それにつけてもブーン系小説です。
「剣と魔法と魔王がいる王道常道の異世界。魔王を倒す為、伝説の勇者様として召喚された日本人(^ω^ )(’A` )(゜、゜*)(・∀・ )。本当は1人でよかったんですが、大天使様がやらかしたせいで4人も召喚さ
れてしまいました。しかも彼らの前職は漁師に営業職にシステムエンジニア……召喚特典も特になし……まぁでもいいのです。勇者様が多い分には困りませんし。足りない力は……樹海、幽霊城、深海、火山、極北や蒸気都市、異世界を股にかけた大冒険で、魔王を倒せるまで鍛えればよいのですッ!征くのです、4人の勇者様ッ!憎き魔王を討ち、女神様の仇をとるのですッ!」(ФωФ )折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-20 18:09:09
265027文字
会話率:88%
魔王討伐後、凱旋した俺たちを待っていたのは、厄介ごと。
アルメニア州で、3つのダンジョンが、同時にスタンビート。
国中の騎士・魔法使いが動員され、何とか結界を張り、魔法で土塁を築き、突貫工事で石壁を築き
土塁を築き補強する。
時機が魔王復活
と時期が重なっていた為、手が付けられなかったのだ。
魔王討伐を終えたばかりで、渋る俺に「伯爵の地位」「アルメニア州総督と州全域の領有権」
「リーフりット(エルフ)との婚姻許可証」を提示。
最後の「婚姻許可証」が決め手となって、この依頼を引き受けた。
1年半掛けて、Aランク~SSSランクまでの魔物を殲滅、駆逐した。
約束の報酬を貰う時になって、貴族院から物言いが付いた。
「旧アルメニア州の正当な後継者がいるのに、それを無視し、ドコの馬の骨とも分からむ輩に、
アルメニア州は渡せない!!!」と。
貴族派筆頭議員ドズル公爵が
貴族派議員の署名入り連判状を国王に渡す。
旧領主の息子が故郷を取り戻したい気持ちは分かるが・・・
危険な時は顧みず、安全が担保されたらコレである。
利権絡みなのは、子供でもわかる。
結局、数の力で押し切られた。
それでも「エナル川以西」の領有は認められた。
「文殊」の見立てでは「エナル川以西」は17万石。
「エナル川以東」は46万石だそうだ。
やっぱり腹立つ!!!クソ貴族ども。
でも、ここからが仕切り直し。
愛するリーフリット(エルフ嫁)と二人三脚で「街道一の領地」にしてみせるぜ!!!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-08 11:32:03
276237文字
会話率:25%
※エロティシズムな要素は一文もありません。ほとんど書き終わっていて、あとは加筆修正とエピローグのみです。
それは快晴の空からふと降り注いできた通り雨の様な唐突さで訪れた空前絶後のカタストロフィだった。
怪人、物の怪、化け物と言った想
像上の異形が現し世を跋扈し世界を浸食し始めたその日から、人々が口にする"悪"と言う言葉は勝者が敗者を定義するための言葉ではなく、またある個人にとっての主観的な価値観でもなく、概ね人の生活を脅かす化け物たちの事を指すようになっていた。あらゆる国家、あらゆる人種に降りかかった平等なる悪の災いは人々から平穏と未来を瞬く奪い去り、人類の善悪に対する概念を一変してしまったのだ。 悲嘆、哀願、怒号、諦観……まともな抵抗の手段もなくただただ異形たちに蹂躙される絶望の中、人々が思い焦がれる一縷の希望は奇しくも異形の存在たちと同じ想像上の何かであった。悪に染まらず、悪を打ち滅ぼす何か。悪を滅ぼす超常的な力を持ったおとぎ話のような何か。損得勘定などなく、ただ善のために力を揮う何か。
即ち、正義の味方。
