俺の名前は叶羽。
この間、高校生になったばかりの十五歳。
中学生の時から仲の良かった(?)友だち:石橋葵と杉本陸哉とも同じ高校に入学した。
中学二年生の時に石橋葵から告白された。
俺は気が進まなくて返事は断っていた。それでも告白してくる葵に
条件を付けて交際することとなった。
中学三年生になると俺は表向きは受験を理由に葵から少し離れた。
その後、無事数人の友だちと一緒に三人とも高校に合格した。
四月から仲良く楽しく高校生活が始まる……はずだった。
高校に入学して連休には葵からデートをしようと言ってきたが返事ができなかった。それでも葵は約束を強引にしてデート当日になってドタキャンをしてきた。
姉ちゃんの仕事…というか連休の間だから仕事というわけじゃない…で一緒に出掛けたら本当であれば一緒にいるはずのない二人が並んで歩いているのを見てしまった。
その後は葵との交際が疑問に思うようになり、俺は悶々とした日々を過ごしていた。
ある日、授業の間の休み時間に高校の空き教室で信じられないものを目の当たりにしてしまった。
俺は驚き過ぎて何も考えずにその空き教室に飛び込んでしまった。
俺に気が付いた葵と口論になり話にならなかった。
これ以上はどんなに話しても平行線になると思った俺は二人とは別行動しようと一人で教室から出た。
早足で教室に戻ろうとしていたが杉本陸哉に廊下ですぐに捕まった。
廊下で大声で喚きその騒ぎで多くの生徒に見られていた。
それでも振り乱しながら言い訳をしてくる葵。
もうこんな関係を終わらせようと思った俺はその場所から離れようと歩き出した。
後ろから腕を掴まれた俺は振り払おうとしたら体勢崩してしまい……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-03 02:30:00
35979文字
会話率:41%
俺はいつの間にかクラスから弾かれた存在になっていた。
それって本当に些細なことだったはずだ。
それ以来、友だちも恋愛もできなくなりぼっち生活をしている日々だった。
最終更新:2021-02-20 21:00:00
1722文字
会話率:26%
放課後の教室で。何気なく拾った一冊のノート。
誰の?
名前も何もないノート。誰のものか確かめたくて、ノートを読んだ俺は、胸が苦しく切なく、泣きたいぐらい、ワケのわからない衝動に駆られる。
「読んだのか? これを」
慌てて戻ってきた
ノートの持ち主。クラスメートの桜町。
「頼むから、このノートのことは忘れてくれ」
そう懇願され、俺も忘れるつもりだったのに。
そこから、少しずつ、少しずつ。
友だち、五木と川成とバカをやるだけの日常が変わっていく。
ついさっきまで見てたはずなのに全く覚えてない夢。自分の体なのに、別の誰かが乗り移ったような動き。不気味な既視感。
歯車が軋んでズレていくように、俺のなかの何かが少しずつ変化してる――気がする。
「頼む! あのノートの小説、もう一回読ませてくれ!」
拝み倒し、どうにかノートを借りることに成功するも、桜町から「これはあくまでフィクションだから」、「読んだら内容は忘れてること」と念を押されて。
(……これって、まさか)
小説の内容と、掴むことのできなかった夢の記憶が、少しずつ重なっていく。遠いとおい昔、戦乱の世にあった、悲しい男女の物語。俺の身の上に起きた、遠いとおい過去の記憶。
(俺の前世って、まさか……姫?)
悲恋の片割れ、千寿姫。瞼を閉じるたびにまざまざと浮かび上がる姫の姿。胸に響く姫の心情。これで俺が姫じゃなければ、誰だったっていうんだ。
(ってことは、どこかにアイツも、どこかで生まれ変わってるのか?)
久慈三郎真保。姫の父親を殺した男。許嫁のいた姫を、領地と一緒に我が物にした、傲慢極まりない男。俺がここに生まれ変わってるってことは、アイツもこの世界のどこかいにるってことか?
