公爵令嬢の娘アンジュリエットは生まれついてのあくらつな性格が災いし、それが原因で18歳で処刑された
しかし処刑されたアンジュリエットが目を覚ました場所は天国でも地獄でも無く、自分の運命が変わる8年前の誕生日だった。
アンジュリエットは破滅の
運命に抗うべく、人生のやり直しを決意する。
これは史上最悪と呼ばれた悪女の少女が史上最高の聖女に生まれ変わるような、そんなメルヘンでコメディなおとぎ話である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-13 23:41:54
56781文字
会話率:40%
クロ・ハートフィールドは辺境の地を治める領主である。
そんな彼には"この世界”の予備知識が生まれた時から存在していた。
転生、乙女ゲーム、魔法、学園、この世界の行く末。つまり、彼の記憶ではこの世界は前世でのゲームの世界だっ
たのである。
しかし主人公や悪役令嬢、攻略対象に転生したわけでもなく、年齢も主人公とは違い、学園に同時期にギリギリ通えない年齢の、ゲームでも見たことが無い貴族の息子。そして特に転生特典もない。
さらには学園で高貴な人間の恨みを買い、左遷のように辺境で領主としてやっているのだ。
ゲームとは関係なく、この世界は別の人生の舞台なのだと切り替えて過ごしていると、自身の結婚が唐突に決まったのである。
そう、この世界の悪役令嬢役であった女性、ヴァイオレット・バレンタインと。
これはそんな二人が、のんびりしたり、勘違いさせたり、恋愛したり、偶に暴れたりする物語。
ついでに己の欲望に忠実な者達に頭を悩まされたりもする物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-13 22:00:00
5329277文字
会話率:56%
最恐最悪の邪龍として異世界に転生した元社畜。
しばらくは魔物相手に暴れ回り畏怖と混沌をブチ撒いていたが、そんな生活もなんだか恥ずかしくなってきた。
「やっぱり人間、ほどほどに生きてこそだよなぁ」
気合いで細胞を作り替え、彼は『お人よしの
マルチウェポン冒険者・ジェイド』となる。
高い戦闘力や現代知識は持っているが、それらはあんまり発揮しない。
下手に活躍して仕事を無理強いされるのは、前世でこりごりなのだから。
そんな心の疲れた男が、気ままに狩りや魔物素材での武器作りに励むスローライフ物語である。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-13 21:41:05
154228文字
会話率:47%
東方projectの世界へと憑依転生?してしまった主人公。
その憑依してしまっただろうキャラはまさかの東方シリーズ初の鬼畜弾幕を繰り出し数多のプレイヤーを挫折させてきた悪魔の姉妹。
見た目は天使の様に可愛いのだがその素顔は恐ろしくも恐怖へと
落とすEXボスの悪魔の姉…幻月であった。
始まりの事はこの幻想郷が出来るずっと前の話。
其処から始まる新たな物語。
今の幻想郷に忘れ去られた最恐の悪魔の姉の幻月に前世?の記憶を持った状態で『元の自分を自覚』し、その元人間が有していただろう『東方の知識』を最大限に活かして今の幻想郷を生き抜いていく…そんなもしもの物語である。
幻月「私ってそんなに恐怖の対象なの…?」
さとり「あれ?何だか私に良く似た状況の人がいますね…?」
こいし「…ありゃりゃ?私が知らない内に二人で何かしてる~♪ちょっと何しているかこれを見せてぇ~♪」
幻月「えっ!?ま、ちょっ!?こいしさん!?問答無用で私達の書いた大事な日記帳を持っていかないでよ!?」
さとり「…ああっ!?…ちょっとこいし!!それは私達の大事な日記です!?止めてっ!?ちょっと!?聞いてます!?…あぁっ!?ちょっと!?やめっ!?私達が必死に隠すからって余計に見ないで、本当に返してくださいって!!」
幻月「…………。」
夢月「……騒がしすぎて、逆に前よりは楽しいかも…って!?なっ!?お姉様!?もぅ、止めて下さい!!良いから私を離して…下さい!!」
幻月「………。」
夢月「何で、無言のまま私を更衣室に連れていくの…?はい!?日記を見られただけで、其処で私を憂さ晴らしの代わりに着せ替え人形にするのっ!?姉さん、何でよっ!?」
幻月「~♪」
夢月「ちょっとお姉ちゃん!?ねぇ、話を聞いてよ!?あれが凄くトラウマになっているのぉ…!ちょっと!止めてぇっ!?心の準備が出来て…」
幻月「……。」
夢月「うぐぅ…。」
(この物語はハーメルン投稿作品の1つ、【古明地さとりは覚り妖怪である】と言う小説に出てくる主人公を軸として新たな主人公の幻月を中心とした仲間達等を付け加えた物語となります)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-13 21:21:55
271559文字
会話率:36%
色彩溢れる英雄譚。少年たちが織りなす冒険は、世界を塗り替えていくー
小さな村に住む少年、ムラサキと幼馴染のアオライは生まれながらにして "特色(スペクトル)" という不思議な能力を持っていた。
ある時、村に悪
党が乗り込んできた事を契機に、その根源となる悪の組織を壊滅させるため2人は未知の世界へと旅立つことに。
果たしてムラサキは憧れの英雄、ホワイトのように大切なものを守る事が出来るのか。
冒険の中で出会う様々な仲間と強大な敵、それぞれが持つ"色"が混ざり合う王道バトルファンタジーがここに幕を開ける!
