田舎の農家の次男から切れ者の商会長に成り上がったジュリアンは、名門貴族のラグナス卿の領地再建に成功し、卿から娘ユノーとの結婚を提案される。
それに応じたジュリアンだが、誇り高い貴族令嬢の彼女との暮らしは息が詰まるようであった。
そんな折、故
郷への里帰りに妻を伴ったジュリアンは家族や幼馴染との再開に大いに弾けて、粗野な本性を見せてしまう。夫の本当の姿を見たユノーのとった行動は?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-20 18:27:38
5930文字
会話率:17%
第一王子に反旗を翻したウルム王子は側近ピッターフェルドの推薦で、高名な傭兵隊長ゲドリーを雇った。彼は巨漢にして、その風貌は伝説のオーガや鬼のような男である。圧倒的に不利な戦いに臨んだゲドリーは前方の敵の堅城を陥落させ、その足で後背から攻めて
きた第一王子の本軍を撃破し、王子を討ち取る。大功に見合った名誉と富を得たゲドリーだが、その粗野な振る舞いは変わらなかった。貴族秩序の中に彼を組み込みたいピッターフェルドは王となったウルムに一つの提案を行う。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-10 12:40:33
49255文字
会話率:22%
漆黒の魔女ゼノア、不老不死の魔物だが人間の心を持つ絶世の美女。かって共に魔王を倒した勇者たちの子孫を探して世界中を旅していた。暴風のエルフ・シリル、金髪のハイエルフ。育ての親を魔人に殺されか仇を討つため旅をしている。絶世の美少女だが、粗野で
喧嘩早く切れやすい性格で暴走エルフとも呼ばれる。そんな二人の長い長い旅の物語。チートのように強いですが万能ではありません。転生ものでもありません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-16 13:44:41
141606文字
会話率:41%
漆黒の魔女ゼノア、不老不死の魔物だが人間の心を持つ絶世の美女。共に魔王を倒した勇者たちの子孫を探して世界中を旅している。暴風のエルフ・シリル、金髪のハイエルフ。育ての親を魔人に殺され仇を討つため旅をしている。絶世の美少女だが、粗野で喧嘩早く
切れやすい性格で暴走エルフとも呼ばれる。そんな二人とミミとの出会い。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-18 22:06:19
3837文字
会話率:43%
「君を愛することはない! と思いきや」の続編となります。
前作をお読みいただくと話が分かりやすいと思います。
国一番の美貌を誇るユリシアが嫁いだのは、辺境の悪鬼と呼ばれる、恐ろしいと噂のヴァルハイト・ワーグナー辺境伯だった。
結婚して2年
がたち、久々に夜会に現れた妖精姫に、あきらめきれない男たちが押し寄せる。
野蛮で粗野な辺境伯が妻を恐怖で支配し、屋敷に軟禁しているのだと主張する彼らは、ユリシアを開放すべきだと辺境伯に進言するのだが、当のユリシアがすでに洗脳されており、一向に聞き入れない。
「ヴァル様は、わたくしの理想そのままの方なのですわ! まさに運命でしたの!」
そういってユリシアが差し出したのは一冊の本、『血まみれ騎士と囚われの姫』。
果たして、彼らが見た真実とは?
美女と野獣、仲良しほのぼの?割れ綴じ夫婦の、ちょっと人よりずれた溺愛のお話です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-02 00:00:00
12374文字
会話率:27%
生まれ変わった世界はゲームのような世界だった!
彼は世界に感謝を捧げ!ひたすらに己の力を高める!それが世界を破壊するとも知らず!!
其は破壊の申し子!力を持って止めること能わず!!
愛だけが彼の心を救う!世界を救う!
世界の運命は今!真の
勇者に委ねられた!!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-28 19:00:00
213876文字
会話率:62%
『学園の王子様』と呼ばれているわたくしがお仕えする公爵家の若様は今日もヘタレていらっしゃいます。
『学園の王子様(笑)』の姿は偽りで、どちらかと言えばお口が少々悪くて粗野なタイプなのに、幼い頃に大好きで仕方がないご婚約者様に、『優しく振
舞った方が後々いいと思う!』と言われたのを採用して、王子様然としておふるまいなのですが……。
でも大好きで大好きで仕方がないご婚約者様の前では素のご自分でいたいと振舞うあまりに、優しく振舞われて色々勘違いしたご令嬢が近づいてくるわ、粗野な態度で接していたご婚約者様に嫌われていると勘違いされるわ、まったく踏んだり蹴ったりでございますね。
そしてある日、とうとうご婚約者様が婚約解消を言い出して?!
