俺は腐り木。
ただそこにいるだけの人間らしく人間らしくない人間。
考えることも疲れるし無駄だから眠っていたい。
自分がおかしなことぐらいは分かってる。
最終更新:2022-08-07 00:07:28
929文字
会話率:0%
カイルは見た目はいかつい男だが、中身はいたって平和主義。戦い争い大嫌い。痛いのも怖いのも嫌だから。
結婚願望はあるのだけれど、男らしくない職業『料理人』ということもあり、まるで女の子にはモテていない。
すぐそばに典型的な女の子の理想を具現化
しているイケメン剣士の親友、レイがいるせいかもしれないが。
女の子にフられつつも平和にギルドの食堂で料理を作る毎日を送っていたが、ある日何気なくくじをひいたら、それは勇者を引き当てるおみくじだった。
「こんなの聞いてねえよ!返品だ!」そうわめくが勇者になる運命は当然ながら返品不可。
とりあえず時間を稼ごうとしていたところ、普通なら現れることのない魔物『亜龍』が表れて……。
※Vチューバ―幽焼け様主催「短編小説ガチンコタイマンバトル」のエントリー作品です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-01 06:54:21
23358文字
会話率:39%
日笠ヒマリ(ひかさ・)は、この街を縄張りとする吸血鬼である。
定期的に人間の血を吸わないといけないのと、運動神経が優れていることを除くとあまり吸血鬼らしくない、今どきの女の子だ。
ヒマリはいつも自分に新鮮な血を売ってくれる、「時計フェチ」
の黒髪少女の白坂雪音(しらさか・ゆきね)と(本意ではないが)意味もなくつるんでいる。あまりカッコつけるのは好きじゃないくせに、まるで「町中警察」でもなったかのようにこの街を見守る(そんな気分を味わう)こと、それがヒマリの毎日の楽しみだった。
ここに非日常なことは自分と白坂、この二人しかありえない。
変わりもない穏やかな毎日を過ごしながら、ヒマリはずっと、そう信じていた。
・・・
だが、ある日から突然、ヒマリの日常はだんだん変なものになってゆく。
いきなりやってきた、自称「非日常を連れてくる」お嬢さんとのへんてこな出会い。
それから急に始まった、どう見ても謎とは無縁の、冴えない男の体の「中」に無理やりに入られること、続々登場する変人たち、その人たちにとっかえひっかえされる冴えない男の体。それに肝心の、「その冴えない男」の中の人(であるはずの誰か)はまったく不明。
今まではなかったはずの謎、そして、これまたいきなりすることになってしまった廃校侵略ー。
わたしの縄張り(テリトリー)で、こんな胡散臭いことを放ってはおけない。ましてや、自分の知らないことが一つでもあるなんてありえない。
そう思ったヒマリは、結局この「どう転ぶかわからない面倒な出来事」にどんどん巻き込まれてゆくー
本作は、個人サイト「Lirues lab. 」にも連載しております。
提供・ Lirues lab. /月島健太郎構成員一同
<各章の説明>
基礎知識/これを順番通り読んでおくと、あとは本編のどこから読んでもオッケーのはずです。
本編/ここからは基本的に、お好きなエピソードだけ読んでいただいてもかまいません(ただし、エピソードに数字がついてる場合には、その順番でお読みください)。
よくわからなかったら、一応順番通りに読んでみてください。基礎知識の章を読み終えたら、あとはどんな感じで読んでいただいても大丈夫です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-26 22:58:39
116167文字
会話率:48%
月夜に目を覚ますと、動く死体になっていた!?
自身の残酷な変化とハプニングに叫びながら思い出したのは、婚約破棄&目の前で他の女性との結婚発表、の後に死んだこと。
――いいでしょう。なら、二人を恐怖のどん底に突き落としてあげましょう!