この世に悪の栄えたためしなし!悪たる異形のものたちの出現が前触れなく起こったものであったなら、その悪を打ち砕く強い力と高潔な精神を兼ね備えた者たちが人類の中から現れだしたのもまた突然だった。無数の力なき者たちの願いを受けて理ことわりを超越した何かが呼応したのか。それとも人類自体に備わっていた種としての力なのか。あるいは争いに愉悦する何かが気まぐれに糸を引いたのか。だが例え力を得ることに如何な理由があろうとも、正義の味方と呼ばれる彼らが異形たちと熾烈な戦いを始めたのは彼ら自身の心に強い意志を灯したが故だった。
そうして、始まりの日カタストロフィからから五十年。正義の味方たちの力と人々の団結によって人類は五十年前ほど平穏とはいかなくとも、新たな常識と秩序を一部で築き上げるまでに至ったのだ。
これはそんな世界の中でもうじき引退を向かえる、とある魔法少女の悪墜ちの序章である。
※プロローグままです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-12 14:04:33
85198文字
会話率:45%
https://kakuyomu.jp/works/16816700428600671727
カクヨムで連載済み作品(完結保証、200話超え完結済み)。
電撃の新文芸より2023/12に書籍化。
書籍版はWEB版を大幅加筆修正した完全版です
(ストーリーは変わりません)
転載内容はWEB版です。
【これは引きこもり少女が主人公になるための物語】
以下あらすじ(なろう用書き下ろし)。
虹色ボイス事務所三期生の企業系VTuberとしてデビューする真宵アリス。
真宵アリスは劇場型とも言われる語りの上手さと圧倒的な声帯模写技術で衝撃のデビュー配信を行い、一夜にして人気者になった。
その中の人『結家詠』は高校を入学からわずか数か月で中退。
従姉の家に引き取られてから、一年間一歩も外に出ない引きこもり少女だった。
ネット冤罪。
それが詠の心が折った原因。
もう外に出たくない。
人間が怖い。
人前で話すことも嫌だ。
それなのにVTuberになったのもネット冤罪が理由だった。
人気VTuberとなり、数の力を味方につければ、結家詠に張られたネット冤罪の過去も払拭できるかもしれないと希望の光を見たのだ。
VTuber活動に興味もなかったのに。
そんな打算的な理由で始めた結家詠は、真宵アリスとして活動するうちに『楽しい』『続けたい』という感情が芽生えた。
同時にネット冤罪を晴らす目的で始め、デビュー前を応援してくれる人を数の力としか見ておらず、利用する気でいた自分を恥じていた。
応援してくれる人とちゃんと向き合おう。
当初の予定では、ネット冤罪を告白するつもりでいた収益化記念配信。
『VTuberにシリアスはいらない』
『悲劇を喜劇にして魅せる』
と衝撃的で悲惨な笑えない過去を『絶対に笑ってはいけない収益化配信』と題して、語りの上手さで爆笑と感動の渦を生みだしてしまう。
『The Show Must Go On.』
全てはこの座右の銘の通りに。
真宵アリスの生き方も、同期の仲間や同じ事務所の一期生や二期生の先輩方も巻き込み、視聴者にも影響を与え、人生を塗り替えていく。
これは引きこもり少女が主人公になるための物語。
笑いあり、涙あり、アクションあり、音楽あり、声優要素あり、近未来技術あり、暗殺術あり、ゴリラあり。
なんでもありの真宵アリス劇場ここに開幕!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-26 07:10:00
887775文字
会話率:36%
ダンジョンの主になった。
なに!冒険者が攻めて来ただと?数押しだ!
なに!トラップが壊れただと?数押しだ!
なに!ほかのダンジョンからの使者が来ただと?数押しだ!
少しの策略と、圧倒的な数の力でこのダンジョンはすくすくと育っていくのです。
現代に現れた謎の建造物。ダンジョン。それは人類に益をなすものなのか?それとも害を及ぼすものなのか?
