──世界最悪のパンデミックが突如発生した未来。
原因不明の病が全世界を襲い、謎のウイルスで埋め尽くされた、病原体の死地へと姿を変えていた世界。
そんな現状を知ることなく、死地へ変わる前から隔離され、余命宣告の最後の日を隔離病室のベットで
黙想していた一人の少年。
余命宣告通り、周囲の医療機器が一斉に悲鳴をあげ、警告ランプを点滅させるのを横目にしながら、次第に意識を失い始める。
完全な暗闇に呑まれるその瞬間、自身の前に何者かが立っているのを垣間見るのだが…………。
幻影か、駆けつけた医者か、何者かは分からない。
脳裏にわずかに響く声が聞こえたが、同時にそこで全てが途絶えてしまった。
──パンデミック。拡がり、繋がり。それは感染症のごとく蔓延していく。
これは俺の死後だろうか。
不条理にも感染してしまった、その辺の高校生の話だ。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-07-25 00:00:00
14120文字
会話率:35%
皆さんは「しんさん」の噂話をご存知でしょうか。
学校の屋上で生き物を殺すと現れるという、中学生くらいの男子の幽霊の話。
その幽霊を見ると祟られ殺されてしまうそうです。
しかし噂も噂。
その生き物はペットじゃないといけないとか、はた
また蟻や蚊でも現れるとか。
昼間でもいいとか、夕方じゃないといけないとか。
祟られるのは殺した人だけだとか、その場に居合わせた全員だとか、それどころかその学校に在学している生徒全員だとか。
伝聞が伝聞を呼び、気が付けばパンデミック。
それもそうでしょう。
屋上に上がれない学校も少なくないのですから。
今回お話しするのは、そんな「しんさん」に関する一つのエピソード。
最初の被害者に関する逸話でございます。
或いはそれも与太話なのかもしれません。
所詮はピエロの譫言に過ぎませんので、真面目に聞くようなものでもありません。
勿論お代は結構でございます。
※この作品には暴力的表現が含まれています。
※市村潤視点と三人称視点の二つの視点から話が展開され、
市村潤視点では各登場人物の名前を呼び捨て
三人称視点ではフルネーム
となっております。
※文字数の制限上、一つのページの中で
<い>プロローグ
<ろ>前菜
<は>メインディッシュ
<に>エピローグ
という形で展開させて頂きますので、
「メインディッシュだけで十分だ!」
という方はページ内検索機能から「<は>」と検索の上、閲覧ください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-07-23 20:00:00
10362文字
会話率:26%
ゾンビがあらわれるようになって半月。
避難生活にも慣れてきた所で、生徒会長がある日、奇妙なラジオ放送を耳にする。
断片的なそれは、町を閉鎖すると言うものだった。
角野順《かどのじゅん》は、町が閉鎖される前に脱出の手段を見つけるか
、ここで生活するための物資を集めるため、ゾンビのはびこる町へと自ら志願して出向いて行く。
今作は小説投稿SNSサイト『のべぷろ』とのマルチ投稿であり、同時に同サイト内でのホラー小説企画として投稿した作品になります。
今企画は、いくつかの共有するスポットや設定などを下敷きにして、作者ごとに、それぞれの作風を活かした物を投稿しようと言う企画でした。
本作はその中の、日中まさひろ版と言う位置づけです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-07-22 12:00:00
100119文字
会話率:28%
この地を去った彼らを待つ、たった一人の私の記憶。
最終更新:2015-07-18 19:33:39
1100文字
会話率:3%
テレビゲームが好きな女の子、道乃木ナナはゲームが好きなことを周りの友達に内緒にしていた。ある日、オンラインでゲームを楽しんでいると一人のユーザーから「助けて」の一言。そこからナナは謎の騒ぎに巻き込まれゲームと同じエイリアンに襲われる。エイリ
アンが大量に出現した世界で、ナナとその周りの人々は生きていけるのか…折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-07-08 04:53:40
37523文字
会話率:59%
2052年、日本――――。
世界のトップに君臨するほどの権力を身につけたこの国は、突如として終末を迎えようとしていた。
とある研究所から漏れ出した、致死率100%の殺人ウイルス。それは瞬く間に日本中、世界中へと拡散し、パンデミックを引き起こ
した。
混乱し、完全に秩序のなくなった世界で、愛する人を救おうと必死に戦う者たちがいた。
生きるとは、愛するとはなんなのか。
そして、人類の運命は――――?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-06-27 21:47:31
263文字
会話率:0%
長きにわたる乾湿戦争が終結してから十五年。
中央大陸が新たな魔獣病や諸国の動乱に直面する中で、人々は再び命運をなにに託すのかを迫られていた。魔導に己を賭ける皇太子。世を捨てた女剣術士。古びた魂に囚われた男。信仰に生を視る剣術士。物語は
終われども命は尽きていない。生き延びた者たちは傷を抱えながらも厳しい時を生き抜こうとしていた。
だが忌地ローレッドで育った少女、イルファン=バシリアスが火の都の記憶を視たとき、十界法則はいま一度それぞれの運命を綴りはじめる。かつて完結した物語の、真の結末を知るために。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-06-24 16:17:16
