精霊が当たり前に存在する世界ユグリエル。
この世界では精霊と契約を結ぶことで精霊の力を借りて悪魔や邪霊と戦う精霊師と呼ばれる職業が存在していた。
精霊師育成学校ユートレア学院に所属する2年生ローク・アレアスも精霊師の一人として将来を
期待されているが、彼には少しばかり不思議な点があった。
精霊師になる上で欠かせないもの、それは契約の儀によって繋がる己の相棒たる契約精霊の存在だ。多くの精霊師たちが契約精霊と絆を深め、己の技量を磨いていく中で何故か彼だけは一向に自らの契約精霊を呼び出さないのだ。
けれども契約精霊を呼ばず、その確かな実力で多くの精霊師たちを倒していくロークの姿に気付けば学院内で様々な憶測が飛び交うようになっていた。
曰く、契約精霊が強大過ぎて呼び出すと周りに被害が及ぶから呼び出せない。
曰く、今彼は自分が本気で戦える相手を探しており、契約精霊を呼び出す機を窺っているのだと。
曰く、契約精霊を呼び出せれば学院最強の姫様にすら勝てるのでは無いかと。
そして気付けば隠れた実力者なんて呼ばれるようになったロークだったが、本人は決してそんなことは無いと否定する。
果たして真相は如何に?
この作品はハーメルンにも掲載しています。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-02 17:13:33
355049文字
会話率:54%
森に引きこもっている精霊師のアクエは水の精霊ニンフと共に、ピアノを弾いて水神様と対話を試みていた。しかしそれは毎回失敗に終わっている。ある日、森の泉が枯れ始めるという問題が発生。水神様との対話が出来なければ、泉は完全に枯れ果ててしまう。アク
エは森の泉を復活させることが出来るのか。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-06 12:54:20
4000文字
会話率:53%
「――覚えてる?」
入っちゃいけないところに入るのが一番楽しい。
そういうわけで平民のジェナは、仕事終わりにこっそり入っちゃいけないところ――王宮敷地内の『精霊の塔』に不法侵入を試みていた。
その屋上で彼女は、うっかり塔の関係者とばった
り鉢合わせしてしまう。
それもなんと第二王子。
いつもだったら即座に尻尾を巻いて逃げ出すところだけれど、束の間その顔に見惚れてしまったが運の尽き。
いつの間にやら彼の話術に引き込まれ、実は僕は死んで時間を遡ってきただとか君は世界最高の素晴らしい精霊師なのだとか前はうちら超仲良しだったじゃんだとかそんなことあるわけないだろという話を次から次へと耳に吹き込まれ、挙句の果てには混乱しているうちに婚約までしてることにさせられて、気付けば人生めちゃくちゃになってしまうのだった。
でも、よく考えれば人生なんて元からめちゃくちゃだったのかもしれないね。
そんな感じの、他人が死に戻っててもこっちは何が何やら系恋愛ファンタジー。
□毎日更新(原稿完成済・9万字程度)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-15 00:11:10
88291文字
会話率:36%
リザレス王国、その国には精霊師という精霊を使役する者達が住む国、平和が続くある日それは突然終わりを告げる。
「僕の代わりに護ってくれっ」
何故人々が死ななければいけなかったのか
「精霊石を手に入れろ」
精霊師とは何なのか
1人の少女の精霊と仲間と歩む物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-17 12:44:16
47564文字
会話率:34%
彼女は今日も駆ける――魔物に向かって。
「異世界の孔」。それはこことは異なる世界と通じる孔のことである。
孔からは大量の魔物があふれ出し、国々を、そしてそこに住まう人々を苦しめていた。
そんな中、ヴェルシュ王国は小国ながらも魔物の脅威に
打ち勝ち続けていた。
原動力たるその女性の名はシャーリー・アージュ・リシャール。世界に数えるほどしか存在しない精霊師であり、精霊の力を借りて魔物を屠り続ける彼女はまさに最強。
国の人を身を粉にして守り、誰よりも強い彼女は、人々の尊敬を集める存在である――本来であれば。
しかし彼女が褒め称えられることもなければ感謝を述べられることもない。なぜなら彼女は「裏切りの姫」だから。
父の犯した罪を背負い、国中から蔑まれながらも戦い続けるシャーリーだったがある日、意図せずとある精霊を召喚してしまったことで状況は少しずつ変わり始める。
運命に枷をはめられた彼女が精霊らしくない精霊と共に抗うアクションファンタジー、ここに開幕!