世界がファンタジーに染まっていく!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-04-29 23:49:48
33076文字
会話率:37%
ある日勇者の証が右手に宿った少年ノイマン。王に謁見するが『力』が認められず両親は殺され、自身は国外追放。国の外には魔物が蔓延り普通の少年の力ではとても生きられないが異世界科学者の知識でなんとか生き延びる。そして助けてくれた他国の勇者達と魔王
討伐を目指す、勿論異世界科学者の知識を使いまくって。
多くの世界の常識が入り乱れるこの世界をパートナーが科学してノイマンが実行する。ある者は何も力を持たず、ある者はありえない運動力を持ち、ある者はゲームのステータスをもち、ある者は魔法とか科学に喧嘩売る現象を起こし、さらにある者は質量保存の法則を破るという科学に戦争を仕掛けるほどのファンタジー過ぎる世界。それを科学し尽くす。
ただし科学しすぎると今度は宗教に敵視されるようです。なので口に出すのは気をつけましょう、それでも地球は回っている(ボソッ)
そんな少年と異世界科学者の知識で敵達を無双する物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-02-07 20:05:23
11263文字
会話率:32%
たまに俺TUEEE要素。主人公なのに狂言回し。
気づくと俺はその世界にいた。なぜどうしてここに来たのかは分からない。
最初に出会ったのが墓守の少女だった。一緒にいた男性は父親かと思ったが、違った。
彼はこの世界でも有数の力を誇るアンデッド
だったのだ。
そんな二人とともに暮らしていく。
「カクヨム」でも同時に掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-12-20 13:10:09
465975文字
会話率:44%
セレナ・エレクティナは、まだまだ幼いエルフの少女。
その年齢に見合わぬ才能に恵まれていた彼女は、ある日エルフの集落を抜け出した。何故なら集落の大人たちは古臭い風習に縛られており、才気あふれるセレナには息苦しかったからだ。
集落を抜け出
した彼女は、一直線に王都を目指し、そして冒険者となる。
「えっと、でもどうすればいいんだろう?」
しかし冒険者になったは良いものの、どうすればいいのか分からない。
とりあえずダンジョンで魔物を倒せばいいらしい。そう聞いたセレナは、意気揚々と魔物討伐に向かうのだった。
「あれ? なんだろう、こんなに簡単で良いのかな」
だが、彼女は知らない。
エルフの中でもトップクラスの才能は、世界有数の力である事実を。セレナはそんなことも知らずに、今日も天真爛漫にダンジョンへと潜っていく。
一方その頃、セレナがいなくなったエルフの集落では……。
「やばいぞ、どうして急にこんな強力な魔物が!?」
突如として湧きだした強力な魔物に襲われていた。
他のエルフも、セレナも知らないのである。
少女が鍛錬として狩っていた魔物は、世界でも類を見ないほどに強力なものばかりだったことを。セレナという抑止力を失った集落は、あっという間に崩壊した。
だがセレナはそんなことを露知らず。
今日もまた無自覚に周囲の度肝を抜きながら、楽しい冒険者生活を過ごすのだった。
これは一人の家出エルフが周囲に認められ、幸せになっていく物語である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-12-19 12:00:00
5826文字
会話率:38%
前世は昆虫の研究に人生をささげようと考えていた大学生が交通事故で亡くなった。
意識がなくなる直前、来世があるならばまた虫に囲まれて生きたいと願う。
目が覚めると自分は森のなかにいた。しかし周りは見たこともない植物や動物ばかりだ。直感的に自分
はこれまでと違う世界にいるのだと理解する。異世界に転生したようだ。
しかしなんだか違和感がある。なぜ視界がこんなに複数見えるのだろう。まるで複眼を通してみているようだ。それになんだか手が多いような・・・。まさかと思って自分を見てみるとまず皮膚がなかった。代わりに艶々した光沢のある甲殻が体を覆っており、頭には触覚らしきものが、そして背中には羽が生えている。
どうやら異世界で虫のような生き物に転生したようだ。昆虫に囲まれて生きたいとは願ったが昆虫になるとは思っていなかった。しかしせっかくまた授かった命、今度はうっかり死なないように気を付けて生きるべく、まずは強さと仲間を求めて異世界で冒険するお話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-11-03 16:39:43
81838文字
会話率:32%
ムスタファ王国。大陸でも有数の力を誇るその国には一人の将軍がいた。
その名はマリスト・クリネ。彼は25歳という若さで王国最高の軍人である将軍の地位に就き、敵の侵攻を防ぎ数々の武功を上げたことで周辺国からも恐れられるようになった。
しかしそ
んな絶頂にいるともいえるマリストの人生はある日終わりを迎える。
突如身の覚えのない罪状により国王の前に連れ出され、そこで突き付けられる数々の証拠と部下の裏切りによる虚偽の証言。
そして言い渡された判決は処刑というものだった!!
だが処刑されたはずのマリストが目を覚ますと、そこは身に覚えのない屋敷に父母。そして子供になった自らの姿。
そこでマリストは自身がこの少年、リーン・アスネスに転生したことを悟る……。
魔法特性オールSという少年に転生したマリストが、魔法は苦手ながらも元々の自身の膨大な魔力量を始めとするステータスとリーン・アスネスの魔法特性を組み合わせ自分を処刑に追いやったグルエスタを始めとする部下達を追い詰めていく!
