耳が聴こえない男の子と目が見えない女の子はどうやって思いを伝えあうか
桜並木を音無く歩く。
耳が聴こえない主人公の水瀬歩は夕陽が照らすひとつの高級車に目が留まった。
スモークガラスで中が見えない中、突然、ドアが開く。
不思議な少女を前
にする。
希望や絶望、喜怒哀楽を感じられない瞳に歩は惹かれた。
その虚無に恋をした。
コミュニケーションを取ろうとするが、一向に伝わらない。
彼女は盲目だった。
手話やボディランゲージでしかコミュニケーションを取ることしかできない歩は思いを伝えられず、そのまま少女は去って行ってしまった。
新学期が始まると、転校生としてその少女がやってきた。
再びコミュニケーションを取ろうとするが、かえって警戒され拒絶されてしまう。
絶望の最中ーー少女とコミュニケーションを取る方法を見つける。
コミュニケーションを通してお互いのことを理解し、共感し、ともに挑戦し体験する。
お互いの気持ちが強まる一方で、ある事件が起こる。
聴こえない、見えない。
それでも気持ちを伝えるにはどうすればいいか。
歩は模索し、少女に想いを伝える。
耳が聴こえない主人公と目が見えないヒロインとの人間ドラマを書かせていただきました。
扱う題材が非常にセンシティブで人によっては敬遠するような内容、及び、私に対して不信感を得る方もいらっしゃると思います。
事実、私は耳が聴こえて、目も見えます。実際の方々の気持ちは共感することはできません。
しかし、私も抱えているものがあり、だからこそ、他人に理解してほしい、共感してほしいという気持ちが理解できます。
理解できないこと、共感できないことがあるのは事実です。しかし、重要なのは理解しようとする気持ちだと思っております。
その理解したいという「思い」を伝えるため、「思いを伝える」というテーマで書かせていただきました。
テーマ自体はとてもシンプルなものです。シンプルだからこそ見落としがちなものです。
この作品を通して、私の伝えたい思い、そして甘い青春模様をお楽しみください。
よろしくお願いいたします。
雨月黛狼折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-16 21:00:00
44512文字
会話率:34%
中学三年生の露草は部活の帰り道、桜並木を歩いているところで不思議な声を聞いた。声の主は桜の木だと言う。
桜の主は露草が選ばれたと告げ、彼を『雲世界』なるところに飛ばしてしまう。
『雲世界』なる場所は現在とある問題を抱えているようだったが、露
草は自分に何ができるのか全く見当もつかないまま、自分を見つけてくれた少女と青年にお世話になることになる…。
(※こちらの作品は「カクヨム」でも掲載しております)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-28 22:18:39
52894文字
会話率:48%
これは医学部に入学したばかりの医者を目指す若く未熟な学生たちの物語。
主人公の糸倉翔(いとくらかける)は恋愛なんてくだらない、そんな想いを胸に秘めた真面目で勉強家なちょっとお堅いクールな青年。対する同級生たちは、こいつら本当に医者になる気あ
んのか?目を疑いたくなるようなハチャメチャな奴らだった。
そんな時、桜並木に一人たたずむ女性に心惹かれていく翔。願いが叶う桜の花に春花(はるか)が込めた願いとは?春花の大切な人を襲った突然の事故と病気。診断とは時に高次な方程式だった。僕たちだって初めから医学生らしかったわけじゃない。たくさんの人と出会い、様々な経験を経て人として医療人として成長していく僕らの等身大の青春ラブストーリー。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-08 16:30:08
165928文字
会話率:27%
浪人生活を終え、ようやく大学生活をスタートさせた山形りつと。6年間の男子校生活で女子と接する機会もなく、オシャレや恋愛にはまったく自信がない。新しい環境で「変わりたい」と願うものの、入学式では隣の女子に話しかける勇気すら出せず、隣で盛り上が
る会話をただ聞いているだけだった。
そんな彼の心に衝撃を与えたのは、入学式前に桜並木で出会った一人の美しい青年。「かっこいいってどういうことなんだろう」と憧れを抱きつつ、今の自分に足りないものを痛感する。
これは、何もない自分に悩むりつが、自分を変えようともがきながら成長し、「本当のかっこよさ」を見つけていく物語。果たして、りつとは恋も友情も手に入れることができるのか――?折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2024-12-19 10:59:43
1328文字
会話率:21%
【あらすじ】
——ある日突然、家族が何者かに殺された。
寂れた神祠・八岐神社で孤児として育てられた少女【桜華】は、突如として何もかもを失った。絶望に打ちひしがれた彼女は自害を試みるが、唯一自身と共に生き残った友に止められ、生きて復讐すること
