大学院に進学するため北海道から上京、面影橋近くの貧乏アパートで一人暮らしを始めた文学オタク女子の「私」は、シェイクスピアと格闘するも学業に挫折し、どつぼにはまる。そんな「私」の気散じはひょんなことから仲良くなった、愉快な腐女子たちとの交流と
、面影橋でたまたま見かけた、足をひきずって歩くどこかミステリアスな青年――神田川や雑司ヶ谷近辺の季節の移ろいを背景に、「私」の鬱々としたぬかるみのような日常の「小さな不思議」をテーマにした作品です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-20 21:00:00
21593文字
会話率:0%
八岐大蛇(やまたのおろち)信仰と製鉄・鍛冶の里『八畑村(やはたむら)』では八つの家が管理するたたら場で神代より鉄を鍛え続けてきた。その八家(はちけ)には神器と神通力が伝承され長きに渡りこの地を妖(あやかし)から守り続けている。
そんな
八畑村に事件が起きる。なんと八家筆頭当主が病に倒れ幼い一人娘が家督を譲り受けることとなった。その娘『八早月(やよい)』は当時わずか八歳、しかし周囲の不安と心配を意に介さず、彼女は歴代最高の巫(かんなぎ)と称された。
それから四年、十二歳の少女となった八早月は村の分校を卒業し街にある中学校へと入学した。初めて村を出た八早月は、今までと異なる生活環境に触れ様々な経験をすることになる。それは初めての出会い、友情、出来事、そして初めての――
この物語は、稀有な幼少期を過ごした少女による初めてづくしの体験談―― そんな彼女を取り巻く人々や環境、学園や社会生活における時の移ろいをそっと覗いてみてみませんか?
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-20 06:00:00
422426文字
会話率:32%
魔法使いエリクディスは篤信の知恵者である。決して恐れ知らずの勇者ではない。
中年に至って仕事に見切りをつけて放浪を決意。自由気ままを通せる寿命は残り少ないと思ったのだ。
旅先では数多神々の畏き奇跡に見舞われ、尋常ならざる冒険が課される
。能く仲間を指導しなければ怖ろしい呪いが待っていよう。
今日が伝説へ古びる中で悲劇や喜劇が訪れる。この世は真に移ろいやすい。
初めの仲間は戦乙女見習い、金エルフの戦士スカーリーフ。
*カクヨム併載
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-11 18:04:58
96792文字
会話率:46%
この世界は、見えない理を中心として、あらゆるものが流れ、流転している。
川の水が、その場に留まれないように。
同じ日が、二度は訪れないように。
生と死が、輪廻の下に循環するように。
その流れに身を置く限り、決して避けることはできない、見え
ない力の奔流。
僕たちは、その奔流の中で、日々を生きているーー
戦国の時代、影なる陰陽師として多くの妖怪を屠ったとされる存在、陰祷師
その存在が、歴史上から姿を消して400年以上の歳月が流れていた
これは、古の時代より存在したとされる妖怪が、想像の産物として認知されるようになった現代に生きる、どこか現代離れした陰祷師の少年「秋葉るい」の移ろいゆく日々を綴った物語
※この作品は「エブリスタ」にて同名義で掲載している作品の二重投稿作品です。
※基本的には日常を題材にした作品なので、余程のことがない限り過激描写は登場しない予定です。が、設定上一部過激描写に含まれる表現が登場することがあるため、念の為R15指定を付けさせていただいています折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-27 22:47:02
81446文字
会話率:37%
日本の四季に思うところを書きました。
最終更新:2024-04-07 04:18:20
529文字
会話率:0%
子供の頃に婚約した二人は、ぎこちないながらも手紙や贈り物を送りあって心を通わせていた。
学園で二人の距離は縮まり、本人同士の気持ちも固まって婚約指輪と腕時計の交換をした。
穏やかに時間は流れて二人は幸せだった。
二年生になった時、一年生に可
愛い子が入学してきたと噂になり、二人はその一年生を見かけてしまう。
すっかり心を奪われてしまった婚約者にひと時の心の移ろいくらいは寛大な心で受け止めようと思っていたが、全く相手にされなくなってしまって、ある人に言われてこのまま婚約者と結婚しても自分の幸せはないと気がつく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-06 12:00:00
