それは全ての始まりの物語。
それは終わりの物語。
遥か太古の時代。
神々は生きとし生けるもの全ての頂点に君臨する竜の逆鱗に触れ、幾つもの世界を巻き込んだ大戦が始まる。
竜は王であり神。
その竜を止める為、あらゆる種族と生き
残った神々は団結し。長い戦いの末に、ようやく封印に成功する。
しかし。
時は流れ現代。
決して目覚めてはいけない竜が復活する事になる。
自分達の王であり神でもある竜を復活させる為、多くの竜達や組織が動きだす。
この世界には非現実は存在する。
少年少女達がこの世界の裏の真実に触れた時、その扉は開かれる。
そこはこことは違う世界が広がり、空想上の生き物とされていたモンスター達が存在する異世界。
少年少女達の物語が今始まる。
~ 主な登場人物紹介 ~
早瀬 憲明(はやせ のりあき)
本作の主人公、16歳。
ショートウルフヘアーでやんちゃそうな少年。見た目どおり喧嘩っぱやい。
仲間想いで優しく、明るい性格。
夜城 和也(やしろ かずや) 15歳。
よく女子と間違われるくらいの美少年。
よく、ブラックデビルと言う甘い香りがするタバコを吸っている。
友人や仲間、大切な者を護るためならなんでもする様な優しい性格。
夜明 美羽(よあけ みう) 16歳。
V系ボーイッシュな美少女で、MIYA(ミーヤ)として歌手活動をしている。
性格は穏やかだが、怒らせると怖い。
中川 沙耶(なかがわ さや) 15歳。
髪はピンク色で長く。ラビットスタイルのツインテールが印象的な地雷系メイクをしたとても可愛い女子。
明るく元気だが、ちょっと意地悪な性格。
稲葉 一樹(いなば かずき) 16歳。
髪はマッシュカットで、性格が少し悪そうな目をしているがこちらも美形な顔をした少年。
口が悪いところもあるが、なかなか感が鋭い。
山本 玲司(やまもと れいじ) 16歳。
憲明や一樹よりかなり身長があり、髪は坊主頭。
筋肉質な良い体をしていて、とても優しそうな表情を見せる少年。
周りからは、ヤっさん、と呼ばれる。
~ 1ページの文字数がとんでもなく多いので、もっと読みやすくするために、改めてこちらを投稿することに致しました!! ~折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-18 07:00:00
657769文字
会話率:42%
冒険者養成学校を卒業し、冒険者として順調に6年旅してきたバッファーのハルト。
久しぶりにパーティーメンバーで里帰りをしようとしていたところ、同級生で有名な2つ名持ちの双剣使いに出会って…。
仲間と共に成長する、バッファーハルトの冒険譚。
2018.01.19 第二回モーニングスター大賞ファンタジー賞を受賞させていただきました!
2018.09.21に1巻が発売します!
ひとえに皆様の応援のお陰です。
ありがとうございます!!!
続編はじめました!
逆鱗のハルトⅡ
http://ncode.syosetu.com/n7144ef/
よろしければどうぞ!
~完結後、PV数が10,000,000を突破しました!~
感想やレビューもいただけてとても嬉しいです。
皆様のおかげで、日間完結済ランキング1位をいただき、なんと月間完結済でも1位……。
総合でも日間2位までいき、本当に嬉しく思います。
全て、感想やブックマーク、ご指摘などなど、数々の後押しのおかげです。
感謝しても足りません、本当に本当にありがとうございます。
王道ファンタジー(を目指しています)です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-17 21:13:40
1878599文字
会話率:38%
彼の『飛龍タイラント』を屠り、古の時代より封じられていた『災厄』を撃破したパーティー〔白薔薇〕は冒険者としてもトレジャーハンターとしても順調にその名を広めつつあった。
次なる未知へと旅立った彼らは、やはり巻き込まれるようにして新たな冒
険に踏み出すこととなる。
仲間や自分を強化する『バフ』を駆使しながら自らも戦う『バッファー』ハルトと、パーティー〔白薔薇〕が成長する冒険譚Ⅲ!
