日本の有史以来陰に隠されてきた隠れ里「夢先の杜」。一般人にひた隠しにされていたのは、古来夢先神社には神が下りて、周囲に神の力といわれるスキルを持った神子が誕生するから。
その神社の氏子としてずっと神子を輩出していた「夢先の杜十二家」に、昭和
から平成に変わる頃、全く新しいスキルを持ち、色白な神子とは全く色味の違った「黒髪黒目の神子」が生まれた。子どもの名前は門馬玄弥。
十二家の長老会に異端児と受け入れられなかった彼は、それでも周囲の理解ある人々と関わり、成長していく。彼が選ぶ道はどこへ向かうのか。
初めの「在野の神子」の成長記。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-18 12:03:46
48621文字
会話率:46%
都内で営業事務として働く27歳の佐藤ゆかりは、職場の異動で貧乏くじを引いてしまった。
帰りに街の神社で幸せを祈ったのに、倒れてきた鳥居の下敷きとなり死んでしまう。
ところが神社側の不祥事ということで、神様が天界に住むことを勧めてくれたが、
下界で暮らしたいとお願いしたところ、
神社を貰うことになった。
赴任した神社はボロボロの古いものだった。
しかも前任の神様が主祭神ではなく、本殿の悪神を抑えるのが仕事であった。
神社を発展させ、氏子を増やさないと存在が消えてしまう。
神格があがると新しい神威が使えるようになる。
神威を使って氏子を増やし、更に神威を大きくすることができるのか。
ゆかりは自分の存在と豊かなスローライフを目指し、仲間や氏子と神社復興ために奮闘する。
バトルは少なめです折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-04 00:29:00
125167文字
会話率:46%
嵐山の霊能力者集団である京洛牙城衆に所属する若き戦士である野々宮賢樹は、同じ京洛牙城衆の戦士である嵯峨野七瀬に密かに思いを寄せていた。
京洛牙城衆の精鋭にして名家出身の嵯峨野に対して、自分は一介の氏子出身の身の上。
そうした負い目からなかな
か思いを告げられなかった野々宮を後押ししたのは、野々宮や嵯峨野と同じ京洛牙城衆の若き戦士達だった。
友情に後押しされた恋路の行方やいかに。
(※ 本作品は、柴野いずみ様御主催のヘタレヒーロー企画の参加作品で御座います。)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-05 05:07:49
3148文字
会話率:26%
陸の孤島と揶揄される黒渕沢村。そこに昔からある黒龍神社は不思議な神社。村に住む人たち、村から出て生活する人たちにとって、心の拠り所となる存在の場所。
そこには昔から主様(ぬしさま)と呼ばれる神主さんと三人の巫女さんがいるが、子供の頃は会え
ても、大人になってから会ったと言う話はなかなか聞かない。
これは主様と三人の巫女さんが氏子である村の人たちのために活躍するお話。。。
本作品はフィクションであり、お話の中で出てくる地名、名称等は実在する人物、団体等とは一切関係はありません。もし不快な思いをされた方は、大変申し訳ありません。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-15 19:00:00
80569文字
会話率:58%
異世界召喚はいいことばかりではない。
「また異世界にっ! 私の氏子がさらわれた!」
異世界の神によって日本人が異世界へ誘拐される現象、いわゆる異世界召喚が、日本の八百万の神々に問題視されていた。
異世界召喚から日本人を救うため
、立ち上がったのは日本の戦神シイナ。彼は、二百年におよぶニート生活を続けた、生粋のヒモ男気質を持つロクでなし野郎だった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-07 19:34:48
117790文字
会話率:39%
近所にある神様と、氏子さんが、人生に絶望した人に加護を与えるお話
最終更新:2023-02-15 10:15:29
1374文字
会話率:9%
『烏瓜村』。外界から隔絶された山間のこの村には、『ノイギィ』と『マヅラ』という二柱の神がいた。その二神は敵対しており、当然とそれらを別々に信仰する村人たちも、互いに仲が悪かった。
そんな村に生まれた頼子(よりこ)と、その友人たちは、『ノ
イギィ』と『マヅラ』、二柱の神々に対する信仰や諍いに巻き込まれ、祭儀や調査の中で、数々の怨恨、憎悪、そして『死』に相対していく――。
これは、隔絶された村と、そこに根付く信仰、そして人間のもっとも醜悪な感情に纏わる物語である。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-01-30 23:00:00
103259文字
会話率:41%
山を造成して作った古い住宅地。ある家の玄関先に一対の白梅・紅梅が植えてあった。そこに裏山のイノシシの精がやってきて、どんどんどこどこ騒ぐのだった。先年、私の祖母の家で本当に起こった出来事をもとにした新作能(現代語・台本形式)です。
最終更新:2021-07-23 20:00:00
2997文字
会話率:72%
雨が好きだった青年、水守春は、泉を御神体とする神社の息子である。
氏子もいない名ばかりの神社ではあったが、毎年、夏になると御神体の泉に御神酒をささげていた。高校生になった春は、その泉で、異世界から来たという巫女と出会う。
まほろと名乗った巫
女は、人間が住む世界の内側にある、水と風の世界の住民だという。二つの世界は十二年に一度、七日間だけ繋がり、その間、巫女は水守の男子のもとにいる。そのことに危険はない。それが役割だとまほろは説明した。
しかし、春の父親は、前回巫女が来た十二年前に死亡している。まほろはその理由に口を閉ざすが、春の叔父が保管していた父の手記に、その理由が記されていた。
巫女は、人の祈りを糧に、水と風を操る力を発揮する。しかし時代の移り変わりとともにその祈りの力は削がれ、命を以て代用している状態になっていた。次に命を落とすのはまほろであると知った春は、それを阻止するために奔走する。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-10-06 21:44:37
