薬箱を背負った大荷物の胡散臭い旅人シハルが出会った人々との物語
最終更新:2024-03-30 18:43:14
169666文字
会話率:43%
妖怪達の中で噂になっている日記帳がある。それは付喪神の前によく現れるらしい。薬箱、藤、猫、番傘……。まだまだ沢山ある日記の書き手達。彼らの非日常は、謎めいた日記の持ち主、結姫梨香とそのパートナーの烏之瑪によって一変する。現代妖怪ファンタジ
ー。一話一話、違う視点で語られる形式のお話です。妖怪達の視点から見て私たちはどのように見えるのか。そして結姫と日記の因縁の果てにあるモノとは…
【カクヨム様にてリメイク版を連載中】折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-07 20:00:00
104867文字
会話率:42%
平安末期、人と妖《あやかし》との間に生まれた混血の少年・冴月《ひづき》。
八百年来、謂われのない恨みや理不尽な扱いに晒され続け、令和の世を無為に生きていた。
そんなある日、過去、自棄になった末に所属していた暴力団組織・溝際《みぞぎわ》
組の末端組員・仙葉《せんば》の訪問を受ける。
彼は、組が開発した新型麻薬を売るのを手伝って欲しいと頼んで来た。
断る冴月に構わず、仙葉はその怪しい薬を置いていってしまう。
その薬からかすかに放たれる妖気に気付き、不審を感じた冴月は、やむを得ず仙葉のあとを追った。
他方、ある特殊能力ゆえに両親に疎まれ、母方の祖父母の下で育った少女・和華《のどか》は、保護者だった祖父母亡きあと、祖父母の残した神社兼自宅以外の遺産をすべて実父に取り上げられ、高校卒業後の進路に悩んでいた。
高校最後の夏休み。そろそろ寮へ戻る支度をしようと思っていたある日、実父がある薬箱を手に来訪。中身を和華の所属する全寮制高校の寮内で売るように指示。
うまくやってくれれば大学への進学費用は出す、と唆されるが、都合のいいときばかりいい顔をする父のやり口が気に入らない。
更に、薬の説明を読んで、明らかな麻薬に類する薬だと判断した和華は、薬そのものから放たれる嫌な空気に、早々に警察へ持ち込む決断をする。
しかし、その道中で突如、一つ目の妖に襲われて……!?
妖気を放つ、謎の薬を介して交錯する、少年と少女の運命は――。
令和に暗躍する妖ミステリ綺譚、開幕。
※この物語はフィクションです。
実在する地名などが登場するかも知れませんが、一切関わりはありません。
※エブリスタにも同時掲載中です。
©️神蔵 眞吹2022-.
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この小説の著作権は神蔵(旧・和倉)眞吹に帰属いたします。許可なく無断転載、使用、販売する事を禁止します。
Unauthorized copying and replication of the contents of this site, text and images are strictly prohibited.折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-02 16:53:00
97789文字
会話率:48%
箱らしくない箱。
収納するためではなく、跳躍するためにつくられた箱。
とび箱は、箱らしくない自分に悩みを抱えていた。
最終更新:2022-02-21 18:08:03
493文字
会話率:0%
アリスは、代々癒やしの魔法を持つ子爵家の令嬢。しかし、父と兄の不慮の死により、家名や財産を叔父一家に奪われ、平民となる。
それでもアリスは、一族の中で唯一となった高度な魔法の使い手。家名を冠した魔法薬草の販売事業になくなてはならぬ存在で
あり、叔父一家が実権を握る事業に協力を続けていた。
ある時、叔父が不正をしていることに気づく。「信頼を損ない、家名にも傷がつく」と反発するが、逆に身辺を脅かされてしまう。
そんなアリスに手を貸してくれたのは、訳ありの騎士。アリスの癒やし手としての腕に惚れ込み、隣国までの護衛を申し出てくれた。
行き場のないアリスは、彼の誘いにのって、旅に出ることに。
【他サイトにも公開あり】折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-01-18 17:35:29
54277文字
会話率:32%
タイトル等は後々変わる可能性あり。
一般的な銅級冒険者であるカズヤ・マシーナリーは、冒険者ギルド王都第三支部の教育係だ。
後輩や同僚、先輩たちとそれなりに仲良くやりつつ、刺激の少ない毎日を送っている。
そんな彼は、ギルドの支部長に頼まれて
『王の薬箱』とも呼ばれる高名な薬師・エビ老師の護衛・案内任務に就くこととなる。
順調に任務をこなしていたカズヤだったが、ひょんなことから老師の正体をバラすこととなってしまい…?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-11-02 20:57:05
208712文字
会話率:28%
――これは、あやかしを守る為の大切な『薬箱』じゃ――
薬剤師を目指す彩菜は、薬科大学に通う二回生。
薬屋を営む彼女の家には、代々伝わる不思議な薬箪笥(くすりたんす)があった。
ある日彩菜は幼なじみの康平と優介の三人で、薬箪笥が眠っている
蔵の中に入ってしまった。
怖がる彩菜だったが、そこで彼女は祖母の昔の言葉を思い出し、
自分には失った記憶があることに気づいてしまう。
その記憶を取り戻そうとする彩菜の周りで今度は奇怪な事件が起こり始め、
それはやがて彼女の秘めた力を呼び覚ますことになるのだが……折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-08-01 20:34:58
62814文字
会話率:41%
今より遡ること数百年の、応仁年間。
人と妖がともに存在していた時代があった。
そんな時代に薬箱を背負った倒魔師の藤十郎は、妖に呪われた京の遊女吉野と出会う。
骨だけになった彼女の呪いを解くべく、二人は共に旅をし始めるのだった。
これはそんな
、二人の体を探す物語。
※2019.02.18 ローファン50位にランクイン。ありがとうございます╭( ・ㅂ・)و̑ グッ
※登場人物は実在の人物とは違います。あくまでローファンタジーとしてお楽しみください。
※第四回書き出し祭りの作品です。
※2019.02.17連載をスタート。ランキングや感想、レビューなどの状況によって続きをどうするか考えます。(読みたい方は応援をよろしくお願いいたします)
※話の頭に出てくる絵は、書き出し祭りの時に頂いたFAです。良ければご覧ください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-02-17 16:00:00
16996文字
会話率:46%
薬の擬人化小説です。
薬局や薬箱に入る前の薬の妖精。
薬効は魔法。副作用はアンチマジックで対応してます。
妖精たちはみんな役にたちたいと頑張ってます。
だから、『副作用まで愛してね♪』
最終更新:2015-10-31 14:47:17
5193文字
会話率:50%
小夜物語、a such a short tales in the long nights 第35話 『魔法の薬箱』
キーワード:
最終更新:2014-11-11 09:50:32
2668文字
会話率:0%
高校生の遠山藍里は、隣のクラスに片思いの彼がいる。友人たちが企画した日帰り温泉旅行へ彼も一緒に行くことになってしまい、最近の体重が少ーし気になる藍里はダイエットをはじめるものの、うまくいかず。旅行前日、おばあちゃんの薬箱から、あやしげな薬が
入った袋を見つけてしまい? 薬を飲むのか? 飲まないのか? 旅行はどうなる? 彼とは近づけるの?
拙作には珍しい現代もの。コバルトさん短編賞もう一歩。明るくて、ほっこりした話です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-04-18 22:04:35
9325文字
会話率:30%
ドラッグストアの帰り、異世界に召喚されました。しかし呼び出した魔王は簀巻きで川を流されていた。
最終更新:2011-05-13 23:00:00
2637文字
会話率:20%