少女は子供の頃、森の精霊である軍隊蟻の女王に会う。
ある日、少女の住むインディオの部落に銃を持った白人達が攻めてきて、住民達は奴隷にされてしまう。首領のアンバー《琥珀》は、インディオ達を虫けらと呼び、男には首輪を。女の子達には蟻の入った
琥珀の指輪をつけさせ、自分の所有の印とする。
ある日少女は森の中で目の見えない不思議な女の人に会う。アンバーの新しい女になったその人のお陰で、女の子達は辛い夜伽を免れた。少女はその人の運命に涙する。
やがてアンバーは新しい金儲けのために森の木を切り倒し始め、ついに森の精霊の怒りに遭い、生きながら軍隊蟻の群れに食い尽くされていく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-03 10:42:21
3187文字
会話率:16%
十五歳のアキラはとつぜん召喚された。宮廷占い師の占いで魔王を倒す男としてだ。
しかしアキラのステータスを見た王さまは激怒した。スキルが『盗む』しかなくて魔力がゼロだったからだ。アキラは銀貨十枚をあたえられて王宮から蹴り出された。
宿屋
でアキラは大女のイレーヌと出会う。イレーヌは親身になってアキラの話を聞いてくれた。アキラはイレーヌに助けられてスライムを狩ることに成功した。だが『盗む』というスキルがどういうものかはわからなかった。
アキラが召喚されたグラディウス王国は燃料が森の木しかなかった。そのためにあつあつの料理が食べられない。森の木を切り尽くすことを恐れて代官所が管理を強化しているからだ。
アキラはスライムが燃えることに気づいた。森の木に代わる燃料としてスライムを使えばいいと。
アキラとイレーヌは串焼きの屋台を出した。あつあつの串焼きは好評だった。その売り上げを狙って四人組に襲われた。敵のひとりがファイアーボールの魔法を使った。そのときだ。アキラの頭の中で声がした。『魔法ファイアーボールを盗みました』と。スキル『盗む』は魔法を盗むスキルだった。
スライムが燃えるということを街の人たちも知りはじめた。みんながスライムを狩ったために森のスライムの数が激減した。アキラとイレーヌは森の奥にスライムを求めた。森の奥に入りすぎたために黒狼の群れに襲われた。絶体絶命のピンチだ。
アキラとイレーヌを助けてくれたのは王女のソネットだった。ソネットは冒険者になりたがっていた。冒険者になって魔王を倒すのだと。ソネットには継母がいた。継母は自分の息子を王にしたいためにソネットに刺客を送った。アキラは刺客からソネットを守った。
ソネットは王から勘当されたくてアキラと無理やり結婚する。婚姻証明書を王にたたきつけたら王が激怒した。
「ええい! もうお前など知らん! 勘当だ! 親でもなければ子でもない! 今日かぎり王族としても縁を切る! どこへでも行ってしまえ!」と。
やったとソネットがこぶしを握りかためた。これで自由だとペロッと舌を出す。
ソネットに主導権を取られたせいでアキラとイレーヌも魔王討伐に乗り出さざるをえなくなった。魔王を倒す気などこれっぽっちもなかったのにだ。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-23 16:34:53
142481文字
会話率:40%
森の中に一つの大木があった。
最終更新:2024-09-13 18:22:20
648文字
会話率:100%
[公開中]
深い深い森の奥、そこは迷いの森と呼ばれており立ち入ることはおろか、入ったものは、2度と戻って来られないと言われる場所。神獣が住むと言われるフルアの森。
そこに住んでいる森の木霊。ルノ、コハク、リコリス。
彼ら木霊の子供たちは戦う
術を持たず、平和に暮らしていた。3人は外の世界に憧れを抱きいつかその目で世界を見てみたいと。そんなある日、長老の声が森に響きわたった。森に黒い服を纏った者達が現れる。彼らは、木霊の子供たち、長老を捕らえる。彼らの目的はいったい何なのか。
少し切なくてあったかい物語
僕と君と死んでいく世界のお話
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-31 20:34:34
40627文字
会話率:50%
若い女性魔導士のチェリル。冒険者ギルドの紹介で、森の木漏れ日という名のパーティーと出会う。すると、仲間になる戦士のサムに胸キュンしちゃったのだった。はたして、チェリルの胸キュンは、どうなるのか?
