ある巨大な街に見た目は30前半の長生きのエルフが居た。
そのエルフはどの国からも恐れられている魔道士であり、歴戦無敗の強者である。
しかし、どんな強者でも、過去はある。
戦争の本質、愛の本質、差別の本質、差別を利用する弱者を装う本質、醜
さの本質を知り尽くした過去。
激しい暖炉、良い香りのお茶、揺らぐ火の光に惑わされ、エルフは口が軽くなる。
エルフは語る。
眩しい青春、甘酸っぱい恋、美しい思い出たち。
当たり前の平和な日常。
全てと引き換えだった。
過去の大罪。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-20 01:57:43
29896文字
会話率:43%
1作がだいたい5~10分で読める(予定の)オムニバス青春短編小説シリーズ第36弾です。
シリーズ・コンセプトは「思春期の頃の自分に読ませてあげたい物語」。
(オムニバス・シリーズのため、話ごとに設定・主人公・文体が変わります。意図的にバ
リエーションを増やしている(多様な人生・多様な悩みを描くことを目標としている)ため、同じシリーズであっても、雰囲気や主人公の性格はだいぶ異なります。)
幼い頃の幸せな世界と、現在の窮屈な世界との差を噛みしめる少女の物語。
SS用ブログ「言ノ葉スクラップ・ブッキング(http://mousou-story.jugem.jp/)」にも同じ内容のものを掲載しています。
(ブログ版はルビが少ない代わりに、下部(続きを読む)に蛇足な補足情報が付いています。)
なお、自作サイト「言ノ葉ノ森(http://kotonohano25mori.web.fc2.com/)」に本シリーズの「小説家になろう」版とSSブログ版両方へのリンク一覧を載せた「もくじ」ページを制作してあります。
運営さんも書いてくださっていますが、念のため→この物語はフィクションです。実際の人物・事件とは関係ありませんのでご了承ください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-10 11:28:52
3415文字
会話率:0%
幼い頃から双子の姉の代わりをして生きて来た。
姉が結婚してからもそう。可哀想なお姫様は森の中で出会った王子様と結婚し、王太子妃となりました…そんな幸せな話の裏側に追いやられた女がいるなんて、この国の誰も知らない話。
初恋の美しい思い出を台無
しにされ、この先も姉の召使のように生きて行かなければならないのかと諦めて生きるリリーは、ある日王太子の秘密を知る事になる。
同じ顔をした双子たちは、ただ黙って影に生きるなんて事はしたくなかった。奪われた王太子妃の椅子を奪い返す。そう決意したリリーは、姉と同じ顔である事を最大限利用する事にする。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-07 21:00:00
96479文字
会話率:49%
「ヴィオレッタ! 貴様との婚約を破棄する!!」
───美しい思い出になるはずのパーティーで、ヴィオレッタの未来は、呆気なく崩れ去った。
王子の婚約者として、王家のためにとひたすら尽くしてきたつもりだった。その結果が、これだ。
生家の公爵
家とは縁を切られ、学園を追放され、婚約は破棄されて放逐される。
王子は、嗤う女を腕に抱き、ヴィオレッタは年老いた成り上がりの男に嫁ぐのだと告げた。
「卑しい貴様には似合いだ!! お前に相応しい人間を用意してやったぞ、せいぜい喜ぶことだな!!!!!」
それにヴィオレッタは────
「まあ、それはご丁寧に」
いまいち危機感を抱けていなかった。
「それにしても若い子って元気ねぇ。前世では孫はいなかったから...ゲートボール倶楽部のヨネちゃん(86)がいつも羨ましかったわ」
乙女ゲームに生まれ変わるには精神年齢がニアミスしていたヴィオレッタ。
そもそもゲームジャンルを知らず、悪役令嬢モノを知らず、ざまぁの概念のないヴィオレッタは、ここから巻き返し逆ざまぁを果たすことができるのか?
武器は身一つ。今まで磨き上げてきた教養と美貌。上手く使えば逆ハーレムも夢じゃない(※出会うイケメンを孫認定さえしなければ)......!!!
頑張れヴィオレッタ!!!!
