無能の姫君、槍を手に後宮を舞う!
佳国皇帝の末娘、璃月(りげつ)。
母方の一族が使う〈夢見〉――予知夢の能力を期待されて育った璃月だが、どうやら無能らしい。
失意の璃月は武官である兄公子の真似をして槍に精を出す毎日だ。
その璃月も十五歳
。どこかに降嫁する日も近いだろうに、幼い振る舞いは変わらない。
璃月を後宮の門の外から垣間見ては恋慕をつのらせる兄の副官・暁霄(ぎょうしょう)の想いに気づくはずもなく――。
そんなある日、兄と母の夢にあらわれた〈黒い蝶〉。
後宮の陰謀に気づいた、おてんば公主・璃月。
暁霄や兄たちと共に夢にあらわれた謎を追う!
※実際の歴史上の人物・国家とは関係ありません。あくまで空想の国や制度を設定し書かれた物語です。
※スターツ出版1話だけ大賞/最終選考ノミネート作品「天啓の公主は暁を夢見る」をもとに構成し直しています。
※スターツ出版文庫byノベマ! にも掲載しています。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-16 06:02:07
103730文字
会話率:47%
「正義は終わらない。──だから、私は裁く」
生きる理由も、死ぬ勇気もない高校生・花折記人。
ただ漂うように日々を過ごしていた彼は、ある夜、異様な現象を目撃する。
黒い蝶、静かな刀、そして“正義”を語る無表情な少女──斬島澪。
彼女は「悪
」を見逃さない存在だった。
これは、正義と偽善が交差する現代で、
少年が観測者として“記録”し続ける罪と裁きの物語。
繰り返される裁きの先に、果たして救いはあるのか。
現代すべての人間に問う。
この世界は正しいか?
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-08 19:00:00
2966文字
会話率:21%
高校生・楠ナツキは、誰にも求められない存在だった。
ある放課後、霧に包まれた山で黒い蝶と出会った瞬間、彼の人生は一変する。
声を失い、体が「少女」に変わっていく――
それは呪いか、祝福か。
神秘と日常が交差する中で、ナツキは「自分とは何者か
」を問われ続ける。
「変わってしまった僕は、それでも、僕のままでいられるのか」
※週一投稿の遅筆です。すいません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-29 10:24:59
87545文字
会話率:24%
黒い蝶とたんぽぽの綿毛――。解釈は人それぞれ。そんな掌編童話。
最終更新:2025-02-06 01:08:17
472文字
会話率:0%
王宮の奥深くには、王族が代々守ってきた貴重な装飾品が隠されているらしい。
そんな噂を信じて、女盗賊『黒い蝶々(ブラック・バタフライ)』が盗みに入ったところ……。
彼女を待ち受けていたのは、運命的な出会いだった!
(「カクヨム
」「エブリスタ」でも掲載しています)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-25 05:30:00
5816文字
会話率:34%
風がやんだ夕暮れ時、街の中心から少し離れた公園に一人の少年が立っていました。彼の名前は悠斗(ゆうと)。悠斗は目の前に広がる幻想的な風景に魅了されていました。公園の芝生は淡い緑に染まり、そこに咲く花々が優雅な香りを漂わせていました。
悠斗は
普段から空を見上げるのが好きでした。彼は大きな木の下に座り、空を仰ぎ見ながらぼんやりとした時間を過ごしていました。そんな彼の目の前に、突然不思議な黒い蝶が舞い降りてきました。折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2023-07-24 21:35:39
19625文字
会話率:1%
〝孤独な蝶は愛を探しに星へ羽ばたく〟
家族から家族として扱われずに育ち、愛を知らないまま十九歳になった澁谷黒孤。
ある日、黒孤が眠りから目を覚ますと見覚えのない土地にいた。日本に似た、でも日本ではないまるで異世界のよう地。
そこで出会った
のは不思議で癖の強い燈火という少し謎に包まれた研究者。燈火は行き先のない黒孤を弟子として迎え入れた。
感情なんて、いらない。私はずっと一人でいい。
これは、孤独な黒い蝶が愛を知る物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-02-14 23:09:07
111064文字
会話率:33%
黒い蝶を見るようになった
黒い蝶を見なくなった
そして、電話が鳴った
最終更新:2022-02-13 15:00:00
787文字
会話率:0%
異世界のどこかの国で書かれた、童話とも戦記ともつかない物語。
何通りもの語り口と手法を用いた製作者の真意は未だに翻訳者の知るところではないが、古き黄金の王の物語の新たな稿を見つける事ができたからには、引き続き時間と手間をかけて翻訳するのが、
物語に対する翻訳者の誠意と言うものであろう。