最終更新:2023-12-29 21:29:31
17227文字
会話率:57%
一〇〇〇年前の文明で造られた〈あおまし〉により、世界が森に包まれた未来。
森の木々と共生している〈あおまし〉は、ときおり〈怪もの〉と呼ばれる怪奇現象を起こすことがあった。
〈怪もの〉を解決することを生業とする〈怪もの祓い〉のキノエは、あ
る集落の噂を聞き、調査に向かう。
曰く、『《シカロ》の住人は体から甘い香りを放つ』という噂だった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-21 21:00:00
66864文字
会話率:32%
ここは魔物や魔法が存在する、現実とは違う世界。
その何処かにある『帰らずの森』にはとある一匹の恐ろしい魔物が住んでいました。
その魔物の名はミナコロと言います。
ミナコロは森の木々を下に見る程の巨体を持ち、身体は植物に覆われていて、そ
の肉体と植物の間には沢山の武具が絡まり付いているのです。
それは彼が今まで倒してきた人間達の遺物なのでした。所有者を亡くした彼等はミナコロの一部となり、最早がしゃがしゃと音をたてるだけの駄楽器と成り果てています。
そう、この森で沢山の人間を殺し、喰らい、森を『帰らずの森』と人々に言わしめているのはこのミナコロなのです。
そんなミナコロは、今日も獲物を探して森を歩き続けます。
さて、次に彼の胃袋へと収まる、哀れで愚かな来訪者は誰なのでしょうか?
皆様もどうか宜しければ、静寂ばかりが幅を利かせるこの森で唯一の娯楽である彼の日常を、私共と一緒に楽しんで頂けたら幸いです……折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-04 21:03:01
13078文字
会話率:34%
〈白百合姫〉ことリリーは、森の木々と草花に愛された魔女でした。
好きなモノはお兄様とお義姉さま。苦手なものは太陽。
魔法の力を使って楽しく暮らしていた彼女のもとに、ある日突然黒尽くめの暗殺者が送られてきたのです!
イタズラのし過ぎでとうと
うお義姉さまがブチ切れたのだと悟ったリリーは、お城を出奔し森に身を隠すことに。
逃げ込んだ森の奥深くで出会ったのは七人の小人たち。
ひと悶着の末、ほとぼりが冷めるまで彼らに匿ってもらうことになったリリーでしたが、小人たちはみな一癖ある偏屈者ばかり。
その上、凶暴な地龍の退治を手伝えなどと言い出すものだからさあ大変!
お義姉さまの刺客や、白馬の王子様もやってきて森の中はてんやわんやの大騒ぎに!
果たして白百合姫は生きて森から出られるのでしょうか……折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-09-03 21:00:00
192459文字
会話率:23%
自然豊かな大地であった”リザ大陸”は、十一年前に突如あふれ出した膨大な魔力によって、そのほとんどが荒野へと変わってしまった。森の木々は枯れ、川の水も干上がり、街も家々も砕けて砂となった。しかし荒廃したこの地でも人々は懸命に生きている。
赤い髪の青年”リュト”は、幼い妹”エル”を守る為、故郷を捨てて旅に出た。吹き荒れる砂嵐の中を、背に妹を庇いながら進むリュトの願いはただ一つ。妹が幸せに暮らせる場所に辿り着くこと。その願いを胸に、リュトはこの道を進むことを選んだ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-03-28 20:44:58
27058文字
会話率:25%
二人の木霊の「孤独」を描いた作品となります。
キーワード:
最終更新:2022-01-13 20:53:45
4134文字
会話率:21%
お金持ちが通う帝光学園。短編シリーズ第5弾。
薫子は誰にでも好かれお姫様のような親友・マリアが大好きだ。しかし、マリアにはいつも傍にいる幼なじみ・守谷くんがいる。
彼はどうやらマリアのことが好きであるようだが、マリアにはその気はない。完全当
て馬ポジション化している守谷くんであるが、マリアのお見合い話がでてきて関係が変化して……
※世界観は同じですが、つながりはありません。
帝光学園 短編シリーズ 1作目
「悪徳令嬢とモブ(男)」
http://ncode.syosetu.com/n7402ds/
帝光学園 短編シリーズ 2作目
「チャラ男と地味女」
https://ncode.syosetu.com/n6567dx/
帝光学園 短編シリーズ 3作目
「人工知能とお嬢様(ゲーマー)」
https://ncode.syosetu.com/n2091ei/
帝光学園 短編シリーズ 4作目
「元ヒロインと傍観者」
https://ncode.syosetu.com/n5554gr/折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-12-31 19:00:00
7544文字
会話率:49%
お金持ちが多数いる帝光学園 短編シリーズ4作目。
社会科教諭の灰田学は回想する。学園には三年に一度ヒロインがやってくる。
今年もヒロインが出現するのを見て、自分の高校生時代のヒロインを思い出す。
友人の片倉鷹は、いわゆる当て馬役でヒロイン
に片思いしていた。
卒業後、見事お金持ちの東堂寺と付き合ったらしいヒロイン・御影琴菜。学は同窓会があり御影と再会して……??
