楽園島……それは太平洋上に出来た新たな島。
海底火山の噴火によって生まれたその島はあらゆる可能性と未知を秘めていた。
なにせ、
噴火が治まって直ぐ、島には生態系が確立されていたこと。
島の動植物には新種の物が多く確認されたこと
。
世界中の科学者や研究者は注目した。
しかし島へ上陸した研究者達が生きて帰ることは無かった。
研究者たちが島中に常時撮影可能なカメラをセットしたとき島を霧が包んだのだ。
そして、
研究者たちは帰ってきた。
誰一人として口を開ける者はいなかったが。
そして共通して花を手にしていた。
その花から採取される蜜を体内へ取り込んだ者は島でのみ特別な力が使えた。
誰もがその力を欲しがったが島へ入る危険は冒せない。
結果、国は技術と知識を持ち、いなくなっても不利益の無い存在。
――凶悪犯罪者を送ったのだ。
彼らは新種の動植物と共存しながら殺し合いを始める。
これは犯罪者と凶暴な動植物による殺し合いに巻き込まれた、犯罪に巻き込まれ運の悪さで島へ送られてしまった俺の。
島の謎と生き残りを目指す物語。
不定期更新です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-01 08:00:00
31468文字
会話率:26%
主人公である大学院生の江田(こうだ)玲奈は、量子コンピュータの可能性を研究している若き物理学者。彼女は、最新の実験で「もつれ」をもたらす粒子ペア(フォトン)を安定的に操れる技術を確立しようとしている。そんな折、玲奈の幼なじみで天文学者の望月
拓海が謎の通信現象を観測する。なんと、地球から遥か遠い銀河系外にある恒星系と地球間を結ぶかのように、同時に反応が起こるシグナルが発見されたというのだ。
玲奈の研究分野である「量子もつれ」に似た現象が、実際の天文観測でも起こり得るのか――興味を抱いた玲奈は拓海とともに観測データを解析し始める。やがて、玲奈は宇宙規模での「量子もつれ」に関する驚きの事実を知ることになる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-29 12:48:26
5751文字
会話率:41%
先進的なスマートビルの最上階で、異常検知システム「CASSIOPEIA」が不可解な警告を発する。開発責任者の風間律は、その波形が5年前、テロで失った双子の妹が残した最後のデータと一致することに気づく。
同じ頃、建物の各フロアで奇妙な現象が発
生。建築構造自体が過去の記憶を保存しているかのような異常が次々と観測される。律は、建築工学の権威・深山誠司、そして妹の親友である物理学者・浅見遥とともに、その謎に挑む。
やがて彼らは、人類の意識進化を目指すテロ組織「クロスフィールド」の存在と、量子もつれによって時空を超えて繋がる人々の記憶の秘密に迫っていく。その先には、律の予知能力の源流と、姿を消した妹が追い求めていた禁断の真実が待ち受けていた——。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-27 10:41:26
951文字
会話率:34%
天才数学者エマ・ローラン。幼少期から非凡な才能を示し、孤独な道を歩んできた彼女の前に現れたのは、完璧な論理の化身のような男性、キリ・ナカムラだった。感情を完全に抑制し、純粋な理性だけで世界を理解しようとする彼と、直感的な理解力で真理に迫る
彼女。
相反するようで、どこか似た二人は、意識の本質を探る研究で協力することになる。しかし、その過程で彼らは予想外の発見をする。論理と感情は対立するものではなく、同じ真理の異なる現れだということを。
そして二人の間に芽生えた感情は、彼らの研究そのものを検証するような、壮大な実験となっていく……。
これは、愛という計算不能な変数に挑んだ、天才たちの物語である。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-24 08:00:00
31051文字
会話率:32%
理論生物学者の川田智博が忽然と行方をくらました。川田に家族はなく、十数年間連れ添った妻とも数年前に離婚していた。新庄充明には三度の幽霊体験があったが、最後の体験の前にその幽霊の名が川田智博であることを知った。川田は分子生物学の理論分野で図