※「魂喰いのアーシェ」(完結済み、https://ncode.syosetu.com/n6470gc/)もどうぞ宜しくお願いします!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-04-18 21:37:07
170162文字
会話率:46%
ランプ屋の仕事として、とある富豪の依頼を受け完了させたリットとノーラは、その帰りに緑豊かな街に寄って贅沢をしていた。
しかし、朝起きると一転。緑豊かな町は砂漠の町へと変わり果ててしまっていた。
そこへ現れたのは、この現象を追ってきたグリザベ
ルとマーの二人だ。この原因はこの地域の精霊のサラマンダーとノームにあると突き止めていた。
この現象は『干天』と呼ばれ、このままでリットの住む地域にまで被害を及ぼすことがあると聞き、協力して解決することになった。
だが、問題が二つあった。
相手は精霊。一筋縄ではいかない。話をするだけで解決できるものではないということ。
もう一つは、正式にグリザベルの弟子となったマーは日々の不満を抱えているということだ。それはグリザベルも同様であり、二人の関係はどこかぎくしゃくしてしまっていた。
そこでサラマンダーの力をどうにかするというノーラとマー。ノームの力をどうにかしようとするリットとグリザベルに分かれることになった。
そんな時。ひょんなことから自分を精霊師と名乗る女性と出会うこととなった。そして、更にその女性の師匠の魔女にも会うことにより、干天という現象の解決は一気に歩を進めることとなった。
だが、それは表向きのことであり、裏ではそれぞれの魔女の思惑が交差することとなってしまった。
師匠と弟子という関係は、いつの時代も円満というわけではないのだ。
リットを使い、今回の事件を利用して、魔女達は自分の理論の正しさを証明しようとしているのだ。
一癖も二癖もある魔女達に振り回されるリットは、橋渡しをするかのようにあっちへこっちへと飛び回る羽目になり、魔女の論争へと巻き込まれてしまった。
前(天満月(あまみつつき)の牙宝石)https://ncode.syosetu.com/n7094ha/
(本編&他外伝)https://ncode.syosetu.com/s3434g/折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-09-30 22:00:00
134441文字
会話率:51%
超自然的集合自我である精霊を、ラジオのように使う世界、エレメント。
二つの点と逆三角で構成された愛嬌のある二頭身精霊たちは、どこかで誰かが仕入れた情報を精査せずにひそひそ零しているのが日常だ。
精霊は、ときには王家のスキャンダルを噂し、とき
には初雪の知らせを告げ、人々の生活に寄り添いながら、それでも人類に肩入れせず暮らしていた。
そんな精霊たちがポツリと零す、「はーちゃん」という存在。
王家や貴族、豪商たちがこぞって耳を傾ける精霊たちの内緒話に、ここ十年ほどで何度登場しただろう。
ノイズのように囁かれる「はーちゃん」情報。
囁かれている本人は、まさか自分の情報が世界中に拡散されているなんて知りもしない。
「精霊士なんて都会に行きゃ何人でもいるんだろ?」
「……(人類が登場してから)百二十四人くらいはいるね」
嘘が付けない精霊をまるっと信じている少年ハイリッシュ。
そしてたまたま冒険ギルドでハイリッシュと組むことになった元騎士のユージーン。
本人の知らない所で超有名になっている「はーちゃん」と女運の無いユージーンがおりなす冒険譚ファンタジー。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-08-01 17:28:44
18065文字
会話率:51%
青天の霹靂すぎる結婚から絶対に逃げられないのだと覚悟した時。
長所も短所も知り尽くした親友同士なら、できるだけ歩み寄ったほうが幸せになれるのではとおもった。
恋のようなときめきはないけれど、親愛の情なら決して負けない自信があったから
。
下手な政略結婚の相手より、わたしのほうが彼にとっても幸せに違いない。
どえらい秘密を一つだけ抱えた相手だけれど……
わたしのほうも、彼とならやっていけると思う。
だって精霊師の掟を理解してもらえない人と過ごすのは不可能だから。
先に逝ってしまう……
わたしのたった一人だけのつがい。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-02-20 00:00:00
741220文字
会話率:32%
妖魔が跋扈する、太陽のない暗闇の世界・パレセリア。