12405文字
会話率:13%
早咲きの桜が花を咲かす3月上旬。移ろいゆく景色の中、「私」は半年前に亡くなった祖母のことを想う。
最終更新:2024-03-16 20:56:43
5858文字
会話率:19%
いつか、そう遠くない近未来のニッポン。
『絶対速度感』という特殊能力を持つ「大陸育ち」の若手カー・レーサーは、将来を嘱望されていたが…大事故を機に、その世界から姿を消す。
忌まわしい事故から、十年ほどの月日が経過した頃。時は移ろい・世界
が変わっていく中で、いつしか、すっかり様変わりしたスポーツの世界は、「世界最強」を謳う新興の団体が、あらゆる競技で人気を博していた。そこではドーピングばかりでなく、外科的な人体改造までが許されており、究極の人造人間が、限界の戦いを繰り広げていたからだ。
一方で男は、とある地方の田舎町で、過去を捨て、食堂の主人となり、妻と中学生の娘とともに暮らしていた。火傷で本来の顔まで失い、あの事故の時、同い年の音大生だった妻のお腹に宿っていた娘は、生まれながらに盲目だったが…形成美容の発展のおかげで人並みの容貌を取り戻し、それなりに幸せな日々を送っていた男。しかし、平凡で退屈な毎日。
そんな折り。フトしたことから知り合った、かつてウエイト・リフティングの選手だったという女性との出会いが、過去と決別した男の心に、再び火をつける。
事故の後遺症で、男としての役目を果たせなくなった男と、ドーピングの副作用で、女としての機能を失った女。密かに再起を期す男と、トレーナーとしての再出発を目指す女。お互いの野望が重なった時、二人の「二人三脚」が始まる。女が男のカムバックを後押しし、復活の狼煙が上がる。
栄光か挫折か? 身体と心の傷が癒えた男の再起をかけた戦いが、いま始まる!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-05 19:05:30
176122文字
会話率:35%
週1投稿出来たら偉い方
俺は一ヶ月を永遠とループしている。
それは俺という存在だけ。周りは移ろい俺を孤独にしていく。
以前科学部の友達が言った。「科学では言い表せない」と。
-tやらなんやらでゴネゴネと説明してくれた。
そしてさじを投
げたのか「呪い」という言葉で締めくくられた。
高3の夏、あの日からだ。心から笑えない。終わりのない始まりは。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-25 21:01:11
13851文字
会話率:28%
--------四季
最終更新:2023-12-31 17:13:10
259文字
会話率:0%
またひとつ夏が終わるんだね
最終更新:2023-09-20 00:47:39
336文字
会話率:0%
四季折々の景色を見ながら温泉を楽しむ。
なろうラジオ大賞5参加作品です。
最終更新:2023-12-27 13:00:00
1000文字
会話率:0%
水の移ろいに関する自由律俳句の連作。
「俳人・歌人になろう!2023」参加作品です。
最終更新:2023-12-06 21:02:49
1917文字
会話率:0%
現代日本から異世界へと魂だけの状態で連れ去られ、魔王の娘として迎え入れられた少女・「ウタハ」。
これまで受験勉強に追われていた彼女は、「元いた世界に帰れない」ことを理解したときの衝撃から、元来の性質である「やけっぱち」精神を呼び覚まし
てしまう。
来る日も来る日も魔界にて食べては寝る生活を送るウタハを相手に、魔王やその息子は根気良い説得をし、「地上の王立学院へ通う」ことを承諾させることに成功する。
ーー舞台は移ろい、王立学院。
さまざまな個性を持った学徒や事件、自身の対となる少女の存在、そして真相を相手に、自称他称ともに堕落した手のかかる乙女は運命を切り拓くのか、あるいは……運命を捻じ曲げるものなのか?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-30 22:42:56
76342文字
会話率:53%
◆独りじゃダンスは踊れない//なら踊るんじゃなかったぜ◆
惑星警察刑事×テラ連邦軍別室員Part1【全58話+Intermission(SS)挿絵・ハルイチ様】
■AD世紀から三千年後。
そこにいるだけで事件・事故が寄ってくる謎な特異体
質の惑星警察刑事シドは、七年もアタックを続けてくる同性の親友ハイファからテラ連邦軍・中央情報局第二部別室員として、ある事件への捜査協力を依頼される。事件と共に彼らの想いも移ろいゆくが、強敵が出現し二人は命の危機に。捨て身でハイファに庇われ、戦いを経てシドの出した答えは――。(今後増えるであろう)シリーズ中、何処からでもどうぞ。
