三橋 咲楽(みはし さら/21歳)は、モデルとしても女優としても大人気の、マルチタレントである。学生、OLがなりたい体、顔、No.1に3年連続で選ばれ、「咲楽様」「女王様」という呼び名がついているとなれば、どんな性格かは言わずもがな。
あ
る日のこと。咲楽はテレビ局の廊下で、転がって来た物を拾い上げた。それを落としたのは、数学者の伊勢谷 博士(いせや ひろし/33歳)という、見た目はいいが性格は難ありの男。
拾った物をその場で渡して終わるはずだったのに、まったくこちらに興味を示さないどころか「Fraulein(フロイライン)」と「お嬢さん」呼びをしてきた伊勢谷の態度と口調が、咲楽の闘争心に火を点けてしまう。直後、咲楽が伊勢谷に仕掛けた行動を皮切りに、ふたりの関係性は徐々に変わって行き――。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-12 08:39:08
93474文字
会話率:53%
【大まかなあらすじ】
カザミが引越し初日、引越し業者を見送って家に帰ってきたら、全く知らない人が居間で鍋を突き、楽しげに話しているところに遭遇する。問いただせば、二人は人間ではなくお化けや妖怪といった類いの怪異であるという。そんな不気味な存
在に疑いを持ちながらも出ていくよう言うが、座敷童子である二人を追い出すことはできないらしい。そうして始まる人と怪異の不思議な生活。打ち解け合う三人は次第に自らに抱える想いに今という時が異質である事に気付く。すると、今まで見逃していた小さな綻びが目につくようになる。果たして、三人の同居生活は続くのか。それとも、あるべき姿を優先しバラバラになってしまうのか。そんな綱渡りの日々を送る中、イコネに異変が起こる。家中が黒炭色に覆われ、そこかしこから激しく軋む音がなり始めたのだ。狼狽えるカザミにオボジロがイコネの元まで引っ張って行くと、弱り果てる彼女の姿がそこにあった。腐レ神であるオボジロに力を吸い取られ、自らの存在を保つのがやっとであるイコネは、自分が消えてオボジロが座敷童子になることを望んでいた。しかし、オボジロは違うと言う。自分はイコネに消してもらうために来たのだ、と。もう誰の不幸も見たくない。そう彼は言い、カザミにイコネと契約することを提案してきた。座敷童子はそこに住まう住人から正式な家守として認めてもらうことで真の力を得られるのだと言う。契約を成立させ、イコネの力を解放し、その力で以て異物である自分を排除すれば元に戻るとオボジロは必死に言った。しかし、イコネがそれを許さなかった。自分には約束を果たすという思惑があった。その機会を易々と手放すわけにはいかない、と。放っておけばイコネは消滅し、オボジロがこの家の座敷童子として腐レ神の呪いから解き放たれる。一方、イコネとカザミが契約を果たせば、イコネは座敷童子としての力を解放し、オボジロを浄化して家は元に戻る。どらかを実行すれば、どちらかが消え去る究極の選択。両者の食い違う意見の中、カザミは決断をするーーー。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-10 22:12:55
4830文字
会話率:93%
聖女として異世界に召喚された。
世界を救うために私の力が必要らしい。
勝手な事を抜かす目の前の権力者、召喚したこの世界を統べる女神が私に一方的な要求を突きつける。
一応世界は救ってやろう。
だが世界が救われた時、彼女の真の力が発揮される。
私は断じて許さない。
無知な奴らに鉄槌を。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-11 22:33:55
10387文字
会話率:6%
ある夏の日、私は自分の進路に迷っていた。
進むべき道が見えなくて、でもまわりは答えを急かす。
そんな時……私は今いる私の世界から過去の戦後の日本にタイムスリップしてしまう。
だが、そこは日本の様で少しだけ違う過去の世界の狭間だった。
その
不思議で厳しい世界で、一人の男性に出逢う。
そこで自分の将来について真剣に考えるようになる。
私がなりたいものは……進みたい明日は……きっと貴方と生きる日常だった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-09 09:13:01
13882文字
会話率:35%
梅雨の時期でも特に雨が強く降っていたある日、朝日奈恭介は橋の上で濡れたまま立ち尽くしているクラスメイトの雨宮瑠香を見つけ心配して声をかける。はじめのうちは恭介を拒絶していた瑠香だったがなりゆきで恭介の家に泊まることに。激しい雨の夜、2人の関
係性はどう変化していくのか。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-06-18 14:40:26
7340文字
会話率:58%
読書が趣味の嘉村匠であったが、隣の家で殺人事件があったことにより、今までの生活が一変し、警察の協力者として活動を始めることになってしまった。そして、読書で培った知識、広い視野、鋭い観察眼で様々な事件に関わっていき、自分の残酷な過去、因縁の宿
敵に再び向き合っていくことになる。
半月の探偵として、彼は高らかに告げる。
「さあ、事件の幕を引くとしようか。」と。
男子学生による小説です。
