ハロウィンを間近に控えた秋。
一人事務所で留守番していた探偵の近藤武蔵(こんどうむさし)は、一本の電話を受ける。
現場に赴く武蔵。そこにはロングコートに身を包み、ベールで顔を隠した見るからに怪しい依頼者が待っていた。
依頼者は武蔵に、拉致
された夫と息子の捜索依頼をお願いするのだが…。
大人気シリーズ『コンビニ探偵M』第4弾。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-24 00:34:20
72232文字
会話率:40%
世界各地にやたらダンジョンがある現代。
中学を卒業して高校入学を控えていた山形公平はスキルに目覚め、ダンジョン探査者となった。
なぜかポエミーなスキル名《風さえ吹かない荒野を行くよ》を引っさげて、少年は大ダンジョン時代を行く!
最終更新:2025-07-24 00:00:00
3892456文字
会話率:40%
ある乙女ゲームの悪役令嬢、ヘレオノールに転生した主人公。
助かるにはヘレオノールが主人公となるスピンオフ作品に繋がるざまぁルートを目指すしかない。
順調にざまぁルートを目指していたヘレオノールですが、その傍らには『ヘレオノールの足』限定の
足フェチ、セバスティオンが執事として控えており……?
■Attention
・ややコミカル要素を含む恋愛もの
・執事×お嬢様
・転生系の話でもありますが本筋に関わるものではありません
・ハッピーエンドです
・カクヨムにも掲載しています(掲載時から加筆修正しています)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-23 23:55:00
7825文字
会話率:22%
二日間に亘る試験もいよいよ大詰め。
試験官、高崎楓太はその日も最後の面接が行われる部屋へと向かっていた。
自らの威厳を見せつけ、相手の本質を晒させることを密かな楽しみにしている高崎は好んでこの仕事をしている。
そんな最後の試験に現れたの
は、岡畑というひとりの女性だった。
岡畑は質問に受け答えした後、高崎に問う。
「あなたの家族は元気ですか?」――と。
■Attention
・SF要素は控えめですが近未来だと思って頂けると幸いです
・カクヨムにも掲載しています(初掲載催分より加筆修正しています)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-23 11:55:00
4756文字
会話率:29%
帝国お抱えの天才魔導師として暮らす傍ら、憧れの高校生活を送っていた柚良(ゆら)はある日皇子殺しの濡れ衣を着せられ逃亡の末に帝国の無法地帯『暗渠街(あんきょがい)』に逃げ込むことになる。
「ここは望むものがあれば何だって用意する暗渠街のよろ
ず屋――万化亭。ついでに答えるとボクはそこの若旦那だ」
そこで柚良を救ったのはクラスメイトの蒼蓉(ツァンロン)
彼の正体は暗渠街最大のよろず屋・万化亭(ばんかてい)の若旦那だった。
アウトローの巣窟、暗渠街での新生活を始めた柚良。
蒼蓉にも何か裏のある様子だが、しかし柚良も柚良でじつに癖のある性格をしており…?
「間接的な人殺し。これで君は本物の罪人も同然だ」
「本物の罪人も同然、ですか。蒼蓉くんは私が無実だと思ってくれてるんですね」
和洋中の文化が入り混じったリゼオニア帝国の暗渠街、コンロン地区の两百龍(リャンバイロン)で万化亭の庇護のもと暮らすことになった柚良と、そんな彼女が堕ちてきたことを心から喜ぶ蒼蓉が夫婦になるまでの物語。
【★】→自作イラスト有り
※恋愛を主軸にしつつ進む中華中心の和洋中ファンタジーが無法地帯で繰り広げられる話です
※所々倫理観がありません
※初期の柚良からのラブは控えめ、蒼蓉からのラブは水面下でクソデカ執着心レベルです
※カクヨムでも連載中折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-01 10:35:00
298937文字
会話率:37%
前世は魔王な公爵令嬢ベルリーナ・イースタン5歳。趣味、手下作り。
王城のお茶会で知り合ったちょっぴり腹黒で天使な第一王子や、その側近達、自分で作り出した仲間と共に、毎日わちゃわちゃと事件を起こしつつ、色んなことに挑戦していくお話です。恋
愛要素?コメディなんで控えめかも。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-23 23:52:14
26826文字
会話率:48%
