金があれば何でもできる、予想外な出来事にも対応できる。そう思っていた二十八年の青年、鏡谷知里〈かがみやちさと〉。
車に轢かれたと微かな記憶はあるが、次に目を覚ました時には見覚えのない場所に居た。
冒険者のような服を着た男と魔法使い風
の女。岩壁の広場の奥には、大型トラックの倍は大きいドラゴンが、俺達三人を見下ろしていた。
なんで、なんで俺がこんなことに巻き込まれないといけないんだよ。俺はただ、静かに家で通帳を眺めながら生活していたかっただけなのに。命を懸けた戦闘なんて絶対にやりたくなかったのに、世界を救いたいとかもないのに。
俺をこの世界に呼んだ奴をぶっ飛ばすため、右の中指に嵌められている指輪に込められている魔力と、大量の魔法を利用して生きていこう。
そう思っていたのもつかの間、チート能力をゲットし、無双してきた俺の前に現れたのはチート級以上に強いこの世界を束ねる者達。
「この世界を束ねている組織があるみたいだが、腐ってんな。そいつらをどうにかしねぇと俺の平穏は訪れないみたいだし。金を稼ぎつつ、俺は出来る限り楽をし、この世界をまとめる奴をぶっ飛ばす」
※カクヨムでも更新中
※挿絵:あニキさん折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-31 18:26:22
1132921文字
会話率:39%
父親の遺産30億。
その遺産を持って一人の少女、咲場 春は異世界へと転移した。
莫大な財産のみを与えられて異世界に放り出された。
転生先は獣耳っ子キター!な世界。
地球では見ることのできない獣人という生物がいるのだ。
しかし
、初めて見る獣耳っ子にテンションが上がる春とは裏腹に、この世界の人間は獣人を差別し、虐げ、侮蔑する。
確かに人間とは耳の場所が違い、尻尾も生えている。
しかし、他は何も変わらない。
楽しければ笑うし、悲しければ泣く。人間の言葉を話し、人間と同じものを食べて生きる。
何も変わらない。何も変わらないはずなのだ。
「こんな世界、私は認めない」
そこで春は決心する。
30億と書かれた通帳を握り締め、地球の知識で新たな武器を買い、獣人の仲間と共に立ち上がる。
金に物を言わせた少女が世界を変えようとしている。
異世界ドタバタ金持ちストーリーがここに始まる。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-19 20:55:24
644870文字
会話率:45%
先日、闇バイトのために、その片棒を担げというお話。今回のそれはちゃんと報酬が支払われているだけ、良心的なんかね。
なんでも配達するけれど、こーいうのはやめーや。
分かってる上で言うけど、こっちを通すと預かっちゃっても文句言えないよ?
それから現金やらお通帳、身分証明証などは、ちゃんとしたモノで送ってくださいね。知らぬ他人に送っちゃダメですからね。詐欺には気を付けて
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-02 06:00:00
1530文字
会話率:43%
瀬能さん宅に振り込め詐欺の被害に遭ったお宅の預金通帳が投げ込まれて。
※本作品は全編会話劇です。※本来の主人公は登場しません。
最終更新:2024-11-26 00:26:45
11131文字
会話率:54%
旧題『山野太一の、勘違いと愚痴と、それから……』
個人主催 : 第一回いっくん大賞 キャラクター部門受賞作
ーー毎週月曜12時更新ーー(たまに更新を忘れます許してください)
山野太一は小中を過ごした土地に別れを告げ、とある地方都市の
進学校へ入学する。
太一にとって都合の悪いことに、その学校は部活動が強制され、必ず一つの部活に所属することが義務付けられていた。中学生時代のイザコザから、人のいない部活を選び、入部を決める太一。
その部活の名は「発掘部」。
いったい何をする部活なのかは分からずに、何の気なしに入部届けを出しに部室へ赴くと、そこには気を失うほど綺麗な先輩がいた。
その先輩は部室の下に穴を堀り秘密基地を作り、バニースーツで誘惑してきたり…?