精霊と契約した精霊師が生み出すことのできる、妖魔を退ける精霊の炎だけが人々の希望だった。
灯火を守る「灯護院」の見習い精霊師コルが、精霊と人との出会いを通じて成長していく物語。
最終更新:2019-10-30 18:00:00
63893文字
会話率:33%
ある日兄に今話題となっているVR型MMORPGの『Freedom Fantasy Online』通称FFOをやろうぜ!と言われたので始めてみた初心者の霧島 零奈。
キャラクリ時に選択肢が多すぎて決められなかった零奈は、レイという名前
以外ランダムを選んでしまう。
結果、姿は美幼女になり、種族は精霊と幽霊のハーフ、ジョブは自分が精霊なのに精霊師というなんとも酷い具合になってしまった。しかも、兄の勧めからチュートリアルを受けておらず、初期出現地点が町から程遠い場所にある森というハードモード。
しかし、レイは初心者。この状況がハードモードだとこれっぽっちも思っていない。
という事で色々と試行錯誤し、成長して手に入れたのはなんと変身。
それでも頑張り、やっと他のプレイヤー達と合流して過ごしている内に、レイはこう呼ばれるようになった。
『最凶の魔法少女』と。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-06-18 00:00:00
1515文字
会話率:32%
バルダカン大陸、この大陸では魔力を根源とし、異質な力が溢れかえっていた。その大陸を治める無数の国の中で特に大きな力を持つ国が7つ。その国々は7大国と呼ばれ、長い歴史の中で大きな力を振るってきた。長い均衡状態を保っている7大国、各国では着実に
戦力増強をはかっていた。そんな中、妹のために精霊師を目指していくことを決めたシオン。彼には、数々の試練が待ち受けることになる。それを乗り越えて彼はどんな人間に成長していくのか、これは1人の少年が伝説になるまでの軌跡。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-01-22 20:18:53
8498文字
会話率:66%
見知らぬ異国の地に漂着したユウ・スミズと名乗る青年と、両親を殺された少女のエア・オクルスの二人はトルネリア王国に有る精霊師協会に所属する精霊師となった。レイメル市で発生した市街地の戦闘を、犠牲を払いながら戦いぬいた二人は王国内で発生する更
なる事件に巻き込まれていく。精霊王が舞い降りたと伝えられる『海上の精霊郷』と呼ばれるヴェルヌイユ島の神霊教会本部の地下で発見された遺跡には、古に造られた人形が眠っていた。それに端を発し、教会内ですすり泣く女の声の謎、大きな港町に巣食う闇の取引に関わる犯罪に二人は立ち向かう。しかし、その事件はトルネリア王国に訪れる黄昏の幕開けだった。【潜竜の精霊師編】※旧タイトル「精霊の黄昏」
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-09-03 20:52:47
479943文字
会話率:46%
12月24日の夜。(正確には12月25日の深夜だが)
サンタクロースとの出会いから始まる、俺の『精霊師』としてのお話。
「これから宜しくお願いしますね、マスター」
「誰だお前は?!」
『精霊師』になった事で、俺の人生はごく平凡な人生から
奇妙な人生へ変わった。
※あらすじの台詞には一部フィクションを含みます折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-06-22 16:00:00
24930文字
会話率:31%
イツラトゥス―
フェン大陸の南部にあり、山脈と大河に囲まれる小さな国の名である。
自然豊かな地であり、フェン大陸では珍しい、水資源や鉄鋼資源が豊富にあるところだ。
――遥か昔のこと。
そこは、未開拓地であり、文明など皆無の地であった。
そ
んな地で、他族から逃げ延びてきた人族は、精霊と呼ばれる神と出会い。
人族は精霊と契約を交わし強大な力を手に入れた。
それを機に、人族は、種族最強の地位へと駆け上がっていく。
精霊師からなる組織、精霊軍は隣国へと宣戦布告をし、次々と勝利を手に収めた。
それはまさに、最強国の誕生であり、かつての弱小国ではなくなっていた。
世はそんな国を精霊国と呼んだ。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-12-20 23:22:10
48660文字
会話率:42%
精霊が存在するファンタジーな世界で、精霊師の主人公が、旅先で遭遇した精霊神を怒らせてしまい呪いをかけられる。
しかし、その呪いを受けた衝撃で前世の記憶を思い出してしまう!
