その日、人類は終わりかけた。
未確認の生物たちに地上を追われ、生活空間の地下でさえ少しずつ奪われていくこの状況。
人類を護れるのは、【異能】を有した英雄たち。
英雄と呼ばれるその中でも、一際輝く部隊があった_
「はーい。じゃあ今日は最強
より一個下のやつ倒しに行きまーす。
しっかり用心してけ。」
彼等の名は蒼龍部隊。
ZENITH…つまりは頂点に位置する部隊である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-16 22:42:50
5556文字
会話率:44%
エルトランド王国の次期王妃であったアカーシャ・オルトリンデは、未来予知によって国中の人心掌握していく神託の巫女、ストレリチア暗殺計画を企てた罪で死刑宣告を言い渡される。
婚約者であった王子やかつての仲間たちに見捨てられ、牢獄でただ死を
待つだけの存在に成り下がったアカーシャだったが、ある日、そんな彼女の前に仇敵ストレリチアが現れる。
ストレリチアはアカーシャを煽り立てると、怒り狂う彼女に、条件付きで刑を死刑から流刑へと変えることを提案してくるのだが、その条件とは、アカーシャが必死で積み上げてきた魔導の根源、魔力を貪り続ける指輪をはめることだった。
苦心の末、このままでは死にきれないと考えたアカーシャはその条件を飲み、道案内として遣わされた奴隷、カラスと共に敵国オリエントへと流刑に処されることとなった。
東国オリエントにて、ストレリチアに反旗を翻すため力を整えることを決めたアカーシャは、カラスと共に名前を変えて現地の自警団に所属するのだが、そこでの戦いは、やがて、かつての母国、エルトランドとの戦争に発展していって…。
人を恨むことでしか咲き続けることのできない、復讐を唄う黒い百合の戦いが幕を開ける。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-16 19:00:00
469324文字
会話率:36%
セルマと魔導師たちによってガベリアの地が甦ってから、十年が過ぎた。
高等魔術学院二年生の少年、ベスは自警団の魔導師を目指して勉強と訓練に励んでいた。ある日、寮の同室者で友人のクライドから頼み事をされる。それをこなすために部屋を離れた数十分
の間に、クライドは忽然と姿を消していた。
部屋は血塗れ、目撃者は無し。寮に出入りした不審者もいなければ、彼が玄関や窓から寮の外に出た形跡もない。
クライドは自分の意思で失踪した、という自警団の見解の元、ベスは仲間と共に彼を探し始める。何のために部屋をあんな状態にしたのか、クライドは何が目的で失踪したのか。やがてゴシップ誌が事件を書き立て、更に、似たような失踪事件が別の場所でも発生する。
全ての謎が明らかになり、ベスが知った友人の本当の姿とは――。
『Ecphore―闇を巡る魔導師―』の登場人物も再び顔を出す、シリーズ第二弾。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-14 17:54:20
242166文字
会話率:53%
《エクフォア―闇を巡る魔導師―》
リスカスの国から呪いと共に消えた都市、ガベリア。
7年前に起きた『ガベリアの悪夢』は人々の心に闇を落とし、その地を二度と生命の宿らない場所へと変えた。
自警団の魔導師カイは、街の巡回でとある少女と出
会う。彼女が持っていた首飾りは、かつて滅びたガベリアの巫女の物だった。
時を越え再び姿を現した首飾りが意味するのは、再生か、新たな消滅か――。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-28 22:08:22
745313文字
会話率:51%
パラレルワールド。
無数に広がる世界同士が今まで交わることはなかったが
ある日を境に突如として並行世界の自分と交わり、超能力・魔法・特殊体質。
或いは記憶や技術などを持つ人間が増えていった。
「並行同位体」
いつしか並行世界と交わった者は
そう呼ばれるようになった。
並行同位体が増える一方、世界は急な変化についていけずまた悪人が能力を持ち始め治安は悪化していった。
だが悪意ある同位体から人々を守る為、立ち上がる者達もいた。
彼らは自警団を結成し、悪人から家族や街の住人を今日も守っている。
これはそんな自警団の一つ、「ネスト」に所属する者達の記録である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-10 12:32:36
11384文字
会話率:40%
ロボットが実用化されてからはや10年。
神奈川県沖にある人工島「青葉島」では、ロボット産業が花開いていた。
ロボット産業の最先端を行くこの島は、繁栄を迎えると同時に、あらゆる国々の産業スパイが暗躍する無法地帯になりつつあった。
日々増
加していく、ロボット犯罪の数々に頭を悩ませた島民達は「自分達の身は自分達で守る!」事を決意し、国に対して自衛権の行使を要求。
