「世界を救う女神か、それとも世界を滅ぼす魔女か?」
教書への信仰がその全てを統べる国、教国。17才の赤毛の少女アイシャは、その容姿から「忌み子」と呼ばれ、辺境の朽ちかけた教会で、神父のガトーと二人で孤独に暮らしていた。
しかし嵐の夜
、教団の者たちに率いられた異教徒の傭兵たちに突如襲われる。ガトーは殺され、アイシャも殺されそうになったが、何故か西方の大国、ガラムートの者たちによって助け出された。言葉も通じぬ彼らは、アイシャのことを赤き女神イシュルの娘、イシスの生まれ変わりだと信じていたのだ。
教国からはこの世界に厄災をもたらす魔女と呼ばれ、ガラムートでは世界に福音をもたらす女神と呼ばれるアイシャ。二つの国をまたぐ野望と陰謀に翻弄されながらも、一人の少女が己の運命に立ち向かい、そして恋に生きる物語。
リムスキー・コルサコフのシャハラザードの調べに乗せて、アラビアンナイト風(当社比)少女の冒険譚を、シリアス全振りかつ、ノンストップででお送りさせていただきます!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-11 09:35:27
79143文字
会話率:47%
夢。
夢追い人にとって、それは。
美酒であり。
毒酒でもあり。
だが、幻ではなく。
痛いほどの、現実。
最終更新:2021-12-17 15:37:57
324文字
会話率:0%
大国に挟まれた小国ザフラは岐路に立たされていた。大国の使者が傘下にと迫る中、父王の決断を見守るしかない次期後継者のアシュラフ。だが突然、使者が牙を剥き父王は凶刃に倒れる。逃亡するしかないアシュラフが見つけたのは、魔神が封じられているという水
差しだった――。中東風異世界が舞台のアラビアン・ファンタジー。
★登場人物紹介のページにイラストがあります。★折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-01-26 00:00:00
124656文字
会話率:35%
アラビアンナイトを書いてみようとしました。
誘拐され、奴隷とされてしまった女の子視点。
ヒーローの登場の仕方は……?
最終更新:2013-02-17 08:38:09
870文字
会話率:6%