1000年以上生きる最強の化け狸「ポンタ」は、人間の姿に化け、田舎の駄菓子屋を営みながら、時折悪い妖怪を退治して暮らしていた。
そんなポンタの悩みは、彼が生み出した最強武術「ポンポコ獣王拳」を継ぐ者がいない事である。
そんな最中、旧友
達と酒を酌み交わしていたところ、不運にも妖怪トラック付喪神に跳ねられてしまう。
次にポンタが目覚めると、そこは見知らぬ森の中で子狸となっていた。
力の大半を失ったポンタは、異形の獣達と戦いながら、何とか異世界を生き抜いていく。
しかしついに力及ばず、絶体絶命の危機に瀕する。
そんなポンタを救ったのは、獣として生きる人間の少女「エナ」であった。
ポンタはエナにポンポコ獣王拳を継承する資質を見出し、弟子にしようと勧誘するが、突っぱねられてしまう。
そんなエナは、フワフワモフモフの毛皮を持つポンタを枕にしようと目論んでいたのだった。
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感想等お待ちしております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-13 00:00:00
501922文字
会話率:45%
【第27回電撃大賞:最終候補作品】
「ついに登場! 電撃文庫編集部を震撼させた、火薬と毛皮のパスティーシュSF!」
ひょんなことから歴史の歯車が少しだけズレた世界。チャールズ・バベッジは『差分機関-ディファレンス・エンジン-』を完成
させ、南北戦争によってアメリカ合衆国は三国時代に突入した……。欧州列強に帝国主義が蔓延する19世紀末。かつてない繁栄を遂げた大英帝国の裏には、密かに暗躍する武器商人たちの姿があった。
ロンドン・シンジケート――裏社会の中核を担う武器商業組合(アームズ・ギルド)、〈銃後のお茶会(フロック・ティーパーティー)〉に所属するカネトリは、相棒の喋る白カラス・クローとともに各地を旅する武器商人。
数々の戦場を渡り歩いてきた敏腕の武器商人ながら、彼にはある弱点があった。
カネトリは真正の「ファーリー・ジェントルマン(ケモナー)」だったのだ……。
ある日、出会ってしまった二人と一羽。運命はまるで解析機関の歯車のように、やがて一行を巨大な陰謀に巻き混んでいく……。
著:上地オウエル
バーナード・ショー、ギブスン&スターリング……その他、敬愛する作家たちに捧げる。それと、歴史ファンで文学ファンでスチーム・パンクファンでミリオタでケモナーなあなたにも贈る。
歴史改変パスティーシュケモノSF小説!
:ケモノベル 注意事項
※アレルギーにご注意。本製品には毛皮成分の他に、パスティーシュ成分が多く含まれます。
※この小説は第27回電撃大賞最終候補作『ディファレンス・ワールド -ケモノと武器商人-』を改稿・改題したものです。
※元ネタであるバーナード・ショーの戯曲『バーバラ少佐(Major Barbara,1905)』については、色々と探してもしっくりくる訳が見つからなかったため、もうなんか仕方がないので自分で訳しました。原作が気になった方は、こちらをご覧ください。
→https://onl.tw/wUi43tA(バーバラ少佐:Amazonキンドル)
※この物語はフィクションです。あなたの世界の歴史、及び実在する人物・団体・名称などには少ししか・あるいは一切、関係ありません。しかしながら、実在する作品、偉大なSF作家先輩方に対する、誠に勝手なリスペクトが内在している可能性は否定しません。失敬。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-04 22:55:27
174711文字
会話率:61%
貧乏男爵令嬢のアビゲイルが結婚を考えていた恋人アーサーから突きつけられたのは、理不尽な十三の注文だった。
『結婚後は領地を出てはならない』『実家から連れてきた使用人は全員帰すこと』『実家への援助は禁止』『領主・夫・夫兄弟の仕事への詮索禁止』
等の注文が並ぶ中には、『白い毛皮を着てはならない』などという意味不明なものもあって、到底受け入れられるものではなかった。
「こんなの絶対受け入れられない!」とキレたアビゲイルに対し、アーサーは理解を示すことなく冷たく婚約破棄を言い渡したのだった。
新しい結婚相手を求めて夜会に頻繁に参加するようになったアビゲイルだったが、寄ってくるのは胡乱な男ばかり。まともな人が現れたかと思えば、何故かアーサーに邪魔されて惨敗続き。追い討ちをかけるように、毒母が顔も知らない富豪に自分を売り込んだと知らされる。
失意のアビゲイルの前に手を差し伸べてくれたのはアーサーだったが……彼には何やら思惑があるようで。
☆カクヨムでも公開しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-01 11:00:00
25680文字
会話率:40%
児童養護施設で育った大学生、ミナト。電車と接触し、目が覚めてまず見えたのは茅葺き屋根と毛皮の布団だった。深い森に閉ざされた縄文時代的な集落で、温かい人々に囲まれ、ミナトは新しい人生を生きていく。そこに兄だと名乗る男が、森に眠る「竜神の宝」を
探しにやってきて……。命とは何か。仏教に学んだ冒険ファンタジー。
この作品は「カクヨム」その他サイトにも掲載しています折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-10 18:33:24
69146文字
会話率:43%
完全にウサギの姿になれる、獣人であり子爵令嬢のシャーロットはある日、廊下でふらふらの王弟(美形)と遭遇した。
「ウサギちゃんだ!!」
「良かった、休むと仰せだぞ!! ちょっと誰か来て、手伝ってくれ! このワーカーホリック殿下を寝かせる!