第二回モーニングスター大賞ファンタジー賞を受賞させていただき、書籍化した作品の第三弾です。
シリーズものですので、どうぞ無印からお読みくださいませ。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-04-29 23:25:10
177680文字
会話率:40%
http://ncode.syosetu.com/n8573dr/
逆鱗のハルトの続編です。
↑↑第二回モーニングスター大賞ファンタジー賞をいただき、2018.09.21に1巻が発売されますっ↑↑
冒険者養成学校を卒業して6年半が過ぎた。
4人で旅をしていたバッファーのハルトのパーティーは、有名な2つ名を持つ双剣使いのディティアと、銀色の毛並みのフェンリルを仲間に加え、全員が2つ名を持つパーティーへと成長を遂げた。
とはいえ、まだまだ名を広げる場所はありそうで……。
仲間と共に成長する、バッファーハルトの冒険譚Ⅱ。
王道ファンタジー(を目指しています)です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-12-05 19:00:00
669334文字
会話率:35%
魔法学園に通う平民のルアーシャは、お昼ご飯代を節約するため野草を探しているときに、王弟で教師でもあるウィレムに出会う。
やがてルアーシャはウィレムに恋をするが、身分違いの自分では両思いはおろか、学園を卒業したら彼との接点すら失ってしまう。
思い悩んだ末にルアーシャが見つけた解決策は『ある方法』で自身の魔力を増幅し、学園に就職することだった。
しかし、その方法がウィレムの逆鱗に触れて――⁉
※他サイトに投稿したものを改題、改稿しています折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-26 18:22:43
8361文字
会話率:36%
主人公、神代 裕(くましろ ゆう)は、車道に飛び込んだ猫を助けようとして事故にあい、1度目の人生を終える。
そして主人公が次に目覚めた場所は、異世界の王城だった!
獣人が差別される人間至上主義の世界で、主人公のスキル【獣の王】は、汚らわ
しいとされ王城から追放されてしまう。
主人公は、生来の動物好きと相まって、獣人たちと心を通わせ、やがて真の【獣人たちの王】として、獣人の理想郷を作り上げていく。
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・初めての小説執筆&投稿です!
・プロットは物語の完結まで用意しております!
・1日1話の更新を目標にしています折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-15 18:00:00
1822文字
会話率:36%
現実世界の終わらなかった大正時代、『まじない』と言う形で少しの超常現象(ちょっとだけ幸運にしたり)が信じられていた。日本はこれから発展を遂げる技術革新の時代を迎えるにあたり目指し暗部を解体しなかった事にしようと『闇狩り』を頻繁に行う。
そんな中、根が温厚だが日本刀一つで自動小銃を装備した一個師団の軍人を惨殺する技量を持つ。強すぎて『手出し厳禁』と政府認定された月夜連合の一人、水無月蓮夜。
半面、不器用の塊で勉強が苦手で組織が解体されて在野に降りたものの生活に困り金髪碧眼で巨乳低身長、目が悪く丸眼鏡。頭の回転は速く日常に必要な知識はあるが自主性に乏しい見習い暗殺者の望月灯子に拾われる。
お金はあれど生活できない蓮夜と無一文の灯子は互いの弱点を補い普通の生活を始めようとするが、国の威信をかけた闇狩りと言う……組織でありプロジェクトに狙われた灯子の元師匠を助けるべく動く。しかし、それはさらなる黒幕の逆鱗に触れ蓮夜と灯子もターゲットとなる。
しかし、あまりにも人外じみた蓮夜の強さに闇狩りの本気は町の人々への凶行へと駆り立てた。
武器も、親しくなった灯子も闇狩りの手に落ちた彼に町の人々は協力を申し出る。
そのおかげで闇狩りを撃破するも、黒幕は闇狩り結成に一役どころか私利私欲の為に動いたアメリカの大使。
蓮夜の逆鱗に触れ、町民と共に撃退。(一章ここまで!)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-08 18:00:00
109872文字
会話率:50%
兄弟のちょうど真ん中に生まれて、両親から何故かかまってもらえなかった。
その代わりに祖父母に可愛がられて育った。
祖父母は自分たちに何かあったときのことが心配で、互いに思い合っていけるか確認を取って婚約者を決める。
なのに婚約者は浮気をして
しまい、相手の女性がそれをバラしてしまう。
祖父の怒りは凄まじく、婚約解消をすることになり新たな婚約者を探すことに。
気の合う人が見つかって、これから幸せになるという時に・・・。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-26 18:00:00
10023文字
会話率:39%
交通事故で亡くなった者が異世界でもっとも美しい男になり困惑しつつも順応する話です。
かなりアクションしてます。と、いうか、徹頭徹尾アクションです。
おそらく、なろうで一番美しい主人公ではないでしょうか。
簡単に説明すると、大型トラックから外
