春休み最後の日、ひかりは、庭でパンジーを食い荒らすカメのような生き物、自称バグを捕まえる。バグは人語を解し、別の世界から来たと言う。バグの力で異世界に放り出されたひかりは、自分の罪を償うため、沙漠に育つという「命の実」を探して旅に出る。
最終更新:2025-03-31 00:00:00
90982文字
会話率:31%
礫沙漠に囲まれた都市スナバラは、熱をエネルギーにして半永久的に働く巨大な機械マキシカにより工業化し、大きく発展した。冷静沈着な理系少女コーリィは、暴走したマキシカを停止する仕事を請け負っている。マキシカを故意に暴走させる’熱過の媒介者’の存
在に気づいたコーリィは、調査を開始。マキシカの動力源と暴走の原因、熱都市スナバラの秘密、そして、熱過の媒介者の正体と目的に迫っていく。折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2025-03-30 21:33:09
86373文字
会話率:40%
6つのかけらを集めると願いが叶うという、名まえを失くした〈伝説の宝石〉をめぐり、亡沙漠の国の王子アルバートたちが、盗賊〈鹿の角団〉と繰りひろげる剣と魔法の王道ファンタジー。
盛夏、王都では建国記念100年祭が執りおこなわれようとしてい
た。
内海をわたり到着したアルバートたち、〈魔導院〉の若い魔法使いたち、〈鹿の角団〉の刺客たちが一同に介する城下街は、類をみない祝祭に興奮のつるぼと化していた。
首魁ハーマンシュタインのあやしい影が、難攻不落の宝物庫に眠る宝石のかけら〈光芒〉に忍び寄る――。
そして、時をおなじくして、謎のベールにつつまれた国王陛下に招聘されたアルバートは、ただ一人王宮にみちびかれ、謁見に臨む。熱狂と幻惑の夜、過ぎ去りし日の回想、自己との対話を経て、アルバートは胸のうちになにを悟るのか――。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-28 22:44:11
698254文字
会話率:28%
〈魔導院〉の賢者マイニエリの代行依頼で「内海における船舶失踪および沈没事件」の調査隊に参加することになった魔法使いの少女パティと小ザルのモカは、王都枢機院の騎士バレンツエラ、ダグラス、ステファンとともに内海西岸の町――〈珊瑚礁の町〉にたどり
つく。
そして、内海東岸――草原の国の〈はずれの港町〉でくすぶっていた沙漠の国の一行アルバート、ディレンツァ、ルイもまた、外遊さなかの火の国の王子ジェラルドとその従者たち、そして老船長マッコーネルの助力を得て、内海へと漕ぎだす。
おなじく王都をめざす盗賊組織〈鹿の角団〉の刺客ザウター、ティファナも、狩人のごとくそのあとを追っていた。
作曲家エドバルドと歌い手ニーナの密やかな恋路にかくされた時空をこえた絆とは――。
深い霧につつまれた幽霊船へとたどりついたルイたちは、内海を途絶させた意外な魔法の真相、そして〈最後の人魚〉をめぐる謎にせまる――。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-04-04 13:44:08
214706文字
会話率:12%
草原の国と王都を航路でむすぶ〈はずれの港町〉にて、内海から漂着した沈没船の船荷から、場末のギャング団の少年バドが〈伝説の宝石〉のかけらのひとつ――〈湖面の蝶〉を発見する。
〈伝説の宝石〉は「六つあるかけらを集めると願いが叶う」という胡乱な
伝承をもつ宝石だった。
時をおなじくして、王都に向かうため乗船すべく、盗賊組織〈鹿の角団〉のザウター、ティファナと、沙漠の国の一行アルバート、ディレンツァそしてルイたちが続々と港町へと集まってきていた――。
英雄になりたいという大望をいだき、幼なじみのトレヴァと故郷をとびだし、港町でギャング団に所属したバドだったが、堕落したギャング団リーダー・デュアンとその恋人メオラ、信用できない同僚のトミーとの関係に嫌気がさし、〈湖面の蝶〉を利用して、〈鹿の角団〉に取り入ろうとするが……。
〈湖面の蝶〉は、それぞれの運命を翻弄する。
アルバートたちは、思惑のなかゆれる〈湖面の蝶〉を手に入れることができるのか――。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-10-01 10:22:03
177777文字
会話率:18%
純文学ファンタジーです。
物語の舞台は沙漠化し、古代化した岩手県――私(※男です)は一族を率いて逃亡していた。シャーマンの田橋が私を岩手の族長の座から追い落とし、追っ手を放っていた。今日も田橋の軍勢による夜襲が始まる。私と戦士たちは必死の抵
抗戦を行った……。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-05 12:09:09
41979文字
会話率:23%
沙漠を舞台にした愛と友情のファンタジー長編小説。
素性がかわらない緑目の少年リクイと、ラクダ乗りの少女サララ、隣国の町でダンサーをしていた美少年ニニンドの友情と愛と別れの物語。
登場人物が多いのですが、まとめてさいごに書きます。
最終更新:2024-07-21 23:30:00
