慶応4年の江戸。
官軍だった徳川が賊軍に、賊軍だった西国勢力が官軍となり、天地がひっくり返った。
日本橋魚河岸で肴問屋を営む相模屋武兵衛は、魚河岸総代と共に、町奉行所へ呼び出された。
魚河岸衆で一軍を組織し、京から進軍してくる敵を討てと命令
を受ける。
義勇軍を結成したが、町奉行が代わると解散せよと言われる。
激怒した武兵衛は、無視をして自警団として江戸を守る道を選ぶ。
同じ頃、彰義隊が生まれた。
武兵衛は、彰義隊頭の小田井蔵太と邂逅し、上野戦争の渦中へ共に進んでいく。
歴史資料を駆使して、ノンフィクションに近い、熱いドラマをお届けしたいと思います。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-07 18:55:07
22386文字
会話率:27%