れたタイヤに弾かれて雑居ビルの壁面に後頭部を打ちつけるという一風変わった死にかたをした十握真人(とつかまひと)は異世界で美しい体を受肉した。女性なら年端のいかない少女から腰の曲がった老婆まで遠目に見ただけで頬を緋に染める美丈夫である。十握には劣るが容姿端麗なハーフエルフのエイリアの――つまり、美への免疫がある――パン屋で働きながら身分証欲しさに商都ラウドで冒険者をすることになる。こちらの世界に送りこんだ存在の意図がわからない以上、なにが逆鱗かわからないので慎ましくいきたいがそうは問屋が卸さない。トラブルに巻きこまれる。弱点であるメンタルをゴリゴリに削られながら人を助けているうちに街のトラブルシューターになってしまった。そんな話です。が、ストーリーはFBIの警告から始まる作品と同じで軽い味付け程度ですので気に留める必要はないですよ。淡々と話が進む深夜のドラマやアニメを観る感覚で楽しんでいただけたら幸いです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-25 12:39:42
430128文字
会話率:37%
僕の隣の席に座る銀髪の彼女を、一言で表せって言われたら、なんて答えるだろう? そうだな。
それなら僕は『ハサミ』と言うかもしれない──。自分でいうのはなんだが、それはずいぶんと言い得て妙なモノだと思う。
だって実際に彼女はハサミみたいな
少女だったし、ハサミをこよなく愛していたのだから。それは傍から見れば異常にしか感じられないぐらいには、それほどに。
「このシャープで強固な、漆黒の剣が美しいのよね」
銀髪美少女『冬坂(ふゆさか)カナデ』はなんといってもハサミが好きだったのだ。
そしてよくハサミに似ている。
そしてそして、僕はそんなハサミ少女の逆鱗に触れたのか、彼女に殺されかけてしまうことになる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-12 12:13:04
8377文字
会話率:44%
魔法が存在する異世界に転移した主人公は元の世界に帰りたい。
最終更新:2024-02-08 12:04:22
2113文字
会話率:48%
「誓っただろう、永久とわの愛を。もう忘れてしまった?」
「そんなことはないわ。でも、来世のことまで私にはわからないもの。私はきっと、……あなたの事を覚えていない」
創生の神リュピテルと魂の契約を結んだ聖女は、深く愛し合い来世の約束を交
わして転生を繰り替えす。リュピテルだけが転生後も記憶と能力を持って転生した。少年レイジェルとして生まれ変わった彼は、同じく遅れて転生した聖女に足しげく会いに行き、こよなく慈しむ。今生もまた結ばれて生涯愛し合うだろうと確信を持っていた。
一方では父である国王から虐待を受ける日々だった。ある時国王の逆鱗に触れたレイジェルは殺されかける。その際に神の記憶と能力を失う。虐待はエスカレートしついには奴隷にされ、商人に身売りされてしまう。穢れた身で聖女に会うことを諦め、陰から見守るようになる。
隠していた聖女親子の所在が国王の知るところとなり、激高した国王に聖女の母親を殺害され、幼い聖女まで手にかけようとしていた。レイジェルは聖女を救うべく国王を殺す。振り返れば聖女の姿は消えていた。
数年後王都で再会した聖女は記憶を失い男装の騎士となっていた。任務に励む彼女を、レイジェルは陰ながら見守り、彼女が危機に直面する度に助ける。
狂おしいほどの切ないラブファンタジー。
※なお、この作品は数年前に投稿した『月の雫は永遠に……』のリメイク版です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-30 07:10:04
183033文字
会話率:33%
辺境の外様王国クリシュナーの次男坊であるギルーシュは、世界を征服した太陽帝国アヴァロンの士官学校に通っていた。
同級生の友人には、生徒会長にして皇太子のスレイマン、副生徒会長で譜代王国の女王グレンダ、皇帝主催の武芸大会で優勝したガルムら
がいる。
ギルーシュは次男坊ゆえに、帝国の官僚として出世しようと考えていた。そのため学校の成績はいい。
スレイマンはギルーシュをライバル視し、グレンダのことが好きだ。
しかし、グレンダは自らが継承した王国のために婿が欲しかった。将来皇帝になるスレイマンと付き合っては嫁に行かねばならない。それよりも、貴族の次男坊であるギルーシュと結ばれたいと考えている。
当のギルーシュは、スレイマンと争うつもりはない。それよりも、彼を支えて宰相になるのが夢だ。
だから、グレンダのことを好ましく思いながらも、付き合おうとは思っていない。それどころか、女教師のヘレナと隠れて付き合っている。要領のいい男だ。
さらには、スレイマンの妹である皇女エトワールがギルーシュのことを好きだと公言していることで、スレイマンとギルーシュの友情は複雑なものになっていた。
そんな青春を謳歌していたギルーシュのあずかり知らぬところで、父と兄が皇帝ツァウベルンの逆鱗に触れて粛清されてしまう。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-30 00:07:47
129356文字
会話率:39%
わたくしは、夫が手に持っている手帳を見て、絶望しました。あの手帳には、初恋の人への想いが綴られているからです。それ自体に夫が怒る可能性は低いと言えるでしょうーーですが、一つだけ......夫の逆鱗に触れるような気がする言葉があったような..
