小国ハイドランドに舞い込んだ縁談は、ソフィーナの初恋の相手、大国カザックの王太子フェルドリックから。
美貌で名高い姉姫への求婚と思いきや、兄の政務を手伝うことだけが取り柄の、冴えない妹姫ソフィーナあてだった。
本人も含めて、誰もが「人
違い」と思う中、やってきたフェルドリックに「一目惚れした」と言われ、舞い上がって承諾を返したソフィーナだったが、実際は、政略+着飾らせる必要がない地味姫だから――
結婚を「仕事」、ソフィーナを「都合のいい相手」と言い放つフェルドリックに、これ以上みじめになりたくないソフィーナは、公務と引き換えに契約結婚を願い出、カザックでの生活を開始する。
不釣り合いだと皆に嘲笑され、辛辣なフェルドリックに振り回される、真っ白な新婚(?)生活の中、フェルドリックがソフィーナにつけてきた護衛騎士2人は、なんだか妙。
その上、隣国からやってきた愛人候補には正妃の座と一緒に命を狙われ、挙句、祖国にまで不穏な気配が……。
「生憎だったね、それでも君はここに――僕に縛り付けられる」
やるべきことを終えたら、認めよう、あなたが好きだ、と。
そして、伝えよう――だからこそ、あなたに縛り付けられてなどやらない、と。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-04 07:09:40
313575文字
会話率:45%
小夜は神職の実父と義母と腹違いの妹の家庭で、虐げられて育つ
許嫁の杉本と結婚したものの子が産めないという理由で、小夜は離縁されしまう
実家に居場所もなく、吉原に売られそうになり小夜は途方にくれた
そんな時、神職華族の犬神家が、子の産めない
小夜を嫁に欲しいという
当主の恭一郎は美男で若きエリート軍人
とんでもない格差婚に小夜は離縁前提なのではと疑う
不遇な小夜と恭一郎の不器用な恋のお話
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-13 22:23:33
38641文字
会話率:40%
皇太子殿下付き女官ソーキは、殿下と秘密の関係を持っていた。ある日、異母弟を紹介され、流れのままに、彼と結婚することになったが……。
ソーキが書く手紙のみで追う、波瀾万丈な半生をどうぞ。
最終更新:2023-09-24 17:38:42
15726文字
会話率:12%
これは、少し悲しい物語です。
泣きたい夜、
悲しい時、
そっと、この小説を読んでみてください。
最終更新:2023-07-10 20:23:11
15768文字
会話率:25%
私、婚約破棄されてしまいました。理由は私の背が、婚約者様より高かったこと。悲しかったですわ。でもその悲しみが癒える間もなく、とある伯爵様と結婚することになってしまいました。今度の方は、どうか私よりも高身長でありますように。だって殿方って、ご
自分より背の高い女なんて愛してくださらないのでしょ?そう願って…そう心から祈っていたのですが、伯爵様は私より背が低くいらして…これはダメだわ。私、愛されない形だけの妻になる事が決定してしまったようです。
そんな悲嘆に暮れる伯爵令嬢の、結婚からの数日間の物語です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-22 16:35:45
4686文字
会話率:29%
私、リサ・フィリスは、子爵子女だが、ルカリオ・ディナン侯爵と婚約している。
親の意向で決められた婚約をルカリオは、誠実に受け入れてはいるが、そこに愛はない。
夜会に出かけた私は、ルカリオから離れて、庭園に出ると、ロイバーという男に襲われて…
…
ベタです。
やや、微エロ+暴力あり。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-28 18:07:57
6879文字
会話率:27%
ここ最近、ティント王国では「婚約破棄」前提の「格差婚約」が流行っている。
けれどサリアの家は伯爵家。爵位も高すぎず低すぎず。
背後で睨みをきかせる公爵家の伯父や、優しい父がいる自分には縁のないことだと思っていた。
まさか、我が家に格
差婚約を申し渡せるたった一つの家門が婚約を申し込んでくるなど、思いもしなかったのだ。
我が家に格差婚約を申し渡せるたった一つの家門――それは「王家」だった。
婚約破棄された令嬢の未来は明るくはない。けれどサリアは、絶望したりしていない。なぜなら婚約破棄後であれば、許されるかもしれないのだ。「結婚をしない」という選択肢が。
