美の国、第四王女テレーザ。美しく聡明な3人の姉、天使のほほ笑みを持つ弟である第一王子に囲まれて、いつも目ただない存在だ。十人並みの容姿に控えめな性格のテレーザはいつしか「ついでの姫君」と呼ばれるように。
侍女たちの尽力で「姫君格付けランキン
グ」に出場し、起死回生をはかるも結果は最下位。これでは美の国の沽券にかかわると、王宮はテレーザの抹殺を命じる。侍女の助けで危機一髪異国に逃れたテレーザ。
そこで、剣術の道場主一家の元で住み込みの下働きとしての生活が始まった。
道場主一家は、モラハラの夫に引きこもりの息子、娘はあまったれでだらしなく、末の息子は反抗期。そしてしつけに失敗した犬がいる、
そんな家庭の、うだつのあがらない主婦、瑛子。
自分の事は後回し、家族を第一に考え家族のために日々を過ごす瑛子にテレーザは、苛立ちながらもいつしか友情が芽生えていた。
「あなたの事を、マダムに変える」
そう宣言し、瑛子を変身させるべく奮闘するテレーザ。
そんなころ、テレーザの母国、美の国では国の根幹を揺るがす大事件が起ころうとしていた。
(別サイト、カクヨムでも同時更新しています)折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2025-06-07 23:12:44
7395文字
会話率:23%
拳ひとつで立つと誓った少年ユウは、田舎町の剣術道場《剛気館》で毎日鍛錬に明け暮れていた。
道場主の娘であり、幼なじみの少女・アイリ。
彼女はいつも真面目で、少し頑固で、だが誰よりも純粋で強くなろうとする姿がユウの誇りだった。
互いに想いを
明言することはなかったが、ユウはアイリと心が繋がっていると信じていた。
だが、そんな静かな日常に異物が現れる。
中央都市の異能機関から派遣された監察官・カイザ。
ユウは道場の裏で見てしまう。
カイザとアイリが密室で言葉を交わし、彼女がうつろな表情で彼に寄りかかっていたことを。
その瞳に、ユウはもう映っていなかった。
アイリはもう、戻ってこないかもしれない。
だがユウはあきらめない。
拳に異能はない。だが魂だけは、侵せない。
いつか、彼女の心を取り戻すために――折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-07 20:28:22
10544文字
会話率:27%
大人気RPG「雷獣物語」の世界で、勇者に剣術スキルを教える剣術道場の女道場主エミリアに転生した元OLの物語です。前半はあの手この手で、勇者が来るまで、経営破綻目前の道場を存続させるためにエミリアが奮闘します。剣術道場版の細腕繫盛記ですね。
後半は、多くの陰謀に巻き込まれ、世界の謎を解明していきます。
この物語では、RPGあるあるの信じられないくらい強いモブキャラが多く登場します。エミリアも初期の剣術スキルしか使えませんが、その内の一人です。本人は気付いてませんけどね・・・折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-24 12:06:07
316246文字
会話率:41%
オタクな片山陸は、幻想画家をしていた父が異世界で行方不明になった事を、父の友人で師匠になる道場主から知らされ、父からの手紙を渡される。
父を探しに行くため、師匠に剣術など習い、父から聞いていた異世界へと旅立つ。
異世界に向かう途中、管理人か
らスキルを授かり、異世界の国では、父が残したオタク武具を使い、仲間と共に王国に迫るモンスターや亜人達を討伐、父を探し出し、王国を救い、新たな国王になる物語折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-02 18:10:36
50796文字
会話率:43%
法術装甲隊ダグフェロン 第五部
遼州人の青年神前誠(しんぜんまこと)が司法局実働部隊機動部隊第一小隊に配属になってからほぼ半年の時が過ぎようとしていた。
訓練場での閉所室内戦闘訓練からの帰りの途中、誠は周りの見慣れない雪景色に目を奪われ
た。
そんな誠に小隊長のカウラ・ベルガー大尉は彼女がロールアウトした時も同じように雪が降っていたと語った。そして、その日が12月25日であることを告げた。そして彼女がロールアウトして今年で9年になる新しい人造人間であること誠は知った。
同行していた運用艦『ふさ』の艦長であるアメリア・クラウゼ中佐は、クリスマスと重なるこの機会に何かイベントをしようと第二小隊のもう一人の隊員西園寺かなめ大尉に語り掛けた。
こうしてアメリアの企画で誠の実家である『神前一刀流道場』でのカウラのクリスマス会が開催されることになった。
誠の家は母が道場主を務め、父である誠一は全寮制の私立高校の剣道教師としてほとんど家に帰らない家だった。
四人は休みを取り、誠の実家で待つ誠の母、神前薫(しんぜんかおる)のところを訪れた。
そこで待ち受けているのは上流貴族であるかなめのとんでもなく上品なプレゼントを買いに行く行事、誠の『許婚』を自称するかなめの妹で両刀遣いの変態マゾヒスト日野かえで少佐の訪問、アメリアの部下である運航部の面々による蟹パーティーなどの忙しい日々だった。