……とまぁ、笑いあり涙ありのグダグダファンタジーなので時間のある時に目を通していただけると嬉しいです!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-12-18 21:09:14
91217文字
会話率:41%
民主主義は失敗した。老人の数の力を頼りに権力を握った老人政治家は私利私欲に目がくらみ公益より、私益を選んだ。年金は九十歳支給となり、日本全体は不満の渦に包まれる。暴動発生! その後、革命が起こり、若者と中年による軍事独裁政権が発足。敬老の日
が廃止され、若者の日が制定、政府は現役世代の負担を減らす為に超強権的処置の現代的姥捨て山政策を行う。金の為に老人を追う若者と逃げつつ若者に抵抗する老人。老人への負担に苦しむ日本の近未来小説。勝つのは老人、若者のどちらか?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-06-29 06:23:19
24633文字
会話率:36%
......古の時代より、創造神の眷属たる人族と破壊神の眷属たる魔族は相容れぬ存在だった。永き時を互いに互いを憎悪し、争い合って過ごしてきた────創造神に愛された人族は数の力と創意工夫で、破壊神に愛された魔族はその圧倒的な個の力で。そして
現在、人族は魔族に対抗出来るだけの戦力を数で補う戦いを────同胞を喪い続ける運命を断つべく、一騎当千の英雄の存在を渇望していた......。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-05-03 00:00:00
11577文字
会話率:32%
無口と無表情に巨大な身体、恐い顔の合わせ技で周囲から怖がられ、友達が一人しかいない男子高校生、霧島黄金は、突如教室に現れた魔法陣の光に飲み込まれ、気を失ってしまう。次に気が付いた時、黄金は森の中におり、獣人の赤ん坊になっていた!しかも女の
子として!困惑する黄金だったが、その目の前に、神々しい白い虎が現れる。これは絶体絶命か!?と思いきや、白虎は黄金を何故か巣穴へと連れて行く。そして、白虎は黄金を育てだした。
そんな生活が一週間経った頃、黄金は自分の知識の中に存在している『魔獣語』の知識に気付く。それを使って白虎と喋った黄金は、自身に神獣〈フェンリル〉の魂が宿っている事を知る。その結果黄金は、一歳に満たなくても、世界有数の力を身に着けてしまった!
そしてその頃、黄金と一緒に魔法陣に飲み込まれた友達&想い人含むクラスメイトと幼馴染である先生は、異世界の王国に、勇者として召喚されていた。
これは、思いがけず神獣となってしまった少女(心は青年)の物語である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-03-18 14:00:00
19500文字
会話率:19%
世界でも有数の力を持つ勇者達御一行。主人公のパーティ(主人公、男装女子、オカマ、ナルシスト)は魔王を倒すことを命じられ、そのために他にいるであろう勇者の力を持つものを仲間に入れるための旅をする。
しかし、その勇者の力にはそれぞれデメリッ
トがあったのだった――――。
「ようこそ!カオスな俺達のパーティへ」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-02-10 22:58:26
3154文字
会話率:55%
数ある国のなかでも有数の力を持つ大国リーヴァテッド。その国で最難関と言われている「リーヴァテッド魔法学校」に合格してしまったレオ・アルフレッド。入学した彼に待ち受けていたのは苦難の連続であった。
ーーーーーーーーー
初めて書きますので
誤字脱字等沢山あると思いますが是非教えていただければと思います。
アドバイス等々よろしくお願いします。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-02-09 09:55:16
322文字
会話率:13%
_20XX年、日本国。
年々増加するストーカー犯罪を抑制するため結成された組織、ストーカー殲滅権団(通称S.E.T)。彼らは国民の熱狂的な支持を後ろ盾につきまとい行為に対する迅速な通報、現行犯検挙を可能と定めた「ストーカー根絶条例」を制定
する。そのいきすぎた過激な内容には多少の批判が集まったが、絶対的な数の力の前には無力でしかなかったのであった…………。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-05-09 20:32:27