意気揚々と町に向かう主人公だったが――。
ちょっと抜けていて、変に素直で、流されやすくて、どこか悪役らしくない主人公のコープス・ブライド物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-06-11 13:18:45
17065文字
会話率:47%
高身長・鋭い目つき・小さな胸・遠慮のない物言い。
女らしくないことがコンプレックスのマチルダは、姉の代わりに同盟強化のための政略結婚をすることになった。
相手方の国には後宮があることから、形だけの結婚だと思い込んでいたのだけれど。
会うたび
に、話をする度に、募る想いにマチルダは。
※この作品は、『共通恋愛プロット企画』参加作品です。
※相内 充希さまの異世界恋愛プロットを使用しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-06-01 00:08:32
12537文字
会話率:39%
女騎士として剣を振るう主人公ウィルマ。
彼女が仕えるのは、王宮の片隅に追いやられた不遇の姫君。ウィルマは初めて出会ったあの日から、姫君のことを心から大切に思っていた。
あるとき姫君は、敵国へ輿入れすることになる。結婚とは形ばかりのていの
いい人質。それを知ったウィルマは、主人が望むのならば、自分の命に代えても彼女を自由にしてやろうと考える。
姫君に逃げ出したいか問いかけるウィルマ。ところが姫君は、逆にウィルマに対して奇妙な質問を繰り返してきて……。
女らしくないことをコンプレックスに感じているヒロインと、生き延びるために性別を偽って暮らしてきたヒーローの恋物語。ハッピーエンドです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-08 23:54:17
6000文字
会話率:63%
ふたりのその距離は、自分らしい感じではないから
最終更新:2022-05-05 06:23:45
343文字
会話率:0%
君はキミなのだろうか、恋をしたことを思い出す
最終更新:2020-03-20 15:19:30
348文字
会話率:20%
統計学上、恋する傾向、自分らしくない
最終更新:2020-02-15 09:21:11
431文字
会話率:0%
派遣聖女第4弾。相変わらず普通の聖女らしくない聖女が今回も派遣された。
女性の地位向上の為、シングルマザー少しだけお手伝いいたします!
最終更新:2022-04-22 00:50:18
3830文字
会話率:4%
彼女は今日も駆ける――魔物に向かって。
「異世界の孔」。それはこことは異なる世界と通じる孔のことである。
孔からは大量の魔物があふれ出し、国々を、そしてそこに住まう人々を苦しめていた。
そんな中、ヴェルシュ王国は小国ながらも魔物の脅威に
打ち勝ち続けていた。
原動力たるその女性の名はシャーリー・アージュ・リシャール。世界に数えるほどしか存在しない精霊師であり、精霊の力を借りて魔物を屠り続ける彼女はまさに最強。
国の人を身を粉にして守り、誰よりも強い彼女は、人々の尊敬を集める存在である――本来であれば。
しかし彼女が褒め称えられることもなければ感謝を述べられることもない。なぜなら彼女は「裏切りの姫」だから。
父の犯した罪を背負い、国中から蔑まれながらも戦い続けるシャーリーだったがある日、意図せずとある精霊を召喚してしまったことで状況は少しずつ変わり始める。
運命に枷をはめられた彼女が精霊らしくない精霊と共に抗うアクションファンタジー、ここに開幕!
※「魂喰いのアーシェ」(完結済み、https://ncode.syosetu.com/n6470gc/)もどうぞ宜しくお願いします!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-04-18 21:37:07
170162文字
会話率:46%
ここは、モンスターに転生した元人間たちが、
〝最高にモンスターらしく殺されれば、人間に転生し直して地球に帰れる〟
という異世界。
現代日本で死亡した者たちは、人間に転生し直して日本に帰るために、モンスターらしく勇者たちに殺されよ
うと奮闘する。
が、その度に、彼らを異世界転生させた者の声――〝天の声〟が、脳内に響く。
<モンスターは、そんな風に怯えない>
<吼え方がモンスターらしくない>
<動きがモンスターっぽくない>
<何か気持ち悪い>
〝天の声〟は、このような理不尽な理由によって、再び彼らをモンスターとして生き返らせるのだ。
さて。
とあるダンジョンに、モンスターらしく勇者たちに殺されようと奮闘する元人間のポンコツモンスターたちが、三匹いた。
他者を利用する事しか考えていないゴブリンの正助。
勢いだけで突っ走るスライムの熱男。
そんな二匹をネタにしたBL漫画を描く事に没頭して、戦闘に参加しようとしない腐女子オーガの楓子。
果たして、ポンコツ三匹は、人間に転生し直して日本に帰る事が出来るのだろうか。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-03-29 19:38:28
128584文字
会話率:37%
灯台守男爵、サム・ロイドとその妻ベル・ロイドの一生を短編にまとめました。
ある小さな島にある灯台の管理を国から任されている男爵。灯台守男爵の一人ロイド家のサムは、貴族学校で知り合った貴族らしくない令嬢ベル・ライリーにほれ込む。
はじめはすれ
違う二人だが両想いであることでオシドリ夫婦になっていく。
本土から外れた島で、愛をはぐくみ子を育てる二人の、愛し合う夫婦の視点が入れ替わりながら進んでいく物語です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-03-14 23:15:39
16741文字
会話率:20%
「ゲラゲラコンテスト4」参加のショートコントです。
天国に来たコンビニ深夜バイトの男と天使らしくない天使の会話。
来世プランニングの行方は?
