郊外生活の良き所について語り倒す
最終更新:2025-03-16 18:42:20
1210文字
会話率:0%
※前作( https://ncode.syosetu.com/n9652ik/ )の終わりから話は始まりますが、前作を読んでなくてもぜんぜん大丈夫です。
【前作『科学が進んだ異世界で死なない体になりました』のあらすじ】
とある日本の研究所
に勤める平凡な23歳の男、サノ。彼は以前、地球とは別の次元に誘拐された経験を持つ。地球より遥かに科学が進んだ世界で、サノはエーテルボディという不死身の人工身体となり、惑星『ミヌエト』に墜落した宇宙船の探索を強制される。その中でサノは、エーテルボディに隠された特殊能力に助けられ、誘拐犯への逆襲に成功する。無事に自分の体を取り戻したサノは、地球への生還を果たす。
【今作『惑星襲撃ラボラトリ』のあらすじ】
地球よりはるかに科学が進んだ『他次元』。しかしそこに住む人類は、30年前の大災厄によって最悪の状態に瀕していた。
不死身の人工身体『エーテルボディ』、惑星ミヌエトに墜落した移民用の宇宙船、そしてその宇宙船を守っていた最強の怪物『アイギス』と『メデューサ』。それらはすべてその30年前の母星『マザー』で起きた大災厄から端を発したものだった。
災厄によって生命が地表に居なくなってしまった星、マザー。人工衛星都市に逃げ延びた人々は、マザーに残された人たちと災厄の原因を探るべく、エーテルボディによる地表の大捜索を計画する。しかしその計画は災厄を作ったモノたちが待ち望んだ事でもあった。再びこの次元に召喚されエーテルボディの体になった地球人のアイトとサノだったが、マザー地表捜索に参加したことで新たな災厄に巻き込まれてしまう。
マザーの災厄が人工衛星都市まで侵略しようと動き始めた時、サノは不死身の体(エーテルボディ)と大切な人(アイト)を失う。さらに現れるメデューサを越えた最強の存在。最悪の状況の中、サノは自分がこの次元に呼ばれた真意を知る。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-22 20:15:15
183615文字
会話率:35%
どこにでもあるある王国の衛星都市、真面目に仕事をする一人の憲兵がいた。
軍属で憲兵隊長のアニードは、ある貴族から「この後すぐに捜査する事件を望ましい結果としろ」と密命を受けた。一見するとなんでもない通り魔事件に秘められた真相はどこにある
のか。
アニードは転生者でも転移者でも、ましてやチート持ちでもありません。どうやって盛り上げればいいのか。読んでもらえるものになるのか。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-12 07:18:00
73429文字
会話率:52%
第一部
「夕霧物語」(禿の伊左衛門による名妓夕霧太夫の物語)<幕間劇>
伊左衛門が大食人のまめぞうらに助けられながら、傷病の夕霧を青墓のけちんぼ池に連れてゆく物語。
「辻沢ノーツ」(ノタクロエが記録するフィールドノート)
ノタクロエは
社会学を専攻してフィールドワーカーを目指す大学3年生。
所属する鞠野ゼミの夏休みの課題はフィールドワーク実習。
クロエは挨拶とか準備とかしなければならないのに5月になってもフィールドワーク先が決められないでいた。
そんなクロエに鞠野先生が勧めてくれたのが辻沢だった。古くは遊里であり吸血鬼伝承が残る特殊な地域だが、N市の衛星都市としてベッドタウンとなり、コスプレで賑わうヴァンパイア祭りが有名になったりと現代化著しいフィールドでもあった。
他に行くあてのないクロエは、友人のミヤミユとサキと一緒に辻沢にフィールドに入る事を決める。連休中、鞠野先生に町の協力者への挨拶に同行してもらうも、クロエの気分はドナドナ状態。
そして夏休み。フィールドに入ったクロエを待っていたのは、いつ行っても陰気で暗く気味の悪い青墓の杜、何かが潜んでいそうなジメついた地下道。拠点にしている屋敷のヴァンパイアみたいな人たち。そして秘密のサバゲーにはまる、他所から来る暗い顔をしたゲーマーたちだった。
フィールドがその闇の姿を現してくる中、クロエはフィールド調査で知った「夕霧物語」がいつも見る夢と同じ内容だと知る。