そんな中、誠はカウラへのプレゼントとしてイラストを描くことを思いつき、様々な妨害に会いながらもなんとか仕上げることが出来たのだが……。
SFお仕事ギャグロマン小説。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-23 12:58:43
301507文字
会話率:50%
戦国末期、織田信長の配下に「頭狩り」と呼ばれる男がいた。その男・骸は、茶の湯の作法と刀術の双方に通じた不可思議な存在として恐れられていた。しかし、その冷徹な表の顔の裏には、生涯消えることのない復讐の炎が燃えている。
かつて骸は無心流の道場で
剣を学び、道場主の娘・花世と深い絆を育んでいた。しかし、織田信長による寺社焼き討ちの嵐は、その道場をも飲み込んでいく。愛する者を失った骸は、復讐を誓って信長の配下となる。「頭狩り」の異名を持つ暗殺者として頭角を現し、冷酷無比な殺戮者としての評価を確立していった。
時代の転換点に生きた一人の男の魂の軌跡を描き出す、歴史小説。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-10 19:40:00
15767文字
会話率:38%
和田龍兵は古武道の道場主。しかし齢四十になるこのたび、自分が研鑽してきた古武道が現代社会でまったく使い道の無いものだと思い知らされる。そこで友人から勧められたヴァーチャルリアリティゲーム「王国の刃」。この仮想空間で古流の技を存分に発揮してみ
ることにした。それもロクに甲冑を身に着けず、武器も木刀という無知丸出し振り。古参ゲーマーや訳知り顔のプレイヤーたちに馬鹿にされるが、それでも驚異的なキル数を積み上げてついには「災害」認定されるまでに至る。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-26 09:46:03
2379791文字
会話率:39%
俺は旅をしている武術家だ。
今日は『剛滅流』という道場に、道場破りにやってきた。
さっそく門下生や道場主と試合をしようとするが、座布団やお茶を出してくれたり、手品を見せてくれたり、小噺を聞かせてくれたり、肩を揉まれたり……色々と接待を受け
てしまう。
これは一体どうなってるんだ!?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-29 16:35:06
4240文字
会話率:34%
東国に流れ着いた小舟から助けられた子供は、この国には珍しい金髪に碧い目をしていた。
養父母に可愛がられ、長屋の皆にも助けられて成長していく。
だが、優しい養母が亡くなり、酒におぼれた養父から暴力をうけるようになった。
見かねた長屋の友達と一
緒に都に出ることに。
都では学問所の雑用として働き始める。
周囲の人々に支えられ、大陸共通語を学び、いずれ通訳になる夢を持つ。
剣術道場主にも剣術を習うことにもなり、文武共に心身を鍛えていく。
ある日、ひょんなことから海を越えたとある国の王族に似ていることがわかり、無事に対面を果たす。
運命の選択をされた少年の数奇な人生。
*作者のなんちゃって江戸時代風の表現があります。
歴史小説ではないので、緩い設定となります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-13 17:18:57
21117文字
会話率:44%
世は泰平。剣術に秀でている剣道場主の小暮京介も、竹刀を扇子に代えて町娘を相手に踊りを教える始末。深川の水路に浮かんだ女の死体を検証した同心が道場に乗り込んで来て一悶着が起きた。同心との悶着が片付くと次なる悶着が発生。それが原因で門弟たちは去
り、道場は閑古鳥が鳴くようになった。ヒマな京介は門弟だった町娘の依頼を受けて、死んだ女の身元を捜しに動き出したのだが……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-14 08:28:35
52475文字
会話率:63%
アレンはフローレン王国の田舎で剣術道場に通う男の子だ。
彼は剣術を学びつつも道主の娘であるアリアに恋をしていた。
いつものように素振りをしている二人に不良の先輩達が声をかける。
「素振りなんてつまんねぇだろ。俺達が稽古をつけてやるよ」
最初
は断るも挑発され負けず嫌いのアリアはこれに乗ってしまう。
アリアを守る為にアレンも承諾する。
これが悲劇のはじまりとは知らずに・・・。
NTR物です。
規制に引っ掛からない程度にエロ要素は濁しの予定ですが苦手な方はブラウザバックでお願いします。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-24 21:41:52
107450文字
会話率:39%
歴史と剣道が好きな中学1年生の新道誠奈。幼馴染の沖田総司などと剣の腕を磨く日々。そんなある日、道場主の誠奈の父に呼ばれた中学1年と小学生6年生はそこで、自分たちが幕末に活躍した新選組隊士の生まれ変わりだと知り・・・。しかも、現代の『新選組
』の組織があって・・・?
その『新選組』の仕事は、この世に迷い込んだ異時代の人たちを斬ること!?