.......気がします...。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-27 22:58:10
2195文字
会話率:22%
名護屋城お堀の姫ホタルを助けたばかりに、大家老毒蔵の逆鱗に触れた蛍侍。
毒蔵の暗殺部隊に追われる身となった蛍侍に救いの手を差し伸べたのは、マレーバクだった……
最終更新:2024-01-14 16:12:13
47938文字
会話率:14%
ある年の暮れ、薔薇の逆鱗に触れ茨の鞭で打たれ鼻に呪いをかけられてしまった私。
呪いを解こうと様々な試みをするも叶わず絶望に打ちひしがれる。
鏡を見ては絶望しため息をつく私。そんな中、一筋の光明が差し込んだ。
鼻(花)にかけられた呪いを解く、
医療系(?)、民俗学的(?)、日常エッセイです。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-16 16:19:34
5215文字
会話率:4%
ハロウィン園遊会の晴れ舞台で、伯爵令嬢ミレイ・アンノールは第三王子から突然の婚約破棄を言い渡される。魔獣に興味があり、日夜研究を続けていたミレイは、周囲から「悪獣令嬢」と蔑まれていたのだ。園遊会で居場所のなくなったミレイは、顔から首元が醜く
ドラゴンの鱗で覆われ、恐れられてきた「逆鱗侯爵」エドワード・ライオニスと出会うのだった。“はぐれもの”同士の二人は、ある事件をきっかけに心を通わせていく。完全ハッピーエンドです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-07 19:27:34
5273文字
会話率:37%
〈伏魔殿(ふくまでん)〉――魔物が蔓延り宝物が眠る地下迷宮(ダンジョン)。
そんな〈伏魔殿〉が点在する国――龍塒国(りゅうじこく)。
野兎(ノト)は、国を巡る雑技団に身を置く女性である。
目玉の演舞劇では男役を担う、大人気の凜々しい
麗人。そして、かつて現代日本で暮らしていた前世の記憶を持つ、“転生者”でもある。
ある日、団長夫婦の不祥事により雑技団が潰れてしまい、幼い弟分・妹分達を養うため野兎は後宮の宮女になることを決心する。
しかし、野兎は妃嬪の一人――梅衣(メイ)に粗相を働いた同僚を庇ったため、彼女の逆鱗に触れてしまう。
機嫌を損ねた罰として、宮廷の外れにある〈伏魔殿〉――通称〈宮廷伏魔殿〉へと落とされてしまう事に……。
だが、野兎は幼い頃から雑技団の団長夫婦に折檻を受け、しょっちゅうあちこちの〈伏魔殿〉に放り込まれていた。その度に、前世で学んだサバイバル技術と今世で培った武闘術を駆使し生き残ってきたため、全く恐れること無く、むしろ〈宮廷伏魔殿〉を攻略していく。
その最中、野兎は離れた場所にいる人間と通信ができる宝物――〈神鏡〉を発見。
〈神鏡〉の力により彼女の活躍が国中に配信される事に。
思わず梅衣の横暴ぶりまで暴露配信される形になってしまい、宮廷は大混乱。
しかし、皇帝陛下は〈伏魔殿〉の〈魔物〉をも凌駕する野兎の姿に強く興味を惹かれた様子で……。
“後宮“と“ダンジョン”をダブルで攻略!? 転生女子による宮廷シンデレラストーリー開幕!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-10 07:00:00
41053文字
会話率:32%
その男は〈逆鱗〉に触れた。
この作品はアルファポリス様にも掲載しております。
最終更新:2023-10-03 12:32:16
1529文字
会話率:22%
エッセイです。
逆鱗について。
触れてはいけないんですよ。
最終更新:2023-10-02 09:05:17
1341文字
会話率:6%
「一方が鱗である限り、他方は生きられぬ。どちらかが泡となって消える時、互いの縛りは解かれ真に龍となるだろう。」
鱗の一族が行う9歳を祝う儀式にて、双子の姉弟は自身らの運命を楼主より告げられた。
※この物語は短命な運命に生まれてしまった
双子がなんやかんや紆余曲折しながら頑張るお話です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-09 01:15:56