どうなる若様! 頑張れ若様! ヘタレている場合ではございませんよっ!! なんて思っていたら、ご婚約者様が攫われて?!
※拗らせたなんだかんだと相思相愛カップルを眺める侍女視点でお送りします。残酷描写は念の為。
※柴野いずみ様主催「ヘタレヒーロー企画」参加作品です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-02 18:00:00
8542文字
会話率:14%
記紀神話の素戔嗚尊(すさのおのみこと)さまのエピソードって救いがない。だって、畦を埋めたり、堆肥を畦に流したり、機織りの女官にドッキリ仕掛けて女官は下腹部をついて自死――怒った八百万(ヤオヨロズ)の神々は、素戔嗚尊さまを神さまの力の源であ
る爪と鬚も抜いて葦原中津国(アシワラノナカツクニ)に追放する。しかも、私財没収もして。
追放された先では、みんなを困らせている八岐大蛇(ヤマタノオロチ)を女装とかして酒に酔わせて謀殺する――なにその更正しました的なアピール? 高天原(タカマノハラ)でのヤンチャぶりで犠牲者でてるから。消えないからアヤマチ――どのあたりが貴いのさ? ご利益ゼロじゃんか。
そもそも、ヤマタノオロチって、ホントに怪物? 暴れ川とかじゃないの? 暴れ川を開拓したとかじゃないの? 畦に肥えって、トライアンドエラーな農業的な試みじゃないの?
女官の事故のような自己死は、なんか嫉妬がらみとかじゃないの? だって三貴子でしょ? スーパーお坊っちゃまじゃん。競争倍率、高そうじゃん。
こう考えると、記紀神話のすべてが疑わしい。よし、再構築だ。
天照大神(アマテラスオオカミ)さまは、ヒキコモリなイメージが染み憑いている――そんなわけがない。太陽が弱いわけがない。よし、残念な感じの脳筋(のうきん)にしよう。
月読尊(ツクヨミノミコト)さまは、やたらとミステリアスでクールなイメージが染み憑いている。よし軽いチャラ男で悪知恵が働く感じにしよう。
素戔嗚尊さまは、マッチョで破天荒なゴッドが染み憑いている。ならばショタだ。お姉ちゃんに似たショタだ。口調は『ですます』だ。一切の粗野を排除しよう。尚且つ闘えるけど戦わない――なぜなら、無駄だから。無駄が嫌い――よし吝嗇家にもしてしまおう。
さぁ、神さまが引きこもる神話を再構築してみよう!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-02 18:00:00
62231文字
会話率:50%
他人の魔力が視える目を持つが故に、幼い頃から奴隷として酷使され続けて来た獣人の少女は、傭兵団“紅蓮の鮮血”の襲撃によって、ある日唐突な自由を手にしてしまう。
自分を救ってくれた傭兵達の放つ、どこまでも純粋な魔力に惹かれ、無警戒に近付く。
そんな彼女に、泣く子も黙る恐ろしい風貌の男達は困惑するばかり。
「お前、俺が怖くないのか……?」
「うん、怖くないよ。みんな綺麗だし……好き」
粗野な見た目と言動で、社会のはみ出しものとして生きてきた“鮮血”の傭兵達にとって、少女の無垢な言葉と可愛さはどこまでもクリティカルに胸に突き刺さり……気付けば、傭兵達は彼女を引き取って“ミルク”と名付け、代わる代わる世話を焼くようになっていた。
愛らしく人懐っこいミルクの振る舞いは、やがて誤解されがちな彼らと一般人との心の垣根さえも取り払い、“犯罪者の巣窟”とまで揶揄された鮮血を王国最高の傭兵団へと押し上げていく!
