それはあなたとわたくしの秘密の約束。
いつかあなたが捧げるその林檎を齧ったら、わたくしはあなただけのもの。
侯爵家の長女グリセルダは十三歳の年、第一王子の婚約者に内定した。
しかしグリセルダには、幼い頃から思いを寄せる人がいた。
そして
第一王子セルシアは幼い頃にグリセルダの妹のシェリルと言い交わした仲だった。
それが叶った時、グリセルダは自分の願いを王家が聞き届けてくれる約束をとりつけた。
妹にかけられた邪悪な呪いを解き、王子とシェリルを結ばせるためのグリセルダの奮闘。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-02 05:59:04
17987文字
会話率:25%
例えるならプチッ。
伸ばした糸を切るように。
張り詰めた紙に穴を開けるように。
ぷつんと大きな音が一つ、己の中で鳴った気がした。
幼い頃から未来の皇后となることを約束されたパトリシアは、日々未来の夫である皇太子のためにと暮らしていた。
しかしある日、彼は一人の奴隷の娘を見初めてーー。
度重なる忠告も聞き届けてくれず辟易していた時、彼のある言葉がパトリシアの中のなにかを変えた。
やりたいことをやりたいように。
大切なのは自分自身なのだと気づいた女性が、さまざまな出会いと経験を経て国の宰相、そして皇后となる物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-01 20:11:53
423156文字
会話率:41%
ある聖夜の日、サンタクロースが火あぶりにされた。
それから三年。ある村の女の子、クリスタにはある日突然いなくなってしまった幼なじみがいた。クリスタは消えた幼なじみと再び会うため、ちっとも願いを聞き届けてくれない神様に見切りをつけ、「異端」
として火あぶりにされたサンタクロースにお願いをする。
どうか、幼なじみに会わせてください、と。
その年の聖夜の日、クリスタのもとにとある来訪者がやって来る。
「一緒に来てほしい。そうしたらサンタクロースに会えるし、サンタクロースが君に贈り物をしてくれるよ」
クリスタは幼なじみと再び会うため、サンタクロースを復活させる冒険へと出発する――!
ちょっぴりダークなクリスマスの冒険をどうぞ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-24 23:13:23
11123文字
会話率:46%
傭兵だったガガは聖女の卑劣な裏切りによって死んだ。
死した後、女神に転生を勧められたガガだが、どうしても聖女への復讐をしたい。しかし女神は終ぞ聞き届けてくれない。業を煮やしたガガは生前から抱いていた女神への不満をぶちまけ、女神をギャン泣きさ
せてしまう。
後悔は後には立たず。ギャン泣きした女神によって復讐を許されたものの、ガガが次に転生したのは、なんと最弱の魔物ゴブリンだった。ゴブリンに転生したガガは果たして聖女への復讐を果たすことができるのか。
★のついたエピソードには軽めの性描写があります。苦手な方はご注意ください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-29 21:11:18
44502文字
会話率:44%
きらびやかな王宮生活を送っていたヴァーミリオンは侯爵令嬢との婚約を破棄し、可愛い恋人と結婚して、将来は国王になるはずだった。
しかし弟を毒殺しようとした罪で廃嫡され、辺境の地へ流刑に処せられる。
冤罪を訴えるが聞き届けてもらえず、恋人にも裏
切られて自暴自棄になるヴァーミリオン。しかも流刑地で死んたはずの母親に再会し、拒絶されて、ボコボコにされる始末。
だが母親の圧倒的な強さに魅了されたヴァーミリオンは、その力を手に入れて冤罪を晴らそうと決意する。
*****
前作『娘を悪役令嬢にしたくない俺は新天地を求めて旅に出る』と同じ地名や名前が出ますが別モノです。
感想等は連載終了後に受け付ける予定です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-30 12:00:00
111793文字
会話率:72%
誰か助けてっ!!
悲痛な絶叫が世界を渡り、奇跡を起こした。
トンネル事故で絶体絶命だった親子の元へ駆けつけたのは別の世界の魔王。
二人の寿命は尽きていると警告する地球の神を振り払い、魔王は、我が子を助けて欲しいという母親の切なる
願いを聞き届けて子供を己の世界に連れ去った。
だが、子育てなどまるで無知な魔王様。
彼は子供が孵化したばかりな魔物の元を訪れて子育て支援を頼んだ。
安直で考えなしな若い魔王と、長く生きて魔物となったニワトリに育てられる御子様の三重奏。
成り行きで新米父ちゃんになった魔王は、果たして預かった子供を立派に育てられるのだろうか。
ニワトリと二人三脚な魔王様の子育て奮闘記。ここに開幕♪ 注:(一話以降、主役は御子様です)
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-11 11:00:00
11871文字
会話率:19%
見た目が普通な冒険者ヴィゴは、幼馴染みのイケメン冒険者ルースがリーダーを務めるパーティーから追放される。途方に暮れるヴィゴが日課である教会へお祈りにいけば、モテたいという願いを神は聞き届けてくれた!