最終更新:2022-03-10 03:36:39
1971文字
会話率:2%
数年前、人間世界に突如として出現した魔王城。抵抗虚しく瞬く間に人間は蹂躙され、世界が掌握されるのも時間の問題だった…。そんな魔王城にて経理のお仕事に励む悪魔らしくない悪魔、アーギリスト。慌ただしく、生死を左右するトラブルも尽きないが、彼は生
きがいある幸せな日常を送っていた…。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-03-06 11:57:41
171971文字
会話率:49%
嫌われないように、周りと合わせるために笑って笑って笑っていた。笑っていないと私らしくないと言われ、いつしかにこにこと笑っていることが私らしいことになっていた。
偽りの自分をつくって過ごしていたらいつしか自分が分からなくなった。私らしいっ
てなに?本当の私ってどんなだっけ。
自分が分からなくなって、息が詰まる。どうしたら、どうしたら楽になれるのか。
そんな時に私をみつけてくれた男の子。
これは私が私を取り戻すための物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-02-27 22:18:16
885文字
会話率:0%
箱らしくない箱。
収納するためではなく、跳躍するためにつくられた箱。
とび箱は、箱らしくない自分に悩みを抱えていた。
最終更新:2022-02-21 18:08:03
493文字
会話率:0%
大陸古語で<神に見放されし大地>と綽名される国家――魔物が蔓延る広大な大陸で、唯一魔物に対抗する力を持つ存在たるその国は、『侵略王』の異名を取る現皇帝の治世の元、過去最大の繁栄を遂げていた。
幼い第六皇女ミレニアは、亡き母の代わりに、偉
大なる父王の寵愛を一身に受けながら、その小さな胸に密かな野心を抱いていた。
それは――帝国初の、女帝となること。
皇族としての誇りを胸に抱いて、神童と呼ばれる頭脳と、およそ子供らしくないと呼ばれる冷静な振る舞いで、野心を叶えるために必死に努力を重ねていたミレニアは、ある日、父と共に訪れた闘技場で、一人の奴隷と運命の出逢いを果たす。
ミレニアは、その美しい紅玉の瞳に魅せられて、十年抱き続けたたった一つの野心すら擲ち、必死でその男の手を取った。
それは、二人の、終わりの始まり。
運命の邂逅は、複雑な糸を絡ませ合って、破滅へ向かって走り出す――
隷属系男子×高潔なお姫様のシリアスファンタジー。
文字通り、命を懸けた”無償の愛”の物語をお楽しみください。
※この作品は、奴隷制度が当たり前に施行されている国家が舞台となっています。作中、身分差別が当たり前のように浸透している描写がありますが、あくまでフィクションです。当たり前ながら、現実世界においてそうした思想や行為を容認・推奨するものではありません。差別・ダメ・ゼッタイ。
※作者の過去作品『聖女転生物語』の世界と一部リンクしているような描写がありますが、過去作と場所も時代も全く異なるお話となっていますので、過去作未読者でも全く問題ありません。過去作既読であれば、ニヤリとする場面が多くなる、という程度です。
※活動報告で、定期的に裏話的な小話を書きます。気になる方は覗いてみてください。
※カクヨム様にも転載しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-01-22 00:00:00
827067文字
会話率:42%
私はいつも思う。この言い方でよかったのだろうか、と。キツくないか、嫌味たらしくないか、恐くないか。注意一つするにあたっても色々考えるのだが、優しすぎるのも良くないよなぁとも悩んでいる。
最終更新:2022-01-04 02:00:35
2914文字
会話率:59%
ピーマンの苦味に悶絶し前世の記憶が戻った。転生先は前世でアホほどプレイしまくった乙ゲー世界、しかも悪役令嬢ってマジですか!?
