無血開城までの約3ヶ月半の出来事を描く歴史絵巻――慶応4年正月、15代将軍徳川慶喜は『鳥羽・伏見の戦い』で敗北し、朝敵となった。薩長軍が江戸総攻めに向けて動き始めている頃、江戸城内は混乱の最中にあり、大奥筆頭御年寄・瀧山や13代将軍正室・天
璋院(篤姫)、14代将軍正室・静寛院(和宮)は、江戸を戦火にしないために命懸けで動き始める。同じ頃江戸市中においても、大奥に縁のある人々が不安な毎日を送っていた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-11 17:00:00
20524文字
会話率:63%
江戸城、松の廊下。
時の将軍、家X家の目の前で凶刃が振るわれた。
加害者のスコヴィル藩主は言う。赤穂浪士に敬意を示すと。
そのまま彼は自刃した。
次の日から被害者のチェキラ藩の重鎮が立て続けに暗殺される。
犯人は取り潰されたスコヴィル藩の
浪人ども。
親藩から依頼を受けたクリーム山ソーダ之助は立ち向かうが、最強の敵が立ち塞がる。
その名は、デスソース島ハバネロ郎。
甘さと辛さがぶつかり合う。
炭酸と辛さの刺激、上回るのはどちらだ?
ああ、それと……この段階で謝罪させてください。
ごめんなさい。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-04 16:06:19
64849文字
会話率:46%
時は江戸末期、日本はある分水領に立っていた。新政府軍は、江戸城への総攻撃を仕掛けるべきか否かを迷っていた。後の日本を左右し得る、一つ目の分水領。だが――この時降伏した最後の将軍『徳川慶喜』には、後にもう一つ大いなる選択があった。誰にも知られ
ざる、もう一つの分水領とは――折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-21 22:45:29
8787文字
会話率:39%
この物語の主人公は五代将軍徳川綱吉に寵臣として仕えた柳沢吉保(保明)です。吉保は綱吉の命で京へ赴き、とある寺で平安の頃より数百年成仏することなく世をさすらう、ある夫人の幽霊と遭遇します。
不覚にも彼女と関係をもってしまった吉保は、その後江戸
に戻っても彼女の亡霊に苦しむこととなります。彼女は厄払いの祈祷をしても、江戸城大奥の女たちに次から次へととりついては、大奥に混乱をもたらします。果たして彼女の本当の目的はなんなのか?そして悲劇がむかえることとなるわけです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-04 20:13:39
36579文字
会話率:45%
政略「離婚」を命じられたヒロインが「ふざけんな」と奮闘する歴史ものです。
婚家の没落が近づく中、彼女に何ができるのか!?
田沼意次の失脚の影で翻弄された人々の姿を描きます。2025年大河ドラマ「べらぼう ~蔦重栄華乃夢噺~」とほぼ同時代・関
連する人々の史実をベースにした物語です。
天明四年三月二十四日、田沼意次の嫡子である意知が江戸城内で斬りつけられて死亡した。
権勢を極めていた意次の、失脚の切っ掛けとなったこの事件は、田沼家と縁を結んだ諸大名にも影響を及ぼした。
意次の四男と縁組していた老中水野忠友の娘、八重姫は、意次の失脚を恐れた父に離縁を命じられる。
「我が父がかような恩知らずの恥知らずとは情けない限りでございますな!」
父の勝手な思惑に反発した八重は、これまでは不仲だった夫と共に一矢報いるべく足掻くが──
カクヨムにも掲載しています。
全46話約14万字、完結まで毎日更新します。文字数は予約投稿分を含んでいます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-14 07:00:00
138808文字
会話率:51%
大奥での三日月党との戦いで右腕が動かなくなった元御庭番、松平桜は八代将軍吉宗の養女、徳川桜として江戸城「表」と大奥の繋ぎ役の日々を送っていた。
そんな中、月光院付き大奥御年寄の一人である滝川万理に突然刺客が襲いかかる。
何の目的で何者なの
か、桜は盟友で大奥別式筆頭の鬼頭泉凪とともに万理を守るため再び剣を取り新たな戦いへと赴く。
その一方で桜を敵討ちと狙う謎の凄腕剣客赤薔薇が現れる。
赤薔薇の正体は?桜との因縁の対決は?