格差婚約において一番大切なことは「格差」を乗り越えるほどの熱烈な恋愛であると思わせること。
優しい王太子殿下のために、二年後の婚約破棄を見据えて、「お互いを想い合う婚約者」のお役目をはたすべく努力をするサリアだが、現実はそう甘くなくて――。
他のサイトでも公開してます。全12話です。(書き終わっているので1週間で投稿します)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-06-25 09:08:09
39865文字
会話率:30%
【完結しました】
最近、婚約破棄が流行っている。
婚約破棄前提の格差婚約。
まだまだ遊びたい爵位の高い方々が、形式だけの為に、後で婚約破棄しても問題の出ない爵位の低いお家から婚約者をたてるのだ。
平民の恋人、レンとの初めての恋に浮かれきって
いた私を待っていたのは、孔雀緑の瞳を持つ今年一番人気の侯爵家嫡男クアッド様との格差婚約のお役目だった。
こうなったら、早くお役目を果たして傷もの認定をもらって、平民のレンとの婚約をみとめてもらうんだ。
お願い、レン、私を諦めないで。
男爵家3女のレイアは覚悟を決めて前を向くのだった。
糖度高めのお話です。全9話+お砂糖吐きたくなるような番外編2話で完結しました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-06-24 23:05:48
36783文字
会話率:19%
「決めたわ。シルヴィオ。あなた、私と婚約しなさい」
公爵家の私は、王子との婚約を拒否するため、子爵家のシルヴィオに格差婚約を申し入れる。しかし、この格差婚約の裏で私は、とある決意を固めていた。この婚約期間中に、既成事実を作り、婚姻を強制執行
させ、彼を絶対にものにしてやるのだ。親友の第三王子の応援も受けて頑張る私は、我が家に結ばれた婚姻に関する魔術契約をまだ知らない……。
格差婚約シリーズの2作目ですが、独立してますのでこれだけでもお楽しみいただけます。全11話、5月中に完結させます。(前作、「【完結】最近、婚約破棄が流行っている~格差婚約+婚約破棄、間に合わせ婚約者が幸せになる方法~」も全11話の短いお話ですのでこちらもどうぞお楽しみください)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-09-17 20:43:46
57045文字
会話率:27%
ヴィクトリア・オルランド公爵令嬢の婚約者ハリー・ペイルズは、男爵家の次男でありながら、植物の研究に没頭している地味な青年だ。
貴族令息の常識から外れた言動が多いハリーに、ヴィクトリアが激高する姿は、もはやお馴染みの光景と化している。
これは
、隠居してなお権威があるヴィクトリアの祖父が決めた、公爵令嬢の尊厳を踏みにじる政略結婚である。
と言われているが、実際のところヴィクトリアは、婚約者のことが好きで好きで仕方がないのにうまく恋情を表せない、不器用すぎる残念女子。
いつかハリーに逃げられるのではと、内心で怯えているヴィクトリアは、国のお抱え魔女から、ある薬を渡される。
それは、たった一夜だけ、姿を変じて愛するひとのもとへ行けるという、不思議な薬。
気づくとヴィクトリアは、一匹の美しい蝶となっており、教授の娘とハリーの会話を漏れ聞いてしまう。
投稿先:エブリスタ折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-11-16 21:08:13
8008文字
会話率:39%
父親の事業が成功し、一気に貴族の仲間入りとなったローズマリー。
父親は地位を更に確固たるものにするため、長女のローズマリーを歴史ある貴族と政略結婚させようとしていた。
成金一族と揶揄されながらも社交会に出向き、公爵家の次男、マイケルと出会っ
たが、本物の貴族の血というものを見せつけられ、ローズマリーは怯んでしまう。
しかも相手も値踏みする様な目で見てきて、苦手意識を持ったが、ローズマリーの思いも虚しくその家に嫁ぐ事となった。
それでも妻としての役目は果たそうと無難な日々を過ごしていたある日、「君、もしかして俺の事嫌い?」と、まるで食べ物の好き嫌いを聞く様に夫に尋ねられた。
(……なぜ、分かったの。)
格差婚に悩む、素直になれない妻と、何を考えているのか掴みにくい不思議な夫が育む恋愛ストーリー。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-11-02 15:07:43
12794文字
会話率:31%