紆余曲折を経て、国はこれを認可し「自衛特区 青葉島」が誕生した。
青葉島島民は自衛権を行使すべく自警団を設立。
「ガーディアン」と呼ばれる自警団が誕生した。
この物語は様々な敵から身を守るべく、したたかに、しつこく生きる人々の物語である。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-28 13:48:05
2880717文字
会話率:55%
カイングネイトに住むまじない師のシルビアは、ある日、白猫を抱いたみなしごの男児・ハイトと出会い、彼を引き取ってまじない師として育てた。
シルビアの元で成長したハイトは次第にまじないの才能を開花させ、成人後、防衛呪術の『穴』となっている
町・オルディーデに移り住み、まじないの力で町を守るかたわら、人々に寄り添うお守りとしてミサンガを編み、自身の店で配っていく。
新天地で多くの出会いに触れるうち、ハイトは隠されていた自身の出生の秘密にも触れていく。
幼児からの相方・白猫リリー、故郷・カイングネイトの人々、ハイトをオルディーデに招いた真の人物・オルディーデ卿、移住先で所属した自警団のメンバー、ハイトを支える商店街の住人達、不思議な呪術を持った術者達――一つ一つの出会いが、ハイトを真実へと導いていく。折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2025-01-26 09:17:14
2925文字
会話率:44%
柴 健太郎――アダ名はシバケン。
35歳。離婚歴アリ。子供無し。
目覚めたらそこは太陽が二つある異世界。
『ステータスオープン』は出来ず。
『アイテムボックス』や『鑑定』などといったチートスキルも無く。
ましてや、モンスターをテイムする訳
でもなく。
ただ、あるのは『牽引』という潰しの効かない荷物持ち用のスキルのみ。
親切な盗賊ギルドの厄介になりながら、底辺冒険者として地道に暮らす事にしたシバケンだが、最初に請けた依頼が、ひょんな事からオーク討伐に発展。
もとより、新人のしかも荷物持ちに何の期待もされてはいないが、義を見てせざるは、の一心で金棒片手に、大奮闘とまではいかない程度の活躍っぷり。
しだいに盗賊ギルドの権力争いに巻き込まれていく事を、当の本人は知ってか知らずか、今日は街道の補修、明日は荷物持ちと、日々を忙しく過ごします。
なかなか楽な暮らしは出来ないが、同業の冒険者や、親切な盗賊ギルドの人達、呑み屋の親父や自警団など、沢山のいい出会いを重ねて、毎日の仕事に汗をかき、稼いだ金で呑む酒は美味いと、奮闘するおっさん冒険者の顛末やいかに。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-29 06:46:25
638408文字
会話率:41%
王子の婚約者である令嬢ラシャーナは、自警団の隊長を務められるほどの強い魔力と、誰もが認める美貌の持ち主。そんな彼女にはある秘密があった。強力な魔法を使うと化け物のような顔になってしまうのだ。
そのことを知った周囲はラシャーナをバカにして、
「野獣乙女」とあだ名をつけた。悪評により王子の機嫌を損ねることを恐れた両親は、彼女を追放してしまう。
だが、肝心の王子はまったく気にしていないらしい。たとえ野獣乙女でも好きと言ってくれる彼に対し、ラシャーナは恋心を新たにしていくのだった。
これは、王子様とのハッピーエンドをつかみ取った野獣の話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-20 12:40:00
13254文字
会話率:42%
5年前、ラフィの父であり地域の自警団団長だったソウドは、突然の傭兵団の襲撃により命を落とした。父と部下たちはラフィを守るため、最後の瞬間まで戦い続けたが、父の命と引き換えにラフィは辛うじて逃げ延びた。形見として託されたショットガンを手に、ラ
フィは父の仇を討つために復讐の道を歩み始める。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-20 02:12:39
5842文字
会話率:50%
どこにでもいる普通の大学生、震条彈。ごく普通の毎日を送り、環境にも恵まれていたであろう青年。
ある事件を境に、青年は被害者から加害者へ。
終わりなき戦いに身を投じる中、数々の事件が、超人が、社会を動かし、狂わせていく—。
これは普遍的な
正義へのアンチテーゼ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-17 19:11:19
488485文字
会話率:43%
技術戦争〈世界を滅ぼす〉大戦後に成立した都市国家で、松本山次は自警団〈アンダーライン〉の第三部隊副隊長となる。上官や同僚とともに都市国家の中で起きる密採掘/不法労働、密造などの事件を解決するうち、過去に国家規模で人体強化研究が行われていたこ
とが明かるみに出るが――?!
