ある晩、夜おそくに目を覚ますと、窓辺にネコのシルエットが。
追い出そうと脇をつかみ持ち上げると、ネコが落ち着いた口調で言った。
「あまり時間が無いの。わたしの話を聞いてくれない?」
ネコがニャアと鳴かずに言葉をしゃべった。それも可愛らし
い女の子の声で。
そうか、ぼくはまだ目が覚めていないんだ。これは夢のつづき。なんだか面白そうなので、しばらくこのネコに付き合ってあげよう。
吸い込まれるような翡翠色の目を光らせて、そのネコはぼくに言った。
「今からわたしと一緒に、旅に出ない?」
これは本当に夢の中の出来事なのか?
それとも……
※小学校高学年を対象として、大人も楽しめるように意識して書いています。いたらない点がありましたら、ご意見をいただけるとありがたいです。よろしくお願いします。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-13 21:22:16
30595文字
会話率:37%
【あらすじ(仮)】
あの凄惨な大戦から千年。
魔王亡き世に得た帝国の安寧を脅かす者が居ると噂を聞く。
翡翠色の瞳の双子と共に、私は帝国の為に剣を振るう。
最終更新:2025-01-01 06:00:00
1351文字
会話率:21%
ある朝、俺は突然、前世で異世界の勇者だったことを思い出した。
勇者には聖女の恋人がいた。たおやかで美しい彼女の面影を思い浮かべるほど、現世でもみかけた気がしてくる俺。
頭を抱えているとドタドタ足音をたてて、妹が部屋に駆け込んできた。
「にい
ちゃんっ!」
翡翠色の瞳に輝くような金髪、これまで意識しなかったけど超整った顔立ち…俺の懸念は的中した。妹は前世の恋人、”光の聖女”の転生体だったのだ。しかも俺と同時に、前世の記憶を取り戻していた。
気まずさに懊悩する俺をよそに、アホアホな妹は躊躇なく俺にキスを迫ってくる!
「せっかく記憶が戻ったんだから、ちいさいこと気にするのはなしにしよーよ。ギブミーキース、ギブミーキース…」
「戦後か!」
前世の恋人兼聖女の妹から、元勇者な俺は貞節とモラルと世間体を守れるのだろうか…というか記憶が戻った途端、妹が可愛くみえてしょうがねーな、ちくしょー!(血涙)
※不定期更新となります。どうかご了承のほどを。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-25 08:16:20
303337文字
会話率:43%
孫と訪れた昼下がりのカフェ。
そこで祖母は、『恋人』との想い出を語り出す。
あの日から、ずっと飲めなくなってしまったクリームソーダと、淡く切ない恋のお話。
☆コロン様主催『クリームソーダ祭り』参加作品です。
最終更新:2024-08-23 14:47:57
5690文字
会話率:40%
弟は産まれた時から身体が弱く、小さい頃は入退院を繰り返していた。
………
セピア色の喫茶店。クリームソーダの翡翠色とルビーのようなさくらんぼだけが鮮やかな色を放っている。
これが私の「クリームソーダ」の記憶。
最終更新:2024-08-22 08:11:53
1647文字
会話率:0%
「俺たち、別れよう。」
こうなるのは当然の結果だったのかもしれない。
天才である彼女の大きな羽ばたきは凡人である俺では支えきれなかった。
俺、細木心と彼女、鳳翼は幼馴染だった。俺が平凡で何も持たないのに対して、彼女は完璧だった。
美し
い銀色の髪。
綺麗に整った顔立ち。
翡翠色の瞳。
服の上からでもわかる豊満な体つき。
誰からも好かれる性格。
全国模試でも上位になお連なる学力。
おまけに運動神経も抜群ときた。
そんな一羽のとても美しく誰もが見惚れる鳥のような彼女は大きな翼で空を自由に飛び回っていた。
そして時々降りてきてはある一本の木で羽を休めた。
その木はとても細く小さく平凡でその鳥が羽を休めるには心許無く見えた。
けれど決まってその鳥は羽を休める時その木にとまった。
ただ彼女の幼馴染に生まれたというだけで運良く付き合うことができたにも関わらず支えることも出来ない平凡な俺が彼女の幼馴染として生まれたのはなんの意味があったのだろう。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-25 18:39:47
5644文字
会話率:34%
あらすじ