無力で愛らしい看板娘と、粗暴で恐ろしい傭兵達の送る溺愛成り上がりファンタジー
こちらの作品はカクヨムでも投稿しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-20 12:00:00
296899文字
会話率:43%
病や怪我を治す万能薬の原料である青い薔薇。地方領主の令嬢セシリアは、青薔薇を咲かせることができる貴重な聖女として知られていた。20歳の時にクリストファーという高名な騎士と結婚するが、半年後に青薔薇を咲かせる能力を失ってしまう。それからは夫に
裏切られ、虐げられる毎日。クリストファーは仕事もせず放蕩に明け暮れ、領地は貧困にあえぐようになった。せめて、夫から領地の経営権を譲り受け、自ら指揮を執りたいと願うがそれも叶わず、悶々とした日々を送っていた。
そんな中、不満を持った農奴に雇われた傭兵団に城が包囲され、夫は愛人と逃げてしまう。「悪魔将軍」という二つ名を持つ傭兵団の団長、ダミアンは、セシリアの身と引き換えに領地の経営権を譲渡するという契約を持ちかける。事態の打開を図りたかったセシリアは、その条件を飲む。こうして、セシリアはダミアンに自分の身を差し出したのだった。
粗野で横暴な男と思われたダミアンだが、意外にもセシリアを丁重に扱うことに彼女は戸惑いを隠せない。葛藤しながらも次第に心を開いていくセシリアだったが、ダミアンにはある秘密が隠されていた。
カクヨムにも投稿折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-17 11:10:00
34599文字
会話率:58%
見た目だけは完璧だが、中身は残念なエリオット第二王子の婚約者のアレクシア。
幼い頃から両親や妹には冷遇され、八歳の時に無理やり婚約者にさせられ、王子妃教育と王子の尻ぬぐいに奔走する日々。
自分より目立つなと言われて、地味ななりで能力も隠して
我慢していたけれど、いつの間にか妹と恋仲になっていて、妹を虐めるような性悪な女とは結婚出来ないと婚約破棄をしてきた。しかも、お前の顔を見るのも不愉快だと、国境に接する辺境伯へ嫁げとの命令付きで。
噂では辺境伯は一回り以上年上で、戦で顔に傷を負ったせいで非常に醜く、性格も粗野で冷酷非道なのだという。まるで嫌がらせの様な結婚だったが、家族は誰も助けてくれず、王命とあれば貴族の娘としてアレクシアに拒む事は出来なかった。
仕方なく、それまで仕えてくれたメイドと護衛を従えて辺境伯領に赴くアレクシアだったが…
婚約破棄物を書いてみたくなったので、書いてみました。
ありがちな内容で申し訳ないですが、よろしくお願いします。
設定は緩いしご都合主義です。難しく考えずにお読みいただけると嬉しいです。
アルファポリスでも投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-05 19:00:00
469129文字
会話率:63%
「お前を追放する!」
超絶美青年かつ天才神官である私は、突如として私は粗野極まりないパーティリーダーにそう告げられた。
やれやれ、追放だと?
圧倒的な実力を持ち才能に溢れ性格も良いこの私を追放して何の意味があるのだろう!
とはいえ、そんな
クサレ脳味噌連中にある程度合わせないとパーティを組めないのも事実。
さてどうしたものか……そうだ、馬鹿な男どもは多少出来が悪くても女の子相手になら大抵優しい。
ふむ、なるほど、つまり――――私も女の子になればいいということだ!!
※割とまったりめに書ける時に更新するスタイルにします。更新頻度が高いと本職に支障が出て死ぬため。
※2020/6/10よりハーメルンの方でも掲載始めました。よろしくお願いいたします。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-26 17:00:00
316484文字
会話率:34%
その聖女凶暴につき──
教会の洗礼で聖女の称号を得たイングリド王国の第一王女ラミリア。 誰もが振り返る美貌と抜群のスタイル。 そして誰もが閉口する粗野な言動に理不尽な強さ。幼い頃から類い稀なる剣才を発揮し、戦場で舞うように兵を斬り伏せていく
その姿から人々は彼女を剣聖と讃えた。「やりたいこと最優先」と「ムカついたら叩き斬る」がモットーな彼女は魔王討伐にも興味なし。 勇者から魔王討伐に同行するよう迫られるが──折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-15 23:07:20
121861文字
会話率:53%
「シマーズ・サツマ、ただ今をもって、君との婚約を破棄する!」
「――!」