小説を書くのは初めてなので、文章が拙く、日本語も所々おかしいかと思いますが、温かい目で読んで頂ければと思います。
また、トリックなどは自分で考えたいと思いますが、何分そこまで頭がよくないので、既存の小説(東野圭吾のガリレオシリーズやシャーロックホームズ、アガサクリスティーなど)のトリックを改変して使うことがあります。
もし、何かいいトリックがあれば、教えていただけると幸いです。
アルファポリス様、カクヨム様でも同名、同内容のものを投稿しております。よろしければそちらもどうぞ。
用語解説
警視庁・・・日本にある治安維持組織の最高機関。
捜査一課・・・主に殺人事件や盗難、詐欺など、国民に起こる全ての事件を担当する。
事件の種類により
・刑事局
・生活安全局
・交通局
・公安局
・サイバー犯罪対策局
・外国組織対策局
などで分かれている。
捜査二課・・・対政府や暴力団対策に特化している
協力者・・・主に警察の事件解決や治安維持に対して協力的かつ有効的な手を持つものがなり、警察の業務を協力して片付ける。犯罪コンサルタントや弁護士などが多いが、志願すれば一般人でもなれる。
A級協力者・・・協力者の中で最高の権力を持つ。通常は警視総監からの指名でしかなることができない。
自由に警視庁に出入りできるが、直接的な捜査権限は持たず、警察機関からの協力依頼で捜査に助力する。
一つの局に一人存在する。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-06-03 22:20:48
133185文字
会話率:35%
高校時代から付き合い続けてきたなんでもできる完璧彼女。
時は流れて二人とも就職し、周りを取り巻く環境は目まぐるしく変化する。
慣れない仕事で忙しく、世界と関わることに疲れてしまったあなた。
そんなあなたの心の癒しにこの物語がなりますように。
※本作は『クールで美人で優等生な完璧生徒会長を支えたい』の続編です。
本作のみでもお楽しみいただけますが、より楽しみたいという方は是非前作もご覧になっていただきたく思います、折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-02-20 15:02:04
2041文字
会話率:0%
「パトリシア、ただ今をもって、おみゃえとの婚約を破棄しゅる!」
「あぁ? あんだって?」
参加者の八割が腰の曲がっている夜会の最中。
パトリシアの婚約者であり、王太子殿下でもあるランドルフが、がなり声で婚約破棄宣言をした。
「だーかーら、お
みゃえとの婚約を破棄しゅるって言ったんじゃ!」
「あぁ? あんだって?」
だがランドルフの声は、パトリシアには届かない。
ランドルフの滑舌が悪いせいもあるが、パトリシアも耳が遠いのだ。
――それもそのはず、二人とも御年80歳超え。
この国は治癒魔法の発達と少子化の影響により、未曾有の超高齢化社会になっていたのである。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-01-21 21:09:10
2526文字
会話率:57%
原因不明の症状で、毎日数人の人間が倒れては救急搬送されている。と言う事件を追っていた影梨(かげなし)テキトの元に、突然二人の警察官が現れ、殺人事件の容疑者として連行されることになる。
詳細な説明も無く護送車に乗せられた影梨は、顔なじみの
同級生二人と会い、喧嘩をしながらも目的地となる二階建ての木造建築物に着く。その最中、警官の口により、全部で四台の予定だったが、そのうちの一台が、運転手や警官を含む、容疑者全員が射殺されたことを聴き、耳を疑う。この国でそんなことが本当に起こったのか? と。
無事目的地に着いた容疑者は十八人。しかし、またしても何の説明も無く、容疑者が聞かされたのは、明日の九時に説明するからと言う曖昧な言葉のみ。
そして迎えた翌朝、顔なじみの同級生一人と二人の男女が抜け殻のような状態で見つかった。
この作戦の責任者の星川(ほしかわ)と言う女性から、
「この中に三体の人喰いが居ます。人喰いは人の魂を一日に一人食べる。なので、皆さんでその三体の人喰いをあぶり出して下さい」
との説明を受け、容疑者たちの間に不満や怒りが立ち込める。当然だ。その言い方だと、人喰いの人数を確認するために、無策で襲われるのを待っていた。と言っているようなものだからだ。
しかし星川も、完全な無策と言うわけでは無かった。人喰いの食事可能範囲内で、24時間魂を喰われなかった人の中から、人喰いに対抗する特性に目覚めた者が居るとのこと。
かくして始まった。人喰いと人間、そして人喰いに対抗できる特性を持った者たちの、命を懸けた追放会議が。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-12-26 13:27:24
111640文字
会話率:46%
世界樹は、芽吹き、育ち、花をつけ、実がなり、種が落ちていく
今、風が吹き出し、世界樹は揺れる。葉をなびかせ、枝を振り、幹が波打ち、実が振り落とされる
世界を支える樹は、その重みに耐えられず、枝を折り、他の世界に降り落ち、命に還る。
世界の樹達は、ついに争い始める
樹々は奪い、守り、壊し、苦しみ、苦しむ
静かな世界の森は、ついに動き出す
何万の命を乗せて、樹々は生存競争を始める――――――
人々よ、人ならざる者たちよ、獣たちよ、生命の息吹を持たぬ者たちよ、祈れ!
