二二六事件が発生した呪われた日が始まりだった。
2月26日、国境の島・琉洲奈島島警備隊に元自衛隊医官の才谷隆一郎が呼び出された。自衛隊内で起きた原因不明の感染症の診断と治療を秘密裡に依頼をうけていた。琉洲奈島へのフェリーターミナルで彼は不審
な女に遭遇する。素足に薄い部屋着、汚れた毛皮のコートをきたあたりかまわず怒鳴り散らす女だった。不吉な感染症事件と大量の段ボール箱。国境の島でバラバラと起きる奇異な出来事。カクヨムにも同じ小説を投稿しています。
(リアル自衛隊に近い行動・表現となりますが、この小説はフィクションです。実在の人物や団体などとは一切関係ありません。)架空の捜査権を付与した自衛隊とともに問題解決に当たります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-13 08:10:49
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会話率:33%