享年30歳の独身男性。気づいたら、実績全達成して、全クリした幻獣育成ゲームの世界に転生しました。
使用していたキャラ、アインとして。
相棒の幻獣たちは問題なく受け入れてくれるし、周りの人たちとも上手くやれてるから、心配はないと思う
んだ。
ただ一人、最後まで最強の幻獣使いの座を争ったライバル、ニコラウスを除いて。
ニコラウスだけは、アインになった俺を訝しみ、何かと突っかかってくる。
適当に彼をあしらって、相棒の幻獣たちとのモフモフライフを満喫するのだが……。
「王命で、不本意ながら貴方と一緒にSS級任務を遂行することになりました。これから、貴方の家に同居することになりますが……、異論はないですよね?」
と、寝耳に水で始まる、ニコラウスとの同居生活。
いやいや、異論ありまくりですが!? なんだけど、流されてニコラウスと四六時中過ごすことになる俺。
俺の穏やかなモフモフライフはいずこへ……。
登場人物紹介
アイン
最強の幻獣使いの座に就く、18歳の青年(中の人は享年30歳の独身男性)。
漆黒の髪と菫色の瞳が特徴。
好奇心旺盛で、楽観的。何事にも首を突っ込まずにはいられず、それが元で度々トラブルを巻き起こしている。
最近は、その行動が落ち着き、彼の周りの人たちは良い兆候だと喜んでいる。
ニコラウス
かつて、アインと最強の幻獣使いの座を争った、20歳の美丈夫。
腰まである長さの銀髪と翡翠色の瞳が特徴。
品性方向で、思慮深く優しい。
その気質と美貌から、老若男女に人気。
アインとは犬猿の仲だが、彼の実力は認めている。
最近のアインの行動が彼らしくなく、唯一、アインのことを本当にアインなのか疑っている。
※アルファポリス様、カクヨム様にも、同じ作品を投稿しています。ご了承お願い致します。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-15 23:00:00
14814文字
会話率:39%
「我々は、その理から逃れる術はない。」
ある日を境に「クワイレーレ」なる事象により突如翡翠色の髪と特殊な瞳に変貌を遂げた一部の人間。
「エトナの民」と呼称される彼等、その中の若き不言色の瞳を与えられし少年イェット。
彼は1人の不思
議な少女、そして仲間に出会い成長する過程で「この世界の真実」の一端に巻き込まれていく、、、。
エトナの民とは何故存在するのか?
エトナの秘宝とは如何なるものか?
そして訪れる「約束の時」。
実在する国で起きていく現象、戦いに巻き込まれながら、彼等は何を目撃し、何を得て、何を失うのか。
やがて悠久の時を経て、その「糸」は彼方へと繋がる。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-13 14:32:46
544969文字
会話率:27%
領土問題に端を発する共和国と帝国の戦争。
善戦を続ける共和国軍にある兵士が配属された。
その兵士は帝国人の象徴である『翡翠色の瞳』を持つ兵士だった。
最終更新:2024-01-14 01:00:00
83494文字
会話率:45%
主人公は突如として異世界エルダナに転生する。
彼はこの新しい世界で、翡翠色の鱗を持つ小さなドラゴン、リトと出会う。
リトは特別な存在で、亮と非言語的ながらも意志を通じ合わせることができる。
彼はリトと共にエルダナの世界を探索し、次第にこの世
界に広がる謎を解き明かす旅に出る。彼らの目的は、神秘的な力を持つ「星の涙」と呼ばれる宝石の謎を探ること。
本作品はAIで生成した文章に加筆修正を加えたものです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-10 06:00:00
56841文字
会話率:21%
『寺生まれのTちゃん』こと冬羽(とあ)は怪異を「破ァ!」の一発で祓う(ぶん殴る)『結界少女』。相棒(バディ)の異世界エルフ少女ロリスを嫁として愛でながら、東北呪界の『要(かなめ)』たる遠野郷で最強の祓い屋として平穏(?)な学園生活を謳歌して
いた。
しかし、平和な里に新たなる脅威が迫る。
ネットに巣食う『AIの呪詛』による浸蝕、跳梁跋扈する『反社系怪異』ども、暴れ熊『アーバン・ベア』の悲劇。押し寄せるオーバーツーリズムと『迷惑系配信者』による聖域蹂躙――。
境界を越え次々に襲来する新世代の『名状しがた呪詛』に対し、冬羽(とあ)とロリスの怪異コンビが挑む!
