核戦争後、人類は滅亡することなくたくましく生き続けた。
彼らは、被害の少なかった南半球の孤高、オーストラリアに根を張り、母なる大地を『サルフ』と呼んだ。
原住民の子孫が打ち立てたビクトリア王国と、かの国を宗主国と崇める七王国。その繁栄
をよそに、北方の辺境で生まれたザルツ王国は、厳しい環境で鍛えられ強くなった。
ザルツ王国は豊かな南部に侵攻しビクトリア王国を滅ぼし、帝国として七王国を支配する。
暗黒の時代が訪れる中、ある伝説が生まれた。
ビクトリアの治世を望む彼らは、消息不明の王子が生きていることを願い、それが伝説を生んだのである。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-14 20:56:19
119437文字
会話率:25%
人生は道の無い航海のようなもの。高波や嵐に遭うことも。そして安住の地を探し求める。
最終更新:2024-08-18 22:53:37
468文字
会話率:0%
ラジオ波を流すだけのちっぽけな鉄塊に、その身に似合わぬ大きな期待を載せて宙に送り出してから幾星霜。夜空に煌めく星々は幾度となく天頂を廻り、ちっぽけな人々が我がもとへ漕ぎ出でんとする様を見守ってきた。人類は遂に反部質‐リチウム対消滅式のエネ
ルギー生成技術という夢のような技術を生み出し、亜空間航法という画期的な航法技術を確立してから早3000年。
人類が母なる大地から飛び立ち、火星に植民を始め、そして新天地を求め、最初の恒星間移民船に乗り太陽系から飛び立ち、遂には銀河まで飛び出していった。そうした中で莫大な量の新たな知識や考え方が学び、育まれていったが、どうあがいてもアヒルの子は白鳥になれないように、人間は生来の性分を改めることは出来なかった。つまり人間が人間である限り、争いがなくなることはないということだ。
叩いてもたたいてもなぜか一向に減る様子のない宇宙の私掠者、宙賊や、紅茶に染まった巨大な星間帝国。何故か生物全般に敵対的な鉱物生命体を相手に取り、彼とその仲間たちは傭兵として星々の煌めく広大な宇宙を駆け巡る。
気になった点があったら気軽にコメントください(妖怪米稼ぎ)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-18 07:16:13
11830文字
会話率:44%
世界は二つに分かれていた。それぞれが、人間とヒト属ではない人間アンホモニナヒューマン、通称UHという2つによって支配されており、両者の戦争は激化の一途をたどっていた。
オリエンス帝国は、母なる大地を取り返すため。
UHは確実な主権を獲得する
ため。
それぞれが脅威となりうる存在を抹消すべく、その先の安寧を夢見て戦っていた。
そして、この戦争に2人の少年が巻き込まれ、戦争はさらに加速していく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-29 01:07:59
4114文字
会話率:37%
おれたちの街に潜む異形どもの逆襲が始まった。
人間の命が永遠に続くと言われる母なる大地デウス;エデン。その首都『工房街ドレッドノート』の神秘に魅入られ、住人になってしまう者は今日も絶えない。しがない賞金稼ぎの否千狐零元《イヤチコレイゲン》
は一攫千金の夢を追ってこの街に訪れ、ひょんなことから不思議な美女ラナ・マーヴェラスと出会うことになる。一晩のロマンもあるのではと期待も高まったところで、彼女がスターケスト《最上位不滅》であることに気づく。
栄光を浴びる不滅、影に忍ぶ異形。覚醒する希望の能力は揺れ動く混沌の時代を救えるか!?