千寿姫だった俺と、真保かもしれない桜町と。
前世の俺と、現世の俺と。前世のアイツと、現世のアイツと。
過去と今を巡る、新里千尋と桜町和真の物語。
※ この作品は、PIXIVさまと、アルファポリスさまにも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-26 17:00:00
87349文字
会話率:35%
友だちから、僕とそっくりな小説家の話を聞いた。真相を確かめに、その出版社に向かった。そこで見たものは……。
最終更新:2024-04-26 15:10:47
1873文字
会話率:21%
妻も亡くし、仕事もなくして暮らす日々だったが、友だちの紹介で職に就いたが、やる気がでない。
川宿場村への移住チラシを手に入れた。川宿場村に就職した。
最終更新:2023-11-01 13:39:43
5928文字
会話率:12%
コスプレ写真をSNSにアップしたら、あっと言う間に、スターになった。
だけど、ストーカーに困っている。
ストーカーは、クラスメート。
で、困っていたから、友だちをファミレスに呼び出だした。
最終更新:2023-10-23 10:25:33
2371文字
会話率:30%
君の幸せが私の本懐。
出張サービス二代目店主スーザちゃんが活躍するBy-eve(ビイベ)シリーズ第4作目。
タイトルがこれまでの3作と毛色が違いますが、今回は過去バナ。
管区内で起きた連続眼潰し殺人事件。暮れも押し迫った雪の中、彼は彼女の
ために走り続ける。一家心中の生き残りの少女。ブラックパンダの友だちのホワイトタイガーは月のように嗤う。
架空の名古屋が舞台なので、お詳しい人にはすぐにわかるかと。
このシリーズは5作目で最終話を迎えます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-20 12:58:44
96381文字
会話率:30%
大切な友だちと夢を語り合ったことはありますか?
最終更新:2024-04-19 20:00:00
1947文字
会話率:54%
主人公の芹香は、大学生をやめて、ひきこもりの生活に‥‥。妹の陽菜乃、友だちの遥と比べる毎日に嫌気がさしていた。
そんな毎日から、芹香は、抜け出せるのか?
『日常で世界を変える』の新シリーズがついにスタート!!君は、全ての伏線を回収できるか?
最終更新:2024-04-10 08:46:24
64998文字
会話率:66%
ついに、「日常で世界を変える(瀬戸編)」が!!
定本の幼なじみであり、真波の中学時代の友だちである瀬戸。ついに、伏線の回収がはじまる。
君は、全ての伏線を解き明かせるのか!
最終更新:2024-03-28 19:01:10
69003文字
会話率:65%
ある国の王都で人気のパテスリーのサロンで、公爵令嬢のリリーローズが友人たちと集まって先日あった王弟殿下の送別会での、婚約破棄騒動を話した。それを聞いた友人たちと男性が別れた女性にずっと好かれていると思い込むのはなぜかという話しになっていった
。ただ、お友だち同士で話しているだけの短編です。暇潰しにでもしていただければと思います。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-07 19:14:44
4301文字
会話率:54%
--自分を形作った、ダークヒーローを卒業する。
女性ながらも、自分のことを『僕』と呼ぶ、高校一年生の夕凪晶。
彼女は、友だちや恋人をつくるといった人並みの青春を謳歌するため、
内気な自分を変えてくれた存在でもある『ダークヒーロー』を卒
業すると決めた。
拒絶的な言葉遣いや皮肉を抑え、たいした理由もなく遠ざけていた同級生とも距離を縮めるために努力した。
しかし、思うような成果はなく、晶はクラスで孤立したままであった。
そんなとき、晶は自分と同じようにクラスから浮いている同級生、北宿雪姫とひょんなことから親交を深めていくことになる。
彼女の歯に衣着せぬ物言いに辟易としつつも、自分がかつて憧れた存在、ダークヒーローと同じ強さを持つ雪姫に晶は心を惹かれていく。
相変わらず、友だちもできなければ、恋人もできない時間が続いたが、晶は雪姫との日々にある種の充足感を得て過ごしていた。
だが、ある日、晶のことを好きだと言う同級生が…しかも、女子が現れて…晶と雪姫の関係は変わり始めてしまう。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-24 18:00:00