3128文字
会話率:36%
ある伝説のギルドマスターが、ギルドを立ち上げた。
数年後、そのギルドは世界でも有数の力を持つギルドに急成長していた―――。
最終更新:2015-11-16 11:00:00
2286文字
会話率:48%
時は西暦250年。
中国の戦国時代の終末期の混乱の余波を受けて、日本も激動の時代を迎えようとしていた。
北九州の邪馬台国から奈良へ移った崇神天皇は、全国を平定すべく各地へ軍隊を派遣する。
当時、日本でも有数の力を誇っていた吉備の地には、吉備
津彦が最強軍団を引き連れて乗り込むことになる。
その吉備にはウラという百済王朝の流れを汲むものが存在し、鉄の生産という圧倒的な技術力を背景に地元の絶大なる人気を博していた。
そしてウラは吉備の過去からの習慣に従い、地元の神職の娘サンという美少女と結婚することになる。
第二の故郷吉備で幸せな人生を歩み始めたと思っていた矢先に、吉備津彦の軍隊が播磨を攻め落とした、という知らせを受けることになる。
吉備の国中も吉備津彦の進軍の知らせを受け大騒ぎになり、降伏か抗戦かで国論は二分することになる。
吉備の国主はサンと神職とを名代として吉備津彦の元へ和平交渉に赴かせるが、交渉はあえ無く失敗に終わる。
徹底抗戦しか残された道が無くなった吉備ではウラを先頭に戦争の準備が進められ、そこへ宣戦布告通りに吉備津彦が万全の体制で攻めてくる。
ウラの立てた作戦は完璧なものであったが身内に内通者があったため、戦局はいよいよ不利な状況へと追い込まれていく。
死を覚悟したウラは神職にサンや吉備の民を引き連れて落延びるよう指示し、自らは僅かな手勢を引き連れて吉備津彦の軍隊に特攻を掛ける。
そして吉備津彦に一歩及ばず満身創痍のウラは捕われ、夜明けと共に始まった激戦は日没時にようやく終わりを告げた。
ウラはその後公開処刑にされ、その首はその後13年間もその場にて晒され続けることになるが、顕花に訪れる人が絶えることは無かった。
西日本一帯を平定し終えた吉備津彦が13年経って再び吉備に戻り、サンを神職に据えてウラ達を祀る社を建てることを決意する。
実は吉備津彦には既に判っていた。
吉備とは闘う必要が無かったのだ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-10-24 18:41:52
90956文字
会話率:30%
西暦二二五〇年、一〇〇億人という数の力で地上の七割を支配した《ティターニア帝国》に対して、かつて先進国と呼ばれていた国々が《四つの空中都市》と《各地の要塞都市や人工島》に再編され、わずかな資源や領土、宇宙開発をめぐる戦争が世界各地で行われて
いた。
主人公、《天宮スバル》は日本軍の英雄であり、育ての親である男のクローン人間であり、戦争によって天涯孤独の身になってしまった所を、帝国の政治組織に捕らえられてしまう。しかし、政治の道具として生きていく彼の運命は、幸運と不運が重なり、大きく変わることとなった。《神》と名乗る少女が宿るロボット《アークトゥルス》と偶然出会い、契約を交わし、《自分の寿命を削り、人間のコピーを作り出し、それらを使役する》超能力を覚醒させた。
スバルは父と姉を殺したティターニアを破壊する事を誓い、ニッポンの中から孤独な戦いを始める。スバルの行動はあらゆる人間を巻き込み、その運命を変えていくのだった。
これは、ニセモノの青年が、世界を騙し、破壊し、侵略し、時には青春を謳歌し、時には裏切られ――それでも自分だけのホンモノを見つけ出そうとした物語。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-09-22 10:29:12
23719文字
会話率:38%
とある街に拠点を置く犯罪組織”黒星”は軍隊にも匹敵する力を持つ特異体質能力モンスターを利用し、警察の抵抗むなしく街の支配は目前となる。市民の平和はまさに崩れかけていた。
そこへパワードスーツに身を包んだ正体不明の人物、通称ジャスティカと謎の
少女スカーレットが抑止力となって立ち上がる。
黒星相手に健闘するジャスティカとスカーレット達だが、相手は多発的に事件を起こし、数の力で劣勢に立たされる。
しかし、ミチルという少女が黒星の幹部に狙われた事をきっかけに、物語は一気に動き出し、ジャスティカと黒星の戦いが決着へと突き進んでいく。
己の正義を貫く者達を描いた変身ヒーロー群像劇。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-03-09 13:50:52
88212文字
会話率:31%