元老院の秘密、教団の陰謀、封印されし禁忌、荒れ狂う怪異
そして、一晩のロマン……
犯罪と神秘の街ドレッドノートとファム・ファタールな彼女に魅せられ、一攫千金の夢を追うアーバンファンタジーが始まる!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-10 21:07:33
32435文字
会話率:52%
国連の国家解体宣言ののち、十数年が過ぎていた。過去の大戦により人類はその数を大きく減らし、母なる大地は荒れ果てている。国連を母体とした地球政府組織、世界統治機構(WGO)は平和の名のもとにその支配を強くしていく。だが、それを拒む者も多くいた
。国を欲する者、多様性を求む者、平和を欲しない者。彼らとの衝突は、やがて大きな火種へと発展していった。先の大戦でその力をふるった、人型兵器ARFと共に。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-07-26 01:25:23
9061文字
会話率:37%
チック=ニ=チアサ? むしろ夜にやってた記憶ががががが。
まあその辺はお目こぼしを。
ジャングル……ではなく、世界遺産の地上絵からの使者。
その名もナスカ。
彼が活躍を始める直前の、第1話にあたる部分の冒頭。
なお、以降に話は続かない。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-03-03 01:00:00
1772文字
会話率:5%
地質学者のサンロランには、大地の精である妻カオーリンがいた。〈冬枯れ病〉による死をさとったカオーリンは、自分の生まれた地にひそかに旅立った。一方、弓の使い手のランドと妖精のチビット、ゴーレムのゴーラは新たな冒険の依頼を受ける。すたれた寺院に
夜になると悪霊が出没するというのだ。
主要な登場人物
ランド(17) 森林監視員
チビット(136) 妖精
ゴーラ(3) ゴーレム
カオーリン(26) 大地の精
サンロラン(32) カオーリンの夫
エルザ(8) カオーリンとサンロランの娘
エセル伯爵(57) エルザの祖父
カラン(34) 大地の精霊使い、治癒師
ファティマ 火の化身
ファランク ファティマの息子折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-02-14 17:55:10
65122文字
会話率:29%
※非異世界転生、異世界転移の作品です。地の文多めで展開遅め。
人の数倍はあろう昆虫や巨大な飛竜が日夜飛び交い、生を営み、そして母なる大地へと還っていく夜闇の森。
その森の奥深くで、古来より神樹の声に耳を傾けているエルフの長老が
「破滅の
魔女現れし時、古代の神が目覚め、大陸に大いなる終末が訪れるであろう」
と青ざめた表情で呟くと、人が、風が、大陸中にこの予言を瞬く間に伝聞していった。
その風の噂が人々に伝わるとほぼ同時に、、大陸を支配せしめんと目論む魔女が現れた。
魔女の名はシャーリー。
魔族と人間の間から産まれた、青や赤、紫の肌をした、、俗にハーフデビルと呼ばれる種族の女である。
人々は予言の的中を恐れ、魔女たちの脅威に怯え、悶々とした日々を過ごしていた中
「魔女を討った者には生涯遊んで暮らせる富と、英雄の子孫たちが代々繁栄できるだけの地位を与えよう」
ルクス公国の大公がお触れを出すと、大陸中の冒険者たちは沸き立った。
ある者は破滅の未来を阻止しようと正義感に燃え、またある者は名誉の為に、自分の名を世に知らしめる為に。
皆がそれぞれの思いを胸に、ルクス公国へと向かっていった。
そんな折、二人の人影がかの国へと歩を進めていた。
自分の背丈よりも長い、ハルバードと呼ばれる槍を携えた少年はヘンリー。
反面武器らしい物は何も身に着けていない少女はシェリル。
まだ何も為していない無名の少年少女たちの冒険譚が、今まさに始まろうとしていた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-02-13 17:52:47
49783文字
会話率:31%
ある日突然世界は変貌を遂げた。
想像を絶する天変地異。神話にのみ語り継がれる怪物達の猛襲。そして地球の"母"ガイアによる世界の再構築。人間の破滅へのカウントダウンは刻一刻と迫ってきている!
元は普通の高校生リクは荒
野と化した東京に生きる国防軍のメンバー。反撃の狼煙を上げ、"母なる大地"との大戦が今始まる!!
