「あなたの恨み、私にぶつけてください!」
私の記憶は途中しかない。
大きな馬車、叫ぶ男の声、真っ暗になった視界。
ーー待って待って、私まだ二十歳なんだけど?
やだ、こんなところで人生終わりたくない。
確かに人生つまんねーとか思って尻かい
てたけど!
走馬灯ーー、もっといいやつなかったのーー。
ここはとある世界。とある住所のとある研究所で、龍と人魚と人間の血で生まれた『人間』がいた。
馬車で轢かれた平民が運ばれたが助かる見込みは少なく、
研究所が買い取り研究対象として実験を行っていた。
基礎を人間の身体とし、三分の一の血液を失っていたため竜の血と人魚の血を混ぜ合わせ補った。
その結果、出来たのはーー。
不老不死の人間でした。
うっそ生きてる!? なにこれ奇跡じゃん!
喜んだのも束の間、私は孤独に悩まされ、何百年も生きた。
何もすることがないーー、いや、待てよ?
不老不死なんだから、不老不死にしか出来ないことをすればいいじゃない!
純度九十九%のポジティブ女。私、人に殺されます!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-22 20:05:31
842文字
会話率:27%
わたしは大学の卒業旅行でインドを観光中だった。
その日わたしは、インドの数多の英雄達の中でも特に魅かれていた英雄が眠る霊廟を訪れていた。 偶然だがその日は彼が戦場で散った日から200年後にあたる日であった。
だが彼の墓の前で祈りをささげ
たあの時・・ そこからの私の記憶は無い。
その後のわたしの記憶は、あの船の中で蘇生した時の記憶から始まる・・・
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-23 10:49:57
20191文字
会話率:6%
……ふと、目が覚める。意識が浮上して、世界に色と音が戻る。紅茶の香りと、柔らかなソファの感覚。手に持つペンの感触。そして……
目を疑った。目の前には一枚の書類。ご丁寧に文鎮で留められた、一目にも高級だとわかるようなその紙。
今さっき
、そこに私は名前を書いた。「私」としての意識を取り戻すその前に。確かに、書いた。「ハリエット・アルニラム」──美しいその筆致できちんと書かれたその名前に頬が引き攣る。
夢だ。夢か? いや夢じゃない。私の記憶は確かにある。社会人だった私の記憶。でも、いや、しかし、もうひとつのこの記憶は? ダンスレッスンもマナー講座も、そして魔法の講習も、OLの私が受けているはずなどないのだ。
かくして私は認めることとなった。いや、認めざるを得なかった。
……私、転生してる。推しに転生してしまっている!!
剣と魔法とちょっぴりロマンス、恋愛RPG乙女ゲーム『プレイアデス・レガリア』……通称プレレガ。主人公シャルロッテとそのお相手候補たち、ついでに主人公の幼馴染の美少女とその夫が、物語の舞台となるプレイアデス大陸を守るため戦う、ありふれたゲームだ。
そんな乙女ゲームの推しカプに狂っているごく普通のOLが、ひょんなことから推しカプのご令嬢、ハリエット・アルニラムに転生してしまった!
推し(自分)を守るため、親友を守るため、そして世界と最推し(夫)を守るため、ハリエットは魔法に勉強に花嫁修業に奮闘することとなる──!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-15 16:05:50
20259文字
会話率:36%
やんごとなき産まれの母親がお家騒動から国から国へ逃げ周り、最終的に勤めていた神殿から私の記憶は始まる。
母が他界し、もう待っても帰ってこない事を飲み込んだ数日後、雪の解けない法王国に嫌気がさして飛び出した。南に向かって入った孤児院はボロボロ
だけれど寒くないだけ過ごしやすかった。
ある日神殿から迎えが来て聖女としてのお役目を貰い、平民出身の教養では差し支えると特待枠で貴族の通う学校に入学させられたフローラの他人事青春物語。
愛国心も正義感も人並み以下の自称平民が第三者なのにざまぁしたり、敬われたり、見下されたり、極端な扱いをされながら生活を送っていくそんな話。
――――――
一話完結型。
難しいことは貴族にお任せ。
フローラの上記の設定は物語にほとんど出てきません。なんなら忘れていいよ。本人も忘れてると思うから。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-10 00:00:00
26891文字
会話率:54%
本当に経験したのかどうか分からない記憶って、ありませんか?