「ばぁば......素敵な響きだわ。お相手の方には、お孫さんはいらっしゃるのかしら」
まずは現状を、危機的状況だと認識するところからだ────!!!!
という話。
【イケメンが出るまで遠いです。とりあえずできてる話を投下していきますが、イケメンエンカウントには辿り着きません。
適当に書いたタイトルとあらすじなので、予告なく書き換える可能性高です】折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-20 17:00:00
63869文字
会話率:23%
初めまして。
この小説は筆者の過去をそのまま描いたものです。(登場人物の名前や日付などは事実と異なるものにしています。)
忘れられない女の子と過ごした数ヶ月間を、私自身の気持ちの整理と、前へ進むために当時の感情や出来事を吐き出していくような
形で描きます。
私にとって歪で、辛くて、楽しくて、悲しいけれど、美しい思い出をなんとか忘れないうちに、どこかへ描き留めておきたいと思い、随筆に至りました。
下手な文章になってしまい、大変恐縮ですが、興味があればご一読頂けると嬉しいです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-07 22:48:26
1815文字
会話率:4%
舞台はナーロッパ王国。
その片隅にけなげに生きる少女ディー。家は貧しく、両親は変わり者で、兄は囲われ者だ。
さらに、家庭環境のため指定の寺子屋にはなかなか通えず、彼女にはあまり学力がなかった。
そんな彼女には、唯一の宝物ともいえ
る、初恋の君との遠く美しい思い出がある。
家の仕事を手伝い、気味の悪い幼なじみに言い寄られる日々が、ある日激変することに。
変な父が一山当て、大富豪になったのだ。
そこからはがらりと暮らしが変わる。一家は上流階級となったのだ。
ディーは新たに貴族&セレブたちの通う学園に入学することになった。そこでの運命の出会い。さらには、初恋の君との再会も果たすのだが...。
薄幸だった美少女が、持ち前の明るさ強さで、破綻した世界観をぐいぐい生きていくお話です。もちろんハッピーエンドなラブコメディーです。
全11話完結です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-09 21:16:53
26962文字
会話率:33%
魔法学園の生徒ビリーはモテない。ならず者たちと呼ばれる爆炎科に在籍しているうえ、あちこちに火傷の跡があるのだ。そんなビリーだが、美しい思い出はある。幼い頃、優しいお姉さんに初恋をした記憶だ。だが今では、顔も名前も覚えていない。
偶然からお姉
さんの記憶が少しずつ蘇るなか、ある日学園で同い年の少女ミリーと出会う。ミリーは、お姉さんの雰囲気とは似ても似つかない人物だった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-09-19 05:00:00
13673文字
会話率:74%
世界規模の環境の変化、数多の事件、戦争を経て、大量の魔力を消失。新たに魔力が生まれることもなく、神秘が薄れ、魔法使いが神秘と共に消えようとしている世界。
そんな世界で最後に残った一人の魔法使いの少女とその使い魔は、最後の魔法を使うチャンスを
得た。その力は強大で、望むほとんどを成し遂げられるだろう。生命の根源や、世界に魔力を満たすという願いは不可能だが。
自分は何を望むのかを仲良しの使い魔と語り合いながら、自分のこれまでとこれからを考え、自分の本音をさらけ出し、美しい思い出と許せない負の感情を受け止め、その上で他人のために使うか、自分のために使うかの結論を出す
これは、そのための旅
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-09-03 23:38:31
41336文字
会話率:24%
恋が終わると、私はスノードームをつくりはじめる。
煌びやかだった日々を、ガラスのドームにとじこめる。
寂しいときは、それらスノードームを眺める。
手に取って、振る。
きらきらと、美しい思い出が輝いている。
私は、幸せだ。
最終更新:2022-06-30 17:25:01
7481文字
会話率:15%
旅。それはきちんとしたスケジュールを組んでも組まなくても思わぬことが待ち構えている未知なる冒険……
旅をへて得るもの。それはただの失敗談か美しい思い出か。
最終更新:2020-12-05 11:22:49
44522文字
会話率:5%
あの人は美しい思い出の中に消えた