そして、自分とそっくりの少女ユウの出現によりクロエは思ってもいない方向へ導かれてゆくのだった。
第二部
「辻沢日記」(コミヤミユウによるセルフライフドキュメント)
第三部
「書かれた辻沢」(フジノミユキによるオートエスノグラフィー)
結部
「夕霧物語 えにしのゆくえ」(伊左衛門による当世語り)
と続きます。
新たな夕霧物語。宿世から解放され未来へ向かう鬼子と鬼子使いの記録です。
【構成】
全45万字の長編です。
毎日21時を目途に更新していきます。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-26 20:00:00
501902文字
会話率:25%
関東圏に位置する衛星都市・パインズゲート。その夜道を密造酒業者の神屋有了は急いでいた。お得意様でもあり、ある種の協業関係にもある猫に似た風貌の美少年の男娼、首藤十々丸に依頼された密造酒を届けるためだ。
今日の十々丸の客は身形の良い初老の
女性らしく、注文されたカクテルも深みとコクも強いもの。が、無事に配達を終えてラブホテルを出た有了の耳に届いたのは、その美娼年の悲鳴だった。
※ハーメルンと二重投稿しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-23 14:45:27
45624文字
会話率:49%
「子爵令嬢アイネ!! トワーズ伯爵が息アンベセシルとの婚約、この場で破棄させてもらう!!」
王都の代官を務める子爵家の令嬢であるアイネは、衛星都市トワーズを収める伯爵子息から夜会の席で突然婚約破棄を宣言される。婚約破棄はともかく、汚さ
れた名誉は回復しなければならない。アイネは、神の前で是非を問う『決闘裁判』で白黒つけることにしたのである。
このお話は『妖精騎士の物語』の主人公の実姉アイネのお話であり、第一部における姉の婚約者が登場する際のプレストーリーとなっております。全三話・一万六千字。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-21 21:00:00
16168文字
会話率:38%
マナが発見され,世界は大きく変わった.マナを巡らせた剣は輝き,鋼鉄をも斬ることができた.マナで発動する魔法は,奇跡を起こすことができた.剣と魔法を自在に操るSランク冒険者マリシが活躍する.
第1部 忘却の迷宮編(約10万字):『忘却の迷宮』
の地下で発見した鉱石を持ち帰り,事件が始まった.
第2部 盗賊ケムリの事件編(約5万字):冒険者ギルドの依頼で盗賊ケムリの事件を捜査するマリシは思わぬ事件に巻き込まれた.
第3部 エルフの街編(約10万字):マリシは無実の罪を着せられた.その裏でキングスト王国を揺るがす陰謀が進んでいた.
第4部 旧ドワーフ坑道編(約10万字):カナンの地を与えられたマリシは,竜がいるという竜ヶ峰の旧ドワーフ坑道を調査した.
第5部 サゼ湖湖底の地下洞編(約10万字):衛星都市サゼリーの領主ヒンデミット公からサゼ湖で見つかった石板の調査を依頼された.
第6部 王国戦闘競技会編(約6万字):王国戦闘競技会の優勝を賭け,マリシ,ネイト,クロートーらが競う.
第7部 旧王城の呪い編(約5万字):旧王城でアンデッドに遭遇したマリシは,思わぬ事態に巻き込まれた.
第8部 キンベ山脈の古代遺跡編(約11万字):王国各地に魔獣が現れ,王国は混乱した.
第9部 死者の舞踏編(約9万字):マリシたちは,学生としてゴベドールの町に潜入し,ゾンビ発生の原因を探った.
第10部 連続殺人事件編(約5万字):バンパイアと噂されるカーミラ卿から,連続殺人事件の捜査を依頼された.その容疑者はワーウルフ族だった.
第11部 ワーウルフ帝国の脅威編(約6万字):カーミラ卿がワーウルフ帝国の皇帝陛下と謁見することになり,マリシたちは護衛を依頼された.
第12部 異世界の門編(約9万字):エイマス・サラ女王陛下の依頼でエルフの町エル・キンベに行くと,異世界から来たエム・ケスがいた.
第13部 時の箱罠編(約6万字):シシリー卿の依頼でラビュリントスの迷宮を探索したマリシたちは,人知を超えた罠に陥った.