このままだと将来は破滅へとまっしぐら、最初から人生終わってるとか嫌なんですけど!? 『俺様婚約者? イラネ!』『シ
ナリオ? 無視だ、無視!』前世での記憶を頼りに破滅フラグなんて片っ端から叩き壊してやんよ! 目指すは破滅とは無縁のハッピーライフだ!
(ゲームでは嫌われてた)兄さまにベタベタの甘々に構ってもらって、(取り巻きじゃない)お友だちを作ってキャッキャウフフする!
……って決意した私にできたお友だち、まさかまさかの転生者でした! 嬉しすぎて泣きそうです! ……嘘! 速攻で泣きました!
これは悪役令嬢に転生した主人公が仲良し家族生活を送ったり、同じ転生者であるお友だちと友情を育んだりしながら破滅を回避し、幸せな未来を目指すお話です。割と色んなことをやらかすおおよそ令嬢らしくない破天荒な転生悪役令嬢となっております。
魔法はへっぽこ設定だったはずがなぜか才能有りのようで、おもちゃ箱をミミックにしたり、サシェを笑い袋にしたりと思いつきで好き勝手やってます。
基本明るく、ざっくりテキトー、ほのぼのを前提に、時々シリアスだったり、切なかったり、もだもだしたり……と様々ですが、全体的にコミカルです。
子ども時代は家族愛に重点を置いているためかなり長め。超絶長め。お友だちと出会うまでがとにかく長いです、すみません。
序盤は恋愛要素ほぼ皆無ですが、成長後や前世回想などでちょいちょい出てくる予定。
書きたいことをめいっぱい詰め込んで書いているためツッコミどころ満載ですが、それが仕様なのだと笑ってスルーして読んでいただけたら幸いです。週一ペースの更新を目安(たまに不定期)にコツコツ進めています。一話あたり1万字超えがデフォルトのため長いです(笑)時間に余裕のある時にゆるりとご覧くださいませ♪
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-11-14 19:00:00
1154342文字
会話率:32%
欠点のない子供として育てば、大人として表の世界で生きていける。そうでない者は収容されて施設の中で生きる法律。前者の方だと思っていた主人公は自らの欠陥に気付かないまま、後者の者達と施設行きの車から抜け出す。逃げた先でキングに出会う。彼は言った
。「俺と家族になれば、特別な力を貸してやる」と。表情を一切変えない子供らしくない主人公が、他の子供たちと一緒にいる内に、たくさんの感情に表情を変えていくようになる話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-11-09 02:41:19
93288文字
会話率:45%
ロウェナ侯爵家の長女セレストは、これまで五回婚約が破談になっている。理由は単純にセレストが女性らしくないからだ。中性的な容姿で背も高く、ドレスなどを着なければ性格も含めて男性に間違われる事も多い。
もういっそ妹に跡を継いで貰った方が安泰なの
では……なんて思っていたセレストに、その妹がとある縁談を持ってきた。
「飛び級で入学したアカデミーを首席で卒業した直後に、石化の魔法で失敗して十年間石像だった方ですわ!」
どうやら、その人は、ちょっと変わった境遇の方らしい。
しかも、
「そこでここからが一番大事なポイントなのです。お相手の好みは、強くて格好良い騎士様みたいな女性だそうですの!」
との事らしい。とりあえずセレストは会ってみる事にした。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-09-26 23:12:38
8052文字
会話率:39%