バディ×サスペンス・エンタテインメント!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-16 08:00:00
117336文字
会話率:59%
辺境の村に住む自警団員の見習いリアナは幼馴染のアルフとアイリーンを野盗に誘拐されて同じく幼馴染の自警団員カイルと共にアルフとアイリーン助けに行くがそこには王女のレティシアも囚われていた。レティシアを助けた事がキッカケとなりリアナと幼馴染のカ
イル、アルフ、アイリーンは王都へと向かいそれぞれ騎士や魔術師そして兵士になるべく訓練して行く事になりやがて王女を護衛するプリンセスガードに任命される事になる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-05 10:37:19
35743文字
会話率:60%
北條家領は騒乱に陥っていた。自警団を襲った先の事件が遠因だ。一夜にして突如現れた破壊の痕跡は、市民に動揺をもたらしていた。漠然とした脅威への不安が、予てより燃え続ける非市民への憎悪の炎を一層猛々しく躍らせ、抑圧と絶望が非市民を復讐へと駆
り立てる。
かつて、保安三課によって潰滅させられた非市民の犯罪組織「丙」の残党が北條家領に逃れ、今しも復活したとの噂が聞かれる。
――――――――
〈Chapter1.砂時計の殺人〉
富裕層を顧客にする弁護士団体「富貴人保護協会」に所属する美馬鹿之助が殺害された。美馬は能弁家として名声を勝ち得た人物で、非市民の排撃を訴える急先鋒だった。被疑者は都市の有力者の一人、吉田金吾。元々、二人は思想の近さも手伝って親しい中だった。ところが、吉田は最近になって心変わりが噂されており、意見の相違と吉田の娘、珠を巡る軋轢が犯行の動機と目された。
吉田は若い時分には按察官も務めており、その頃から築き上げてきた人脈は貴族と経済人に根のように張り巡らされている。開道家の混乱の後に新たに市長となった北條にとって、吉田の存在とその処遇がもたらす周囲への影響は相当な威力を有していた。他方で、非市民の対応に追われる按察官や配下の役人の中には美馬の主張を熱烈に歓迎する者もおり、専ら被疑者と見做されている吉田を何の根拠も無く放免することもまた不可能な情勢だ。
北條から解決を依頼された叶子は、背後にコアが関与している可能性もあると、炯とルーチェに話を持ち掛ける。吉田の変節、消えた娘、コアの気配――。真相を二人が追う。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-28 21:00:00
23222文字
会話率:55%
頽廃の時代、人類は自らの文化と文明を粉々に破壊した。そのような中にあっても彼らの子たる科学技術は飛躍的に進歩した。万能物質「血の瀝青」の発見と二つの偉大な被造物――生成装置「ビット」と機械人間「フーマニット」がそれである。二つの新たな力を
擁し、ワァルドステイトは自滅にひた走る人類を救うべく活動する。人類の自認識を揺るがす新たな混迷の時代の到来だ。
ワァルドステイトの本部とは大洋を挟んで反対側に位置する「学府」は世界中に破滅的な喪失をもたらした頽廃運動を辛くも耐えきった唯一の共同体だ。前時代の遺産を多く守り切ったこの地は人類の精神的支柱として無二の価値を放っている。学府中央の西に隣する都市「北條家領」――貴族の闘争による混乱冷めやらぬこの街で巨大な思惑が始まろうとしていた。
開道炯は瀝青を生成し使用することのできる「覚醒者」だ。彼は一人の女を追っていた。禁制品となった生成装置「コア」を使用し、これを流通させる「媒介者」と呼ばれる危険人物だ。その彼の元に一つの事件が舞い込む。協力関係にある自警団から殺人事件の解決を依頼されたのだ。事件は自警団の最大の支援者である栄秀平が惨殺されたというもの。現場には莫大な「血の瀝青」が瀰漫していた。
事件の背後に追い続けてきた「白の媒介者」の存在を感じ取った彼は、ワァルドステイトからコアの追跡と破壊の任務を帯びて来訪したフーマニット、ルーチェ・グラックス・ウェールスと共に事件の捜査に乗り出すのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-18 20:00:00
170540文字
会話率:57%
大量の意味によって悪化した日本の治安