40322文字
会話率:49%
水鏡 凪(みかがみ なぎ)には役目があった。彼ら一族と契約を結んだ氏神である龍神の花嫁になるという役目である。加護への感謝を込めて、一族から力を龍神へと還す花嫁を捧げるというのが、古くから続いている契約だった。
けれど、ここ数代嫁取りは不成
立。龍神は花嫁を拒否してきた。その理由は。
「花嫁ならば未婚の乙女が良い!」というもの。
「ふざけんな!消滅と引き換えにフェチ炸裂させんな!」と龍神に罵声を浴びせる凪は、どうしようもない氏神の押しかけ花嫁になるためにやってきたのであった。それもこれも、氏神様を消滅させないため。いつまでも首を縦に振らない龍神様と、殴ってでも言うことを聞かせようとする花嫁候補(成人男子)のいつものコントめいたお話。
※便宜上、恋愛ジャンルでボーイズラブに分類していますが、物凄く生温いと思います。なんかこう、もしかしたら将来芽生えるかも知れない何かを、感じ取ってください←
※しきみ彰先生の「ドラゴン愛企画2」に参加しております。よろしくお願いします。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-02-01 01:27:01
9689文字
会話率:43%
嗚呼、世界は何という残酷なものなのでしょう。人間は愚かなものです。
何の変哲も無い平和な人生を送っていた1人の男子高校生奥山拓真が、謎の女の子ローレライと出会う。
「あなた、能力者よ」
その一言で現実的平凡的平和的生活から一変超非現実
的体験をしてしまう……。
出会いは突然に、あんなことやこんなことが起こりつつも世界を救うことになってしまう!?
そんなラブコメ兼超能力バトル作品となっています。
パロディに命をかける。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-12-31 16:07:11
31258文字
会話率:53%
これは初級マクロ経済学の中間テストの勉強の協力をしてくださった星天様に感謝の意を込めて書いたものです。
サイコホラー短編です。星天様に限らずすべての皆様に楽しんでいただけたらと思っています。
最終更新:2018-12-09 17:37:51
4330文字
会話率:32%
少子高齢化、廃村は神々の職場も奪っていった。
主人公の神もまた、数百年守ってきた神社を離れ、今後を模索していた。
そこにふってきたのは今風の神の仕事。
これが案外ハードワーク。そのかわり長めの休暇をもらえる。
そこで出会った少女はあまり役に
立たない超常の能力をもっていたが、それとは別に現代風の悩みを抱えていた。
弱く、無力な神にできることは少ない。しかし彼女はかつての氏子。最後に彼のとった手とは折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-12-25 22:05:44
13537文字
会話率:54%
五十里神社の桜花祭。
1人の巫女と氏子の少年をめぐるSS
最終更新:2018-09-12 00:57:03
1689文字
会話率:32%
とある地球の並行世界で勃発したその戦は、一部の国を除き、語られることなく、ひっそりと歴史の闇に葬られた。その全貌を知る者たちは、のちにその戦をこう呼んだ、"第一次異世界大戦"と。それはとある一柱の神の一言から始まった。
「ねぇ、君らんとこの氏子は元気かい?」
召喚を止めるために動いていたはずが、話は変な方向へ
神々とその関係者から見た第一次異世界大戦の経緯をいろんな視点から書いてみた。
この作品はアルファポリスさんでも投稿しています。アルファポリスさんで投稿している方が先行しますのであしからず。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-08-30 20:00:00
64303文字
会話率:19%
誌氏子さんは今日も動き続ける!知的?好奇心を満たすために!
誌氏子さんがゆかいな仲間たちとともにゆるゆるな日常を送る話です。
暇で暇で死にそう!という方は暇つぶしに呼んでみてください。
小説読む時間なんかねぇ!って方は暇になった時にちょっ
とかじってみてください。美味しいはず・・・
文章など拙いところも多々ありますが読んでいただけましたら幸いです。
※見切り発車です! 不定期更新です
卜伝の処女作である「少女は今日も人類滅亡の夢を見る」も読んでいただけたら幸いです!
感想、ブックマーク、待ってま~す!!
誤字脱字報告なども宜しくお願いします!
どうしても 出てきてしまう 誤字脱字 卜伝折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-11-06 16:56:31
4517文字
会話率:27%
恋人の二股の現場に出会った優子は、転勤をした先の知らない土地を営業で廻っていた。
その帰りにたまたまお参りした上尾神社の神主、マオと知り合いになる。マオから聴く日本の古き良き日本の風習や、彼のご飯を食べるようすから、もう一度自分の生活を見直
そうと思うようになる。自然と凛として淡々と生きるマオに優子は、徐々に惹かれて行く。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-12-20 00:13:17
14689文字
会話率:30%
――高坂神社は病を治すが神主殺す
建立時から伝えられる呪われし家系に生まれた少女、高坂阿多津。彼女はその伝承通りに神主だった父を失ってから不幸の連続にさらされていた。氏子達に乗っ取られた神社で、自分の周りの環境が誰も信じられなくなりながらも
、父の神社を取り戻そうという一心で巫女を勤める彼女。
ある日、そんな彼女の目の前に疫病神を名乗る外国人風の男が現れてこう言った
「あなたを助けにきました」――と
5.6年前に小説投稿サイト「登竜門」に投稿。のちにGA文庫に応募し2次落選だった作品を大幅に修正しながらの連載となります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-03-11 20:24:48
16127文字
会話率:18%