そんな事をして過ごしていると、独り暮らしの家の戸を叩く音。魚眼レンズを除いてみれば、ロリ巨乳の姿がそこにはあった。
明らかに違法な容姿の先輩に、胃袋と通帳と、もしかしたら貞操と、そんなあれこれを握られながら、始まる同棲生活。
まさかの二重苦に見回れた太一。しかし、二度ある、いや、二つあることは三つ目もある。
「俺に出来ることなんて、誰にでも出来る」そう嘯く太一に、迫る魔の手。
その正体は、世界を揺るがす最高峰の頭脳を持った兄だった。
「お前は俺以上の天才だ」
と言う、兄の言葉に耳も貸さず、
「兄さんの尻拭いくらいはする」などと言う太一。
人は、どこまで自分のことを卑下できるのか。真価を発揮し続ける天才は孤高で、しかしいつまでもシリアスはやってこない。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-23 16:39:40
733616文字
会話率:36%
先代より町の小さな電気屋を引き継いだ<巽淳一(28)>は日々心が休まる事はなかった。
従業員の給与、租税公課の支払い、月末の融資返済にこの数年間慢性的な売り上げの低迷…そんな倒産目前の危機の中、子供の頃からの親友で家族持ちの<浩一>だけは共
にこの苦難を分かち合ってくれていたが、<巽>は安月給の上賞与も出せない現実に申し訳なく思い、自分の給与を彼に回し何とか毎月をしのぐのが精一杯だった…。
そして融資返済日!また胃の痛い日が訪れたが、この日唯一の仕事であるテレビアンテナの取り付け工事依頼があり、浩一と2人で作業をしていると<巽>のポケットの中で携帯が震えた!。
(仕事依頼の電話か♪)と心躍らせる<巽>であったが、その相手は銀行だった!<巽>自身、電話の内容はすでに分かっていた!まだ通帳から返済金が落ちていない為の確認電話だと…。
何とか返済日を伸ばしてもらう交渉をしていた<巽>は、ここが屋根の上だという事を忘れつい足を踏み外し屋根から転落してしまう!。
それからどれだけ気を失っていたか分からないが、何故か<巽>の目覚めた場所は闇夜の山の中であり、何処の誰だかも分からない一人の侍が<巽>を介抱してくれていた…。
その侍との出会いから<巽>の運命の歯車は大きく回り始めていく!。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-18 09:00:00
362746文字
会話率:65%
墓参中に倒れたばあちゃんに付き添ってくれた冴子さんに一目(一聴き)惚れしたオレは、結婚情報誌の付録の婚姻届けと自分の預金通帳を冴子さんの前に置いてプロポーズしたのだが……
最終更新:2023-10-19 17:22:42
3472文字
会話率:15%
父親が不慮の事故で死亡し、最後の肉親を失い残された高校生の小村雷人(こむら らいと)と小学生の真琴(まこと)の兄妹が聞かされたのは、父が家を担保に金を借りていたという絶望の事実だった。慣れ親しんだ自宅から早々の退去が必要となった二人は家の
中で金目の物を探す。
その結果見つかったのは、僅かな現金に空の預金通帳といくつかの宝飾品、そして家の権利書と見知らぬ文字で書かれた書類くらいだった。謎の書類には祖父のサインが記されていたが内容は読めず、頼みの綱は挟まれていた弁護士の名刺だけだ。
最後の希望とも言える名刺の電話番号へ連絡した二人は、やってきた弁護士から契約書の内容を聞かされ唖然とする。それは祖父が遺産として残した『異世界トラス』にある土地と建物を孫へ渡すというものだった。もちろん現地へ行かなければ遺産は受け取れないが。兄妹には他に頼れるものがなく、思い切って異世界へと赴き新生活をスタートさせるのだった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-14 18:25:40
163275文字
会話率:32%
疎明裕二。その男は三十という歳で親のスネをかじる無職だった。
裕二の部屋は魔法少女「ゆめたん」と自身の悪臭で埋め尽くされており、壁には拳で空いた無数の穴がある。
自身の信念を押し付ける父とそれに言いなりな母に甘やかされて育った裕二は、大学に
落ち、その後受けたバイトが上手くいかず22で無職の道へ。以降虫けらな内弁慶として生きてきたが、とうとう父に勘当を言い渡される。
久々の外にヤケクソになる裕二。そんな冬の街に、不思議な八文字が目に飛び込む。