さて、それにしても、あとどのくらいの断片的な物語が出て来るのか──訳者としては少し楽しみである。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-06-11 17:09:50
2000文字
会話率:24%
「明日死んだら、今日もう一回会いましょう」と彼女は言った。
昨日、黒い蝶にぶつかった。
その日、悪夢を見た。
明日、僕は死んでしまった。
そして、明日の僕を生かす為に、僕は今日も異世界で抗う。
※二年ほど前にカクヨムで同じ小説
を書いておりました。リメイク作品のようなものです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-06-09 23:58:24
27248文字
会話率:39%
相手の数は多かった。
どうにか初日は切り抜けたものの、翌日以降、どのようにしのぐのか。
夜襲か。それとも、じっくり休みを取り、持久戦で機会を待つか。
諸将の激論が交わされる陣内で、大将はとある闖入者に気づく。
それは影と見まごうほどの、黒
い蝶……。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-08-31 18:51:58
3806文字
会話率:5%
黒い蝶が現れる時。それは幸か不幸か。
最終更新:2018-06-19 12:18:40
2846文字
会話率:26%
幼い頃からある秘密を抱えているノエルは、田舎で医師の父と共に静かに過ごしていた。
ある夜、そんな彼女の前に一人の騎士が現れる。その騎士は若き領主でもあるアルベーニ公爵、ジークベルトだった。彼は父子に、恋をした王子に突然婚約破棄を告げられ、失
意に沈んでいる妹を救ってくれと懇願してくる。
求めに応じ公爵の城へ向かったノエルは、その妹姫の傍らに不思議な黒い蝶の姿を見る。
その蝶は幼い頃からノエルが隠し続けてきた秘密に深く関わる、災いの証だった。
深く関わってはいけない。判っているのに、実直で偽りのないジークベルトにいつしか心惹かれていくノエル。やがて二人は身分を越えて静かに想いを抱き合うも、しかしノエルの秘密が、次第に二人を窮地へ追い込んでいく。
そんな彼女を救おうと、ジークベルトは彼女の秘密と向き合うが……
恋に不慣れな若き公爵と、一途な薬師見習いの娘の不器用な恋と魔法の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-03-22 23:16:47
141339文字
会話率:26%
黒いアゲハ蝶は不思議な蝶。それを教えてくれたのは母でした。
歳を重ねて、母の歳を体験して、はじめてわかる愛情。どうしてもっと早く気づけなかったのかと唇噛んでも時は戻れない。
最終更新:2016-06-12 22:26:07
1932文字
会話率:24%
昔、傷つけてしまった黒い蝶。
奴は、夏になるたびに僕の前に現れる。
今年の夏、僕のクラスに転校生が来た。
きっと、僕に復讐しにきたんだ。
最終更新:2016-03-24 11:53:44
1640文字
会話率:37%
ひらひら舞う赤黒い蝶。
蔑みをたたえた笑みのもとに人を狩る。
ふわふわと舞うは青白き蝶。
痛みを堪えたような顔の元、人を切り殺す。
相容れない二つの蝶は同じ場所で羽を休めて蜜を飲む。
最終更新:2014-07-28 22:37:57
24957文字
会話率:40%
高校1年生の椎名結は、高校の科学部に所属する15歳の男の子。
ある日、重病で入院する妹のお見舞いに行った帰り、結は突然現れた黒い蝶に異世界へ連れ去られてしまう。
その世界観は、妹の持っていたゲームそっくりで──?
他サイト暁にて、同
名の作品を連載中。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-05-21 17:10:46
3436文字
会話率:43%
黒い蝶がひらり、一匹。結婚式当日。幸せを目前にした俺たちに、負の兆候が現れる。▼「始まらない恋企画」参加作品。
最終更新:2014-02-06 21:22:18
4529文字
会話率:28%
その温室には大きな黒い蝶が舞う。
あり得ない“商談”を持ち掛けて来た女の正体は?
※他サイトからの完全移転に伴い、加筆・修正しました。
最終更新:2013-12-02 18:01:19
33291文字
会話率:28%
《魔法》という、全ての法則を捻じ曲げる力を手にした人類。それを戦争に転用するのが人間であり、世界は混乱を極めた。
街を歩けば空から火球が降り注ぎ、夜中は魔法の使用による《魔法屑》によって生み出された様々な魔物が行動をしている。
それらを憐れ
む、一匹の黒い蝶。少女の姿になったその蝶は、常に人類の平和と滅亡を望んでいた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-05-25 15:39:20
2069文字
会話率:18%