〈アルファポリス・エブリスタ・Nolaノベル・ノベルアップ+・ツギクルに掲載〉折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-30 12:41:16
140760文字
会話率:50%
とある作家の心情の移ろいを七つの俳句のかたちにしました。
最初に投稿した連作短歌『僕はいいねを押し続けるよ』 への作家側の返歌的意味を含ませました。
最終更新:2023-11-09 13:46:21
1036文字
会話率:0%
ダンジョンが沢山ある世界。憧れますね。ならダンジョンを沢山出しましょう。そんな世界。日々発生するダンジョン。それを攻略するためには、資格が要る。探索者になるために、勉強に励みます。
最終更新:2023-10-29 17:00:00
122868文字
会話率:18%
平安時代、男装騎乗で天皇の行幸に従う男性名の女官がいた。
東豎子(あずまわらわ)、またの名を姫大夫(ひめまへつきみ)・姫松(ひめまつ)という。
きさきは無論、女房にも及ばぬ軽い地位。しかし必ず五位を賜る格はある。
何かと間にある存在、ゆえに
宙ぶらりんの板ばさみ。
摂関政治が移ろい行く季節、即位直後の過渡期にあって、そんな女官が暴れ回るドタバタ物語です。
2018年カクヨムに掲載した作品に少し手を加えたものとなっております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-05 14:27:04
101648文字
会話率:21%
薄紅梅だった蓮の花が白無垢に生まれ変わるのを拝見し、本日訪れる場所を決めました。
元々大層な荒地。一本の木が寂しく明かりを灯す場所。
けれども移ろって、今は大きな森になりました。
ただ今参ります。橙木様。
注意事項1
起承転結はありません
。
短編詐欺に思われたら申し訳御座いません。
注意事項2
君の氏神様
で登場した神様の名前がやっと決まりました。
『橙木様』です。
厳しくも優しい様は、あの子じゃないと出せない気がします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-22 14:04:47
832文字
会話率:48%
今日のお昼、スパゲティとガーリックフランスだったんよ。
あー、これから話す事と全く関係無いけど、導入として。
ちょっと自分に驚きと失望、余りにも移ろい易い故の絶望。
難しいねー!! 傾向掴むのって。楽しいから良いいけんさ!!
注意事項1
起承転結はありません。
短編詐欺に思われたら申し訳御座いません。
注意事項2
全く関係ない、導入スパゲティ、ガーリックフランス。
嗜好は飛躍を繰り返すのです。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-01 18:24:50
1138文字
会話率:0%
移ろいゆく季節の中で
変わらぬまま
見送るまま
一人残されてるように思えて
でも
繰り返し見送ることが出来ている今は
その姿を見ることができるだけ
幸せなのかもしれない
最終更新:2023-05-28 10:36:57
305文字
会話率:0%
第二王子ダイアンスは、幼い頃から母に、「ミス・ルトゥ」を大事にするよう教えられてきた。
ミス・ルトゥは幸福に導く存在として、邪険に扱ってはいけないとする教訓があり、彼は婚約者である隣国の第三王女、ヴィスカーナを己のミス・ルトゥとして、大切に
接し過ごしていく。
しかし学園に入学した彼は、男爵令嬢であるアルバミリスと出会い、次第に彼女へ惹かれていく。
学園生活も後半になれば、ダイアンスの心は移ろい、ヴィスカーナを邪魔な存在として考えるようになっていった。
そんな中、隣国ではヴィスカーナの母、王妃が病に倒れ、帰らぬ人となってしまう。
この出来事はダイアンスが裏で糸を引いていて、ヴィスカーナが隣国へ帰国せざるを得ないよう、画策されたものだった。
抵抗しながらも祖国の決定には逆らえず、学園卒業を待たずに帰国するヴィスカーナ。
邪魔者が居なくなり、喜々として王城にアルバミリスを呼び出すと、ダイアンスは彼女から書類を突きつけられる。
それはダイアンスが派遣した医者が、隣国の王妃殺害に関与した証拠書類だった。
「もう我慢するのはやめだ。……次は誰にも渡さない」
※創作上の病気の話が出てきます。あくまで創作上ですので、物語としてお考え頂ければ幸いです。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-07 14:32:29
18892文字
会話率:25%