「生沼万象美容外科」
___それは、身体だけでなく記憶も整形できるという代物だった。
裕二は父名義の通帳を母・二三枝を脅迫して闇金から二千万もの借金をし、身体も記憶も全てを抹消する。
総てが白紙に戻った、そんな裕二は名を捨てて……
「染井由自」として、生をもった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-30 14:32:01
9652文字
会話率:43%
ぼっちでオタクな女子高生の日葵は、ラノベを書くのが好きな売れない作家。
わずかばかりの印税が入った通帳を見ながら歩いていて、トラック事故に遭ってしまう。
異世界で、悪役令嬢アイラに転生してしまった事に気がついた彼女は、ぼっちのサガで、その
役割を演じきれない。
小説を書いている事を、意地の悪い第一王子アランに見つかってしまい、一緒に本を作る事に。
さらに、婚約者である第二王子のオリバーに挿絵を描いてもらう事になる。
追い落としたはずの農民の娘マーガレットも小説を書いている事を知って、筆友に。
アイラは、イケメンや美少女に囲まれながら、大ヒット作を書くべく頑張り続けるのだった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-10 23:00:00
8107文字
会話率:41%
「出ていきなさい」
高校一年の春休みの最終日。義母から突然の追放宣言。岩木明人は取りつく島もなく家から追い出されて、一人暮らしにをするようになる。
しかし、学費や生活費、家賃を稼がなかければならなくなり、夜中まで工場現場で働く日々が続く。そ
んな不健康な暮らしをしているため、睡眠不足になり、目の下に大きな隈を作ってしまったことから学園の理事長の息子である松山優斗に『キモパンダ』と名付けられ、いじめの対象になってしまう。
そんな日々に疲れ果て、高校を辞めてしまおうかと考えていると、元義妹で学園のアイドルである水本沙紀がアパートを訪れてくる。沙紀は明人に父の通帳を渡す代わりに、付き合ってほしいと迫る。明人は沙紀のことを異性とは見れないというのだが、沙紀は自身の魅力に気付かせると無理やり交際を認めさせた。
☆基本的な構成☆
沙紀のアプローチにたどたどになる明人が健康優良児になって学園をざまぁしていく話になります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-17 18:06:36
170878文字
会話率:61%
ある日のこと、通帳記入してみると予期せぬ金額が引かれていた。
最終更新:2023-02-05 21:35:32
6634文字
会話率:42%
森本「俺は森本。お金がなくハローワークで仕事を探しているが全く見つからない。財布の中の残りは100円になってしまった。通帳の残高ももちろん0円だ。」
最終更新:2023-01-27 18:00:00
2092文字
会話率:67%
【最初のゲームタイトルは、
「七人の執行人から逃れよ」
ゲーム開始から七日間、一日毎に一人ずつ執行人があなたを殺しにきます。
七日間生き残ることが出来れば、
賞金三百万円を支払います。
まずは、準備金の五十万円を、
あなたの通帳に入金致しました。
手段は問いません。
生き残って下さい。
それが、このゲームを盛り上げることに繋がります。
ゲームの途中退場、リタイアは認めることはできません。
あなたのご活躍を期待しております】折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-08 02:18:01
1042文字
会話率:14%
マイナス金利ってどれだけホラーなことか皆さん分かってます?
それ、資本主義の崩壊を意味してるのよ?
最終更新:2022-08-17 11:14:12
1744文字
会話率:16%
「あなたには異世界に行ってもらいます。ゲームっぽい世界で、私の授ける加護を使い魔王を倒してください」
女神からそう言われたオッサンが目を覚ますと、そこは異世界ではなくアパートの自室だった。
「変な夢だったな」
そう思いながらオッサンが
銀行で通帳を記帳すると、見知らぬ振り込みが。
『100万円。ログインボーナス』
毎日目を覚ますだけで振り込まれる大金。
え? どうしよう?
使っていいの? このお金?