※本作品は他サイト(カクヨム)にも投稿しています。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-13 21:00:00
53399文字
会話率:49%
5000万年後の世界。現代で命を落とした鈴原幸太は、人が天の川銀河から飛び出し、別の銀河で生活している世界で目を覚ました。
そこは相も変わらず戦争をしており、現代では考えられない機械、ロボットで戦争をしていた。
鈴原も、そのロボット
に乗り込んで戦わせる為にと、身体を作り替えられており、適正したその身体は美少女の狐娘にされていた。
そして、この特殊戦闘機動装具「ビースト・ユニット」に乗れるのは、死んだ後に身体を作り替えられ、ケモ耳と、ユニットと同期するための尻尾を持った、通称「ケモナー」と呼ばれる存在しか扱えない。
戦地ではケモナーが活躍し、対立する敵国と激しい戦闘を繰り広げていた。
訓練兵として指導をされていた鈴原(名前も変えられ、コノエという名を与えられる)だったが、成績はあまりよろしなく、落ちこぼれとされていた。
そんな時、敵国がその施設を襲撃。沢山の訓練兵と人が命をおとしていく中、彼は隠されたある機体を見つけてしまい、慌ててそれに乗り込み、操作をしてみた。するとーー
超王道展開まみれの、TS転生&SF作品開幕です!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-13 20:16:24
262048文字
会話率:52%
現代日本に突如出現した塔 - ダンジョン。
1週間だれもダンジョンに挑戦しないと魔物が塔からあふれ出して世界が滅亡するらしい。
日々妄想を繰り替えすデブでニートな主人公がダンジョンに挑む物語。
最終更新:2024-05-13 19:10:38
25884文字
会話率:30%
異世界からの勇者は悪者を倒してくれる。
皆の幸せを守ってくれる。
だが、その彼らを誰が守ってくれるのか。ましてや、彼らが騙されていたとしたら。
幸運はいつでも彼らに訪れるわけではない。
それでも勇者は次々と召喚される。
「ああ、勇者(彼
ら)を救うのは勇者(私)しかいないのだ!」
そう気づいた勇者は剣をペンに持ち替えた。
図書館の片隅で、その本は勇者を待っている。
彼らを救うために。
そしてある日、一人の心優しい勇者が閉じられていた扉を開いた——
*この小説は「カクヨム」にも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-13 19:09:32
354444文字
会話率:37%
時はヘイアンの世、三人の貴公子が交換視察団として月へと降り立った。主人公は身分を隠した時の帝。都造朱鷺(みやこのつくりこ とき)と名乗り、従者である三条水影(さんじょう みなかげ)、春日安孫(かすが あそん)と共に、長年の悲願である月の都の
女人――「天女らとの酒池肉林三昧の日々を送る」という最大の目的の為に動き始める。三人は歓迎の宴に出席する為に、用意されていた「しゃつとすうつ=シャツとスーツ」に着替えるが、そのお粗末な姿を覗き見ていた一人のメイド――ルーアンに笑われる。宴の中でメイドのルーアンが、かつての第一王妃の娘であることを知った朱鷺は、彼女を目的完遂の為の援者とすることに決め、悲願が成就した暁には天女であり女中であることから、天女中と渾名したルーアンの望みを叶える手助けをすると約束する。
酒池肉林において、どうしても第一王女のスザリノを侍らせたい朱鷺は、水影の策で目的とする彼女に近づくことが出来た。だが、彼女は第二王妃(現第一王妃)エトリアの娘であり、第三王女である時から願い続けてきた、王族特務課のセライとの結婚が頓挫してしまったことに未練を断ち切れないでいた。その最中、スザリノに他家の王族との見合い話が持ち上がり、セライの進行の下、朱鷺ら三人もその様子を見聞する。その席に、エトリアと宰相に僻地に追放されたかつての第一王妃のミーナやルーアンの支持者(反乱者)が現れる。彼らとの戦いの中で月の世の不穏を知った朱鷺は、悪の根源である宰相、ハクレイと対峙することを決意する。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-13 19:00:00
38430文字
会話率:68%
毒を呑まされ眠ってしまった妹を目覚めさせるべく、皇子トカクは妹になりかわることにした。双子の兄妹であるトカクとウハクは、衣装を『取り替えて』しまえば誰にも見分けはつかない。
妹を目覚めさせるには、妹の身代わりに大陸へ留学して解毒薬を手に入れ
る必要があるらしい。それを知らせてくれたのは、妹を籠絡して暗殺未遂事件のきっかけを作った男爵子息ユウヅツだった。
恋愛ゲームの主人公に転生してしまったユウヅツと、バッドエンドでは主人公を斬り捨てる悪役だったトカク。二人は無事に妹を救うことができるのか? そもそも協力しあえるのか?