冬羽や現代怪異の仲間たちは「新時代の怪異」を祓えるのか――!?
★現代妖怪(ネットロア)× 青春 × 百合バディ × オカルトと呪術、 クロスオーバー怪異譚
★本作は『最強、寺生まれのTちゃんと美少女エルフさん』の続編(シーズン2)ですが本作のみでお楽しみ頂けます♪
【登場人物紹介】
・寺林冬羽(てらばやし とあ)
16歳の女子高生。黒髪の快活な印象だが、可愛い少女に興奮する変態百合属性。
遠野郷の結界を守護する「結界少女」の一柱で、退魔・対怪異因果操作能力『破』を宿している。敵を時空から存在ごと殲滅する『天葬砲(テンソウホウ)』が必殺技。
京都の陰陽師たちに総本山『陰陽寮』からは「怪異免疫たる特殊な結界少女」として危険視され最重要監視対象。遠野の山寺で生まれ育ったので『寺生まれのTちゃん』というコードネームで呼称される。
・ロリス
異世界から来たエルフの少女。
若草色の髪に翡翠色の瞳にエルフ耳が特徴。
上品で控えめだが「芯の強さ」を併せ持つ。
故郷の異世界が超次元魔王により滅ぼされ地球に逃げ延びてきた。
現代怪異『くねくね』に襲われ行き倒れていたところを冬羽(とあ)に助けられ、冬羽(とあ)と共に暮らしながら様々な怪異に立ち向かう相棒となる。
金属を植物に変える魔法『リコリス・ブルーム』で現代の兵器、武器を無効化できる。
・琴畑(ことは)紬(つむぎ)
霊感を持ち、知らず知らずに怪異・事件に巻き込まれてる「巻き込まれ系」女子高生。
高校入学を機に都会から引っ越してきた。
AIに呪殺されそうになったところを、冬羽とロリスに救われる。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-01 17:29:58
11772文字
会話率:28%
ピンクブロンドの髪に大きな翡翠色の瞳、小柄な体躯が庇護欲をそそる男爵令嬢のジェイミーは平民から貴族になりたての少女だ。ひょんなことから貴族が通う学院で王太子殿下に見初められ付きまとわれた挙句学院のパーティーで婚約宣言をされてしまった。困り果
てたジェイミーの元に公爵家令嬢、淑女の中の淑女ディアドラがやって来て……?
ふわっとした短編です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-24 23:22:04
11957文字
会話率:40%
カクヨムでも連載中:https://kakuyomu.jp/works/16817330662012159591
そのとある世界において、冒険者が行動できない時や国の一大事への対策として結成されている竜騎士団<ドラゴンギルド>。
パージャル
王国のドラゴンギルドに所属する少年ルークは入団2年にして中堅を担い、伝説の澄んだ青色の目を持つドラゴンを相棒にしていた。
ある日、ルークの相棒のドラゴン、リーヴァの住処にされている洞窟で謎の発光現象が起き、翌朝ルークが確認しに行くと…。
その藁の山の上に、綺麗な翡翠色の髪、澄んだ青色の目をした美少女が全裸で寝ていた。
「ルークさん!!私ですよ、私」
そう、この美少女はリーヴァが人間になった姿なのである。
前例のない現象だったが、ドラゴンの姿にもなれるということでそのまま相棒でいることになった。
しかし、ルークはそのリーヴァの姿に一目ぼれしてしまい、告白してそのまま付き合うことに!?