714157文字
会話率:30%
目が覚めたら、二足歩行の動物しかいない世界が広がっていた。世界は、人類の代わりに高い知能を持った動物が支配するようになっていて、私は自分の名前どころか“何故こんなことになっているのか”すら思い出せなくなっていた――これは、愛玩人間として百獣
の王に飼われる事となった私のお話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-06-19 22:00:00
82857文字
会話率:47%
「蟻が毒を運んできた」
そう称されるのは一つの疫病の流行であった。蟻や感染者に触れると感染するという避け難い感染経路と方法に、人類に対応する間も無く、その9割は瞬く間に死滅してしまう。
人々は食料を奪い合い、殺し合い、騙し合う。そのよう
な世界へと変貌を遂げた。
そんな中、白沼路人は自らに疫病の抗体ができていたことに気が付く。
成り行きで女子学生三人を保護することになり、キャンプ場を拠点とした生活を始めるのであった。
終末世界を舞台としたどこかコミカルなサバイバル物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-06-13 20:10:18
304256文字
会話率:25%
降り注ぐ矢の雨を気迫(大声)で吹き飛ばし、迫りくる大規模魔法の嵐を圧倒的な膂力(風圧)で吹き散らし、圧倒的な数の暴力(約5万人)で迫り来る敵を追い払うどころか豪快に笑いながら追いかける(31人)。
全ては筋肉の力なり!
最終更新:2015-05-21 03:56:14
2051文字
会話率:67%
私立開花高等学校付属・小中学校小等部五年一組。委員長を務める煌星那菜(きらほし なな)は、容姿端麗頭脳明晰、クラスの中心的存在である。六人の幼馴染みと共に送っていた平凡な生活は、七月一日を境にして崩れ去った。
選ばれし者『アリス』と、選ばれ
無かったもの『グリフ』。そしてその裏に隠された何者かの野望。
幼き少女達が戦いの果てに描く未来図は―
幼き少女達の魔法少女としての日々を描いた物語。
※友人のテーマリクエストを元に描く作品です。10話以内で完結する予定です。
おおまかな構想はありますが第2話以降の投稿時期は未定ですm(__)m
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-05-16 20:21:31
6984文字
会話率:33%
富士山が噴火し、謎のウイルスが蔓延し、閉鎖された山麓の街で、必死に生きた人のエピソード集。
最終更新:2015-05-15 03:43:47
2355文字
会話率:9%
退屈な講義を聞きながら、いつものように眠りに落ちたその日。
世界は急変した――。
伊東皐月、大学二年生。
ただ漫然と平凡な毎日を送っていた彼女は、死が身近に迫る異常事態に突然放り込まれる。
人を食らう化け物が蔓延る地獄と化した大都市東京。
出会った仲間たちと協力し、安全地を目指す。
生きてまた大切な家族と再会できることを願って……。
***
主人公は女子大生、一般人目線のゾンビパニックものです。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-05-06 22:59:33
241008文字
会話率:53%
【プライムノベルス様より大幅に加筆修正して書籍化しました】これまでの応援ありがとうございます。
環境汚染の続く某国で発生した致死性ウィルスの感染爆発。
やがてウィルスは人間をゾンビへと変化させ生き残りの人間を襲い始める。
家族思いの自衛官と
、血が苦手な医者と、知恵と工夫と日用品で闘い続ける引きこもりニート、この3人が今日を生き抜くために闘い続ける話です。
最初は歩くだけだったゾンビは走るようになり、やがて銃弾を弾くようになります。最近では火を吐いてます。
*残酷な描写が入りますので苦手な方はスルーしてください。
ツィッターもやってます@mosgen4989
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-05-06 18:03:25
251648文字
会話率:27%
2050年春、ありとあらゆる感染症が流行を始め、世界的なパンデミックが発生する。免疫学の権威、美馬憲介教授は、スタッフとともに最新医療センターのラボで、感染症のメカニズムの解明と治療に取り組んでいた。
しかし、その最中に美馬が死亡するとい
う事件が起きる。感染症を克服する、謎の新薬。研究データの漏洩。混乱の果てにあるのは、人類のユートピアか、それとも終焉か折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-04-23 16:12:13
8446文字
会話率:55%
研究所で事故が起き、ウイルスが流出したことでこの世界の人間のほとんどはゾンビとなってしまった。僅かに生き残った人間達は食料を求めて移動しながら各地でゾンビとの戦いを繰り広げていたが、食料に困っているのは何も人間だけではない。ある洋館に潜む吸
血鬼たちは餌となる人間がいなくなってしまったことから餓死の危機に瀕していた――折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-04-19 16:27:33
4473文字
会話率:57%
時は2160年。ハイテクノロジー化が進み、アフリカなどの貧困も解消され、工業分野も追いついてきた。
そんな社会に不満を持つ一人の少年があるウイルスをばらまき、それが発端となって全世界は恐怖に陥る。全世界は協力して、このウイルスに立ち向かうこ
とができるのか?
