復讐を果たす決心をした。残った二人は一体どこで何をしているのか、そもそも彼らは生きているのか。そして彼は何故父親に代わって復讐を決心したのか。いくつかの謎を秘めながら物語は進んでいく。
なお本小説は2005年に既に倒産したSPSから筆者自身が自費出版したNTURという名前の小説を元に構成されている。出版会社が倒産した時点でNTURを継承する出版社がなかったため筆者が自由にできる作品となった。そこで今回、題名や内容を変更してここに発表するに至った物語である。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-03-15 00:00:00
82387文字
会話率:8%
太平洋戦争末期に差し掛かる頃、ルーカス少佐はある命令を下される。作戦は呉軍港空襲だった。
作戦を遂行すべく、ルーカス航空隊にはベン中尉とベテラン中尉で構成された少数精鋭の部隊で行うことに。
特にベン中尉は海兵隊に志願したときの同期であり、ラ
イバルであり、相棒である。
そんな二人はすれ違うけれど、訓練や日々一緒に生活するうえで、お互いを知り、認め合うことで友情が芽生えた。
お互いを知っていくことで、音楽や映画などの趣味が似ていてよく遊んだ。
だけど、お互いを知っていくことで、悪いこともあった。そ
れは幼馴染のフェイスを二人同時に好きになってしまったこと。
二人はフェイスを守るため、空を翔るのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-03-03 21:50:28
11093文字
会話率:58%
太平洋戦争末期、疎開先の家の庭にあった病気の桜の木の看病を始めた子供達と桜の木の物語。
最終更新:2017-01-22 12:00:00
13558文字
会話率:34%
太平洋戦争末期、一人の歴戦のパイロットが神風特攻により命を落とした。しかしなぜか成仏できなかった彼は70年後の世界を霊として彷徨うことになる。自分が成仏できない原因を探そうと彼は、生前関わりのあった場所や人物を霊として訪ねるようになる。
最終更新:2016-12-20 19:40:13
917文字
会話率:0%
太平洋戦争末期ある島であった怪事。中隊がどこかに消えた。消息を確かめるために、斥候隊が送られるが、そこで彼らの遭遇したものは。
ジャングルの奥地では価値観が変わる。
最終更新:2016-11-06 14:34:19
2081文字
会話率:34%
太平洋戦争末期、軍令部は大和を中心とした艦隊を沖縄に出撃させることを決定した。各艦には航海安全祈願を願う神「船霊(ふなたま)」の憑代である少女が乗り込んでいた。生還の目がない特攻作戦を前にして、脇役である歴戦の駆逐艦たちは何を思い、何を願
うのか。
艦これや蒼き鋼のアルペジオに影響を受けています。似ていてもあしからず。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-09-21 20:09:50
2033文字
会話率:50%
今あらためて思い返してみても、あの数日間は夢だったのではないかと思ってしまう。
日本が秘密裏に進めている計画。それはタイムトラベルによる過去改変を行い、太平洋戦争末期の原子爆弾投下を阻止することだった。過去へと渡ったのは、史上最高レベルの政
治手腕と称される現日本国首相。
私の受けた指令は、彼の動向と変化していく過去を観察し、報告すること。私はいつも通りに指令を受け、いつも通りそれに従い行動した。そう、いつも通りのことだと思っていた。淡々と、どこか観光気分で時間旅行に出かけ、辿り着いたそこはオーバーテクノロジーの介入した私の知らない過去だった。
そこで私は変わった男と出会う。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-07-03 18:00:00
26026文字
会話率:29%
太平洋戦争末期、昭和20年3月。数えで11歳となる矢崎 一平は東京の下町、深川門前仲町に両親、弟、祖母と暮らしている。一平の家は隅田川から引かれた掘割に面していて、護岸をくり抜き防空壕が作られていた。その壕には毎夜の空襲のため、近所の人達か
ら様々なものが持ち込まれる。そして、3月10日・・・東京大空襲に見舞われた、矢崎家の姿を描く。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-12-03 12:09:30
29442文字
会話率:38%
太平洋戦争末期に登場した日本海軍の高性能魚雷の物語。架空戦記創作大会2015夏の参加作品です。
最終更新:2015-08-31 00:55:49
16343文字
会話率:31%