61866文字
会話率:31%
人より勉強が出来て、ほどほどに部活も楽しんでいる高校生、梔子絢香。
彼女は、忘れ物を取りに放課後教室に戻ったときに、つい出来心で寝ている派手な同級生、
鍵谷花音の頭を撫でてしまう。
それがきっかけで、梔子と鍵谷は放課後のわずかな時間を共
有することになるのだが、
二人の前に、鍵谷の友だちである派手なクラスメイトや、現代文が苦手、という壁が立ちはだかる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-07-24 20:00:00
17662文字
会話率:25%
田舎だが伝統ある高校に進学した安楽土 青(あらと せい)。
色々あって結局帰宅部に収まり、友だちもできて1年が過ぎようとしていた3学期のある日、いつものように友達の斉藤 高志(さいとう たかし)と購買で買った昼食とともに空き部室に行くと偶然
あるものに気づく。
それは表紙全体が薄茶色に変色した大正時代の化学の教科書だった。
何気なく手にとってみると、小さなノートのような切れ端に複雑な化学式のようなものが書き記してある。それをまじまじと見ていた次の瞬間---。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-23 14:00:00
42880文字
会話率:62%
ねこには集会というものがある、と女の子のお友だちから教えてもらったぼくは、彼女と一緒に集会を見学する事にした
そこでふたりのこころにすこしだけ何か変化が起こり。
最終更新:2024-03-20 21:43:44
963文字
会話率:21%
魔王討伐の帰路、私はともに旅した聖女にお友だちになろうと告げた。
そして、手ひどく拒絶された。
「あなたのことが嫌いだからです」
怒り、憎悪、嫌悪。
私は彼女を何も知らなかった。
その生まれも、育ちも、未来も…
※カクヨム同時掲載
最終更新:2024-03-09 16:30:47
267515文字
会話率:27%
小学5年生のケンジは、友だちのサトルに洞窟探検を提案される。その洞窟には巨大ロボットが眠っているとサトルはいう。
サトルの妹で小学1年生のミオと3人で洞窟に入っていくが、ケンジはサトルの自由な行動に翻弄されてしまう。
結局、洞窟にあったもの
とは。巨大ロボットの正体とは。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-03 22:53:48
3229文字
会話率:44%
警視庁に勤める僕の元へ届いた一本の電話。それは少年時代をともに過ごした友だちからのものだった。数年ぶりに彼が伝えるのは大切な妹の所在。僕は再びその扉を開く。
最終更新:2024-03-01 20:28:38
29276文字
会話率:47%
ぼくはリビングでうとうとしながら『かごめかごめ』の唄を「鶴と亀が転んだ」と口ずさみ、娘から「鶴と亀は滑ったんだよ」と訂正された。ぼくには大切な友だちを裏切って転んだ暗い過去がある。
ぼくは、UFOからツチノコまで不思議な事であれば何でも
扱う雑誌『ユニコーン』のライターである。山形県黒鷹町の地域おこし協力隊員から、町に「隠れキリシタン」とその埋蔵金の情報が送られてきた。実際、今でも「隠れキリシタン」がいるそうだ。そこでぼくは後輩のスズちゃんと一緒に黒鷹町に取材に行くことにした。黒鷹町では、地域おこし協力隊員の佐和山が中心となって「隠れキリシタン」を町の観光資源として活用する計画を進めていた。キリシタンを弾圧した拷問の体験ツアーを組み込もうとしている。一方で、佐和山の計画を壊そうとする者たちがいた。かれらは自分たちを「転び切支丹」の末裔だと名乗っている。そしてこの転びキリシタンの集団の中に一人だけ江戸時代から続く真の「隠れキリシタン」が潜伏しているという。荒唐無稽な、傷ついた者たちの悲喜劇が始まる。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-28 00:00:00
236256文字
会話率:44%
東京駅の地下で友だちと待合せをしている男がいる。夕方6時に待合せしていた。友だちのナインと男は同じ大学を20年前に卒業したが、5年ごとに会っていた。男にはナインと会ってもかれがわかるかどうか一抹の不安があった。ナインは会うたびに極端に痩せ