僕(スーパーヤサイジン)の処女作です。パンデミック系で、1週間に1度くらい更新できたらと思っています。(できる限り早くしますが)よろしくお願いします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-04-06 09:40:30
6781文字
会話率:21%
極彩色の蝶が再び人のいる町にやってきた。人の体をゆりかごにして増える蝶。蝶の襲来に対して対処していた私が。。。。
最終更新:2015-03-20 23:11:23
3435文字
会話率:45%
真田仁は高校に通う道を自転車で通っている最中に異世界に召喚され、御約束の如く勇者として魔王討伐の旅に出る。
旅に出て三年。艱難辛苦を乗り越え、無事魔王討伐を果たし、元の世界に戻る。
無事に戻ったが、異世界から帰った反動か、体が衰弱しきって
おり、いきなり病院直行で入院。
リハビリしつつ学校生活をなんとかおくり、数ヶ月が経過。
学校に登校した所から、また物語は動き出す。
ハルと申します。
読んでいるうちに書きたくなったので、書いてみました。
ちょっとだけチート(?)のパンデミック物です。
魔法は無いです。でも主人公の能力と装備は非常識です。
作者はか弱いので生暖かい目で読んで貰えるとうれしいです。
あと遅執の為ゆっくり待って貰えるとうれしいです。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-03-14 00:21:54
33657文字
会話率:29%
各所で様々な議論が行われる中、その中でも特に危険視されているのが「再犯率の高さ」だ。刑務所に服役していた囚人が刑期を終え出所してから、一年以内に再び犯罪を犯す確立が近年大幅に上昇しつつある。
その問題の大きな原因の一つとして挙げられるの
が、世界的なハイテク化の結果生み出された「安全意識の欠落」というパンデミックだ。そして、大きな原因として挙げられるもう一つの要因が、同じくハイテク化によって生み出された「貧困層の深化」である。
ハイテク化の恩恵を受けられた人々のほとんどが、裕福な生活を送ることができる。しかし、一方でこれらの恩恵を受けられなかった者に待つのは、もはや時代錯誤という他ない、そんなひどく低俗な暮らしだ。
貧困によって生死をさ迷う者達は、生き延びるために殴っては奪い、騙しては奪い、惑わしては奪い、時に自身を削ってまでも何かを奪った。そんな彼らもやがては捕らわれるが、大抵の場合は数年で釈放となる。
そして外に出てきた犯罪者が、以前とほとんど変わらない現実を見て再犯に走る、悪循環。
しかし、最近になってようやく政府が動き出し、それらの暴動に対して政府が対策案を発表した。
これは服役中の囚人に特殊な機械を装着させて、囚人の精神だけを仮想世界に送りこみ、その世界の中で囚人達の更生を図るという物である。
現実世界に直接的な影響がほとんど無い事や、仮想世界ならではの様々なアプローチが可能な点で話題を呼んだが、同時に倫理問題などの意見も多数上がっていった。
そんな状況の中、決して少なくはない反対派を黙殺して強行された「第一回 囚人更生プログラム」が約二年三ヶ月という期間を経て終了する。
そして、第一回目の実験が終わってから約一年半がたった今。
新たに行われる「第二回 囚人更生プログラム」に巻き込まれた六人の物語が始まろうとしていた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-03-11 05:39:34
19950文字
会話率:28%