女帝が治める大瞬帝国において、妹――皇太女ウハクは一人しかいない跡継ぎだ。目覚めさせないと国がヤバい!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-13 17:10:00
182459文字
会話率:49%
「今日から、この子はお前の妹だ」
背中に大きな翼を持つ鳥人族の少年、ハヤブサ。長く里を離れていた彼の父、鳥人の族長が拾ってきたのは人の子。森でさまよっていたとかで、ボッロボロのガッリガリの幼い女の子。
「人の子が、ボクの妹!?」
「この子の世話は、お前にまかせた」
父親に、無理やり人の子を押し付けられたハヤブサ。
「なんで、ボクがお世話しなくちゃいけないんだ!」
それも、よりにもよって、人の子なんて!
鳥人と人は仲が悪い。森は鳥人のもの。野は人のもの。そう太古の昔に神々が定めたのに。人は自分たちを神の末裔だとか言って、世界を自分たちのものへと作り替えていく。鳥人の森を奪っていく。
そんな、憎くて、大っきらいな人の子の世話。
イヤでイヤでしょうがないのに、人の子はハヤブサにとっても懐いて……?
「……少しだけだからな。ちゃんとお世話しないと、父さんに怒られるからな」
しぶしぶ、人の子の世話をするハヤブサ。
鳥人の兄と人の子の妹。どんだけ嫌っても、ずっと自分を慕って懐いてくる人の子。ハヤブサたちに出会う前、心を砕かれ声を失うような目に遭った人族の少女。
「メドリは、ちょっと翼をなくしただけの女の子だ」
少女に「メドリ」と名付けたハヤブサ。彼と、彼の仲間、そして他の鳥人たちも、メドリを受け入れ始めた。――けれど。
彼女が手にする薄桃色の勾玉。森に突き立てられた剣。彼女を求める人の皇子。
メドリには、なにか秘密があるようで――!?
はるか昔、神々の時代が終わり、人の時代が始まる少し前の世界の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-13 16:00:00
35182文字
会話率:36%
19世紀、ヨーロッパ某国。
ロンディーノ伯爵家の一人娘、アリスティアの女家庭教師(ガヴァネス)を勤めていたエディルは、自分でない身体で目覚める。
それは、病弱で命を危ぶまれていたアリスティアの身体だった。
死にゆくアリスティアとエデ
ィルの身体を入れ替え、〈アリスティア〉という存在を生き永らえさせようとする魔術。それに、エディルは捕らわれてしまったのだ。
元の身体に戻りたい。
そう願うエディルの前に、アリスティアの兄、ライナルトが帰国する。
妹を思い、元気になったと喜ぶ優しいライナルトを騙すことに罪悪感を覚えるエディル。
真実を知ったライナルトの手を借り、エディルは自分を取り戻すために動き出す。
一応、(歴史)というジャンルに身を置かせていただきましたが、歴史上の重要人物、出来事などは一切出てきておりません。出すつもりもありません。というか出せません。(近代史、苦手)
19世紀、ヨーロッパ某国のカントリーハウスっぽい所が舞台なので、〈歴史〉とさせていただきました。〈異世界〉ってジャンルにしたほうがよかったのか。作者迷々レベルの〈歴史〉です。
※ この作品は「pixiv」にも投稿してます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-02-03 16:50:42
51483文字
会話率:32%
何も個性のなかった無キャである俺、村上無我は頻繁に利用していた大手投稿サイト《ユグドラシル》を利用していた際に、赤色大樹と呼ばれる現象に遭遇してしまい異世界に飛ばされる
そこでは失われた大樹をめぐり争いが起きていた。
特殊スキル「コラ画像制
作」を得ていた俺だがそれは世界を作り替えるほどの凄まじい能力だったのだが…