235471文字
会話率:56%
砂と岩しかない小さな星で、星守人に選ばれたカトルはオアシスを逃げ出します。そして、沙漠をさまよい餓死寸前のところで、旅をしていたノアに命を救われます。
一緒に旅をすることになったカトルとノアは、それぞれ自分にとって一番の星を見つけることが出
来るのか、そんなおとぎ話的SFファンタジー短編です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-21 03:04:47
8452文字
会話率:26%
教室で居眠りをした弘之は、気づくと沙漠にいた。
そこで幼い少女と出会う。
彼女は弘之のパートナーで、名前はまだないと言う。
考えた結果、弘之は彼女を沙良と呼ぶことにした。
それから沙良とのふしぎな旅が始まる。
明治時代の日本の
ような場所だったり、殺し屋になったり、博物館で待ち人を待ったり……。
ふしぎな世界を巡る。
それは沙良との対話めいた、すこしファンタジーな物語。
※これは私が十七歳の頃に書いた物語を加筆訂正しています(おおまかなストーリーはそのまま)。
『七人目の勇者はなぜ仲間に殺されたのか?』のキャラの原型みたいな子も出てきます。
温かい目でお付き合いください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-29 15:48:38
99438文字
会話率:46%
沙漠に住まう人ならざる竜の少女であるサンドラス・フレンフード。
翌日に十八歳になる彼女はしきたりで村の外に出れる日を待ち望んでいた。
「……え?……今、何と?」
しかし、村の村長の言葉は彼女の望みとは裏腹に――
これは、竜の少女が世界
に立ち向かう小さな物語。
※シリアスとほのぼのが混ざりつつ戦闘シーン多めです。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-02 00:36:19
40642文字
会話率:45%
片想いだった先輩を親友にとられ(←語弊あり)やさぐれてた私が、同級生シミズのいい加減な文化祭演劇脚本「不思議の国の千一夜」でモブキャラにされ、しかも何故か劇中世界にブッ飛ばされました。異世界で聖なる巫女になって好きな人も現れ、モブ卒間近だっ
たのに、シミズの適当な設定のせいでこちらの人生も、やっぱり上手くいかないみたいっていう、踏んだり蹴ったり跳んだり沈んだりの、イケメンだらけの異世界恋愛ファンタジーです。
R15は、残酷な暴力描写があるということでつけています。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-30 22:03:46
115524文字
会話率:43%
ジーコ……ジーコ……とネジを巻く音がして、オルゴールのメロディーが拡がる。曲目は「月の沙漠」 幕が開く。舞台には何もない。赤ずきんが手に四角いバスケットを持ち、ニコニコとオルゴールの音色に合わせてクルクルとまわっている。オルゴールのネジがゆ
るんで、ややななめの角度(少し後ろ向き)でとまる。キッと顔だけ正面に向ける……その顔は、もう笑ってはいない。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-01-23 06:49:55
15878文字
会話率:3%
辛いことがあった日は、小説を投稿する。そしてこの電子の沙漠に、俺が生きた証しを残す。それが誰かのために、自分のためになると信じて。
最終更新:2020-06-14 00:18:01
1380文字
会話率:22%
三十と一夜の短篇第45回。
最終更新:2020-01-04 00:00:00
939文字
会話率:0%
ロートルハッカー中村健一郎は、ある日不思議な呼び声を聞く。
部屋ごと、灼熱の沙漠に放り出され、困惑しながらも救助した遭難者の少女と共に、驚異の異世界を放浪する。
知りたがりのハッカーの興味をたまらなくそそる、不可思議な風物や存在。
法則を調べ、難題を解き明かし、神秘を暴いて解析せよ。
安定のハッキングライフを取り戻すため、愛しの我が家に帰り着くのだ。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-01-02 21:36:01
259406文字
会話率:29%
【お詫び】
いつも散画追集封妖譚をお読み頂ありがとうございます。
現在進行中の第九話がどうしても難産なので、この話が終わるまで不定期更新となります……(土下座
『人に害なす妖を狩りに、この世界が平らになった原因を狩りに行く』──少年は
そう言った。
妖怪変化を絵に封じてしまう異能者の少年と、彼に同行することになった狼の足跡を記した一章完結型の中華風味ファンタジーです。
どこから読んでも問題ない仕様ですのでので、最初から読まなくても大丈夫。気の向いた章からお読みください。
現在は第九話・遠き落日の余炎(回数未定)を更新中。
珍しく前回からの続きで、沙漠の真ん中に封じられている災いを狩りに行く話。
偵察用に飛ばした使鬼は破壊され、ようやく戻ってきたものは穴だらけ。今回はどうも厄介な敵らしい……?