しかし勘違いか、ヴィゴが授けられたのは
何でも『持てる』スキルだった! 誰にも持てない魔剣=重量6万4000トンすら持てる男となってしまったヴィゴは、巨岩に、魔法に、様々な持ちまくって最強冒険者への道を駆け登る! モテない男の持てる最強物語、始まる!
※『カクヨム』でも連載中。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-09 08:11:05
904452文字
会話率:48%
別に一人称が「我」でも、よしとしてほしい。
そんな切なる願い。
最終更新:2022-12-08 21:12:22
428文字
会話率:0%
アンネは愛も恋も理解できないちょっと抜けている聖女。
そのことに危機感を抱いた彼女は婚約者に対し、ある頼み事をする。
「あなたの愛を私に気付かせてください!」
普段からアンネを溺愛している婚約者は、その願いを聞き届けてくれた。けれど、
彼からキスをされても、アンネは何も感じずに……。
これは、天然気味の聖女が婚約者との関わりを通して、恋について知る話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-29 12:34:03
3322文字
会話率:52%
侯爵家に双子の娘として生まれたアリスローゼ。双子は忌み子であると地方に追放され、慎ましく暮らしていたのだが、ある日、実の父親が尋ねてくる。
なんでも後宮で貴妃の位を得ていた妹が不慮の事故にあったとのこと。妹は療養のためしばし後宮を離れるそ
うだが、その間だけでも妹の代わりをしてくれないか――とのことであった。
「なんでわたしが――」
「もしも願いを聞き届けてくれたら帝国司書に推薦するぞ。それと後宮にいる間は王室図書室にも出入り自由だ」
「――その任務、引き受けさせていただきます」
本の虫であるアリスローゼはふたつ返事で引き受けるのだが、アリスローゼの妹は後宮で稀代の悪女として名を馳せていたようで……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-24 09:46:51
14102文字
会話率:56%
『第二書庫には魔女がいる。魔女は願いを聞き届けてくれる』
そんな噂が、この私立鈴蘭高等学校ではまことしやかにささやかれていた。
それを信じる人間が一人。
市村友希。
彼は、『第二書庫の魔女』に願いを叶えてもらうべく、その場所を訪れた
。
そこに現れたのは――折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-09-04 11:45:28
155300文字
会話率:48%
生まれた瞬間から、鳴らし続ける鐘の音。
神にも他者にも、聞き届けて欲しい。
人間ひとりは、ちいさな存在かもしれない。
それでも、僕たちの声に注意していてほしい。
僕たちはいつだって、啼いているんだ。
訴え祈る、僕らの声を聞い
てくれ。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-09 16:39:43
601文字
会話率:0%
神様が、もし、いるのなら。お願いです。この願いを聞き届けてください。
最終更新:2021-04-09 00:29:55
412文字
会話率:0%
…ダレモイナイノニ…カミサマ…
最終更新:2021-04-06 00:23:21
325文字
会話率:0%
「ナタリー・シャテルロー公爵令嬢を、この場を持って、聖女殺害未遂の罪で国外追放とする!」
ついにきてしまった、この瞬間。震える指先を隠すように、ぎゅっと握りしめる。
何度も、嘘であって欲しいと願ったけれど、神様は私の願いを聞き届けては
くれなかったようだ。
泣き出しそうになるのを堪えて、視線をあげる。きっと、明日からは見ることのない彼の姿を、最後に見ておきたかった。けれど、それはすぐに後悔することになる。
(そんな目で、私を見ないで……)
感情のない瞳で私を見下ろすかつての婚約者であるジョゼフ殿下は、私と目が合うと不快そうに眉をひそめた。その隣で、幼なじみのレオとエディが何も言わずに私を見つめている。
レオは複雑そうに、エディは悲しげな表情で。
(どうして、私たちはこんな風になってしまったの……?)