第14部 伝説の『三剣士』編(約6万字):読めば死に至る書物『三剣士』の調査を始めた矢先,マリシは『三剣士』を知る姉弟に遭遇する.折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-11-22 16:53:09
1414344文字
会話率:3%
惑星や衛星で採掘される鉱物資源と核融合、再生可能エネルギー源。それによって地球は空前の消費社会を出現させていた。
しかし過酷な宇宙空間での生活は困難を極め、地球上と地球外での生命維持の保証と経済の格差は開く一方だった。
小惑星帯、火星
をはじめとした衛星都市は地球で生産される物資の供給はまさに死活問題で、空間移民はどんなに不平等を認識していても妥協をせざるを得なかった。
そんな中、太陽系の統治をおこなう地球統合機構と、植民自治政府を支え続けていた巨大複合企業、太陽系開発体が対立を始める。
当初は空間移民の生存権に関する権利主張だったが、地球経済界の利権が絡みあって事態が複雑化。
強引な経済制裁と規制強化で、追い詰められ太陽系開発体と空間移民達は自治独立を宣言。
武力制圧を選択した地球統合機構は非常事態宣言を発令。
太陽系はいつ果てるともしれない泥沼の戦争に突入していく事になった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-03-29 18:25:38
43483文字
会話率:34%
新惑星=ベーランドの衛星都市で、普通の学校生活を送る少女、凛は、卒業を控えた修学旅行に、惑星地表の夏町=サイレンへ友人たちと旅立つ。
初日の夜、凛と親友のダイアナはこっそり抜け出し、東宇宙の絶景と言われる、東の地平線(イーストホライゾン)と
いう星座を見に行ったが、翌朝、臨海学校に戻った二人を迎えたのは、変わり果てた現実だった。
学校は何者かに襲撃され、学友や教師達の姿はどこにもなかった。そして、そこで偶然出くわした人物と、突然、非日常的な戦いを繰り広げたダイアナに動揺し、凛はその場を逃げ出す。
惑星を彷徨う凛は、過去とのつながりを持つ人々に出会い、日常という嘘に気づく…折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-03-11 14:46:22
1014文字
会話率:7%
街と人をテーマにした作品群の第一話。
「思えば随分長く居たもんだなぁ。この街ともこれでおさらばかぁ。」
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尚、2004年に私のBlog「狐の巣(http://foxes-nest.seesaa.net/)」で公開した
「この街に--衛星都市にて--(http://foxes-nest.seesaa.net/article/677012.html)」の再掲載となります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-02-11 01:01:10
801文字
会話率:76%
平成27年5月、大阪都構想実現の賛否を大阪市民に問う前代未聞の住民投票が行われ、衆知の通り否決された。大阪人の中に残ったのは祭りのあとのような虚脱感と、現状を打破できないもどかしさにも似た閉塞感だけだった。
ところが往生際の悪さが前市長の
取柄であり、行動力の源である。こんな大阪の沈滞ムードを吹き飛ばすには、やっぱりもういっぺん大阪都構想に再挑戦あるのみ。もっとも前市長は引退を公言した手前、しゃしゃり出ることができない。その代わり将来の政界復帰に向けて密かに実に巧妙に権謀術数を張り廻らせていた。そんな中、前市長の意向を受け電光石火、衆議院議員から鞍替え大阪市長選に登場し、鳶が油揚げを掻っ攫うかごとく初当選したのが現市長である。
前市長は最初こそ静観していたが、巧妙に院政を敷くや現市長を影から巧みに操り始めた。現市長は就任3年目を迎えたが、大阪都構想への機がイマイチ熟し足りない。そう判断した前市長は大阪人懐柔爆弾、通称【ヨシハシマゲドン】を次から次へと投下しだした。その第一弾が『OSAKAダブル条例』である。最初こそこれは苦し紛れの単なる啓発条例に過ぎないと思われていたが、それがどういうわけか大阪人のイチビリ、イッチョカミ精神にドンピシャ、ハマった! これがひと冬の間にとんでもない狂想序曲となり、ダブルキーパーなる過激なボランティア組織まで誕生させてしまった。その波紋は大阪市を再編するだけにとどまらず、大阪市の隣接都市まで巻き込み東京都並にスケールアップさせる『大大大阪都構想』へと広がりを見せ始めた。