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-13 12:27:32
41456文字
会話率:61%
精霊や獣人など様々な種族が存在する魔法の世界
そんな世界で生きる平凡な少年プラエ・フェクトゥス
そんな彼の幼馴染みが国家に反旗を翻した
反旗を翻した幼馴染みはその後、国に処刑された
彼はたった一度しか使えない異能【時戻り】を使って過去へと戻
った
過去に戻ってやること、それはただ1つ
幼馴染みの闇落ちを防ぐこと、もう繰り返させぬように
彼は知らない、それが自身の師によってすり替えられたーーーーーである事を
時戻りと共に観測された彼は深淵の姫に
幾つもの思惑が交差する
少年プラエは幼馴染み達が幸せになれるように、そんな世界で奮闘する
その先に何が待ち受けていたとしても折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-13 12:22:33
117755文字
会話率:54%
10歳まで孤児院で過ごしたアルフレッド(アル)は、ある日母親が自分に残してくれた黒いヘアバンドを頭にかけてみた。すると、遠い異世界で暮らす天才プログラマーの記憶が頭の中に雪崩込み、自分の脳に記憶として完結されてしまう。
アルはその記憶とヘア
バンド風の装置を使って、この世界の魔道具や魔法の解析を試みる。その結果エキセントリックな魔法の作り方を生み出し、幼馴染のエミー、ミラ、ジムらと共にこの世界の魔術の歴史を塗り替えてゆく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-13 12:05:10
401505文字
会話率:56%
とある村の平凡な娘に転生した主人公。
「あれ、これって『ダンシング・プリンス』の世界じゃない」
ある意味好きだった乙女ゲームの世界に転生していたと悟るが、特に重要人物でも無かったため平凡にのんびりと過ごしていた。
しかしそんなある日、とある
魔法使いのせいで日常が一変する。なんと全てのルートで破滅し、死亡する運命にある悪役令嬢と魂を入れ替えられてしまった!
「絶対に死にたくない! でもそもそも、この領地……本編が始まる頃には既に没落しちゃうくらい詰んでない!?」
こうしてはいられない。憎たらしいチート魔法使いと共にこの領地を再生させるしかない!
これは豊富とはいえない金融知識と、とんでもチートな能力を活かし、本編を成立させれる程度には領地を再生させる、ドSで百合な少女の物語である!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-13 12:00:00
295899文字
会話率:49%
俺は日本で病気にかかって、あの世へ旅立った。
だけど本当は寿命は残ってた。
女神様が間違って15歳の女の子の代わりに俺の命を召したわけだ。
そんな事情かよ。そんじゃ仕方ない。5年間の闘病生活の末に享年21歳。
女神様が代替え案でパラレル
ワールドに送ってくれることになった。
丁度、俺そっくりの奴が天に召された直後の世界があって、そこに行く。
行き先は今の日本とそっくりだけど、違うのは男女逆転世界。男女比も1対12。
ハーレム? いや無理でしょ。そういうのってハンサム転生したやつの特権。転生先、美的感覚は前と変わらないもん。
モブな俺は、前世の病気のせいでできなかったことやって、普通に大人になればいい。
誰が彼女になってくれれば、御の字だしね。
チート? そんなもん付けくれるより、俺を支えてくれた前世の親と妹が苦労しないように金をやってくれ。
俺は17歳に若返らせてもらえるし、ただ健康な生活を送らせてもらうから。
貞操逆転、男女比狂いの世界に期待したのだけれど・・。
あれ妹の梓、元カノのルナ、それに幼馴染み。なんでこっちの世界にもいるの?