——『僕の幸せは君なしでは考えられない』
そう言ってくれたジョゼフの言葉を思い出して、私は涙をこぼした。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-08-26 19:39:57
18619文字
会話率:63%
高校二年生の俺、水瀬蒼太は、毎日が華のない学園生活を送っていた。
そんな生活に嫌気が差した俺は、学校帰りになんとなくで寄った神社。そこで手を滑らせ財布ごとお賽銭箱に入れてしまった。
やらかしてしまったために、やけくそで神様にお願いをし
た。
「神様、財布ごと賽銭したんだ! 俺の願いを聞き届けてくれ! 俺は、俺は華のある恋愛をしたいです! どうか俺にラブコメできる力を!」
必死に、それはもう必死に願った。
翌日、いつも通りに朝起きて学校に行くと──
「ま、まさか……好感度が数値化されている、だと……!?」
──人の好感度が数値として現れていた。
これは他人の好感度が見えるようになった主人公が、ラブコメをする物語である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-05-27 18:18:52
27607文字
会話率:52%
「ナタリー・シャテルロー公爵令嬢を、この場を持って、聖女殺害未遂の罪で国外追放とする!」
ついにきてしまった、この瞬間。震える指先を隠すように、ぎゅっと握りしめる。
何度も、嘘であって欲しいと願ったけれど、神様は私の願いを聞き届けてはくれ
なかったようだ。
泣き出しそうになるのを堪えて、視線をあげる。きっと、明日からは見ることのない彼の姿を、最後に見ておきたかった。けれど、それはすぐに後悔することになる。
(そんな目で、私を見ないで……)
感情のない瞳で私を見下ろすかつての婚約者であるジョゼフ殿下は、私と目が合うと不快そうに眉をひそめた。その隣で、幼なじみのレオとエディが何も言わずに私を見つめている。
レオは複雑そうに、エディは悲しげな表情で。
(どうして、私たちはこんな風になってしまったの……?)
——『僕の幸せは君なしでは考えられない』
そう言ってくれたジョゼフの言葉を思い出して、私は涙をこぼした。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-05-02 00:02:21
18371文字
会話率:59%
元いた世界で三十億人の犠牲者を出す宗教テロを完遂してしまったロドニー。
魔法という奇跡を認めず、科学による進歩を遂げた世界で銃殺刑に処され、死後その魂は冥界に向かい、冥界の案内人と名乗る存在とニルトリートと名乗る異世界の管理者によって、
冥界の規定により、自身に転生する権利が無いことを伝えられる。
「誰かの命を奪うようなことをしなくても安心して暮らせる国に生まれ変わりたい」その願いを聞き届けてもらうためには、元の世界で奪った命と同等以上の数の命を異世界で救うことを償いとして要求される。
ロドニーが召喚された異世界には、大きく分けて二つの陣営がある。ヒト種連合軍と魔族連合軍だ。そのうち劣勢状態にあるヒト種連合軍を支援するように申し付けられている。冥界の能力を分けてもらったロドニーは、姿を隠し、あくまでも〝勇者〟を陰ながら支援する身として徹する。
ロドニーが〝勇者〟として目を付けたのは、自分よりも幼い魔法使いの少女エメリアだった。エメリアはヒト種連合軍の訓練兵であるが、とてもこの世界で生まれたとは思えないほどの莫大な魔力量と豊富な技能を兼ね備えている天才魔法使いだった。エメリアの初陣となる野営地奇襲防衛、その一月後に起きる砦防衛、その二回の戦いにおいて、エメリアは魔王の幹部を名乗るスライムモンスターカシムとの激戦を繰り広げることになる。
ヒト種にはヒト種なりの思惑があり、魔族には魔族なりの意地がある。魔王の君臨後、この異世界のあらゆる理が変化したため、二つの軋轢がさらに目立つようになってしまった。
ロドニーが知る罪の清算方法は、命を奪うことのみ。命を救うために命を奪う。その言葉の矛盾が気のせいであることを信じて、今日もロドニーは後輩の喋る魔導書と〝勇者〟のお手伝いをして、罪を償う。いつか、自分が求めた最高の人生に生まれ変わるために。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-08-05 21:04:11
33299文字
会話率:50%
いつの間にか死んでしまっていた主人公
彼は、神之間にて出会った神に2つの願いを聞き届けてもらい、新たなる世界に旅立つ彼がどのような旅をするかは神もまだ知らない。
最終更新:2017-09-15 22:27:27
1431文字
会話率:63%
「生まれ変わったら、猫が良いなあ」
死ぬ前にお願いをしたら、誰かが聞き届けてくれたらしい。
そんなお話し。
最終更新:2017-05-21 18:20:39
131070文字
会話率:52%