「あれ?これ乙ゲーじゃん!?」
なんと主人公が今いる世界は、前世の友
人がハマっていた『精霊師物語~君は僕だけの花~』という恥ずかしいタイトルの乙女ゲームの世界だった。
「って、兄上が攻略対象…だと!?」
しかも、物語開始次点で自分はこの旅で行方不明になり、死んでいることに…
「家族に二度と会えないとかイヤだ!え?呪い?もうそんなのどうでもいいや!」
とばかりに、主人公が家に帰ってきてしまったためにシナリオ通りにいかない乙ゲー転生物語です。
他にも、悪役令嬢ポジの子がヒロインってます。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-06-29 15:11:49
12347文字
会話率:17%
「君はまだ、生きたいのかな?」 死の淵に突如現れたレインコートの人間によって、第二の人生を歩むことになった黒獅子紫苑。 紫苑は、自分自身の仇を討つために、ユーイリエ操術学園に入学した。そこは、『操術師』と『隷属』が通う全寮制の学園。 目的を
果たすために紫苑は学園に来たのだが、同居人である『精霊師』の女の子に振り回されて、それどころじゃない!? ラブコメ系SF学園バトルアクション、始まります!!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-02-02 20:39:33
101805文字
会話率:32%
自らの魔力(マナ)で精霊を使役する〝精霊師〟は魔霊術を自在に操った。
魔霊術を学ぶための最高峰の学園、『リスタナ学園』に入学したクルート=ヴェンダントだったが、学園長と知り合いだということが学園中に知れ渡り、それが熾烈を極める『魔霊術トーナ
メント』の引き金になってしまった。
命の危機すらあるトーナメントにおいて、魔霊術回路に欠陥があるクルートは、トーナメントでタッグを組む相手を探すことになった。誰を選べばいいのか分からず、さらには学園中の人間から忌み嫌われてしまって右往左往していたクルートだったが、意外な人物が名乗りを上げて……!?
精霊飛び交うファンタジーバトル――解禁!!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-12-08 21:04:34
1239文字
会話率:23%
田舎の小さな村に住む学校一の落ちこぼれ精霊師、少年『セリス』。世界精霊と呼ばれる『蒼風シュー』と契約を交わしたことによって、セリスの運命の歯車が今、ゆっくりと動き出す…
最終更新:2009-04-03 16:12:15
2009文字
会話率:31%
時の狭間にあるもう一つの地球。その地球では魔法学が盛んに行われて、発達が進みすぎてしまい、ついには禁断魔法に手を伸ばす者も出てきた。その禁断魔法を扱いだした男は、世界を闇に包んだ。しかし、一人の少年によってその闇は払われる。それから長い年月
が流れた。小さな村で暮らす少年『セリス』の冒険が今、始まる折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2008-11-24 15:36:02
18254文字
会話率:43%