彼が「完結」させたストーリーは、わたしたちの記憶の中で何度も巻き戻しして再生されるだろう…
最終更新:2020-07-22 20:40:39
351文字
会話率:0%
数年ぶりに実家に帰り、除夜の鐘を聞いていた時、昔の約束を思い出した。
その約束の為に、錆びついた自転車を走らせて、思い出の場所に向かう。
そこにいたのは――。
少し切ない超短編小説です。
最終更新:2019-10-06 17:32:04
1786文字
会話率:13%
自ら川に飛び込んだ少女を引き上げたのは、何も知らない少年だった。
ひとりの世界で来訪者に怯えながら生き延びようとする壮年を訪ねたのは、謎の言語を話す化け物じみた身体能力の小柄な何かだった。
うっとりと、美しい思い出に浸るかのように目を細め
て、小柄な少年は言う。
憧れの、美しい父に殺された事。
それが前の世界での、自分の中で一番眩しい記憶だと。
異世界から飛ばされてきた少年に、厚着が出来ないヒーラー少女、バッファーのムキムキなおっさんの三人パーティーその他諸々で送る、「とにかく書きたいものを詰めて見た」作品です。
※題名にはああありますが、父親による殺害描写はあれど、虐待描写などはありません※
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-07-02 18:10:03
9308文字
会話率:18%
20代中盤の女性、伊藤里奈は5年付き合った彼氏に振られ喪失感でいっぱいの中、あるCMのセリフを聞き小学生の頃にあった辛くも美しい思い出を振り返る。
最終更新:2018-05-06 10:00:00
14893文字
会話率:35%
幼かった頃の美しい思い出、遠い夏の日の記憶。
最終更新:2017-04-20 07:00:00
739文字
会話率:0%
初恋は大抵実らない。ただ美しい思い出にはなるかもしれない。
初恋を各々消化して、青春を爆走する少年少女のバレンタイン抗争話。
最終更新:2017-03-14 20:17:49
6773文字
会話率:53%
とある国の首都にとある少女がおったそうな。
その少女は、母を早くに亡くし父親が再婚した継母とその娘と暮らしていたそうな。
ところが、この親子の仲はそれはそれは悪かったそうな。
いつも継母とその連れ子にさんざんいじめれらたその娘は、父
親からもかまってもらえず、
家の中で孤立していたそうな。
これは、そんな少女の人生大逆転の物語……のはずである、たぶん……
乙女の憧れシンデレラ、でもこの物語に疑問を持った人も多いはず。
この物語はそのシンデレラをモチーフに『可能な限りつじつまを合わせたらどうなるか』に挑戦した意欲作。
いわば『真説シンデレラ~~おとぎ話の闇を切る!!』である。
さあ、私とともに謎多きおとぎ話の闇へ挑もう!!
そしておとぎ話に隠された真実を日の光の下にさらけ出すのだ!!
……おとぎ話の美しい思い出を穢したくない良い子は全力でブラウザバックだ!!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-03-08 22:52:03
16088文字
会話率:19%
誰も知らない、俺だけの場所
そんな場所の、桜の木の下にいた桜という少女。
彼女は 桜の花びらのように
儚くて、触ったら壊れてしまいそうな
そんな目をしていた。
春を音にしたような声をしていた。
そんな桜に惹かれていく春。
だがそれは儚くて、悲しい、でも美しい思い出の始まりだった....。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-02-18 03:57:07
1257文字
会話率:37%
幼い日の記憶。私は蝉の声を聴くたびにあの日の出来事を思い出す。きっと私は何度でもあの日を夢見るのだろう。淡く彩られた美しい思い出。
最終更新:2015-01-20 06:06:21
16440文字
会話率:71%
石動 甲(いするぎ こう)は、まだ幼き頃に『演劇』と出会う。それは彼にとって衝撃の出会いだった。
しかし父の死を堺に、彼の中の演劇という美しい思い出は薄れていった。
月日は流れ、甲は私立月ヶ岡高校へ進学し、平凡な日々を過ごしてい
た。
そんなある日、彼は部活動という形で再び演劇と出会うことになる。
こうして甲は、個性的なメンバー達と共に演劇の世界へと飛び込んで行くのだった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-03-06 16:14:17
36028文字
会話率:36%