帝光学園 短編シリーズ 1作目
「悪徳令嬢とモブ(男)」
http://ncode.syosetu.com/n7402ds/
帝光学園 短編シリーズ 2作目
「チャラ男と地味女」
https://ncode.syosetu.com/n6567dx/
帝光学園 短編シリーズ 3作目
「人工知能とお嬢様(ゲーマー)」
https://ncode.syosetu.com/n2091ei/
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-12-25 17:47:43
6290文字
会話率:46%
祝・婚約破棄!
男爵家のソフィアは、平民になる。親は事業を畳み、さらには男爵家の地位を売り払った。これからはたくさんのメイドも大きな屋敷もなくなる。ソフィアたち家族は職探しをはじめた。没落した一族と噂になるが、たくましい一家は新しい事業
を展開する。ソフィアもやりたかった服作りの仕事が軌道にのりはじめた。
だが、元・婚約者が突然豹変!興味がなさそうにしていたオスカーが何故かつきまとってくる!そして地味な彼はかっこよくなっていって……。せっかく自由な生活を手に入れたのだから、貴族とは結婚しません!自分の夢をつかむために、日々プロポーズを断ります!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-12-18 18:00:00
104617文字
会話率:60%
自殺した「私」は心霊スポットで地縛霊になって余生的なものを過ごしていた。
度々訪れる肝試しをしにくるパリピや心霊スポット配信者を脅かして安住の地を守っていたけど、ある日、テレビの心霊特番で最強の霊界アベンジャーズが私を除霊しにやってくる。
霊媒師、僧侶、悪魔祓い師、霊専門の科学者。
生者を脅かすことしか出来ない私は霊界アベンジャーズから逃げて隠れることしか出来ない。
森の木々や廃屋の壁を通り抜け、土へ潜り地下100メートルへ隠れたり夜空へ飛んで宇宙まで逃げるも、すぐ霊界アベンジャーズに見つかっちゃう。
こんな隠れんぼってあり?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-09-12 20:00:00
7124文字
会話率:21%
ぴちゃんっ
あれ。水の音が聞こえる。
ぼんやりとした頭で考えながら、ゆっくりと目を開けると、そこは知らない場所だった。
「ここはどこ?」
そっと呟いたつもりが、聞こえた声にびっくり。誰の声?
誰かいるのかと思って、辺りを
見回した。見えるのは、月明りに照らされた泉と暗く深い森の木々。わたしは腰まで泉に浸かって立っていた。体を見下ろすと、白っぽい色をしたシャツ一枚を着ていた。濡れたシャツは、ふくよかな胸やくびれた腰まで張り付いたあと、裾が水面に広がっていた。飾り気のまったくない、シンプルな物だった。靴は履いていない。裸足の足が泉の底を踏みしめている。
「誰かいるの?」
木々の暗闇に向かって問いかけたが、動物の鳴き声も聞こえない。静かな夜だった。
そして始まる、少女の旅。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-23 09:00:00
49426文字
会話率:44%
生きる事に困窮したアラフォー男性が生活保護申請に行くが、断られてハローワークを奨められ移動する事にする。
その途中で、異常な暑さに男性は倒れるが……
目が覚めたら、激しい雨が降る森の木陰にいたが…… 身体が赤ん坊になっていた!?