抜けた業績を上げ、若くしてノーベル賞候補にも挙がったと資料には記載されていた。最後に取り組んだ研究は生物機能を持った実物の都市の建設だったが、その段階的な結果を見る前に失踪していた。もともと川田はコンピュータ・ハードを十全に活用した計算機シミュレーションによる生物機能の解明からアカデミックな分野に進出した。生物の遺伝子や脳機能などの純粋解析には膨大な時間がかかるため人間一人を丸ごとシミュレートするのは事実上不可能だと考えられていたが、時間を気にしなければ(研究者が己が仕掛けた実験結果を生きている内に確認する必要がなければ)話は別だった。川田は失踪前最後の研究テーマ用シミュレーションの対象として昭和四〇年代の東京の一市街地を選んでいた。その理由は時代の活気ではなかろうかと噂されていた。生物都市計画の経済的な意味合いは明らかで、数多くのゲーム会社やコンピュータ・メーカーが川田教授のソフトや彼の研究チームの精密なハードウェアの特許使用権欲しさに投資を行い、また業績自体も再評価されて、数年遅れただけで川田の計画は頓挫せずに実行された。遠いアフリカの砂漠に――川田がすでに評価を終らせていた計算機内部の世界ではなく――現実の町が建設された。だがしばらくすると、その町に川田の幽霊が出没するとい噂が広がり、日本の経済科学省は二人の技官をそのシステム内に送り込んだ。最初の計算機シミュレーション内に川田が自身を人格データとして組み込んだことまでは調べがついていたが、その意は不明だった。それを直接川田(の幽霊)から聞き出すことが目的だった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-20 07:38:02
16936文字
会話率:36%
「青春を謳歌していないものに研究者は務まらないわ」
偉大な科学者である母の一声で、既に飛び級でハーバード大学を出ている18歳の少年、蒼井ソラは日本の高校へ編入することになった。
これまで研究一筋で生きて来た彼が日本の学校に求めるもの
はただ一つ。それは青春ラブコメを満喫すること。
しかし、甘い青春ラブコメを望むソラのもとに現れるのは、何故か訳アリ美少女ばかりだった。
「ソラくん、キミ、爆弾つくれる?」
学校爆破を企てる生徒会長、木下有栖。
「祈里の純潔を奪った責任を取ってください!」
引きこもりから、クラスぼっちに昇格した留年生、古谷祈里。
「あはは、いいね。スリル満点」
同級生、教師、双方に疎まれるツインテ不良ギャル、小川双葉。
いつの間にやら学校爆破計画の共犯となっていたソラは、日本の萌えアニメでは映されなかった学校の膿みを木っ端微塵に爆破すべく、有栖たちと行動を共にする。
着実に進行する爆破計画と甘い恋。それぞれの思惑が複雑に絡み合いながら、予想だにしない結末を迎える。
※カクヨムにも「俺の青春ラブコメには何故か爆発がともなう」というタイトルで掲載しています。(完結済み)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-18 21:34:53
114839文字
会話率:35%
癌細胞研究の第一人者にして腫瘍摘出手術の天才と名高い芹目アリサ医師と、畿内大学で教鞭をとる梅尾博士。
親子程に年齢が離れて専門分野も異なる両者だが、彼等は志を同じくする共同研究者である。
そんな二人の科学者達の今宵の話題は、各々の職場に纏わ
る噂話の真偽だった。
しかし彼等に言わせれば、市井の人々が口にする噂話は無邪気で他愛もない物らしい。
市井の人々が思いもよらない、水面下に眠る真実に比べたら…
(※本作品は、夏期公式企画「夏のホラー2024」の参加作品で御座います。)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-25 07:00:00
3716文字
会話率:34%
脳腫瘍を患った量子力学コンピューターの研究者は、執刀を担当する女性外科医にある約束を交わしていた。
それは彼の研究に関わる重要な約束であり、女医にとっても興味深い物で…
※ 本作品は「第4回小説家になろうラジオ大賞」の参加作品で御座います。
最終更新:2022-12-31 08:24:40
1000文字
会話率:32%
【他人と人生に諦念を抱く女誑しエリート(男)×色事に疎い純情天才研究者(女)】
(全15話、予約投稿済。4月13日〜16日の、18時、0時、6時、12時に、各1〜2話ずつ更新)
◇
エルンストはその朝、地下鉄の出口から出て間もなくの
ところで、見覚えのない森に誘われるかのように迷い込む。