これは、竜騎士とその相棒が送る異世界いちゃらぶバトルファンタジーである。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-23 20:55:18
12685文字
会話率:72%
澄み渡るウィスパーボイス。その瞳は淡い翡翠色。
一目で魅入られたその日から、イリスは彼女から目を離せない。
花雪の降る常冬の国・ヘリオトロオプの玄関街で起こった小さな羽ばたき。
紅シリーズの初作。
ヘタレ青年×クールビューティで送る欧風×
中華風のラブロマン。
全年齢対象、女性向け小説です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-10 14:45:17
33482文字
会話率:35%
妖達の世界「日ノ本」
その世界は 一つの権力の中心である黄帝・麒麟を帝に据えた【京】を中心に、北は玄武の【奥州】 、東は青龍の【江戸】、西は白虎の【四國】南は朱雀の【阿蘇】と4つ都市があり、その周りにさまざまな国が連なる世界となっている。
その中、気っ風の良さと行動力、そして風を操る若き青龍将軍収める江戸は 小鉱石川にある 八百万商【細石屋】の住人と、それを取り巻く江戸の妖衆の騒動顛末記、である。
登場人物
【細石屋】住人
★細石屋主人 ・ 漣那美(さざれやあるじ ・ さざなみ)
?歳 雛色の長く波打つ髪を背中の真ん中でゆるりと一つに結い、翡翠色の瞳の美しい若い女人の形をとったモノ。
人か妖か鬼神は不明。着物を粋ににきこなし、紅い羅宇の長煙管を燻らせ、不思議な言葉使いをしている。
★春霞(はるか)
15歳 男 黒髪に碧玉の瞳。細石屋 漣那美の養い子。
この世界にあって大変珍しい「人間」だが、赤子の頃からここに住んでいるためそんな意識はなく、他の妖と生活基準や価値観は一緒、
妖のような攻撃や変化を行う力は持ち合わせていないが、15年ぶりに本人へ返された彼の血脈に寄り添う管狐によって身辺はしっかり守られている。細石屋の小僧のかたわら、飾り職人の真似事も行なっている
★零 (れい)
17歳 男 桜色の髪に橘の瞳の長身痩躯で粋ですれ違い女が振り返るようないい男。
妖ではあるが力の強さや種族は不明。葦原遊郭において随一の花魁「珠月見太夫」に大変見目麗しくよし、と、彼女専属の道中での傘持ちをやっているが、基本的には細石屋の小僧…居候。 飄々とした感じで、女物の反物で設えた着物を着流し、道中用の中が朱色、外が射干玉色をした中朱番傘をさしている。
背中に美しい桜と狗と白狐の彫り物がある。チャキチャキの江戸っ子。
星駒(ほしこま)
13歳 猫又。
空色の瞳に淡い黄金色の髪。
下総国猫の郷の出で、実家は郷長の薬草園。父親は上総下総を統治する猫神。
5男8女の兄妹の中でも1番末の娘だが、1番妖力が高い。白の多い三毛猫で、日の本の猫には珍しい長毛。
猫又治療院 猫仙人である宗龍先生の元に、修行を兼ねて奉公に出されたが本人は大江戸での玉の輿を狙っている
★意図しておかしな喋り口調を使っているキャラがいます
★物書き再開後のごく初期の作品です
★アルファポリス様にも掲載中折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-25 00:00:00
98873文字
会話率:45%
魔物と日々戦う新進気鋭の冒険者パーティがいたが
そのパーティでも異質な存在感を放つ翡翠色の髪をした少年がいた
いつも魔物との戦いでは最後尾で腕を組んでとてもじゃないが戦いに貢献してないであろう少年だ
しかし彼にはある秘密があって・・・・
最終更新:2023-02-10 23:57:38
971文字
会話率:44%
翼族最後の生き残りエルピスと共に女王の待つ屋敷へと戻るも、そこに彼女たちの姿は誰一人としていなかった。少年ラクイラからも彼女たちの存在すらもないものとされてしまった。そこへ三通の手紙が届けられ、生命の神、翡翠色の龍、エルピス、ラクイラは、招