戸惑っているうちに、レベルアップで増額されるログインボーナス。
やがて使い切れないほどの額に。
この物語はオッサンが贅沢したり、お金の力で人助けをして感謝されたり、昔の夢をちょっと追いかけたりするお話。
あと、オッサンを見下してた奴は自滅していきます。
※初日の6月25日は第4話まで投稿
※その後は毎日1話ずつ投稿します
※第32話まで書き貯め済み
※40話、10万文字前後で完結予定折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-02 16:00:00
112128文字
会話率:32%
十年前の事件と七度の転校が原因で、香坂栞里は「本音に沿って行動すること」ができなくなっていた。八度目の転校で十年ぶりに街に戻ってきた栞里は、唯一の親友・桜井愛梨と再会したのも束の間、愛梨が学校の屋上から飛び降りてしまう。この十年の間に彼女に
何があったのか知りたいと考えた栞里は、契約するタイプの悪魔・金森遊馬に依頼をする。「この十年の愛梨の様子が知りたいの」「いいよ、調べてあげる」――悪魔は、私の通帳片手に実に楽しそうに笑った。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-06-08 18:10:48
20418文字
会話率:52%
この物語は、誰しもが悩むものに悩み、誰しもがぶち当たるであろう壁にぶち当たってしまった男の人生を描いた物語である。ただ、そこに見ず知らずのJKというイレギュラーさえなければ……
この物語の主人公、月城悠人、二十二歳はニートである。職場で
のトラブルがきっかけで仕事を辞めて以来、働いたことはない。
しかし、両親が整形外科の医院長と副院長ということもあり実家は超が付くほどのお金持ちなのである。悠人は仕事を辞めたことが父親にばれてしまい、家を出なくてはいけなくなってしまった。その出て行く寸前に母親から渡されたのが五百万円が入っている通帳だった。悠人はこのお金を受け取り、一人暮らしを始めるのであった。
一人暮らしを始めて約三年、母親から渡されたお金も残りわずかだった。悠人は悩み考えた。今までの生活のせいで働こうという気持ちが皆無なのだ。働こうとしても以前の会社でのトラブルが頭をよぎり不安でいっぱいになっていた。このままではダメだと思っても悠人の身体はいうことを聞かなかった。自然と自分は何のために生まれてきたのか、今の自分に価値はあるのかとネガティブな思考ばかりが脳裏をさまよっていた。そして、悠人はもういっそ死んだほうが楽なのではないかと考え自殺を決意する。悠人が飛び降りを図ろうと橋の手摺に立った時、女の子が全速力で走ってきて飛びついて、悠人を無理やり手摺から引きずり下ろした。これが、ニートの月城悠人と見ず知らずのJKの柊日菜乃の出会いである。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-02-03 22:35:07
79144文字
会話率:53%
百合企画、星花女子プロジェクト第6弾Re.スタート!
旧タイトル「プリンセスになるために」の大幅改稿版。
ゴスロリが趣味の高校2年生渡木芹菜は、ネットではイゼリアという名前の配信者。研究を重ねた詐欺メイクで、正体を隠しながらもSNSでは人
気者。
「メイクや美容は次々と新商品が発売されるからいくらお金があっても足りないんだ。でも楽しいし、自分で稼いでるから親も何も言わない。ううん、むしろ応援してくれてる。何よりもSNSの反応が貰えると嬉しいから辞められない!」
片や、
「ボランティア部で不要品として集まる物の多くは、まだ使える物ばかりです。その恩恵も少し受けながら、自分が出来る限りの節約をすること。お金は貯めるに越したことはありません。お小遣いを1円でも多く貯金して、通帳の残高を眺める。それが私の楽しみでもあるのです」
とにもかくにも倹約、貯金。
中学3年生にして激しく無駄遣いを嫌い、スマホすら持たない少女、矢ノ原野々。
同じ星花女子学園に通う、極端な2人の出会い。少しずつ距離を縮めていく少女たちの関係は、一体どうなる?
15話程度で完結予定です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-12-25 23:07:30
27109文字
会話率:60%
とっても優しい太郎君は一兆円の女神に気に入られ、一兆円が入った通帳を貰います。
それからというもの、いい事ばかり起きるようになった太郎君ですが……
緩めのノリと強めの毒が織りなす、一風変わった純愛ストーリーです。
最終更新:2021-12-14 21:22:13
7590文字
会話率:57%