彼を迎え入れたのは、見知らぬ妙齢の女性であった。
「いらっしゃい、わたしの旦那様。まずは……、眠気覚ましのお茶にするとしよう」
エルンストを「旦那様」と称する女性ミネルヴァは、森の中の不思議な家に住んでいた。為す術なく森に閉じ込められてしまったエルンストは、その家でミネルヴァと共に過ごしながら、森の外に出るため魔術で張られたという結界を解く手段を探すことになる。
これは、自分のことを『つまらなくて空っぽな人間』と諦めきっている男、あるいは女が、それでも欲しいと望む相手を見つけるまでの、魔術仕掛けの恋愛譚である。
◇
※地球とよく似た地球ではないどこかの世界のお話なので、工学、回路などのワードが登場しますが、現実とは異なるファンタジーものとしてお楽しみください。筆者に工学の知識は上っ面すらもありません。申し訳ない。
※後半に当社比しっかりめのR15表現あり。苦手な方は何卒ご注意ください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-16 12:00:00
88420文字
会話率:46%
妹が私を蔑む。
「お姉様が苦労するから、どんなに大変かと思っていましたのに。こんな簡単なことに苦労なさるなんて」
学園の成績が常に一位の妹は、学園に通い出した途端に私を馬鹿にし始めた。
妹は遥かに出来が良い。
少なくとも、苦労を重ねる私の
倍以上だ。
飛び級して学園を卒業し、この国の特殊で高度な企業に就職した。
幼い時は仲が良かった二人は、大人に向かうにつれて離れていく。
妹は科学者になった。
勤務場所は街から離れ人里からも遠い場所で、白い壁に囲まれた3階建ての棟だった。
上司に評価されて、すぐ肩書きが上がっていく妹。
妹は人類を助けるであろう研究を続けていた。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-07 18:14:29
9020文字
会話率:26%
天才的な頭脳を持ってはいるが非道な性格をしていて、狂気の悪魔と名高い公爵令嬢のナディラ・フルーリアス。
彼女は死刑囚を改造した改造人間のエルガーを助手に、死刑囚や貴族に無礼を働いた平民、差別階層の異民族をモルモットに人体実験をして楽しい日
々を過ごしていた。
だが、卒業パーティーの時に婚約者の第1王子のディーンに婚約破棄されてしまう。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-07 17:10:47
5432文字
会話率:63%
N氏は一人暮らしの研究者である。K大学の研究室に長年いたが、数年前に退職して自宅の地下室で好きな研究に没頭するようになっていた。
昨晩、とある実験をした後、そのまま深い眠りに落ちてしまった。
翌朝、起きてみると、机の上には不気味な青
いカプセルが6つ。記憶が全くないN氏は、研究ノートに手がかりを求めるも、昨晩の実験だけがスッポリ空白なのだ。
そこに訪れた謎の男。男と薬との関係とは?
AIに世界を乗っ取られ、核のボタンが押されるのは、目前に迫っていた。それを阻止するために、国が押し進める"科学者量産計画"。
薬の開発の本当の目的とは?
科学者は、果たして、地球の素晴らしい未来を作り上げる立役者となれるのか?!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-07 13:22:53
7190文字
会話率:12%
「おはよう、“メロディ”。ご機嫌はいかがかな?」
彼の名は、髙草木 葉之介(たかくさき ようのすけ)。
植物の持つ意識を具現化するために日々、研究を重ねる研究者である。
◇
この研究を成功させる為にまず必要とされたのは、新たな植物の育種技術
。それを開発するべく六人の優秀な人材を会社(研究所)は集め、特別研究チームを発足。
『これは選ばれた自分たちにしか出来ない』という使命感と希望に満ち溢れ、前だけを向いて生き生きと日々の研究に取り組んでいった。
が、しかし――。
✧✧✧
※こちらは、『武 頼庵(藤谷 K介)さま主催『繋がる絆企画』の参加作品』です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-03 05:02:16
10000文字
会話率:36%
節約主婦として家を切り回していたはずなのに……侯爵だというお祖父さまからお迎えが来てしまいました!