肌が緑色の小鬼(ゴブリン)に殺されかけたが、運良く倒し……
手にしたスキルは……〝生活保護〟でした。
この物語は、異世界の森に赤ん坊として転生した男性の…… スキルで〝生活保護〟されて生きる話です。
(注)この〝生活保護〟はスキルです。なので、現実の生活保護とは……
かなり…… いや、大分…… 全くの別物です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-21 21:55:39
26112文字
会話率:62%
幼い頃に両親を亡くし祖母と暮らしてきたリゼ。
16歳になる頃祖母もなくなり天涯孤独となったリゼは村を離れる事にするが、旅の途中疲労と空腹で倒れてしまった。運良く森の木こり夫婦に助けられたリゼは、そのまま森で暮らす事を選び野菜や花を育てながら
暮らしていた。そんな時、祖母の形見のペンダントに不思議な力がある事に気付く。どうやら植物の成長を早めたりと畑仕事には持ってこいの力だった。
魔法に憧れていた女の子と精霊そしてイケメン宮廷魔術師のお話です。
『趣味は実益を〜』を読んでいただきありがとうございます!
更新遅くて申し訳ありません(´;ω;`)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-01-18 21:58:00
161975文字
会話率:46%
「…アンリ。俺、絶対立派になって、お金持ちになって帰ってくるよ。…待っててくれ。」
この何も無い村で一緒に育ってきた幼馴染は、そう言って私を強く抱き締めてから…馬車へと乗り込んだ。行かないでと言いたかったけど、泣きすぎて喉が引きつり声
が出なかった。
「私も…待っ…てる…から…!」
それでも絞り出すように言えば、彼は小さく笑って手を振り返してくれた。
走り出す馬車が村の出口を通り過ぎていく。森の木々に隠れて彼の空色の髪も見えなくなった。それでも私は手を振り続けた。彼が帰ってきますように、祈りを込めて。
祈りが彼に届くはずなんて、なかったのに。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-01-11 19:00:00
25463文字
会話率:46%
とある国のとある森の奥。ボッチと呼ばれる化け物がいました。
その体は森の木々よりも高く、どんなものも踏みつぶします。その目は顔いっぱいに一つあり、どんなものも見逃しません。その口は鋭い牙が覗き、どんなものでも噛み砕きます。その体温は――その
体温は誰も知りません。なぜなら、誰もボッチに触れたことがないからです。
これはそんな化け物のお話です。
冬の童話祭2021参加作品です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-12-24 22:22:35
4336文字
会話率:18%
なろうラジオ大賞2応募作品です。
じゃぁ君は、文学少女ね、本の虫だろ。
じゃ!貴方は、名探偵ね。推理ドラマ好きだしボロアパートに住んでるし
コードネームで連絡をしようと君は言った。
つけつけと言う君が可愛くて。好きだ。公園の木々が繁
り、森の木漏れ日の様にエメラルドグリーンの光。その下で初めてキスをした。覚えているよ。
使用ワード
幕末、農民、ボロアパート、聖女、大魔王、ブラック企業、サラリーマン、森の、忍者、おにぎり、牛乳、伝説、必殺技、暇つぶし、入道雲、おねぇ、名探偵、文学少女、ドラゴン、偽物。
の単語を使い、物語が出来るのかと試してみたのです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-12-09 23:12:40
1000文字
会話率:15%
コカトリス!! お前だけは許さない!!
ある晴れた気持ちのいい日の事、森の木漏れ日の中でお昼寝をしようとしていた少年は巨大なコカトリスと鉢合わせ。眼光鋭さに石化して、おまけに目玉を片方食べられてしまった。
次に目が覚めたのは数千年後。親
を失い家族を失い、帰るべき場所は宅地になっていた――!
さあ、帰る家も無い知り合いも居ない、ないない尽くしの彼は誓った。
……あの鳥、親子丼にしてやろう。と。
死霊滅殺銃を手に世を脅かす異形を殺す、少年と青年の物語。
※1:カクヨムでも投稿中。ギャグあり涙あり友情ありの長編小説です。
※2:8月30日11:00投稿を持ちまして完結いたします! この1か月間ありがとうございました……!(2020.8.30.)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-08-30 11:00:00
131969文字
会話率:45%
かつて森の木こりをしていた青年は聖女として世界の危機に立ち向かおうとする少女に恋をした。
彼女を助けるために生贄になった青年は、気づいたら、文明社会の3歳児に生まれ変わっていた。
これは、乙女ゲームから現実世界に転生した青年が、前世の想い人
を必死で愛でまくるお話です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-05-18 22:26:25
14315文字
会話率:39%