俺、違う世界に行ったんだよね。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-13 12:00:00
147711文字
会話率:24%
年末に行われる全国ネットの漫才コンクールで、香川県の高校生に通う素人の二人組み(鬼松と福家)が優勝した。
二人には小学一年生の時、全校生徒の前で予期せず辱められた経験があり、それ以来、赤面症と軽い対人恐怖症に陥った共通点があった。
小学三
年に上がる時のクラス替えで同じクラスになった二人は、似た境遇から親友になり、二人して木村サクラという女の子を好きになる。二人してサクラと同じ塾に通いだし、そこで数学講師の三島由紀夫に出会う。
三島は人と話すのが苦手そうな鬼松と福家を贔屓にし、三島を介して鬼松と福家はサクラと仲良くなっていく。
小学五年のクラス替えでも三人は同じクラスになったが、大きな変化としてまーくんという発達障害の生徒が転校してきていた。まーくんは何をするにも他の生徒たちには劣り、イジメの対象になった。まーくんの面倒を見るのはサクラの役目だったが、そんな優等生な振る舞いから妬まれ、サクラは陰口を叩かれ始める。
鬼松も福家もサクラは悪くないと分かっていながら、サクラを批判する言葉に反論できない。それを知った三島は嘆き怒って二人とは一線引くようになる。
ある日、まーくんが教室で排泄物を漏らすという事件が起こり、それを止めに入ったサクラもイジメの標的となった。
事件後サクラは腫れ物扱いされ、お漏らし事件はタブーとされるが、三島だけは意に介せずその話題に触れ、サクラの味方となった。
助けられなかったことを謝る鬼松と福家だったが、三島は許さず、「一日一回はサクラを笑わすこと」というミッションを二人に突きつける。それから鬼松と福家は笑いを研究し、日々サクラを笑わそうと努力する。対人恐怖症を克服し、人前でも研究した笑いの成果を発表するようになっていく。
鬼松と福家が漫才コンクールで優勝した年の大晦日。サクラと三島は、鬼松と福家が稽古に使っていた香川県総合運動公園の屋根がついた休憩所の下に居た。
正午を知らせるサイレンが鳴る。その音が細く聞こえなくなったところで三島が指を鳴らした。大きな柱の陰から鬼松と福家が現れる。人前で赤面することしか出来なかった二人が、六年十一ヶ月試行錯誤したネタが始まった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-13 11:41:22
5905文字
会話率:19%
「醜いアヒルの子」は白鳥の群れに戻ることで幸せになった。でも、もしそれが人間の身に起きたら?身分が大きく違う家庭で育てられることになったら?エイヴァの父は「醜いアヒルの子」だった。そして、孤独の中で死んでいった。エイヴァは「醜いアヒルの子の
娘」として、父の最後の言葉を胸に自分の生き方を決める旅に出る。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-13 11:00:00
61600文字
会話率:66%
女勇者と昔飼っていたペットに似てるからとパーティーを組まされた従者と
取り替え子として村から出された少女達の魔王討伐の旅のお話
最終更新:2024-05-13 09:00:00
25364文字
会話率:58%
俺の名前は足立智春。
クラス内で底辺の陰キャ…という訳ではないが別にカーストトップの陽キャとかでも無い…よくいる平均的な普通の男子生徒だ。
特徴がないのが特徴。
普通を絵に書いた様な男が俺と言う人間だ。
無個性で誇れるモノも無い。
そんなん
だから高校に入って初めて出来た彼女にもあっさりと捨てられた。
理由は他に好きな人が出来たから。
なんとも在り来りで普通の理由だ。
しかし普通の俺は普通に当時狼狽えて情けなく俺の下を去る彼女にどうしても駄目なのか?と懇願したりもした。
結果?そんなモノは今現在、彼女なんていない実情から察してくれ。
まぁそれはどうでもいい事だ。
ここからが本題だが俺が在籍するクラスにはハーレムが実在している。
ハーレムなんて聞くと漫画やアニメ、ゲームなんかのフィクションを想像するだろうが妄想ではなく実際にあるのだから仕方ない。
しかもハーレムを構成するのはみんなSランク級の美少女で俺が通う学内では五大女神なんて言われてる奴等なんだ…。
ならばそんな美少女達を取り巻きにしているのはどんな奴か?
きっと絵に書いた様な爽やかイケメンかエッチが得意なチャラ男か、女の母性とか庇護欲をそそるイケメンショタ君とかなら納得もできたろう。
だが現実は俺と大差ない平凡なフツメンだったりする。
たしかに俺と比べればイケメンに含まれるだろうがズボラで我儘で自己中で自意識過剰気味な奴なのだ。
なんでこんな奴がモテるんだと疑問に思はない事も無いが俺はそれ以上に面白い発見をした。
なんの奇跡かしらないが平凡なフツメンがハーレム主人公になり、S級美少女達でハーレムなんて作ってしまえば生まれるのは修羅場しかない。
アイツの周りは常にギスギスと胃が痛くなるような珍事が頻繁に起こる。
俺はそれを特等席で見る事が出来るのだ。
しかも俺はあくまでモブ的なポジション。
当事者にはなり得ないから俺が痛い目に合う事は無い。
正に特等席な訳だ。
感謝してるぞ…
冬真静留…
俺を捨ててハーレム主人公に鞍替えしたクソ女が…。
お前のお蔭で俺は新しい楽しみを見つける事が出来たのだから…。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-13 07:29:54
60015文字
会話率:35%