待された魔王城へ赴くこととなった。そして、血族の力の目覚めと、王位継承戦への招待状が訪れる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-03 00:04:48
187799文字
会話率:60%
知っている人は知っている、有名な旅行ガイドブック、「みるぶ」。
とある土曜日、神保町の古書店を訪れた女性・澤 実里(さわ みのり)は、少々使用感の目立つ「みるぶ」が、他の本に紛れるようにして棚に収まっているのを見つける。
そのタイトル、「み
るぶ異世界」。
中を開くと書かれているのはどれを取っても胡散臭い内容。それでも暇つぶしにはいいだろう、とジョークグッズのつもりでお買い上げ。代金200円と消費税8%。
本を収めたビニール袋片手に古書店の外に出ると――そこはまさしく異世界だった。
なんで異世界だと分かったか?何故なら、頭の上に広がる空が、どこまでも澄み切った緑色なのだ。
剣と魔法の世界ではない、けれど異種族が入り混じり、人種差別しつつされつつ暮らす近世チックな異世界にて。
元の世界に帰る時が来るまで、実里は古都フーグラーのギルドで雇った獣人族の通訳と共に、自身が迷い込んだマー大公国内を旅行することにしたのである。
●受賞歴
エブリスタ様「読者を増やそう!エブリスタのトップに載れるコンテスト」 受賞
※2019/5/8 あらすじを更新しました。
※カクヨム様、アルファポリス様、ノベルアップ+様、エブリスタ様にも並行して投稿しております。
https://kakuyomu.jp/works/1177354054888255850
https://www.alphapolis.co.jp/novel/103558036/968278374
https://novelup.plus/story/990704739
https://estar.jp/novels/25627829折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-20 00:18:16
225780文字
会話率:40%
四十六歳。
無難でうだつの上がらない長友慎太郎は、社会の荒波に揉まれながらも、妻と一人娘を持つどこにでも居るサラリーマンであった。
彼には外見に特徴があった。頭頂部の毛がかなり薄くなっており、周りの毛をかき集めて何とか体裁を整えている惨めな
状況であった。
とある日のこと。仕事で疲れ帰って来た慎太郎はリビングのソファーでそのまま眠ってしまう。
目が覚めると、そこは見慣れぬ光景であり、馬車の荷台に乗せられ、黒き獣から必死に逃げている最中であった。
そんな危機一髪の状況で、慎太郎は一人の少女と出会う。
桜色の髪と翡翠色の瞳を持った、大巫女と呼ばれる彼女は、慎太郎をこう呼ぶ。
大神官様、と。
慎太郎は、世界を滅びへと向かわせる存在である黒き神を封印できる唯一の存在である「大神官」として、異世界へ召喚されたのだった。
大神官である彼のみが行使出来る、俳句とも川柳ともつかぬ不思議な十七音の句「ヤナギノク」で、慎太郎はこの世界を救うことが出来るのだろうか。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-23 09:00:00
44337文字
会話率:30%
ホームルーム中に異世界へクラスメイト達と転移召喚された
緑川 学。クラスメイト達は強力なジュブを獲得していくなか彼のジョブはなく、召喚した者達とクラスメイト達から無能の烙印をおされる。有能なジョブを持つクラスメイト達は各国に配属されるなか学
のみが残された。
処分されそうになるが1人の少女が学を「見つけた」と言い手を差出す。その時、止まっていた運命の歯車がかみ合い動き出した。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-03 11:00:00
3784文字
会話率:43%