それを取り戻すために政府が制定した自警団の物語
最終更新:2024-10-14 10:43:16
3042文字
会話率:88%
魔術師に憧れ師事した男がいた。
しかし、夢叶わず破門され、故郷の田舎街に戻り普通の人間として生活することに。
やがて、傭兵崩れの集団が自警団気取りで街に居座るようになり、不満をくすぶらせていく男。
ある日、街の外れに見知らぬテ
ントを見つける。
興味本位で中を覗くと、簡素なテーブルの上に様々な魔法の品を並べた老婆が待っていた。
老婆は言う。
こいつは魔法の水さね。これが、お前さんに必要なものだよ。
と。
※ある絵に触発されて書きました。
文中に、絵があります。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-23 20:00:00
4701文字
会話率:0%
かつて栄華を誇ったゲロムスの魔術師。彼らは滅び、魔術は力無き人間達へと受け継がれていった。
魔術を悪用する者達を取り締まる自警団「ファレオ」に属するミーリィ・ホルムとダス・ルーゲウスは、ファレオの本部に戻る道中、大都市ボリアを訪れていた。
そこでは何人もの少年が拉致される事件が発生しており、ミーリィは少年達を守るという大義名分を掲げて彼らを眺めに街を歩いていた。
そこで偶然出会ったのが、ポンという少年だった。ぼろぼろで痩せ細った彼を拾って匿った二人であったが、そこで黒装束を纏った人達に襲われ、少年を拉致している謎の組織の狙いがポンであることを理解する。そんな彼を守る為、ボリアで起こっているこの事件を解決する為、彼らはその謎の組織を追う。
そしてこの邂逅は、この事件は、やがて世界を変える戦いに繋がるのであった。
【以下メタ的な紹介】
本作は、ミーリィ、ダス、ポンの戦いと、彼らの心境の変化を描く、シリアスあり、血飛沫あり、おねショタありの重く苦しい、しかし笑えて泣けるような面も持つ物語です。ご興味ありましたらご一読ください。
現在第一章の改訂版を執筆中です。それに伴い、第二章以降は非公開にしてあります。公開日がおかしいのはこれが理由です。
この作品はカクヨム・小説家になろう・アルファポリス・エブリスタ・pixivで掲載中です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-16 02:10:14
279265文字
会話率:34%
西暦二〇九八年の春、個人投資家の佐々木ジローは、友人である世界最大のアンドロイド製造企業の代表リーヴィズ氏に誘われ、ある会議に出席するためにロンドンにいた。会議の主題は、人間たちが起こしている反アンドロイド運動への対策の検討、及び未来の方
向性の確認(人間をどうするか)の2点。会議には、機人と呼ばれる、人間だった頃の記憶データを引き継いだアンドロイドたちだけが参加しており、元米国大統領のフォールズ、仮想現実運営企業TBL社の最高物語責任者ポラストなど、著名な人物が揃う中、ジローは、なぜ自分が呼ばれたのかを不思議に思っていた。なお、会議の冒頭では、世界背景として、世界的な人口減少や、減った人口を埋めるための労働力・軍事力としてアンドロイドが用いられていること、破壊しても殺人罪などの重い罪には問われない機人を、人間が破壊する行為が、銃の手に入る米国などで特に生じており、反アンドロイド運動として社会問題になっていることなどが語られる。
会議の結果、反アンドロイド運動への対策は、都度鎮圧し、アンドロイド側で自警団を作って積極的に取り締まるなどはしないことが決まり、一方、人間の未来については、反アンドロイド運動が人間全体に広がるようであれば、積極的に人間を仮想現実の中に隔離するが、その前に、人間が文明社会に残り続けるための新しい仕事を関係機関が考えることも約束された。
会議終了後、ジローは、リーヴィズに呼ばれ、彼ら2人とフォールズ、ポラストの計4名だけが参加するミーティングを行う。そこで『機族』と呼ばれる、機人や裕福な人間が子飼いにしている自由なアンドロイドたちが『脱人間』という思想に辿り着き、人間の持つ姿形だけでなく、文化などにも疑問を呈する姿勢を見せているという情報が入ったことをフォールズから打ち明けられ、動揺する。そして、なぜかジローは、ポラストと共にその調査担当者として、機族たちのパーティーに潜入するように命じられる。フォールズが語るには、脱人間の思想は、人間だけでなく、ティータイムなどの人間文化そのものを人間から引き継いでいる機人にも影響を及ぼす一大事であり、天文学や物理学などの科学的な発見によりキリスト教が衰退したように、人間中心主義が相対化されることで、人間や機人が中心となっている社会が否定されかねないので、それを阻止するためだというが…折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-07 21:21:11
