家族の浪費で負った借金のために、四十歳も年の離れた伯爵の元へと嫁ぐことになったアリーセ。絶望のまま初夜を迎えるが、事に及ぶ前に伯爵は発作を起こして死亡。アリーセは夫殺しの容疑者となり、伯爵の娘たちから暗い部屋に閉じ込められてしまう。処刑の恐
怖に怯える中、アリーセを助けてくれたのは紛争から帰還した公爵エドゥアルトだった。
「……そんな顔をするな、アリーセ。お前は何も心配しなくていい」
幼馴染で初恋だったエドゥアルトに優しくされ、アリーセは彼に惹かれていくのを自覚するが、醜聞まみれの未亡人では彼と一緒にはなれない。そんなとき、アリーセの無実を証明する恩人となった大神官ミカエルが次第に存在感を増してくる。
「今はアリーセ様のことが何より大切ですから」
しかし、やがてアリーセはその特殊な体質のために大きな陰謀に巻き込まれ──。
第1部は、ドアマットとすれ違いな両片想い+三角関係からのハッピーエンド。
第2部は、甘々な生活とアリーセの成長からの再びの事件を経てハッピーエンドです!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-29 07:00:00
92920文字
会話率:51%
期待に胸を膨らませた高校の入学式だったその日、多くの人達がオレの目の前から消えてしまった。
それは信じられない現実。
それは認めたくない現実。
それは逃げ出したくなる現実。
そして、突きつけられた現実は……異世界とステキなお姉さ
んとの出合いだった!?
様々な困難と次々に巻き起こる謎とドキドキが入り交じった事件。やがてはそれら全ては、点と線で結ばれて一つの真実へとたどり着いていく!
シリアスとコメディ、加えて摩訶不思議なミステリーが織り成す物語。そんな物語の中で右往左往しながら食らいついていく等身大の凡人主人公、導 輝道の活躍をお楽しみください!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-25 21:30:32
173754文字
会話率:64%
ひっそり生きたいと望むエリザベス・テレゼア公爵令嬢は、地味に目立たず生きてきた。
毎度毎度、必ず頭に飛んでくるものを最後に何度も生を繰り返すヘンテコな人生。回避、回避で今生は絶対長生きしてやると日々努力中。
王立学園に入らないためにも魔力が
そこそこあることを隠し、目立たず十五歳を過ぎることを目指していた矢先……。
ひっそりと言い聞かせてきた日々の中に、すでにキラキラ危険分子が混じっていたなんて悲しすぎて悲しすぎて認めたくない。
――ああ、詰んだ。
何、イベント目白押しって。国って何? そんなの回避に決まってる。私はひっそり、こっそり生きたいの!
※過去作を大幅に改稿したものになります。
第一部は毎日更新です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-14 20:30:00
360382文字
会話率:33%
人魚の末裔である少年ヨランは、予知能力者の姉を持つ。国一番の学園に入学し、将来の足掛けに励む日々を送っていた。ところが、ひょんなことから年上の女生徒ナーナティカと知り合い、交友を持つことに。恋や愛なんて関係ない。ただの気安い仲だと思っていた
。
しかし、姉からそういう仲だと勘違いされ、違うと否定をするも受け入れてもらえない。そうこうしているうちに本当に気になり始め……いや、そんなことはない。認めたくない!