※カクヨム(https://kakuyomu.jp/users/amane_t/works)に縦読み特化版・マグネット(https://www.magnet-novels.com/novels/52492)に挿絵版(ちょっとおまけ話あり)を投稿しています。
各々レイアウトや表現を多少変更していますが内容は同じです。お好きな形式でどうぞ!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-09-23 20:19:30
262252文字
会話率:30%
「なろうラジオ大賞」向けに書き下ろそうと思っていたのに締切間近になってしまい、急遽過去に書いたものを引っ張り出してきました。
沙漠と泥の海に挟まれた、小さな町にやってきた立派な体躯の男。そこに冒険の予感が……
最終更新:2019-07-31 23:50:17
1171文字
会話率:48%
月を見るたび思い出す? 沙漠とさらわれた『夢』についてのお話。
最終更新:2018-08-19 22:01:29
1401文字
会話率:0%
父王の死と共に王位を継いだ若き姫・エリジャは、奸臣サウルの陥穽に嵌り、”風車の沙漠”以東の辺境へと飛ばされる。喪った名誉を取り戻すべく立ち上がったエリジャの前に現れたのは、老獪な大貴族、理不尽な賢者、すべてを喪った友、そして最大の敵として
の、最愛の妹だった。果たしてエリジャは王宮へと復帰し、サウルを倒すことができるのか。典型的な、あまりに典型的な少女の巡礼の旅、ここに開幕。8万字弱(全43話)。
※ 毎日午後9時に更新します。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-09-17 21:00:00
78428文字
会話率:46%
文明が一度、消滅した遠い未来、東京という名の沙漠があった。砂に埋もれた世界で、人びとはかつて栄えたという旧文明を元に、複製都市を生み出していた。その中で、旧き時代の遺跡や廃墟を踏破し、資源を持ちかえることを生業とする砂取り師アロンがいた。
ある日、彼は旧き時代に生きた《しずく》という女性の手記に導かれ、旅に出るのだった。果たして旧き時代に流れた時は、今の時代の渇きを癒せるのか。
※八雲辰毘古氏の作品『東京沙漠』の二次創作です。本人様より許諾を得て掲載しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-08-10 23:25:05
6471文字
会話率:29%
白い霧の中に世界はある。
最終更新:2016-06-10 22:17:57
904文字
会話率:0%
聖家族の秋を今でも。
最終更新:2015-06-09 20:23:49
328文字
会話率:0%
黄昏のアリアを歌おう。ヤフー知恵袋にも意見を求めるためこれと同じ作品を投稿しました。
最終更新:2015-05-30 08:09:01
905文字
会話率:0%
ここは、月と沙漠に支配された世界「ディアナクス」そこには精霊たちの力を借りて奇跡を起こす魔法使いが存在していた。
これは、かつて呪いを受け心臓を地に縛りつけられた能天気の魔法使いロトと、そんな彼についていくこととなった、なかなか素直になれな
い行商人ウスバの凸凹な旅の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-03-08 22:08:59
2279文字
会話率:52%