第二部開幕です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-08 10:00:00
143235文字
会話率:45%
浅野内匠頭が江戸城中、松の廊下にて吉良上野介に刃傷に及び、赤穂藩は断絶とった。赤穂藩断絶後、主人公である五十嵐十郎太達敏から見た忠臣蔵とその後の経緯の物語である
※残酷描写、流血描写あり
※不定期更新です
※カクヨムにも掲載されています
最終更新:2024-02-26 09:54:19
121992文字
会話率:79%
江戸城を築いたことで有名な武将・太田道灌の生涯を描いた小説です。史実に則って物語は進みますが、主人公の道灌を始め登場人物のキャラクターは私の自由な創作です。単なる歴史小説ではなく、芥川龍之介や太宰治のような歴史を題材にした純文学作品を目指
して書きました。果たしてうまく書けているでしょうか?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-15 23:43:08
158178文字
会話率:72%
ときに西暦1853年、江戸湾に黒船が来航したが、征夷大将軍徳川家定は余裕綽々としていた。江戸城に幕閣を集め、「大和に迎撃させよ!」と命令した……。
短編全3話、リメイクです。
最終更新:2024-01-11 18:00:00
6366文字
会話率:14%
前作「【改訂版】鶴松の戦い、江戸城は2度攻撃する」でフリーターだった結翔(ゆいと)は秀吉の嫡男鶴松に転生して活躍した。その後は、刺客から家臣となった剣豪安兵衛の娘ユキが海運王となって、やがてラウラ財閥の総帥となる。約4百年にわたって結翔や
安兵衛の旅が始まり、マリー・アントワネット、ナポレオンなどが関わって来る。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-07 05:05:39
215235文字
会話率:50%
時の支配者トキの手を借りて秀吉の嫡男鶴松に転生したフリーター結翔(ゆいと)は、徳川家康に戦いを挑み、江戸城を二度にわたって攻撃する。しかし家康を倒した後も、スペインとポルトガルの連合軍が長崎に攻めて来るという非常事態が発生、豊臣家が主導す
る日本の全軍が迎え撃ち撃退する事になる。だがその後も、オリバー・クロムウェルが率いるイングランド王国の大艦隊が九州に来襲、日本攻撃が始まり事態はさらに悪化する。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-23 05:04:43
174595文字
会話率:54%
フリーターだったおれ結翔(ゆいと)はひょんなことから戦国時代に転生されてしまった。その後は秀吉の嫡男として、幸村や佐助達と江戸城を攻略した。さらに外国勢力と戦った後で現代に戻って来たが、何かが変だ。社会がおれの元居た時代とは違って来ている
。
さらに戦国時代に出会った剣豪安兵衛の子孫だという外国人の女性ユミさんが現れた。成り行きからそのユミさんに誘われて、安兵衛の墓参りをしようとモルドバまでやって来たんだが、墓には約四百年前に生きた安兵衛からの伝言が刻まれていた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-06-21 04:09:59
45161文字
会話率:50%
平凡な女子高生、若下野 葵がある日突然征夷大将軍に!?
私立大江戸城学園を舞台に繰り広げられる、愛と欲望が渦巻くドタバタストーリー!
将軍と愉快な仲間たちが学園生活を大いに盛り上げる!
最終更新:2023-08-15 23:48:26
321429文字
会話率:77%
時は四代将軍家綱の末期。
下馬将軍こと大老酒井忠清の専横は留まる事を知らず、これを苦々しく思う反酒井の幕閣は若年寄堀田正俊を中心に集まり、その暗闘は江戸城だけでなく、吉原や江戸の街を騒がさせていた。
そんな時代、一人の浪人が時代の荒波
から浮かぶ。彼の名前は雑賀半兵衛。
生まれも筋も怪しく刀も下手なこの浪人、そばかす顔の昼行燈を気取っていたが、夜の顔は仕掛人。それもこの江戸でのご法度な鉄砲を用いた仕掛人である。
彼の仕事は奉行どころか幕府の耳に届き、十手持ちは血眼になって探す彼はもちろん幕閣の操り人形だった。
そんな折、酒井と堀田の対立は将軍家綱の病状悪化で決定的になる。
江戸城・大奥・江戸・吉原を舞台に伊賀忍者や甲賀忍者や柳生、さらに多くの人たちの思いをのせて今、半兵衛の火縄銃が火を噴く。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-30 15:53:27
99689文字
会話率:28%
江戸城「大奥」――その奥の奥の奥にせまる。
権力争いと嫉妬の渦巻く「大奥」の世界をのぞいてみよう。
さあ、君は準備できているか?