たり太ったりを繰り返し、毎回容貌が変わっていたからだ。ナインはなかなかこなかった。男は待っている間、他人をナインと勘違いし、勝手な妄想を働かせて、ナインをひたすら待ち続けた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-10-15 00:00:00
26532文字
会話率:38%
りんくんは小学一年生です。お父さんとお母さんの3人で暮らしています。りんくんには心配事がありました。お母さんから、これまで3人で寝ていたけれど、そろそろ一人で寝るようにと言われたのです。友だちのけんちゃんとさやかちゃんも一人で寝ているそう
です。それで、りんくんも一人で寝る覚悟を決めました。しかし、一人で寝ることに特別な心配事がありました。それはお父さんが寝言で「ピロピロピィ」って言い、お母さんが「ピルピルピィ」ってこたえるのを聞いてしまったことです。お父さんとお母さんは鳥かもしれないし、宇宙人かもしれません。もしかするとぼくが寝ている間に鳥星人になって、ぼくを置いて二人で宇宙に帰ってしまうかもしれません。それともぼくも一緒に他の星の学校に転校しなければならないのでしょうか。ぼくは宇宙語を話せません。ぼくは誰にも打ち明けられず、日々悶々としています。夏休みにりんくんたちはお父さんの実家に帰省しました。そこでおばあちゃんから「ピロピロピィ」の秘密を聞き、りんくんは「ピロピロピィ」にまつわる不思議な体験をしました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-08-04 00:00:00
9085文字
会話率:0%
友だちから聞いた話です。
最終更新:2024-02-24 08:00:00
235文字
会話率:0%
※他サイトからのセルフ転載です。
学生寮に住む『僕』は人と関わるのが得意ではない。人は心が分からなくて、それがとても恐ろしいから。
対照的に、ルームメイトの『彼』は社交的で友だちも多い。
けれど彼には、秘密があった。
最終更新:2024-02-21 22:00:00
28599文字
会話率:14%
失恋したので、友だちと夏祭りで爆食デー開催。なんて考えてたのに、気がつけば恐ろしい夏祭りにきていた。
そこで出会った、白い髪の毛が目立つ、緑の着物の男の子がこの夏祭りを無事抜け出せるように助けてくれることに。
タイムリミットは、夏祭りのシメ
の打ち上げ花火。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-20 20:00:00
27254文字
会話率:39%
なんでもコピーできる能力を持つ冴島大輝。
突然の事故で家族をなくした彼は、一人海外へ。
金も武器も薬物もなんでも増やせる彼は、
最大最悪のマフィアのボスに気に入られる。
すべてを無くした青年が、すべてを手に入れる物語…
最終更新:2024-02-19 14:44:28
13041文字
会話率:61%
「お友だち、いりませんか?」
北村太一(23)は、人生で一度も友達が出来たことがない。
身内もおらず、誰からも必要とされず、孤独で鬱々とした日々を過ごしていた。
そんなある日、自らを悪魔と名乗る美少女・ヨルが部屋に訪ねてくる。
彼女と悪魔
契約を結んだ太一は、代償と引き換えに市民10万人と「友達」になるが……。
★毎日18時に更新
※「カクヨム」「アルファポリス」にも投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-17 18:00:00
105451文字
会話率:37%
【大賞を受賞した作家に起きる、懐かしき友情と淡い想いの物語】
ネット小説大賞を受賞した作家・叶夢沙織は、担当編集のアドバイスに従い、旧友たちと連絡を取ろうとする。
埋もれていた高校卒業のSNSグループへ、受賞を告げた。
再開される、懐
かしき友だちとの交流。
変わらぬ、やりとり。
受賞作を読者として楽しむ友だちを眺めながら、彼女は気づく。
そして、知る。
ずっと応援されていたことに。
それに気づいた時、彼女の取った行動は?
☆「SNS上のやりとりで展開される、どこかで起きてそうな物語」をお楽しみください。
☆カクヨムでも同作を掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-10 21:00:00
7691文字
会話率:5%