256098文字
会話率:43%
20XX年。火星連邦組織は見捨てられた。
地球から火星への移民が始まって数十年。火星は順調に発展を遂げていた。
地球と火星間には定期連絡船が航行し、火星唯一の宇宙港を中心に開拓し発展していく。
その後、火星連邦政府が樹立し、順調に人口も
増加していった。
中枢機関にはコンピューター『マーズマザーコンピューター』通称『MMC』が、人類を効率よく管理。
これにより人々は火星全土へと進出し、人々は半球体のドームを形成し、そこに都市を建設し、子を産み育て死んでいくライフサイクルが確立された。だが突如、何の前触れもなく地球との定期連絡船が廃止され、地球との通信も不可能となる。
『MMC』の人工知能による判断だと推測されたが、それ以外にも宇宙港は固く封鎖され、資源や電力の供給も止められ、情報など通信も一切遮断さた。
宇宙港と中央政府機関は、巨大な壁に封鎖された外部からの侵入を一切遮断した。
近づく者は『MMC』防衛システムと、配位された防衛用人型ロボに排除された。
こうして各ドームに住む市民たちは、厳しい火星の環境へと見放された。
辺り一面に広がる赤茶けた荒野。
オレンジ色の空。
日中は30℃前後、最低気温は-150℃にもなる極寒の地。
酸素はなく二酸化炭素が枯れた大地を包み込む。
頻繁に発生する強烈な砂嵐「ダストストーム」
過酷な環境下に置き去りにされた人類は、自らの力で生き抜くしかなかった。
絶望に突き落とされる人類に、さらに追い打ちをかけるように出現する怪物やモンスターといった類。
いつしかドーム外の広大な砂漠には、未知の生物や物体が闊歩するようになった。。
地球上の生物によく似たモンスター。
そしてまるで意思を持ったかのようなロボット。
彷徨う機械化された怪物。
さらには暴徒化した人間や、他のドームを荒らし盗みや略奪を行なう無法者の存在も現れた。
自警団や、戦闘を専業とするハンターや用心棒、傭兵などを駆使し、この荒んだ世界を生き抜かなくてはならなかった。
さらに最近出没するモンスターや徒党に対して、自衛のために砲塔や機関砲などの武装を施す。
それはまるで、近代地球の地上で活躍した戦車を小型化し多様な車両。
人々はそれを『マーズ・パンツァー』通称『MP』と称して、開拓や自衛のために活動させていた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-30 23:59:36
5588文字
会話率:36%
【不定期更新】
魔法が禁忌とされる世界。
自警団の長を務める村長の息子アコードの村は、コボルトの襲撃を受けてしまう。
圧倒的に不利な状況下の中、幼馴染と共にコボルトの襲撃をどうにか凌いでいた彼の元に突然現れたのは、銀色の鎧に身を包み月明りの
ようにほのかに輝く不思議な剣を携えた、禁忌とされる魔法を使う金色の髪の乙女アルモだった。
アルモの旅の目的とは?そして、アコードが選択する運命とは?
世界を牛耳るワイギヤ教団と、正史を伝えるという三日月同盟との抗争に巻き込まれながらも、自らの運命と向き合うアコードの旅が、今始まる…
この作品は「エブリスタ」「アルファポリス」「剣世炸 novel site(自サイト)」にも掲載しております。
【原案:剣世炸/加賀那月 著:剣世炸 挿絵:さくらい莉(Twitter @sakurai_322)】折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-31 18:40:00
246620文字
会話率:65%
ランドンに向かう途中、盗賊達に襲われていた馬車を見つけて助けに入り盗賊達を捕まえる事に成功した。
ランドンに着くと自警団に盗賊達を引き渡した後、ナージス領主の屋敷に招待される事に・・・
最終更新:2024-06-17 15:29:08
3962文字
会話率:35%