太平洋戦争末期のガダルカナルを生き延びた私に、「語り部」としての依頼がくる。自らの経験をもって、戦争の悲惨さと平和の尊さを伝えて欲しいと言われるが、私は躊躇する。私には、過去のあの戦いを「語る」資格はあるのか。
戦後70年が過ぎてもなお、一
人の男に深く刻まれる贖罪と答えなき問い。
苦悩を胸にしたまま壇上に上がった男が語った事とは。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-08-09 15:05:30
2674文字
会話率:25%
太平洋戦争末期。主人公、穂積康則は、特攻隊員として出撃した。それを見送る同僚の中に、指揮官の横溝少佐の姿があった。彼の口癖は「死ぬな」。野球部で捕手経験のある少佐は、大学でピッチャーだった穂積に何かと目をかけてくれる存在であった。出撃の途
上エンジントラブルが発生。突然、時空を越えて六十年後の甲子園球場にやって来る。高校野球の決勝戦。穂積は柳瀬という別人の体となって、九回裏ツーアウト満塁という緊迫した場面に投手として立つ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-12-01 23:39:25
15184文字
会話率:21%
静まり帰った海。このどこまでも広がる空には、星々が輝いていた。一橋凌平は伊潜の艦橋で夜空を見上げていた。ー本文より
太平洋戦争末期に行われた、人間魚雷「回天」による特攻をベースとした小説です。
最終更新:2014-02-14 23:05:47
4147文字
会話率:47%
彼女世界大戦の太平洋戦争末期、
北海道は赤い危機にさらされていた!
その中を戦い抜いたある一隻の改装空母、
彼女はどのような道を歩んだのか、
この物語は北方領土におくる、
鎮魂歌(レクイエム)、
最終更新:2014-01-17 01:23:40
10268文字
会話率:32%
太平洋戦争末期、連日敵の爆撃にさらされる日本。
母国と、自分たちの家族を守るため、
命をかけて戦い抜いた人々の物語です。
この命に代えても、守りたい人がいる。
それって、とても素晴らしいことだと思います。
(病気療養中にて暫時休載。申し訳
ありません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-08-30 04:17:05
21695文字
会話率:9%
太平洋戦争末期、沖縄は連合軍の上陸によって悲惨な状態だった。
沖縄軍の司令官、牛島は幾度となく作戦を展開してきたが結局は圧迫され続ける。
そして、6月23日に、ある部隊に情報が入る。
―――牛島司令官が割腹なされた―――
最終更新:2013-05-21 01:32:53
1001文字
会話率:32%
太平洋戦争末期。いよいよ4月1日、沖縄上陸作戦が開始され、大軍に立ち向かうのは疲弊した日本軍と、徴兵された学徒兵、そしてある一人の存在でした。
最終更新:2012-10-07 20:50:45
58180文字
会話率:52%
――世の中は、ただ流れてゆく。
太平洋戦争末期の、昭和二〇年五月。神戸の小さな町で、父親のいない太一郎少年は母と姉の三人で暮らしていた。彼は、“愛国少年の代表”として周りの期待に応えながら、今日もまた、いつものように煩わしい日常を送って
いた。
山の奥にある、“砲台”に出会うまでは……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-06-15 21:00:00
187517文字
会話率:28%
太平洋戦争末期、数日後に出撃を控えた隼人は、最後になじみの娼婦をたずねた。
最終更新:2011-10-16 14:02:30
6767文字
会話率:50%
太平洋戦争末期、種子島東方の沖合いで作戦行動中だったアメリカ海軍空母エンタープライズは二十数機のカミカゼの襲撃を受けた。直衛戦闘機と対空砲火によってほとんどを撃墜したものの、ただ一機だけ残ったカミカゼは雲に隠れながらどこまでも追いかけてくる
。やがて、カミカゼはエンタープライズに狙いを定め、一瞬の隙をついて果敢に急降下してきた。エンタープライズは狂ったように対空砲火をあげる。エンタープライズ艦長タイラー大佐は、自分の魂が闇の深淵へ道連れにされてしまいそうな恐怖を覚え、残酷な自殺攻撃と大量殺戮《たいりょうさつりく》を生み出した人間という存在について深く考えこまざるを得なかった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2009-11-15 21:37:12
15332文字
会話率:50%
太平洋戦争末期、大日本帝国は潜水艦による攻撃しか出来なくなっていた。そんな時、諜報員が重大な情報を得た。「原子爆弾が沖縄に輸送される」巡潜丙型潜水艦、伊号第四九潜水艦は、それを阻止する為に出撃して行った。
最終更新:2010-08-17 16:49:46
5079文字
会話率:61%