「私の普通の女子中学生生活はどうなっちゃうの~っ!」
果たして誠奈は、「普通の生活」を取り戻せるのだろうか・・・・。
「pixiv」「占いツクール」「ノベルデイズ」にも投稿させていただいています。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-19 14:12:56
7542文字
会話率:60%
時は幕末、刻々と変化する時世の江戸市中。 そんな江戸の片隅に建つ小さな剣術道場・試衛館には個性的な面々が集う。道場主にして後の新選組局長となる近藤勇、副長と鳴る土方歳三、沖田総司ら後の新選組隊士たち。 これは、はそんな彼らがまだ無名の
頃、試衛館にいた数年間の物語である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-13 08:50:19
16902文字
会話率:36%
とある王城の成人の祝祭で、突然婚約破棄を言い渡された伯爵令嬢。婚約破棄を受け入れ、こう言い残してその場を去る。
「自分もこれからは自由に生きる事にします! 押忍!」
ひとり冒険へと旅立とうとする伯爵令嬢に、王家の魔法士が不審を抱く。
「何を考えている? どこに行くのだ?」
「自分は龍使いになりたいんです。強くなりたいんです」
彼女は前世の記憶を持つ転生者であった。前世の名は、レイ。兄はラオウ、弟はけんし。三兄弟は、道場主の強い子供として有名だった。
ひたすら強さのみを求める脳筋で漫画オタクの令嬢は、今世でもてっぺんを目指す。そのはじまりのエピソード。
昭和の少年漫画好きの方に、クスっと笑って頂けると嬉しいです。
note さんにも投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-12 18:41:41
4928文字
会話率:41%
山の中の屋敷に奉公するジンベは足をくじき、旅の方術師の老人に助けられた。その老人はジンベの傷を診るため、しばらくその屋敷に滞在することになった。そこにはユリという名の上品な物腰の使用人がおり、彼女は何かわけありのようだった。またその屋敷の
主人であるダンローは王様不在の国で専横をふるう次席大臣のゲキと対立してその策略にはまり、スザキ道場の師範代を斬ったことで城下追放の身にあった。そしてその道場主のイサカ公爵の令嬢のアサカとの婚約も破棄されてしまった。それでもダンローは政に復帰する機会を狙っていた。それを恐れたゲキ大臣はダンローを亡き者にするために策略を巡らすのであった。
なおこの話に登場するキリン、ビャッコ、ゲンブ、スザクは、方術師の老人が召還した、人の姿に身をやつした幻獣です。
「メカラス連邦諸国記」の1編です。ちなみに「メカラス連邦」は多数の王国からなる連合体である。その中枢には、人々が平和で豊かに暮らせるように王の任命権をもつ評議会があった。その評議会は有力な王や司祭、学者などで構成されるが、そこで大きな発言権を持つのは稀代の方術師、ハークレイ法師だった。彼は学識豊かで人徳があり人々から慕われていた。ただ姿をくらますことが多く、その行方はようとして知れなかった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-29 21:28:26
33062文字
会話率:53%
町外れにある『ミカガミ流槍術道場』。
道場主の娘ミズキは、勝負を挑んでくる同い年の男子レッカをあしらいながら槍術の修行に励んでいた。
そこに道場破りの男が現れ、ミズキに槍を向ける……!
黒森 冬炎様主催『狭いところで槍』企画参加作品です。
最終更新:2022-05-30 23:41:32
3372文字
会話率:43%
キギスの国の東玄関、左京で名の通った花房道場に通う花房セン。
左京を治める加賀守城主の剣術指南役であった父・道元の跡を継いで道場主となった義兄の菊之助のもとで、侍となるために日々鍛錬に励む。
ある日、義兄と姉が胸に「逆さの水」の刺青を持つ男
に殺されてしまう。
センは仇討ちのため侍となり、復讐の剣鬼となる。
和風時代ファンタジー、復讐譚。
ゆっくり更新です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-23 18:00:00
27665文字
会話率:40%
篠田小四郎の故郷での剣術修行、生涯の友、横川和馬との出会い、剣術の師、多田宗平との邂逅と決別、様々な出来事の中で、小四郎の剣への思いが形作られていく。剣のみでは生きられない時代の中で、それでも尚、剣でしか生きられない小四郎の生き様の物語。
最終更新:2022-05-11 20:07:38
324508文字
会話率:15%
月尾藩家中島崎与十郎は、身内の不義から気を病んだ父を抱えて、二十八の歳まで嫁の来手もなく梲(うだつ)の上がらない暮らしを送っていた。年の瀬を迎えたある日、道場主から隔年行事の御前試合に出るよう乞われ、致し方なく引き受けることになるが……
作風がっつり時代小説、後半恋愛要素有り。
※別タイトル「刑場の娘」の関連作です。出来ればそっち読了してからをオススメしますが、そっち読む気ないんだよね!って方は本作単体でも何ら問題なくお読み頂けます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-04-12 16:34:36
27240文字
会話率:27%
師範・谷上彦市が次期道場主たる伊草鉦巻の凶刃に倒れた。
国を出ると言った弟、鉦巻を止める為に道場の双璧――彼の兄たる忠邦が、仇を討つべく夕闇を駆け抜ける。
待ち受ける鉦巻――駆け付ける忠邦。
椿の大輪が落ち始めた凍てつく寒空の下。
果たして
一刀の閃きは、どちらに勝利をもたらすのか――
純剣術短編。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-08-25 04:00:00
25153文字
会話率:13%