2735文字
会話率:41%
17歳でザーベイル辺境伯となった『ジルヴォル=ザーベイル』に突如突き付けられた婚約破棄
ギルドルク王国王太子であるデミトルがジルヴォルの婚約者であるルシオラが、国王主催の夜会で婚約破棄をしたのである。
ギルドルク王国では中央貴族が
地方を軽んじ、地方貴族たちは煮え湯を飲まされ続けてたのである。
その確執の解消のために、地方貴族の雄であるザーベイル辺境伯と中央貴族の中心的存在であるガルスマイス公爵家を婚姻で結びつけようとしたのである。
その、婚姻が破棄されたことにより、ギルドルク王国は滅亡への道を突き進むことになる。
ジルヴォル=ザーベイルの容赦のない断罪の刃が中央貴族を襲う。
その様子を見ているもう一人の怪物……
二人の怪物の邂逅の物語
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『最凶侯爵の逆鱗に触れた者達の末路』の続編となります。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-01 00:00:00
80270文字
会話率:57%
ザーフィング侯爵家の嫡男ジオルグは家族に冷遇されていた。
五年前に母が亡くなり、すぐに父が再婚したのだ。同じ年齢の弟レオンもいたことから、父の不倫は明らかであった。
父はジオルグを冷遇し、継母と腹違いの弟ばかり可愛がった。
ジオ
ルグが冷遇されて五年経ったある日。オルグの婚約者である伯爵令嬢フィオナが婚約破棄を言い出し、その横には嫌らしい嗤い顔を浮かべたレオンが立っていた。
「お前の婚約者は俺がいただく」
「あなたのような無能者とは結婚しないわ」
罪の意識など微塵もない二人の言葉であった。ジオルグは侮辱を受けても怒りを見せず淡々としていたが、ある言葉を聞いたときに淡々と部下達に命じる。
その命令とは
「この二人を捕らえよ」であった。
そこからジオルグの反撃ターンが始まった。
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主人公は決して善人ではありません。しかも強すぎるのでほぼ一方的に相手を殴り続ける事になります。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-08-11 00:00:00
65562文字
会話率:66%
落ちこぼれの妹イネスに対し「そんなことも分からないの?」と言い放ち続けた公爵令嬢イザベル。彼女は向上心がなく、いつもヘラヘラと笑ってばかりのイネスに腹を立てていた。
そんななか、天才、完璧と謳われた彼女は、十八歳で王太子エリックと結婚
をすることに。
それから数年、彼女の暮らす王宮にイネスがやって来た。相変わらず愚鈍なイネス。いつものように「そんなことも分からないの?」と口にしたイザベルは、イネスの夫であるリオネルの逆鱗に触れてしまう。
その上、自身の己であるエリックに「王太子妃に求められる能力は、知識でも判断能力でもない。――――君は、そんなことも分からないのか?」と聞き返され、絶望の淵に立たされることに。
(わたくしには『そんなことも分からない』人間……)
これまで無自覚に言い放ってきた言葉がそっくりそのまま自身に返ってきたイザベルは、その言葉の酷さ、重みに大いに苦しめられてしまう。これまでの自分を猛省し、他人の感情を理解できるようになろうと努力をはじめるイザベル。けれど、どんな書物を読んでもちっとも分かるようにならない。
困り果てた彼女に夫エリックが伝えた言葉とは――?
これは、ざまぁされた真正悪役令嬢が自分を見つめ直すまでのお話。
※本作は『そんなことも分からないの?』における悪役令嬢、イザベルのスピンオフ作品となっています。前作を読んでなくても話が分かるように書いている(つもり)ですが、前作を読んだあとのほうがお楽しみいただけるかと思います。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-30 19:23:42
12957文字
会話率:36%