今期最大の格差婚と噂される『血筋だけは貴いが、他には何もない不器量な娘―アライア・シュゼット伯爵令嬢』と『見目がいいだけの爵位を金で買った家の息子―フェルナンド・ダスティ』の婚約はフェルナンド側から一方的に破棄された。
幼い頃から彼に胃に穴
が開きそうなほどのストレスを与えられていたアライアはこの宣言を喜んで受けたが、その際フェルナンドが掘った墓穴を利用してこれまでの鬱憤を晴らすことにした。
彼に嫌われるために10年間偽り続けたものを暴露し、最強の助っ人を以って彼を地獄に叩き落とす。
そしてその先に待っているのは、愛する人との幸せな生活だ。
これは不幸な婚約をさせられた伯爵令嬢が、10年の時を経て人生最高の幸せを掴む瞬間の物語です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-06-05 00:20:01
9579文字
会話率:25%
ウェザリー伯爵の末娘アリアナ・ゴールディングは、過保護に育てられたせいか、非常に保守的な考えに囚われていた。
ゆえに人生で一番輝く若く美しい年頃であるのにもかかわらず、人を恋しその思いに焦がれることを知らない。
社交界デビューを前にし
たある日、親友から恋愛の末に婚約したことを告げられる。
従来の価値観と相反する出来事に混乱するアリアナ。
その様子を見たエミリィの「結婚をする前に恋愛をしてみるべき」という提案を受け、アリアナは運命の恋人を探し始めた。
しかし恋というものを知らないアリアナには困難きわまることだった。
そんな頑な令嬢アリアナの前に思いもよらない人が現れる……。
※ノベリズムにも転載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-04-02 17:13:33
42765文字
会話率:32%
【完結まで毎日投稿予約済】社会人2年目の普通女子が、テンプレな異世界転生をした。どうやらヒロインらしい。王子様エンドも逆ハーも絶対に狙いません。バッドエンドも当然回避。無事にハッピーエンドを迎えても、格差婚は不幸の始まりに決まってる。だか
ら私は全ルート回避を目指します!
* * * * * * * * * * * *
王道の婚約破棄もの、逆ハーレムルートもの、悪役令嬢ざまあものの流れを把握されてから読むと、ヒロインの苦悩への理解度が上がりますが、未読でも読めます。やたらと悩んでる子だなとスルーしてください。
ページ下部「+注意+」の赤字部分をご承知おきください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-10-24 07:00:00
58525文字
会話率:51%
母がパートの仕事、で父が夜勤の仕事、公営住宅に住み、妹と
2人暮らし、買い物、洗濯、炊事は長男太一の仕事で、家計の勉強し
、収入と支出を考え、生活しを切り詰め家族4人の生活向上をめざし
、奮闘していた。太一は中学を卒業し近くの商店で働いたが
店主が
気に入らないことがあると当たり散らしたり仕事が遅いと頭をたたく
のが嫌で人に使われずに稼ぐ方法はないかと考えていた時、友人の
父が株投資でも受けていることと、その友人が経済学部に入り、
これから投資が重要になると教えられ投資で生計を立てることを
夢に見るようになった。やがて成長し富裕層の女性と仲良くなり
結婚へ、その後・・・。
それは読んでのお楽しみです。是非、本編を読んで下さい。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-02-09 22:00:00
61604文字
会話率:0%
妹ができちゃった結婚をしてしまい、急きょ妹のかわりに婚姻が決まったローズ。年齢は19歳。
結婚相手は5つ年下の地方領主。王族であり、ドラゴンキラーという異名があるローズ。一生を魔術に捧げ、結婚から縁遠い世界にいるはずだったが…………。
婚姻
相手は部屋に引きこもっていた。仮面夫婦で田舎暮らしを楽しむはずのローズは、予知夢を見てしまう。
その夢はこのまま夫が引きこもりだったら、デッドエンド。ローズは破滅フラグを全力で回避するため、夫の尻を叩く鬼嫁ライフが始まった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-10-14 22:00:00
104341文字
会話率:46%
上京した息子が、嫁を連れてきた。
パンクな嫁にびっくりしつつもどっしり構える、田舎のおかんの独白。
最終更新:2016-09-13 15:55:15
3142文字
会話率:25%