人類に残された道は破滅か!?抵抗か!?それとも...
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-09-11 01:30:31
1429文字
会話率:3%
それは頂であり、
畏怖であり、
害悪であり、
時として、凍える火の星を希望にかえる者。
母なる大地を侵した大罪から人類を救う者。
最終更新:2019-07-01 00:00:00
293文字
会話率:4%
母なる大地の属性が不人気だなんてワシは認めない。
そうや!本にして宣伝すればええんや!
短編で投稿の予定が間違えた(´・ω・`)
最終更新:2019-02-15 05:47:04
976文字
会話率:4%
魔力判定の儀式で[母なる大地の女神の加護]を受けていると言われた13歳の少女、ラナ。
加護持ちの人間はほとんどが大きな教会に仕え、生涯を捧げる。
しかし、どうしても教会に仕えたくないラナは家出を決意した。
大きな力を持ってしまった少女の初
恋を求める物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-12-05 17:46:49
3226文字
会話率:26%
西暦2070年、突如出現した謎の土壌感染ウイルスによって、ヨーロッパ、ロシア、北アメリカを除く全ての大地が汚染されてしまい、その他の地域の人々は絶滅した。
人類は母なる大地を永久持続型磁力船「マリア」に移し、高度2200メートルという高みを
活動拠点とした。
長い年月が流れ「マリア」に一つの王国が誕生した頃、地上に戻ろうという動きが活発化し始める。
それを受けた王国は国内屈指の科学者を集めて
本土地質調査隊を組織し地上へ派遣した。
しかし調査を終え王国に戻ってこれたのは僅か一名のみだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-01-21 17:56:22
26767文字
会話率:37%
西暦末期、著しい進歩を遂げた人類の科学。彼らはそれにあやかり、自らの生活区域を銀河系全体へと広げていった。
やがて宇宙暦が始まってから数万年の時が経過した頃、人類は宇宙の遥か彼方にあるりょうけん座のM106銀河より来襲したイーヴァ帝国と交
戦状態に突入する。
人類の地球連邦とイーヴァ人のイーヴァ帝国。互いの存亡を懸けた戦いは数十年の時を経て、最終的に人類の降伏という形で幕を下ろすこととなった。
こうして地球連邦が保持していた銀河系の支配権を手に入れたイーヴァ人は宇宙暦15996年、「居住区域再編政策」を実行。中流階級以下の人類を、辺境の惑星へと追いやった。
太陽系第三惑星、"地球"はイーヴァ人のみが居住を許された区域となり、人類は故郷を失った。更にイーヴァ人は、人類に対して「従属を誓うこと」を強要する。
かつて地球連邦にて重役だった者達、多くの資産を持つ富豪などが「名誉イーヴァ人」として厚遇を受けているのを目の当たりにした労働階級の者達は、日増しにイーヴァ人に対する反感を強めていった。
宇宙暦15998年、かつてケプラー442bと呼ばれていた惑星メルコムにおいて、人類の反乱軍「ガイア」が蜂起。イーヴァ帝国に対して、史上最大規模の反乱を起こした。
反乱軍はメルコム各地でイーヴァ帝国軍を破るが、15999年の戦いにおいて反乱軍の総統が戦死し、イーヴァ帝国軍が反乱軍本拠地を制圧。これにて事態は収束するかと思われたが、反乱は更に激しさを増した。
彼らは、地球へ帰りたかった。先祖達が長い年月護り抜いてきた母なる大地を、この手に取り戻したかった。それは無謀な戦いかも知れないが、何もせずに虐げられ続ける訳にはいかない。
反乱軍の中には、地球を見たことすらない者達もいる。しかし、人類発祥の地を見ず知らずの者に奪われて、何食わぬ顔をしていられるはずがないだろう。
何故、故郷を追い出されなければならない? 何故、望まぬ土地での生活を強いられなくてはならない? 自分達にも、"人間らしく"生きる権利はあるはず。