マルーシャは小さな町で時計職人の父と暮らしていた。
町で出会った少女ミュシカとその伯父ダニールは、妖精一族の命を受け、マルーシャを探
しに来たという。
ダニールは妖精の能力や歴史が専門の学者。マルーシャは「春」とつながる妖精なのだそうだ。
母方の祖父である妖精族の侯爵がマルーシャを必要としていると聞き、会いに行きたいと思うマルーシャ。
マルーシャに受け継がれる役割。妖精の力。そして人と妖精の関わり。
そんなことを教えてくれるダニールにマルーシャはドキドキしっぱなし。
出会ってすぐに惹かれ合ったけれど、不器用な二人には恋なんて荷が重い。なのに父のゴリ押しで、結婚することに。
少々浮世離れした研究者肌のダニールと生活力まんてんのマルーシャ、二人がそろえば大丈夫。
〈妖精のおまじない〉で、出会った人々を助け、幸せに!
交際0日求婚夫婦と、幼い娘(仮)とで妖精の故地へと旅をする。
そんなマルーシャの新婚旅行の物語。
※作中に登場する〈妖精のおまじない〉は架空の言語です。
※この作品はカクヨムでも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-02 09:07:45
108627文字
会話率:47%
……これで何回目だろうか。奇妙な夢を見ている。
いや、これが奇妙だと気づいたのは今になってからだ。最初は何とも思わなかった。ただの夢と。だが、今思い返してみると、夢ゆえに、多少記憶は朧気ではあるが、かなりリアリティが、そう生々しさがあっ
たように思える。
ある研究者の夢であった。博士と助手と言うべきか。二人の男の夢。
その研究室は雑然とし、机の上には書類の山。黒板及びホワイトボードには数式。壁にもペタペタとメモが張り付けられていた。
数学者かと思い、頭がくらくらしたが、その中で私の目を引いたのが机の上にあった模型。
ロケットのようだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-09 11:00:00
2654文字
会話率:13%
脳科学者の藤森、外科医の奥平、起業家の美月の三人は大学院の研究仲間。そんな藤森にはちょっとした趣味がある。それは、国際的な不正暴露組織の手伝いをすること。大学院時代の恩師の親友という金髪のイケおじのフォローを受けながら、抜群の行動力と洞察力
で事実に迫る。そんな出来る男たちだが、恋愛に関しては実は初心者。事件に巻き込まれながら、本当に大切な物とは何かを見出していく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-28 08:00:00
117957文字
会話率:61%
2014年9月18日に起きた交通事故。女子高生大坂楓の死。幼馴染の木崎亮平は、片想いをしていた彼女を救うため、50年先の未来から「自らの個人データ」をアップロードする。
50年先の未来では、「過去」に情報を送信することができる技術が開
発されていた。物質的な時間移動は未だ不可能だったが、電子レベルでのサイズ、つまり<過去・現在・未来>という1つの巨視的な時間ネットワーク内に於いて、情報を共有することが可能な時代になっていた。
人間の「脳」の中に保存されている「データ」に、四次元的に自由にアクセスすることができる時代。研究者の間では、過去に情報を送って歴史を変えても、元の世界の情報を書き換えることはできないと言われていた。
しかし、今では研究が進み、過去で結果を変えた場合は、「出来事の結果」が枝分かれし、別のルートの世界線が生まれるという数式が導き出されていた。木崎亮平は、せめて別の世界では、「大坂楓が助かる」という未来を作りたいと奔走するが、それによって“別の結果“が生まれてしまうという懸念を、払拭できずにいた。
ある科学者は、1つの出来事の変化が、『世界に定められたエネルギーの定量=ベッケンシュタイン境界』を超えてしまうケースがあるため、決して変えることができない結果が、<過去・現在・未来>の平衡状態(ネットワーク)に於いて存在するかもしれないと憶測した。それはつまり、世界には「決して変えることができない「A」という事象の特異点」が存在するかもしれないという予想を、導き出すものでもあった。
変えることはできない事象とは?