最終更新:2023-05-27 19:32:35
1490文字
会話率:0%
奥伏菅右衛門は、江戸城内にある二の丸庭園跡の御庭掛番士であった。彼の御役目は、庭園の管理であり、彼の一日は、そこにいる、なめくぢを採ることに費やされていた。
採ったなめくぢを菅右衛門は、竹筒の中に入れる。夜暗くなり、老父のいる荒ら屋へ帰
った菅右衛門は、そこで、採ったなめくぢを食らった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-07 13:08:14
3963文字
会話率:29%
「双子は|凶兆《きょうちょう》」古くからそう言い伝えられている桃源国。
この国では双子として生を受けた者が無事、成人することはほぼ、ない。
そんな中、服部半蔵の娘、琴葉は男女の双子として桃源国に生を受けた。
何故か生かされた琴葉は、
現在十七歳。くノ一い組に属する忍び者としてひっそりと組織の中で生きている。
「多くを望まなければ、それなりに楽しい人生」
琴葉はそう信じて生きてきたし、これからもそのつもりでいた。
そんな中、父である半蔵から新たな任務が下される。それは女の園である「大奥」で潜入捜査をしろというもの。
何でも江戸城本丸大奥において将軍が寵愛していた奥女中が亡くなったらしい。
そして彼女が残した遺書のような書簡が絶賛紛失中とのこと。
「大奥って、一度でもお手付きになったら二度と出られないらしいよ」
周囲に散々脅されながらも、琴葉は任務のため大奥に向かう。
するといつぞやの任務で顔を合わせた怪しい侍が琴葉を待ち構えていた。しかも何故か女装し、琴葉と共に大奥で捜査をするという。
ひょんな事から大奥内、長局で女装した青年と共同生活を始める事となった琴葉。
戸惑いながらも、大奥で遭遇する幽霊事件に盗難事件。
そして、将軍の寵愛を受けた奥女中が残した書簡は見つかるのか。
琴葉は多くを語らぬ謎の青年と共に、事件解決の為に大奥でのお勤めを開始するのであった。
※本編は全56話です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-25 07:00:00
256115文字
会話率:39%
それがしは江戸城で掃除之者を務める超働き者です。その日も一生懸命松之廊下で雑巾がけをしていたら、吉良上野介とぶつかってしまう。やってしまったと驚いていると、すぐそばには抜き身の刀を構えた浅野内匠頭。偶然か運命かこの事故によって、殿中での抜刀
事件を防ぐことになる。しかし、これだけ事件は終わらない。浅野内匠頭は切りかかった理由を話そうとはせず、このままでは切腹処分が下ってしまう。本当の理由を探るように浅野様の説得を任されることになった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-24 23:38:03
14103文字
会話率:53%
戦国乱世、犬を愛した一人の武将がいた。
江戸城を築城したとされる太田道灌の曾孫にあたり、名を太田資正、後の三楽斎道誉である。
かの武田信玄と同年にあたり、動乱の戦国関東を駆け抜け、主君扇谷上杉家の再興に人生をかけた。
そんな”もののふ”の
物語である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-29 11:09:22
145661文字
会話率:25%
ショートショートです。その夫婦は、タイムマシンを使って、新婚旅行で江戸時代にやってきた。2人は本物の江戸時代の街並みに目を輝かせて感動していたのだが、江戸時代の人が小柄である事に気が付いてしまう。江戸時代の平均身長は、男性155cm~156
cm。女性143㎝~145cm。日本史史上、一番平均身長が低かったというデータがある。2人は笑いが込み上げてくる。小柄な人がひとりなら、笑ったりしない。大勢が小柄なのが、面白いのだ。すっかり「小柄」が笑いのツボに入ってしまい、江戸城を観ても大名行列を観ても集中して観れないのであった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-10-05 17:05:56
4272文字
会話率:54%
カテ上こだわっているのは「ミリタリー」。中世ものとはいえ、軍勢=軍隊を動かすことを考えたり準備したりという部分が多いせいです。
パラレルワールドの戦国時代。
関八州は、九尾の狐の復活で、呪(まじな)いあり、物の怪ありの混沌の様相に。
戦国時代に武蔵の北部に埋もれ、まったく無名に終わるはずの国衆・堀部忠久が、分裂して復活しつつある九尾の狐を取り込んで急速に巨大化。有力な武将が討たれ、歴史の歯車が大きく狂っていく。
天文6年(1537年)
関東管領・上杉憲政を神輿に担ぎ、関八州に号令できる立場になった堀部忠久は、九尾の狐と融合した愛娘の紗絵を武の柱石に据える。そうして、関東でもう一人、諸将に号令できる立場にいる古河公方・足利晴氏のいる御座所に奇襲を仕掛ける。
勇猛な坂東武者たちが九尾の狐に取り憑かれた少女たちに薙ぎ倒され、彼女たちの行くところ火柱が立ち昇り、関八州の秩序と歴史が次々に改変されていく。
九尾の狐たちは完全復活し、関東を制覇してしまうのか?