そして、この再編の動きをいち早く察知し共鳴したのが大阪市の東隣りに位置する、鼻くそみたいな衛星都市『大東市』である。しかもひょんな事から、どうしようもない中年のパラサイトシングルに過ぎない俺もここのダブルキーパーたちの渦に巻き込まれ、前市長をはじめ現市長、知事らをまんまと丸め込む片棒を担いでしまった。
結果、平成32年春には『大大大阪都構想』の象徴、大阪復活の狼煙ともいうべき地方創生イベント『金はない! 大東エキスポ』までおっぱじめる始末である。
これを号砲に大阪中がカンタータを一斉に奏で始め、大阪がどっこらしょっとようやく動き出した。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-01-16 15:39:13
135840文字
会話率:44%
『グロリアス・アーマー』 ―エデンガルド戦争編―
―序章―
S.A.51~53に行われた、地球連合とアソシエイト旅団の戦争、『アソシエイト戦争』は、地球連合の勝利で幕を閉じた。旅団トップでこの戦争の首謀者、ミラン・ウォーレンの死亡。
連合の公式発表では、これにより戦争終結に至ったとされるが、事実、彼はヴィシュート・イーストランドとして、身柄を拘束されている。連合としては、統一戦争を戦った英雄の一人が、戦争責任者だとは世間に知られたくなかったのだ。
S.A.58、戦争終結から五年が経ち、平和な時代が長く続く予感が、人々にも感じられていたこのころ、「ネオ・アソシエイト」を名乗る武装集団が、地球連合に対する抵抗運動を開始した。
エデンガルド。ここは、自然と都市機能がうまく調和した、美しいコロニー(衛星都市)の一つ。だが、他の、宇宙空間にある地球連合所属のコロニーとは違って、エデンガルドは地球の内側に存在した。つまり、上空に浮かぶコロニーであったのだ。そしてここの住人は、先のアソシエイト戦争を対岸の火事程度にしか感じておらず、エデンガルドはとても平和な街だった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-06-02 18:44:30
13682文字
会話率:74%
新暦二六五年三月某日。
突如火星開拓地から謎の生物によって攻撃を受けているという連絡が地球へと届いた。既に土星の輪に足をかけるところまで版図を広げていた統合政府は忽然と現れた正体不明の存在に混乱しつつも、開拓基地から届けられた絶望的と
も言える惨状を目にし、即日反撃を決定した。
けれども時既に遅し。空間断裂航法によって地球からの援軍が到着した頃には火星表面に作られていた都市は全て壊滅しており、二つの月に作られた衛星都市が僅かに抵抗を示しているのみであった。そして、到着した艦隊も謎の敵の前になすすべもなく壊滅し、アステロイドベルトを境に人類の生息域は二つに分断される事となった。
それから百年。人類はこの天敵との戦いを今もまだ続けている。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-10-19 18:10:13
16035文字
会話率:46%
汎衛星都市連盟市民課調査班別室所属の特別調査官クロード・ラファイト、助手のユイリ・シーグラフ。彼らの専門は、失踪人捜しである。5つの宇宙コロニーからなるこのコロニー群「汎衛星都市連盟」では、成り立ちに関わる特殊な事情により、失踪人探しは政府
の最重要課題だった。その日、連盟市民課調査班別室を訪れた16歳の少女アオイの捜し人は、恋人のジュンヤ。しかし、アオイはジュンヤと共にいた日々の記憶を失っていた……。 自サイト「ふみかばんのほーむ」より転載。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-02-24 01:00:00
14062文字
会話率:38%
汎衛星都市連盟市民課調査班別室所属の特別調査官クロード=ラファイトは行方不明になった政府要人の娘を探すため、コロニーを渡る。現地で協力員を名乗るユイリ=シーグラフとともにクロードは捜査を開始した。
自サイト「ふみかばんのほーむ」より転
載。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-12-30 01:00:00
20893文字
会話率:40%
重力航行(グラビティクルージングワープ:GCW)の開発に成功した人類は、ついに宇宙を駆け巡る事が可能となった。だが、人類が宇宙に進出し、幾多の衛星都市が設立した頃、『何か』による攻撃を受けた。丸いゲル状の『何か』は正体不明という事で『アンノ
ーン』と呼ばれている。一方、士官学生である少年――エドワード=ヘンデルト――は、自分に降り注ぐ災厄に気付かずに、今日も友人とゲーム巡りに明け暮れていた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2005-08-02 19:21:59
34115文字
会話率:31%