木崎亮平と、大坂楓を取り巻く『世界の運命を懸けた戦い』が、今、はじまる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-11 22:27:30
703638文字
会話率:22%
【アストラロック】
日本のとある県にある都市、音来市。
この街では、悪魔がもたらすアストラロックを使用し人間が変貌した怪物、デモンズが引き起こす超常犯罪が頻発していた。
そんな中、警察がデモンズ対策として設立したのは超常犯罪対策課。
主人公
「麻田龍介(あさだ りゅうすけ)」は超常犯罪対策課に所属し仲間とともに日夜デモンズを追っていた。
【あらすじ】
近日発生している謎の工場火災。
その原因はデモンズにあると考えた超常犯罪対策課のメンバーは捜査に乗り出した。
容疑者達に取り調べに向かった龍介の前に現れたのはまさに事件の元凶、デモンズだった。
【登場人物】
●麻田龍介 あさだりゅうすけ
主人公の男。昼は松屋でチーズ牛丼。
●黒井戸大愛 くろいどたいあ
超常犯罪対策課のメンバー。昼は昨日の残り物弁当。
●加味鋭武 かみえいむ
超常犯罪対策課のリーダー。昼はコンビニ弁当。
●光音未来 ひかねみくる
超常犯罪対策課専任科学者兼研究者。昼は手作りのお弁当。
●ダギル
龍介と契約した剣の悪魔。昼は松屋で特盛チーズ牛丼と豚汁。
!pixivにも投稿されています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-25 23:57:15
22370文字
会話率:70%
実験中に爆発に巻き込まれて転生した元研究者のリミアは、現実世界では科学者として無名であったため、異世界にて錬金術師として名をはせることを目標としている。しかし実験を行うための物質の取り扱いにはギルドからのランク認定が必要であった。生まれ持っ
たスキル<座標>と、幼馴染のニーナとともに片田舎でランクアップを目指す生活が今始まる。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-13 23:17:05
3452文字
会話率:39%
科学研究者である慈優彩は、研究に情熱をかける25歳の普通の女の子。
天才科学者と言われる冬冷氷美の研究室の研究員として抜擢採用される。
天才肌の冬冷先輩は、彩の大学院の先輩。とても厳しく、彩は頑張り続けていたが、ある日疲労が重なって、階段か
ら落ち、異世界に転移した。
そこは、元の世界と、ほぼ同じ世界だったが、彩は、冬冷先輩のフィアンセになっていた。
更に、親友だった真里が、冬冷先輩を狙って、恋愛バトルが繰り広げられる。
しかも、彩は、体調を崩して、元の世界に戻ってしまう。
異世界と元世界の転移を繰り返す彩。更に、世界はパンデミックに襲われる未来があった。
研究に情熱をかけ、人の命を救いたい彩。仕事と恋愛、どうなるの?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-01 11:00:00
113330文字
会話率:40%
常闇大学、狂育(きょういく)学部。
ここは、「意中の相手の心と身体の安全で健全な束縛と独占はどのように実現できるか?」という問いに答えるべく、研究者とその卵たちが日夜、狂育方法論や狂育技術の開発、原理の解明に尽力するところ。
ヤンデレ学と
も呼ばれるこの学問は、相手の心を掴むための心理学や愛情を確たるものにするための拷問器具の製作に関わる機械工学を始めとして、法律や政治経済、社会学や言語学、健康科学やその他理工学系全般の知見を横断的に扱う、高度な分野である。
常闇大学狂育学部は非常に狭き門で、今年の入学者は5人。
狐音朱都咲(きつねあずさ)、赤根海夏(あかねみな)、継鬼綺凛那(つぐおにきりな)、鬼門紅雨(きもんこうう)、渕簾紺(かたすこん)。
それぞれ入学時点でパートナーである彼氏や夫の心も身体も手中に収めた十分な実績のある優秀なヤンデレたち。
絶対にパートナーを逃さず、その愛を一身に浴び続けるためのイロハの粋、現代ヤンデレ学を5人の少女と狂育学の専門家たちと一緒に学んでいきませんか?
※小説家になろう様、カクヨム様で同時に投稿させていただいております。
※言うまでもありませんが、ヤンデレ学とか狂育学とかありません。決して現実と混同しないでください。
※更新はかなり不定期の予定です。話は繋げますが、基本は1話毎に区切られた短編って感じで見るのが良いと思います。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-10 05:00:00
9827文字
会話率:36%