国中の貴族が集う煌びやか夜会の最中。
サツマ公爵家の令嬢であるシマーズは、婚約者のデズモンドから、唐突にそう宣言された。
「デズモンどん、どういうことでごわす
か? おいどんとデズモンどんの婚約は、先王様の決めた契りでごわす。約束ば違えるのは、上に立つ者として恥でごわすぞ」
「ええい、うるさいうるさいッ! 今の王はこの僕だ! 誰にも文句は言わせんぞ! 僕はもう、君みたいな粗野な女にはうんざりなんだ! 今後僕は、ジェイドと真実の愛を築くッ!」
「デズモンド様! 私、嬉しいです!」
「……」
男爵令嬢のジェイドが、デズモンドにギュッと抱きつく。
豊満な胸を押し当てられたデズモンドは、床に届きそうなくらい鼻の下を伸ばしている。
――先代の王の急逝により若くして王となったデズモンドは、邪知暴虐の限りを尽くしていた。
税率を20%も増加し、自身は朝から晩まで酒池肉林の贅沢三昧。
国民の王家への不満は限界まで達していた。
その挙句、今回のシマーズへの婚約破棄である。
来賓の貴族たちはいよいよこの国も終わりかと、固唾を呑んだ。
「やれやれ、前々からたわけ者だとは思うとったが、まさかここまでとは。つくづく呆れたでごわす」
「っ!? 何だとぉ!?」
「先王様に義理立てして今まで我慢ばしてきたでごわすが、そっちがその気なら話は変わるでごわす。――デズモンどんのようなガンタレとの婚約、こっちから願い下げでごわす」
「貴様ァッ!! 神にも等しい王たる僕に向かって何だその口の利き方はァッ!! 不敬罪だッ! お前たち、この痴れ者を斬れッ!」
「「「……ハッ」」」
抜刀した近衛兵八名にたちまち取り囲まれるシマーズ。
「やれやれ、おなご一人にこんな数を。王としての誇りはないのでごわすかデズモンどん?」
シマーズは腰に差している剣をゆらりと抜いた。
――それは代々サツマ家に伝わる、『刀』と呼ばれる独特の反りを持った片刃剣であった。
シマーズはそれを上段に構え、「コオオオオ」と呼気を整える。
シマーズから放たれる圧倒的なオーラに、近衛兵たちは一瞬たじろぐ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-03 21:16:18
3334文字
会話率:65%
王侯貴族を中心に「的中率100%」の異名を持つ稀代の占い師エリーゼ。
類稀な才能と88年もの人生経験が心に染みわたると話題沸騰の、今最も王都で予約が取れない王侯貴族専門の占い師である。
どんな恋の悩みもひとたび相談すれば、霧が晴れるように解
決するという噂が口コミで広がり、今日も今日とて人目を忍んで恋に迷う高位貴族が押し寄せる。
とはいえ、占い料が高額すぎる、法外だ、悪徳商法だ、平民のくせに無礼だなんだという声があるのも事実。
批判の声も何のその、平民上等無礼無双の老婆には誰にも明かしてはならない秘密があって…。
そんなある日、誰にも言えない深い悩みがあるので占ってほしいと貴族の青年からの依頼があり、エリーゼはいつものように粗野な老婆として客人を迎え入れるのだが―。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-08 14:27:53
8298文字
会話率:40%
ノーマン・ゴーツビィは公園のベンチに腰を下ろしていた。背後には柵に囲まれた小さな芝生があり、背の低い木々が植わっている。目の前には馬車道が広がり、ベンチのすぐ右手に面しているのが、粗野な声が行き交いガタゴトと車輪が響くハイドパークの街角であ
る。英国の作家サキ(Hector Hugh Munro, 1870-1916)の「Dusk」(短篇集「Beasts and Super-Beasts(1914)」所収)を翻訳したものです。サキの著作権保護期間が既に満了していることをここに書き添えておきます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-23 08:03:16
4478文字
会話率:28%
天界の神々が人界を舞台に遊戯に明け暮れていた時代。
強者と戦う事に固執する青年がいた。性格は粗野にして粗暴、自分の身を顧みない戦い方は狂戦士そのものだった。しかし彼は…弱かった。
そんな無謀な彼の元に一人の神が現れる。
最終更新:2023-02-11 09:00:00
35500文字
会話率:47%
薬師カレンは山へ薬草を取っていると、怪我をした少年に出会う。白い髪に褐色の肌の少年は粗野で乱暴でまるで野生動物のようだった。
ちゃんとした名前が無い少年にコハクと名付け、世の中のことを色々と教えるカレン。
「私はダメンズウォーカーかもしれな
い…」
と思いつつも世話焼きはやめられず、次第にコハクに恋心を抱いてしまう。