意地を張り目を逸らしても、結局は折れに折れて落ちていく思春期少年のお話。
※)本編『ナーナティカのかんしょう』後のスピンオフ。
恋愛方向に落としてやりたーいという気持ちから出来心でやりました。こちら単品でも読めるように書いています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-07 07:07:18
52059文字
会話率:31%
さよならって言いたくなかった。
君がいないって認めたくないから。
最終更新:2024-06-29 14:28:30
353文字
会話率:0%
私は昔から、人の指示が上手く聞けない。
理解したつもりになっても、上手く動けない。
其れはどんなに努力しても変えられなかった。
注意事項1
起承転結はありません。
短編詐欺に思われたら申し訳御座いません。
注意事項2
それでも、息する事
が出来るなら、もがこうと思うんですよ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-26 18:15:59
781文字
会話率:37%
星の主たる星主の命令で別の星へ行く門が作られてしまった。
自分以外の誰かが支配している星の存在を認めたくない星主は全ての星を支配することに決めた。
そこで星主直属の配下十人が集められ別々の星に侵攻せよと命じられた。
魔王と勇者が争っている星
、機械しかいない星、土の中に人が住む星、危険な生物がいる星、浮遊島しかない星、同じ物しかない星、砂漠の星、全てが存在する楽園の星、大自然の星。
そして、最も安全な星、地球。
配下十人に別々の星の侵攻を命じた。
この物語は、最も安全な星の侵攻を命じられた、配下十人の中で最も戦闘能力のない男の物語。
この作品はフィクションで、実在する存在とは関係ありません。
不定期投稿になる可能性が高いです。すいません。できるだけ投稿します。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-31 09:00:00
42152文字
会話率:56%
【8月13日午後5時半ごろ――】
帰り道。その電柱の貼り紙を目にした俺は驚いた。
どうやら注意喚起のために、市の治安情報を載せるサイトからプリントアウトしたようだ。ご丁寧にラミネート加工までしてある。
【見知らぬ会社員風の男が声を上
げていました】
見知らぬって大抵そうだろうが。それはさておき、ここに書かれている特徴……どうも俺に間違いなさそうなのだ。
【身長173センチぐらい。少し白髪交じりの癖毛。気持ちの悪い柄のネクタイ】
……気持ちの悪い柄というのは認めたくないが、そこは個人の感じ方の話だし、まあしょうがない。クールビズだなんだと油断し、必要な時に普段のネクタイがカビ塗れだったので、いつぞやの買った福袋の中に入っていたネクタイ。それを着けていったのだ。
俺は中々に良いと思ったのだが同僚からは散々馬鹿にされ、上司からは君はそんなんだからいつも……とやんわりと説教をくらった。まったく理不尽な世の中だ。ツイてないことが続くとつくづくそう思うと、まあそれはいいとして、はて声を上げた? なんだったかな。ちょうど三日前のこの時間帯だが、よく覚えていないな。いや、そもそもの話、別に声くらい上げたって……折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-24 11:00:00
1245文字
会話率:35%
人助けを生きがいとする軍人、ユリアは、異能と魔術を扱う者たちで構成される集団「特務部隊」に推薦された。だが、ユリアは異能も魔術も扱えない普通の人間、「無覚醒者」だった。無覚醒者を認めたくない周りの人間達は彼女を蔑むが、ユリアはその言葉を全く
気にしない。ユリアを推薦したのは、軍の最高司令官であるシラノ軍司令だった。ユリアは自分が推薦された理由に、心当たりがない。果たして彼女は、何故特務部隊に推薦されたのか。また、ユリアはその体に、あるものを住まわせていた。
作者の面白い戦闘シーン探求&練習作品。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-17 18:21:18
141733文字
会話率:33%
政略結婚で子供生む道具のように思われて婿入した父親に愛されることなく育ち、母も祖父母も早逝してしまう。
入婿の父親に侯爵家を乗っ取られると思った執事が王家へと助力を求めた。
最終更新:2023-11-30 17:00:00
6629文字
会話率:18%
僕……辻村劣等(つじむられっと)は化学、物理学、数学が大好きな超理系人だ。記憶力も人よりダントツにいい自信がある。ヲタクと勘違いされていると思うから訂正すると僕は陽キャだ!!……たぶん
これを自称する時点でおかしいが、主人公の親友であ
り、とてつもなく可愛い彼女がいる。なので、そう錯覚してしまったのかもしれない。
そんなある日、僕は彼女を庇ったことによってトラックに轢かれた。その時の彼女の顔は今でも忘れられないほどの満面の笑みだった。
気づいたら僕はたくさんのスクリーンのようなものがある場所にいた。そのスクリーンの映像を見ると僕は悶絶してしまった。認めたくない内容が書いてあった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-21 22:09:03
2214文字
会話率:18%
聖女の地位から追放され王太子から婚約破棄された男爵令嬢シェーナ(18)と、国王命令で婚約した公爵ラズール(40)。彼は政略で次々と婚約者をかえられるシェーナが気の毒になり 『真の婚約者が見つかるまで』 という条件で暫定の婚約者となったのだ。