を誓う。喪失によって開いた穴を埋める方法は、仇討ち以外に見つからなかったのだ——。
※1本作は私の過去作「天ノ恋慕」の設定の一部をピックアップ、拡大改変したものです。
※2本作は基本的に一人称視点ですが、場面によって変わることがあります。視点変更の際は、本文中に下記のように表示します。
・◇◇キャラ名◇◇:そのキャラ視点
・◇◇◇:三人称視点
【主要登場人物】
〇桜華(おうか)
十七歳の少女。綺麗な桜色の長い髪を馬尾結で束ねていて、目は透き通った濃い紫色をしている。背丈は五尺四寸強。赤ん坊のころに「高祠之国(こしのくに)」の桜並木の下で拾われ、「八岐(やまた)神社」にて孤児として育った。だがある時、八岐神社は何者かの襲撃を受け、桜華は家族のように思っていた孤児仲間たちを亡くした。それ以来、報復を目標にして生きるようになる。何よりも家族や仲間という存在を大事にするが、その中でも小町に対しては並々ならぬ情を抱いている。好物は豆大福。自称、お淑やかな美少女。
〇小町(こまち)
十七歳の少女。黒曜石のような黒い髪で、長さは肩につかない程度。目は透明感のある淡い青色をしている。背丈は五尺三寸弱。赤ん坊のころに八岐神社の鳥居の前に捨てられており、孤児仲間に加わった。襲撃から生き残り、桜華と共に報復を誓う。小町もまた家族や仲間を大事にする。昔なじみの桜華のことは特別に思っているが、素直な想いを口にすることは滅多にない。好物はみたらし団子。勝ち気な性格でありながら、甘えん坊でもあるという二面性を持つ。
〇大河(たいが)
享年四十歳の男性。黒髪の散切り頭。幼少期を孤児として過ごした経験から、辛い思いをする子供が少しでも減るよう願っていた。自身が宮司を務める寂れた神社、八岐神社に孤児を集めて育てるという活動に生涯を捧げた。優れた剣の腕前を持っていたが、八岐神社襲撃の際は子供を守る責務のために敗北してしまう。愛用していた刀には、とぐろを巻いた蛇の装飾が施されている。時に優しく時に厳しく孤児たちを育てた。
※カクヨムでも連載中
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-18 19:00:00
423372文字
会話率:60%
死後に心の残りが残った場所思い出せず、さまよう人々が集まる場所幽玄旅行代理店。
甘党な代表玄田優助がプランをたてて旅行好きな黒田あさひが、お客様と一緒に心残りがある場所を探す旅にでる。
川沿いの桜並木、海の近くの食堂、都市部の小さな駅、どん
なに薄い記憶でもお聞かせください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-05 22:48:34
2342文字
会話率:49%
フォークリフトに刺し殺され、とある乙女ゲームの攻略対象――学校一のイケメン男装女子に転生した、ルカ・エウカリス。
だが、ルカが記憶を取り戻したのは、乙女ゲームの主人公が代表挨拶を務める入学式の日だった――
「満開の桜が見守るこ
の良き日、新入生代表としてご挨拶させてさせていただけることを光栄に思いまぁす♡ ――それと、これは私信なんですけどぉ。。。二年生のルカ・エウカリスくーん! あとで面貸してね♡」
「ひえ……」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-02 19:02:11
8673文字
会話率:62%
藤葉学園、その図書室で運命は動き出した。
数学の天才、佐伯楓。
詩心溢れる少女、月城遥。
出会いは偶然だった。
しかし、二人の心が寄り添うのに、時間はかからなかった。
楓の真摯な眼差し、遥の優しい微笑み。
互いの存在が、少
しずつ、でも確実に大切になっていく。
図書室での秘密の逢瀬、雨宿りの切ない距離感、星空の下での夢の語らい。
そして、桜並木での決意。
高校生活の中で、二人は成長し、戸惑い、そして強くなっていく。
この物語は、純粋な想いが紡ぐ、かけがえのない青春の記録。
あなたの心に、忘れられない春の訪れを告げるだろう。
藤葉学園を舞台に、今、最も眩しい恋の花が咲き誇る――。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-09 15:30:00
24525文字
会話率:41%
どこまでも続く桜並木を歩いていく、少年には過去がなく、少女には未来がなかった。
最終更新:2024-09-30 20:34:43
6673文字
会話率:38%
雨の日になると思い出してしまうんだ。普段なら臨時休業の四月の雨の日。予約した花束を受け取りに店に行くと、聞きなれた店長の声が聞こえた。私には、聞く勇気も、代わりになる勇気も、あの人の一番になる勇気もなかった。きっと、今日の雨で桜並木は散って
しまうのだろう。
大学を機に上京した橙田紫乃。花屋でバイトをしていくうちに、店主の黒木一期に恋の花を咲かせていく。