お馬鹿男子×真面目女子のお話です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-20 14:00:00
22110文字
会話率:61%
不遇令嬢のアンジェリカは、ひょんな事からウサギの獣人に変身してしまい国外追放とされてしまう。
行く当てもなく、獣人が住むという国へと向かうと、あれよあれよと事が進み豪華なお城でメイドとして働くことにになってしまった。
そこで出会った4人の動
物王子になぜか溺愛されてしまい、彼らとのイチャラブ生活を送る事となる。
オオカミの王子:粗野だが面倒見のいいジークリット・シュティーア王子
フラミンゴの王子:ナルシストだが実は努力家なアルベティーニ・スコッティ王子
ネコの王子:甘々でかわいいルクス・メーレスザイレ王子
ウマの王子:真面目で厳しく美声なシリウス・ヘングスト王子
ハッピーエンドの逆ハーレムラブストーリーで、登場する獣人たちは普通の人間に耳やしっぽが生えた程度です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-14 19:03:27
149956文字
会話率:37%
王太子の婚約者候補に名を連ねながら、政権争いに敗れ、正式任命されなかった侯爵令嬢パトリシア。
彼女には辺境伯家との縁組が命じられた。辺境伯は毛むくじゃらの天を衝くような大男で、粗野で野蛮人だと王都では噂されている。さらに独立して敵国に寝返る
かもしれないと噂される辺境伯家に嫁いだら、いったいどうなるの?
いいえ、今まで被り慣れた巨大な猫を、この際、盛大に開放させましょう。
わたくしは過去の自分を捨て、本来のわたくしに戻り、思うまま生きてやります!
※この作品はボイコネライブ大賞応募のためのルールに則って書き直しました。
拙作「慈悲深い天使のテーゼ~侯爵令嬢は我が道を征くつもりだ」と「デナーダ辺境伯と愛妻の他愛ない日々」を足したものです。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-09-30 23:49:01
12849文字
会話率:1%
王太子の婚約者候補に名を連ねながら、政権争いに敗れ、正式任命されなかった侯爵令嬢パトリシア。
彼女には辺境伯家との縁組が命じられた。辺境伯は毛むくじゃらの天をつくような大男で、粗野で野蛮人だと王都では噂されている。さらに独立して敵国に寝返る
かもしれないと噂される辺境伯家に嫁いだら、いったいどうなるの?
いいえ、今まで被り慣れた巨大な猫を、この際、盛大に開放させましょう。
わたくしは過去の自分を捨て、本来のわたくしに戻り、思うまま生きてやります!
設定はゆるんゆるん。なんちゃって異世界。
この話はアルファポリスにも掲載しています。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-10-28 19:00:00
6467文字
会話率:8%
※『共通恋愛プロット企画』参加作品です。この作品は長岡 更紗さまのプロットを用いて制作されています。
ルシオ公国の騎士の娘、ヴァレンティナ・デ・ロスは十八歳。幼馴染みのアルフォンソのことが好きだけれど、まだ想いを打ち明けられずにいる。
でも、きっといつか彼と結婚するんだろうなと夢見て生きてきた。そう、隣国アルバロとの戦争が始まるまでは。
父も兄も騎士として戦争に行ってしまい、ある日、ただの会計士であるアルフォンソまで前線に駆り出されることになった。みんなの無事を願いながら奉仕活動に精を出すヴァレンティナ。しかし、街まで入り込んできていた謎の外国人にさらわれてしまう。
ついた先は戦争の相手、アルバロ王国だった。このままでは自分のせいでアルフォンソや家族が危ないかもしれない……そう思ったヴァレンティナは決死で逃亡を試みるものの、夜の森で魔物に襲われ死にかけてしまう。そんな彼女を助けたのは、アルバロの将軍、ジェイクだった。
ジェイクは捕虜にしたヴァレンティナに、「俺の女になれ」と言った。粗野な振舞いの、しかも敵国の男なのに、なぜこんなにも気になってしまうのか。次第に複雑になる戦況の中、翻弄されるヴァレンティナは、どちらの手を取るべきか苦悩することになる。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-18 18:44:51
32850文字
会話率:64%
崇高な理想で、築きあげようと。
粗野な欲望で、築きあげようと。
其処は我らにとっての黄金郷。
虚ろで、脆く、帯びていた微熱を失いつつあっても。
最終更新:2022-06-08 09:58:30
342文字
会話率:0%