だが諸事情によりシェーナに仮の婚約であると伝えられないまま、お互いの誤解と愛情は深まっていく。
心の声が聞こえるためにかえって婚約者の真意を疑い、愛されていないと信じつつ彼に惹かれていくもと聖女と、親子ほども年の離れた婚約者に惹かれていく自分を認めたくない、かっこつけでひねくれものの公爵閣下。ある意味で両片想いなふたりが心から結ばれ、とりあえずの溺愛が真の溺愛にかわるまでの物語。ラストで一気に甘み増します。
※ 『だって結婚はパセリみたいなものでしょう、公爵閣下?』 https://ncode.syosetu.com/n4150hz/ の公爵サイドストーリー。本編と一部内容が重複しますが、既読未読問わずお楽しみいただけます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-04 11:05:44
201046文字
会話率:39%
父親の再婚で“姉”が出来た御笠春亮は高校2年生。再婚相手との同居が始まる前は“姉”に期待をしていたが、その正体は誕生日が一日しか違わない同い年の少女の阿澄琴音だった。それも同じ高校に通い、クラスも一緒。
クラスメイトに関係性を知られたくない
琴音の希望で外では他人を演じる二人。家でも琴音を“姉”と認めたくない春亮と“弟”に「お姉ちゃん」と呼ばせたい琴音の間で溝があった。
だが一緒に暮らしていくうちに姉弟以上の感情を互いに抱いていることに気付き始め――
※初作品になります。誤字脱字・文法ミス諸々あると思いますが温かい目で見守って下さい。
作品自体は出来上がってるので微調整しつつ週一くらいで投稿したいと思ってます。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-02 20:43:16
26757文字
会話率:79%
「――さあ、狂厄の乙女と誓約を」
これは、平凡だった少女と自我の無かった世界の長い永い、恋物語。
そこに至るまでに掛かった途方もない前座。その一部。
認められない。認めたくない。
触れたい。でも近づいてはいけない。
複雑に縺れた感情が足
かせとなって、素直になれない少女。
繰り返されることで芽生えた自我の成長によって、愛を知った世界。
※とことん深読みして読むと良き。(解釈は好き好きに)
※いいね、感想、待ってます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-12 10:49:55
8284文字
会話率:27%
両親を早くに亡くし、二人三脚で生きてきた妹が、突然結婚したいと言い出した。
父と母の影を探しながら生きてきたヘタレな兄は、妹の結婚を認めたくないが……。
妹の、家族に対する思いと、兄の、結婚に対する思いは、果たしてどう実を結ぶのか。
最終更新:2022-08-08 21:00:00
6127文字
会話率:53%
当たり前の事なんだけど
認めたくないこの事実
俺だって例外じゃねえんだよ
最終更新:2022-06-24 22:47:08
1898文字
会話率:1%
『恋姫に告ぐ――、』から始まる願いを七夕の短冊に記すと、恋の神様と名高い《恋姫》が叶えてくれるという、最近のSNSを賑わす噂。倉科奏空はある願いを短冊に込めたら、眉目秀麗と評判高い同級生の二宮玲人と、ばったり最悪なキスをしてしまい――――!
?
それからは散々だった。
なぜか玲人の過去を毎晩の夢で見せられ、逆に彼にも過去を見られてしまう始末。お互いのプライバシーはメチャクチャ。摩訶不思議な現象に戸惑い、反発し合う日々。それが楽しいとは認めたくない自分。
けれど、そんな毎日が続くことはなかった。天の神様のせいで。
ちょうど、織姫と彦星の邂逅が許されないように。
結局、目の前に降りかかる天罰からは逃れられないのだ。
だから彼女は、彼は、――目の前の恋を諦めることにした。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-10 17:50:30
10921文字
会話率:39%
「せ…聖女…?」
「はい。あなたは紛れもなく我が国に伝わる聖女様であらせられます」
「あの、私は普通の女子高生で、聖女ではないです。人違いです」
突然、異世界に転生して聖女になった真理。
「自分が聖女だなんて認めたくない」という思
いとは裏腹に王子や悪役令嬢に絡まれ、国王からは聖女の祝福を期待される。
何とかして穏便に生きていきたい悪役聖女のお話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-04-26 19:03:51
55693文字
会話率:42%
書けども書けども上達は感じられず、周囲の人々ばかりが先を行く。
これは錯覚か、あるいは認めたくないと駄々をこねているだけなのか。
もがき苦しみながらがむしゃらに進んでいる男には、前はどちらなのかすらもはやわからない。
最終更新:2022-04-02 00:00:00
1520文字
会話率:23%
弟がラブソングを歌っていた。私の知っている弟はもっと恋なんて無縁だったが、いつの間にか色気づいてしまった。兄としては喜ばしいことだが、弟は私に「兄貴はどうなんだよ?」みたいな視線を向けてくる。オタク趣味の私を弟ながら心配しているのだろう。も
しくは、「自分の兄が彼女を作れないダサい男である」というのを認めたくないのかもしれない。実際、あなたの兄……私は恋を拗らせているダサい男だ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-03-11 22:23:06
3212文字
会話率:44%