何としてでも寝かせる!!」
「私、殿下のテクニックの虜になってしまいました! 触れられるたびに、どんどん気持ちよくなっていって、」
「落ち着こうか、シャーロット嬢。誰が扉の外で聞いているか分からないからね?」
それからというものの、女嫌いで有名なアルフレッド殿下の癒し係に任命され? 自分の毛皮が自慢の子爵令嬢×見た目だけのヘタレ王弟殿下の、もふもふ癒しのラブコメディ ※恋愛要素多めです、ご注意ください折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-10 11:22:46
512899文字
会話率:72%
完全にウサギの姿になれる、獣人であり子爵令嬢のシャーロットはある日、廊下でふらふらの王弟(美形)と遭遇した。
「ウサギちゃんだ!!」
「良かった、休むと仰せだぞ!! ちょっと誰か来て、手伝ってくれ! このワーカーホリック殿下を寝かせる!
何としてでも寝かせる!!」
「私、殿下のテクニックの虜になってしまいました! 触れられるたびに、どんどん気持ちよくなっていって、」
「落ち着こうか、シャーロット嬢。誰が扉の外で聞いているか分からないからね?」
それからというものの、女嫌いで有名なアルフレッド殿下の癒し係に任命され? 自分の毛皮が自慢の子爵令嬢×見た目だけのヘタレ王弟殿下の、もふもふ癒しのラブコメディ。※連載予定折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-17 07:29:38
3994文字
会話率:67%
狩人が、いつものように森で狩りをした帰り道、ちょっとしたミスで川へと落ちてしまう。
為す術なく流されに流された狩人がようやく流れ着いた場所は、どことも知れぬ不気味な場所であった。
最終更新:2024-02-07 20:28:58
14619文字
会話率:27%
「なろうラジオ大賞5」に参加させていただきます。
『僕』と黒猫『モタ』そして『ラン』の絆を通して『僕』の家族のあり方を描いています。
最終更新:2023-12-27 13:08:47
963文字
会話率:8%
ゲス王子は叫ぶ。「俺は着飾ったオッサンといるより、着飾ったオネーサンといるほうが良い!!」
忠犬ポチは祈った。「嗚呼、神様。どうかこの男に死なない程度の天罰をお与えください!」
生活苦から女であることを隠して兵士として従事していたポルト
。
厳しい時代は終わり、王子のペットである狼二匹の世話係に任命されるも、気がつけば「ポチ」と呼ばれ女好き王子フォルカーの世話(従者)まですることに。
いつかは生涯の伴侶をと願いつつも、コミュ障・幼児体型(ちっぱい)・性別詐称、おまけに脳筋の四重苦で成果は未だ実らず、ただトラウマを生産するばかり…。
狼達のもっふもふ毛皮の手入れをしながら、主人の夜遊びに振り回される日々はそれでも幸せだった。
しかしある事件で名誉の負傷。それがきっかけで……
――――「お前…本当は女だな……!?」
よりにもよってあの王子に女であることがバレてしまった!
王子の女性問題であたふたし、一念発起で始めた婚活は貧乳問題で挫折寸前…!?
ツッコミ要員で出したキャラは端から崩れ。それでもポチは、今日もお仕事頑張ります!