彼の神は、世界の樹の種を植えた
その理由など、自身の死を前にしては考える価値もない!
形ある者たちよ!
奪い、守り、祈り、唄い、嘆き、苦しみ、苦しめ、望み、与え、壊し、殺し、喰らい、生きろ!
彼の神が、お救いになられるまで!
「狂い人の歌」(作詞・作曲:不明)より
↓pixivでも一部公開中
https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=16526569折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-12-17 19:01:28
564文字
会話率:45%
僕のなりたかったもの。
最終更新:2021-09-27 17:43:24
416文字
会話率:0%
あなたがなりたいモノは?
私がなりたいモノはたくさんあるけど、、、
最終更新:2021-09-20 22:06:40
316文字
会話率:0%
ラコッツ予想がなりたたないのは2進数で表現すると無限に1が連続する数だけ。
しかし、自然数というのはかならず有限個であるから1へ収束する。
こんな結果になったが、あってるかな?
キーワード:
最終更新:2021-09-06 02:50:41
465文字
会話率:0%
お世辞にも幸せな人生とは言えない一生を、そこそこ若くして終えてしまった私に待っていたのは人生のロスタイムを消化すること。人は誰でも生きていた間に享受できなかった幸せをしっかりと消化することができるし、それは当然の権利なのだとあの世の入り口の
案内人に告げられる。どんなご都合主義の人生でもOKだと言われ、私は戸惑いながらも自分がなりたかった自分、欲しかった幸せを妄想し始める。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-08-25 17:36:42
8909文字
会話率:54%
開業医の友人・坂東医師からある話をもちかけられた古本屋・真樹啓介。
その話というのは、子供のころ、かくれんぼの最中に自分が近々引っ越すことを告げられぬまま逃げ帰り、そのことを悔いている患者がいる、という話だった。
しばらくして、そのか
くれんぼの舞台になった場所で、同じように友達と別れてしまったという六人の男女が現れ、どうやらその患者と何かかかわりがあるらしいと悟った真樹たちだったが、妙なことから意外な事実が明らかになって……?
おなじみ「傘岡怪奇劇場」は、はたしていかがなりますやら……?
(この作品は「かくれんぼ」をテーマにした「夏のホラー2021」参加作です)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-08-25 12:00:00
19876文字
会話率:54%
アレクは思った。
このままではいけない。
自分がなりたいのは、兄代わりなどではなく、シュリーを独り占めできる特別な存在なのだから。
最終更新:2021-06-18 21:00:00
5217文字
会話率:23%
新型ウィルス「コロン」が流行してからというもの、主人公の「さてと」は、繁華街へ足を運ぶこともなくなり
もっぱら最近は柄でもなく、オンラインでのグループトークにハマっている。
昨日は珍しくボクの話題で盛り上がった。
近所の踏み切りが2時間も
閉ざされ、警報音がなりっぱなし
なんでだろー?って
ただ「それだけ」の話しで収まるはずだった
「非日常」が「日常」となりつつある今
世の中で起き続ける不可解な事象は誰の仕業なのか?
神様は、こんなこと許してくれるのか?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-31 07:00:00
6235文字
会話率:47%
人魚姫の恋は悲しい物語。だから、代わりに人魚姫と同様に人間に恋した人魚が幸せの物語を紡ぎましょう。私にとっての大好きなあなたとの幸せの物語を……。「で、魔女さんよ、どーしてこーなった。私がなりたいのは猫ではなく人間なのだよ。」魔女の手違いで
猫になってしまった元人魚は、一先ず大好きな人の元で人間ではなく猫で生活することにした。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-16 01:40:34
10723文字
会話率:52%
とけいがなります ボンボンボン・・・。よなかはおばけのじかん。あれ?みっちゃんはお化けが来たら大喜び。新米のお化けさんは戸惑います。
名作絵本のオマージュです。元ネタの原作絵本がわかった方、ぜひトラウマ体験について語り合いましょう!
最終更新:2021-05-04 08:33:39
1634文字
会話率:53%
主人公の平凡台はある異世界に学校に通っていた。平凡台はクラスのグループの中で個性的6人組と呼ばれる存在のグループに入っていた。その名の通り個性的な人ばかりだ。だがある日個性的6人組のリーダーの池谷が交通事故に遭って亡くなる。残りのメンバーは
池谷がなりたいと言っていた勇者になることを決意する。平凡台以外は1級という特級の二番目に強い能力があることが発覚する。だが平凡台は実は特級の能力があった。ここから個性的5人組+ベテランの勇者で勇者パーティを組むことになった。ここから個性的5人組達は池谷の敵討ちに向かうのであった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-04-11 15:08:46
2629文字
会話率:91%