1回2,000~4,000字程度で書いています。
(25話と最終話は4,000字を超える)
毎日0時更新です。
26回で完結(シリーズは続くよw)
【ダウングレード】やっているところは、オリジナルのR18版とだいぶ違っているかもしれませんw
第1作『氷室郡戦役顛末記』(R15版)https://syosetu.com/usernovelmanage/top/ncode/1527906/
第2作『大沢宿繁盛記』(R15版)https://syosetu.com/usernovelmanage/top/ncode/1538426/
第3作『氷室城夜戦』(R15版)https://syosetu.com/usernovelmanage/top/ncode/1541457/
こんな木端小説に何ということもないのでしょうけど、後半の展開を書くのと合わせて、何度かお参りはしておきました(謎笑)(今、工事してますね)
挿絵あり……になっていますが、地図です。かわいい絵はありません。
R15にしてるのは、いくつかの人が死ぬ場面が教育上よろしくなかろうと思うからです。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-12-26 00:00:00
88678文字
会話率:39%
魔法を真面目に産業に導入したら、社会政策激変だよね?
九尾の狐や陰陽師・仙術使いの力で、社会を変えていこう。
天文三年(1534年)、前作の氷室郡戦役から二年、田上城合戦から一年。
九尾の狐と混じり合った、おかつとおこうの住む
大沢宿。
魔法=まじないの力を生産の技術に活かして、目指すは戦国の産業革命。造兵の革新はどこまで進むのか。九尾の狐と一体になった半人半狐のおかつの視点から描く。
R18版の全8話を、全7話に改めました。
第1作『氷室郡戦役顛末記』(R15版)
https://ncode.syosetu.com/n8058fw/
第2作『大沢宿繁盛記』(R15版)
https://ncode.syosetu.com/n8579fx/
第3作『氷室城夜戦』(R15版)
https://ncode.syosetu.com/n1611fy/
第4作『江戸城燃ゆ』(R15版)
https://ncode.syosetu.com/n0819gq/
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-01-27 00:00:00
31357文字
会話率:46%
夢酔独言は江戸時代の末期の旗本、勝小吉が四十二歳の折に記したものである。
本名を勝左衛門太郎惟寅。享和二年から嘉永三年(1802~1850年)の生涯の中で、彼に特段の歴史的功績は残っていない。むしろ江戸城開城の立役者、勝海舟の父としてそ
の名前が知られている。
武家に生まれながら一生役を得ず、不良旗本として喧嘩三昧をした小吉が著した一冊は、己の半生描いた自叙伝。あるいは、己の不徳から子孫に示した戒言であるともいえる。
習いとして知識を持ちながら、文化人としての常識を持たない小吉は、夢酔独言を口語体で記述した。そうした意味で夢酔独言は古典初心者向けと言えるが、しかしそれでも現代文と考えると多くの齟齬も存在する。本文は勝部真長氏が編集視した夢酔独言を参考に、現代語訳したものである。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-10-03 12:00:00
86876文字
会話率:15%