手が届きそうで届かない、王子と男装従者の身分差じれっ恋。
2017年12月9日 ジャンル別日間ランキング4位 ありがとうございます!
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・★マークが記載されているページには挿絵が入ります。不要な方は非表示設定をご利用下さい。
・当作品は魔法のiらんど様、comicoノベル様、アルファポリス様、MAGNET MACROLINK様でも掲載中です。
・女子向け要素が多々あります。
・男装ヒロインなのでネタ程度のBL要素もたまに出ます。
・無理やり砂糖をねじ込んでいる時がありますので、こちらも苦手な方はご注意ください。
・更新は遅めです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-17 08:00:00
646204文字
会話率:47%
状況不明のまま、見知らぬ草原へ放り出された私。幸いにして可愛い三匹の愛猫は無事だった。動物病院へ向かったはずなのに? そんな疑問を抱えながら、見つけた人影は二本足の熊で……。
食われる?! 固まった私に、熊は流暢な日本語で話しかけてきた。
「あなた……毛皮をどうしたの?」
「そういうあなたこそ、熊なのに立ってるじゃない」
思わず切り返した私は、彼女に気に入られたらしい。熊に保護され、狼と知り合い、豹に惚れられる。異世界転生は理解したけど、私以外が全部動物の世界だなんて……!?
もふもふしまくりの異世界で、非力な私は愛玩動物のように愛されて幸せになります。
【同時掲載】 小説家になろう、アルファポリス、カクヨム、エブリスタ
2023/07/14……連載開始折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-21 23:26:41
94906文字
会話率:48%
タタンカは激怒した。
幼馴染の巫女ローゼンが厳しい冬に苦しむ白人開拓民に毛皮と食料を与える託宣を出したからだ。
我が物顔で土地を奪い自分たちに銃を向ける連中をなぜ救わなければならない。
夜襲を主張する戦士長を説得するローゼン。
それぞれの方
法で部族を守ろうとする二人が出した答えとは?
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-21 01:39:12
1874文字
会話率:29%
専門学校を卒業し東京の三流商社に期間契約社員とし就職した主人公は、正社員を目指し日々の仕事をこなしていた。 そんな4年目の正社員登用目前に黒いフレンチブルドッグが原因で正社員の道を閉ざされてしまう。 深夜の自室への帰路で再びその犬を見かける
も何故か意識を失い、目覚めたのは入り口が鉄格子で出来た狭い部屋だった。 それはダンジョンの清掃を担う獣が閉じ込められる場所。 日本で生活していた記憶を持ちながら、体は自分の将来を台無しにしてくれた、闇の黒き毛皮で覆われた小さなフレンチブルドック。 ダンジョン脱出を目指し奮闘した先に勇者への道が見えてくる。 自分を召喚したぽっちゃりエルフと一緒に冒険するお話し。 折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-22 11:19:16
17048文字
会話率:59%
二二六事件が発生した呪われた日が始まりだった。
2月26日、国境の島・琉洲奈島島警備隊に元自衛隊医官の才谷隆一郎が呼び出された。自衛隊内で起きた原因不明の感染症の診断と治療を秘密裡に依頼をうけていた。琉洲奈島へのフェリーターミナルで彼は不審
な女に遭遇する。素足に薄い部屋着、汚れた毛皮のコートをきたあたりかまわず怒鳴り散らす女だった。不吉な感染症事件と大量の段ボール箱。国境の島でバラバラと起きる奇異な出来事。カクヨムにも同じ小説を投稿しています。
(リアル自衛隊に近い行動・表現となりますが、この小説はフィクションです。実在の人物や団体などとは一切関係ありません。)架空の捜査権を付与した自衛隊とともに問題解決に当たります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-13 08:10:49
26399文字
会話率:33%
これから共に生きる為連れ去ったその獣と共に信用を深めまた別の獣を見つけ新たな群れを作る。
少年が成人になる頃には獣のヌシは先に寿命が尽き『形見』としてヌシの毛皮を羽織ることとなる。獣の子供たちに群れのあるじはこの人間だと解らせるために。た
だ亡くなったから毛皮を『形見』として渡すのではない、人間は獣の子供とその亡骸の前で嗚咽し死臭がするまでに血の涙を流さなくてはならい・・・いや絆が深ければ深いほど当たり前なのだ。
それは獣へのココロであり獣の少年への信頼のための確かな証明。彼らはそれを成すための第一歩を踏み出す。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-30 22:19:54
2109文字
会話率:15%
エーリカとエマ、姉妹たちの強い想いは奇跡を起こす。
キーワード:
最終更新:2023-04-30 08:00:00
1944文字
会話率:79%
「長旅ご苦労。だが、君を愛する気はないから今すぐ実家に帰れ。婚約はすぐに破棄する」
狼王子の婚約者として城を訪れたシープに告げられたのは、そんな冷たい言葉だった。
羊族の姫であるシープは、両国の友好関係維持のために狼王子に捧げられたよ
うなもの。帰るわけにはいかないシープは宰相の助け舟もあり、夕食を共にするところまでこぎつける。
夕食が始まり、酒を口にしたとたん、狼王子の様子がおかしくなった。
「君はどうしてそんなに美しいんだ……」
「はい?」
「君のふわふわな毛皮に触れたい」
「さっきとキャラ違いません?」
そんな二人を見守る王と王妃は「いいぞもっとやれ」とこっそり声援を送っているのだが――?