事件に巻き込まれて記憶を失くした主人公が次第に思い出す記憶は自分の記憶じゃなかった……
この作品は「カクヨム」にも掲載しています。
最終更新:2021-04-26 19:00:00
18203文字
会話率:18%
私の名前は、小島総子。どこにでもいる普通の高校生である。
塾の帰り道、私は見たこともない怪物に追われていた。
そんな私を助けてくれたのは、クラスメイトの千堂院黒薔薇さんだった。
黒薔薇さんは、怪物達と戦う魔女という存在だったらしい。
決まり
として、魔女や怪物に関することは秘密らしく、私はこの夜の記憶を消されることになった。
しかし、私の記憶は消えなかった。なんでも、私の中には、魔女の力である魔力が多大にあるらしく、それが私の記憶を消すことを邪魔しているようだ。
記憶を消されなかった私は、黒薔薇さんから魔力の扱いを学ぶことになった。多大な魔力を持っている私は、その扱い方を習わなければ危険らしいのだ。
こうして、私は黒薔薇さんの元で、魔女や魔力のことを学ぶことになったのである。
※この作品は「小説家になろう」「カクヨム」にも掲載しています。
※2020/12/04 改題しました。(旧題:黒薔薇の魔女)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-12-30 21:02:04
100118文字
会話率:51%
私の記憶は途切れ途切れ、曖昧な記憶は危険!
私の、記憶は途切れ途切れだ!
1年前、私は大きな事故に遭い生死を彷徨ったの。
最終更新:2020-12-07 03:00:00
1422文字
会話率:6%
私は記憶を失くしたまま命を落として異世界へと行きます。
異世界ではゲームの世界の中のようにレベルが上がります。
レベルを上げれば魔王と戦えます。
魔王と会ったとき、私の記憶は戻ります。
その記憶には魔王との思い出がたくさんつまっていました。
「何度でも君を助けるから」と言った魔王の言葉の意味とは?
最後に驚きの結末が待っています。
さあ、読んでみて下さい。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-11-05 06:14:19
5182文字
会話率:43%
私は名のない地蔵である。
昔は日本に住んでいた私であるがある日の地震で死んでしまった。
そして、私は転生したのだ……地蔵にと。
日本での私の記憶はない。
私の家族のことも、友達のことも、私自身のことも。
だけど、それでいいの
だ。
私は地蔵、神様に依頼され奇跡を起こす地蔵である。
【アルファポリスにも転載してます】折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-10-26 23:16:08
95459文字
会話率:46%
私の記憶は『異世界』生まれ、周囲の記憶は一つの『未来』から――。
公爵家の令嬢エリーゼ・スティアートには、自分ではない『誰か』の記憶があった。幼少時は記憶に引き摺られ、その『誰か』であろうとしてしまう。その結果、自分を見失い、嫌われる
ことが『私』を見ることだと信じていた。そんなエリーゼの転機は、悪評塗れの次期王太子妃との出会い。噂とは違う姿に心を許していく中、噂の真実に気づいてしまう。次期王太子妃を救うべく行動を始めたエリーゼは、想いがけず自分が処刑される『未来』を知る。それは、次期王太子妃を嵌めた罪によるものだった。
エリーゼは次期王太子妃を救えるのか。バッドエンド回避に向けて走り出したエリーゼを、『未来』を知る者たちが翻弄する。協力? 敵対? それぞれの思惑が絡み合い、『未来』は別方向へと進んでいく。これは記憶に翻弄されながらも、『未来』を掴む物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-04-08 20:04:30
207875文字
会話率:25%
それは家族旅行の帰りだった。楽しい非日常が終わりいつも通りの普通の生活に戻るのだと余韻に浸りつつ流れる景色をぼんやり眺めていた。
突然激しく鳴り響いたクラクション音と急ブレーキによる浮遊感、視界の隅には迫りくる物体。
どこか現実味のな
い風景を眺めるように私は視界を埋めるほど近づいてくるトラックに為すすべなどなく。
私の記憶はそこで途絶えている。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-05-08 23:00:00
10005文字
会話率:12%
私はある日突然現実をつきつけられる。
色々あった学生時代から卒業したあと、なんとか普通の人生を送っていたはずだった。
両親を亡くし、もう一度人生をやり直す意味で書き始めた自伝。
そこにある記憶が抜け落ちていることを疑問に思い、そして頭
のなかにはっきりある記憶すら疑惑に変わってきた。
私は何者で、私は誰に何を刷り込まれたのだろう。
私の記憶は混乱し、そして、そこにある重大な秘密に飲み込まれていく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-04-19 14:39:06
3860文字
会話率:13%