数千光年の彼方にある、青き星を夢見て――― 彼らは、宇宙を支配する帝国に、人としての意地を懸けた戦いを挑む。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-09-06 04:05:04
4264文字
会話率:34%
グラウンドゴルフって中々だね。
最終更新:2016-11-28 19:09:02
512文字
会話率:0%
天と地。地球に君臨していた人類はいつしか二つの勢力に別れる。空に魅せられ天に昇った者達。母なる大地を愛し地に留まった者達。それらは互いに互いを理解し尊重し合い、手を取り合い更なる頂を目指すと、天に昇った者達は長い年月をかけ外宇宙探査拠点【オ
ーヴィタル・ライン】を建造する。対し地に留まった者達は量子集束【クウォンタム・フォーシング】を実用化に成功した。二つの成功を元に天と地の民は、未来永劫に渡っての人類繁栄を願い【神の領域】へと手を伸ばす。天は機械種【サイバネティック】、地は生体種【バイオニック】と名付けられた、全く異なるアプローチによって造られた人工生命体を産み落とす。それが崩壊への鍵だとも気付かずに。
気の遠くなる時が過ぎた時代。
天に昇った者達は深淵の宇宙へ消え、地に留まった者達は過去の繁栄を忘却していった。
人類は見上げる。
太陽を。
月を。
星を。
そして遥か空に浮かぶ【オーヴィタル・ライン】を。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-10-28 12:55:21
18737文字
会話率:36%
21世紀終盤
人類は母なる大地である地球を手狭に感じていた。
そこで盛んに宇宙開発が行われたていたのだが、気づかぬうちに大問題を抱えてしまったのである。
さて、地球の運命はいかに....
*少しお休み中 ストーリーは出来ているのであとは
書く暇さえできれば....*折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-04-07 18:00:00
4028文字
会話率:49%
昔、大きな戦争が起こった。
最初は何処の大陸にもある小さな領国間の争いだった。
国と言う歯車が繋ぎ合い、それが車輪となって大きくなり、大陸全土を巻き込む戦争となった。
炎の魔法が人々を焦がし、水の魔法が豊穣の稲を腐らせ、風の魔法が天
なる雲を切り裂き、土の魔法が母なる大地を壊した。
様々な魔法が繰り広げる闘争に人々は《魔法戦争》と呼称した。
幾年も続き、大陸全土が疲弊していく姿を女神が嘆いたのか、人々に天罰が下った。
大陸全土に暗黒の雲が天を隠し、稲妻が地上に降り注ぎ、人々を襲った。
結果的にその天変地異が、《魔法戦争》を終結した代わりに、大陸に住まう大勢の人々が死に絶えた。
そして《魔法戦争》がこの大陸でおとぎ話になるようになる事、千年近くの歳月が流れ、魔法を扱える者はいなくなっていた。
そうして魔導学が発達し、魔導技師たちの研究により、魔導具がこの大陸の文明を支えていた。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-01-26 03:41:20
1993文字
会話率:15%
少年は暗闇の中で目が覚めた。自分が誰なのか、ここがどこなのか、何も思い出せない。
そんな少年の前にとつぜん現れた、夜色の瞳を持つ少年・ジイン。
彼は少年を「ソラ」と呼び、さして歳が離れていないにも関わらず自らをソラの親代わりだと名乗る。
「
おれとおまえなら、なんだってできる気がしないか」
決して死なない体のソラと、貴重な“生まれつき”の魔法使いであるジイン。
その特殊な能力ゆえに追われる身となった二人は、荒廃した街を捨て空の向こうへ渡ろうと試みる。
母なる大地を失い空に閉ざされた世界で、少年たちがたどり着く未来とは……。
運命に抗う二人の絆を描いた近未来SFファンタジー。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-02-01 10:24:14
320670文字
会話率:32%