下戸で真面目な狼王子と、自国を思う健気な羊姫の、ドタバタした恋の始まりの物語。
※猫じゃらし様主催「獣人春の恋祭り」参加作品です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-17 07:14:07
4894文字
会話率:43%
ボロを纏い熱い灰を被った私に、汚い水が頭からぶちまけられる。
「―――なんで、こんな格好を……」
「はぁ?なんでって、あんたがなんの価値もないグズのシンデレラだからでしょう?」
知らない若い二人の女と中年の女が悪意のこもった目で私を見下し嘲
笑う。
私は、汚れを魔術で消し去ると、背筋を伸ばし、強気な表情で立ち上がった。
「―――なぜ、こんな下働きを受け入れているのかしら」
金がないなら稼げばいい。目指すは世のため人のため。私がこんな小さな世界で立ち止まれるはずがない。
断罪されシンデレラに転生した悪役令嬢カサンドラは、短剣一本で魔獣の肉を切り毛皮を剥ぎ取り金を得て、やり手の商会の男と手を組んで、新規事業を立ち上げた。
「お前は可愛い」
「愛してる」
「俺の妃になれ、カサンドラ」
待って、貴方がそんな大物だったなんて聞いてない――!!
これは、シンデレラに転生した猪突猛進でワーカーホリックな悪役令嬢が、性悪で万能な王子様の溺愛から、なんとか逃げ出そうと頑張るお話です。(逃げられません)
完結まで執筆済みです。
じゃんじゃん連投予定です!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-01 08:11:38
104908文字
会話率:64%
勤めの下っ端治療師の私が家に帰ると、狼の毛皮(+靴下)だけの男が玄関に座ってました。よく見たら国一番の騎士様ではないですか、なぜそんな所でそんな格好をされてるのでしょうか?え、犬が欲しいといった? 意味がさっぱり分かりませんっ。
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変態、下品、バターそして犬、そんな話です。
*もともと刺激的(R18)の話を、マイルド(R15)変更して掲載してます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-21 17:31:17
9145文字
会話率:61%
これは灰色の毛皮を持った狼獣人ガルシア・ヴァン・ウォルフと見た目は美少女、だが中身が苛烈かつ口の悪い幼馴染みルイン・マグナスが歩む物語。
最終更新:2023-02-28 15:12:46
30504文字
会話率:59%
絶滅種シリーズ第四弾。
アメリカの動物学者マルコム・アンダーソンは1904年、英国貴族の出資による『東亜動物学探検隊』の一員として来日。1905年1月、最後に捕獲されたニホンオオカミは彼に買い取られ、毛皮と骨格だけ英国に送られます。
そう、売られたのです。8円50銭で。
オオカミは畑を荒らすシシやサルなど、害獣の天敵。つまりソレらを退治してくれる、有り難い存在でした。日本各地の神社で祭られている『犬神』や『大口の真神』も、ニホンオオカミですヨ。
なのにナゼ、絶滅したのか。出来るだけ詳しく、紹介しようと思います。<全15話>折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-23 08:00:00
23171文字
会話率:24%
キニキィは赤いルビィの瞳に白い毛皮のもつ気高いぬいぐるみ。おもちゃ屋さんのショーウィンドウでお金持ちに買われる日を待っていた。そんなある日、赤い瞳をした貧乏な少女がキニキィに話しかけてきた。
最終更新:2023-01-02 10:57:13
2763文字
会話率:23%