思春期女子が花と共に成長していく、酸いも甘いも、時に苦いも知る日常と恋と花物語折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-02 21:00:00
44046文字
会話率:73%
とある悩みを抱えた主人公が、明け方の散歩中に出会った"お姉さん"との交流を通じて、それを解決していくお話。
桜の季節は過ぎてしまいましたが、思い出しながら読んでいただければと思います。
※この作品は、「カクヨム」「ア
ルファポリス」にも掲載しています
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-20 08:00:00
19926文字
会話率:34%
満開の桜並木の獣道でお花見をする明夫と幼馴染。それを見ていた老人は・・・
最終更新:2024-04-05 20:00:00
2792文字
会話率:62%
僕の住んでいるマンションの前には川がある。その川沿いに桜並木が続いている。
春が始まると、僕はいつもより早く起床する。桜を見に行くためだ。
最終更新:2024-04-05 11:12:17
1005文字
会話率:0%
桜並木の中、少女は走る。
キーワード:
最終更新:2024-03-24 20:43:37
1252文字
会話率:0%
短編連作の『青いネコとお姉さん』シリーズのお話となります。
先に『桜並木の青い猫』などの旧話をお読みいただいた方がよりお楽しみいただけるかも。
武 頼庵(藤谷 K介)さま主催の『イラストで物語書いちゃおう!!』企画の参加作品です。
最終更新:2024-03-15 00:00:00
2504文字
会話率:41%
コウジくんは、小学生の男の子。
もうすぐクラスメイトのお誕生日会。
ネコが好きなあの子に、手作りのプレゼントをおくろうと考えました。
公式企画『冬の童話祭2023』参加作品です。
別の小説『桜並木の青い猫』の登場人物がでますが、前作を知ら
なくてもお楽しみいただけます。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-15 00:00:00
3230文字
会話率:39%
仙道アリマサさん主催の『仙道企画その4(ボカロ企画その1)』参加作品です。
主催者の作ったの曲に参加者が歌詞をつけ、ボーカロイドが歌わせるというものです。
既設の小説『桜並木の青い猫』で、お姉さん視点の歌にしました。
最終更新:2022-11-02 06:46:23
463文字
会話率:0%
日付の変わる時に刻まれる物語。
その、2つ目。
とある春の日。
大手企業に勤めるサラリーマンのあなたは、仕事終わりにある山奥を訪れた。
そこは、桜の隠れた名所として有名な所だった。
車から降り、しばらく歩いたあなたは、一人の若い女性に
出会う。
妙に馴れ馴れしく話す彼女は、あなたの手を引いて桜並木へと歩いていく…折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-14 00:00:00
2227文字
会話率:0%
昨晩の話の続き
桜並木を歩いて思ったこと
キーワード:
最終更新:2024-03-07 20:49:54
690文字
会話率:17%
人生で一番自分とは何か、漠然とした悩みを抱える人が多い時期「大学生活」
大学生、気づけば学生でありながらある程度の収入があるため自立した気にもなり、社会人の一歩手前という最も曖昧な存在。
「僕」は特に目標があるわけでもなくただ進学したいかに
も「大学生」だが、入学後すぐに出会う女性、瑞希≪みずき≫との大学生活は大きく「僕」の人生を変えた。
これは「僕」が「僕」であることを証明するためにもがき続ける物語だ。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-19 22:27:10
2539文字
会話率:34%
初恋って?
分かんない。
「私はそういう気持ちになったことが、ないの」
ある日、心地良い春風の吹く桜並木道で。
満開の桜が似合う美しい……天使のような人に、私は出会った。
✽.。.:*・✽.。.:*✽.。.:*・.。.:*・
゜✽
昨年、企画参加で書いた物語を加筆し、AIイラストを追加しましたぁ♪
※こちらの作品はカクヨム様でも掲載中。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-29 17:40:25
6000文字
会話率:48%
初恋って? 「私はそういう気持ちになったことが、ない」心地良い春風の吹く桜並木道で、満開の桜が似合う美しい……天使のような人に、私は出会った。
※こちらは、『武 頼庵(藤谷 K介)さま主催『第3回 初恋・恋愛企画』の参加作品』です。
最終更新:2023-03-21 03:21:32
5000文字
会話率:48%
主人公は、ある日の学校帰りに道端で不審な缶を見つけてしまう。この缶にどう対応するか、またこの缶の真相は? どきどきはらはらする短編小説です。
最終更新:2024-01-22 19:00:00
2970文字
会話率:0%