私の記憶はお貴族様の大きなお庭のガーデンテーブルの上で裸で寝ていたところをお坊ちゃまに起されたところから、始まった。そしてメイド兼お坊ちゃまの遊び相手となった私の超サクセスストーリーもそこから始まったのである。
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短編の「
不機嫌な妖精」の連載版ですが、内容が大きく異なる予想です。
R15は保険。甘いシーンはあまり書けないと思います。
逆ハー状態は主人公ではなく主にもう一人のヒロイン「リリアン」さんだと思います。乙女ゲームタグをつけていますが主人公は転生人ではないです。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-09-19 01:15:25
36803文字
会話率:48%
私の記憶はお貴族様の大きなお庭のガーデンテーブルの上で裸で寝ていたところをお坊ちゃまに起されたところから、始まった。そしてメイド兼お坊ちゃまの遊び相手となった私の超サクセスストーリーもそこから始まったのである。
最終更新:2018-09-02 16:42:52
5299文字
会話率:44%
進学校に通う高校二年生の私、安居朱香はある日、学校で自分が死んだということを聞かされる。それは私にとっても衝撃的な事実で――私はいわゆる幽霊になっていた。
そして、そんな幽霊になってしまった私のことが唯一見える学年で一番の秀才で変わり者でも
ある戎谷有悟と共に、私の死の真相を明らかにするための不思議な数日間が幕を開けることになる。
しかし、事件当日の私の記憶はなぜか一切なく、聞き込みなどから事件当日に起こったことが次第に明らかになっていくが――。
事件の謎と、それに関わる自分を含めた様々な人間模様。全てが明らかになったときに私は私が幽霊になった理由を知る。
幽霊になってしまった女子高生と、孤独な秀才の男子高生が繰り広げる純度、透明度100%%の青春学園ミステリー。
最初の4話以降は毎日12時、18時に2話ずつ更新します。
カクヨムに投稿している『茜色の世界に君に会いに行く』の改訂版です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-04-18 18:00:00
125639文字
会話率:50%
今日私は死んだ。
自殺でもなく、事故でもなく、他殺でもなく、病死でもなく、ただ死んだ。
理由がないならなぜここにいる?
私の記憶はなぜないの?
闇夜に消える雪のように、枯れ行く花の花弁のように…
穏やかに流れる世界を今から見に行こう。
最終更新:2018-02-19 20:15:36
7063文字
会話率:40%
そろそろ私の直面した現実ってやつに向き合わなければ。
薄々気付いていたが私は一切の記憶がなくなっていた。
つまり、自分が誰か全くわからなかった。正確には記憶を失っているこの状態がなにか根本的におかしいと理解できる程度に私の記憶は失わ
れていた。
だが、自分が記憶喪失者だと自覚できる事がなんの助けになる?
記憶喪失の三十路男「私」は、いつの間にか現れた13才の少女マシロと2人暮らしを始める。
平凡な日々を望むが、自分の過去と向き合わざるえなくなり……。
一方、スラムで暮らしをしていた「俺」は重傷を負い、研究所で目覚めた。
「俺」は奇妙な博士達と生活を始める。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-09-19 00:00:00
133796文字
会話率:38%
1582年、6月2日 京・本能寺
劫火の中で私の記憶は途切れた。
そして数百年の時を超え、平成の世に鷺山胡蝶として再び生を受けた信長幻の正室・濃姫
平穏に暮らしていたはずなのに気づけば前世で見た覚えのある城…
前世では何もできない無力な
女…
でも、今は違う!
和歌?茶の湯?
そんなものは影武者にでもやらせておきなさい!!
煌びやかな着物を脱ぎ棄て具足を纏い、扇を置いて刀をとる。
平成で得た知識をフル活用して愛する人をこの手で守りぬいて見せる!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-05-27 21:07:24
491文字
会話率:0%
私の記憶は曖昧だ。知っているのかいないのか、よく覚えていない人に時折遭う。ある日やって来たストーカーの事も、私はよく覚えていなかった。ところが……
最終更新:2015-08-15 12:39:08
3524文字
会話率:42%
誰かに連れてこられたと思われる白い部屋
その部屋には窓が一つだけあった
以前にも来たことがあるのだろうか
私の記憶は曖昧で何故そこに居るのか思い出せない
そこへある人物が入ってきた
その人物とはいったい...
最終更新:2014-12-30 13:28:58
895文字
会話率:15%
久しぶりに帰った我が家で私は真っ黒な黒い石を見つける。それはたしか、三億年前から存在する黒い石だ。それを目にした瞬間、私の記憶は少女だった頃にタイムスリップし、セピア色に彩られた淡い思い出が私の脳裏に蘇る。それはあの時の飴玉のように甘くて、
ちょっぴり切ない記憶。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-09-02 19:08:05
4597文字
会話率:44%