美の国、第四王女テレーザ。美しく聡明な3人の姉、天使のほほ笑みを持つ弟である第一王子に囲まれて、いつも目ただない存在だ。十人並みの容姿に控えめな性格のテレーザはいつしか「ついでの姫君」と呼ばれるように。
侍女たちの尽力で「姫君格付けランキン
グ」に出場し、起死回生をはかるも結果は最下位。これでは美の国の沽券にかかわると、王宮はテレーザの抹殺を命じる。侍女の助けで危機一髪異国に逃れたテレーザ。
そこで、剣術の道場主一家の元で住み込みの下働きとしての生活が始まった。
道場主一家は、モラハラの夫に引きこもりの息子、娘はあまったれでだらしなく、末の息子は反抗期。そしてしつけに失敗した犬がいる、
そんな家庭の、うだつのあがらない主婦、瑛子。
自分の事は後回し、家族を第一に考え家族のために日々を過ごす瑛子にテレーザは、苛立ちながらもいつしか友情が芽生えていた。
「あなたの事を、マダムに変える」
そう宣言し、瑛子を変身させるべく奮闘するテレーザ。
そんなころ、テレーザの母国、美の国では国の根幹を揺るがす大事件が起ころうとしていた。
(別サイト、カクヨムでも同時更新しています)折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2025-07-23 23:09:58
105277文字
会話率:22%
美しいが控えめな性格の侯爵令嬢アリシアは、完璧で品行方正と名高い皇太子フィリップから突然の婚約宣言を受ける。
アリシアへの愛が狂気染みた皇太子の溺愛は加速していく――狂愛ロマンス
最終更新:2025-07-23 22:11:16
6379文字
会話率:38%
「志保、俺と離婚してくれ。」
定年を目前に控えたある日、志保は夫からそう告げられた。
日本を代表する大企業、一条グループ。
その社長夫人の一条志保は、夫である崇の成功を陰で支え、家庭でも会社でも理想の妻として知られていた。
そんな二人の前
に現れたのは、崇の金と地位に目をつけ、社長夫人の座を狙う受付嬢・結菜。
結菜に骨抜きにされた崇は、数億の慰謝料を提示して離婚を迫る。
「離婚はしません。死んでも、この私と添い遂げていただきます。」
志保は微笑んでそう告げた。
息子や娘、それから犬猿の仲の姑。
あらゆる人を巻き込みながら、社内に渦巻く陰謀、そして中国マフィアとの黒い癒着が明らかになっていく。
そして、全ては仕組まれた壮大な策略だった。
全てを失うのは誰か。
全てを手にするのは誰か。
誇りと激情が火を吹く、極上の愛憎サスペンス!
どうぞ、社長夫人・志保の復讐劇をご覧あれ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-23 21:03:32
87884文字
会話率:49%
自分にとって理想的で完璧な夫と結婚したヒロイン。
しかし彼女のスマホにはある時から、夫の不倫を示すメッセージが入っていて……
『理想』の結婚には『愛』はいらないのか……
ヒロインにとっての『理想』とは……
夫に不倫されている妻のお話、所
謂『サレ妻』ものの短編です。
物語中に同性愛の話題が出てきます。苦手な方は観覧をお控えください。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-23 21:02:22
11220文字
会話率:19%
性格も趣味も男前な年上のお姉さんである智夏に、ある日突然告白された碧。
同性が好きなんて今まで思いもしなかった彼女が、告白してきたのには理由があって……
難病をきっかけに自分の心に正直になった性格男前で遊び人な智夏と、純粋で真面目な学生で
ある碧。
正反対の二人は初めて見た時から意識し合って、そして惹かれ合っていた。
病気の宣告をきっかけに心を入れ替えた彼女に、どんどん感化されていく――
初めて書いた現代もの百合(ガールズラブ)小説になります。
同性愛的描写があるので、苦手な方は観覧をお控えください。
本編の登場人物のセリフは全て関西弁となっております。
現在、魔法のiらんど、カクヨム、pixiv、個人サイトにも掲載中の作品です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-07 21:05:10
49336文字
会話率:37%
性格も趣味も男前な年上のお姉さんである智夏に、ある日突然告白された碧。
同性が好きなんて今まで思いもしなかった彼女が、告白してきたのには理由があって……
難病をきっかけに自分の心に正直になった性格男前で遊び人な智夏と、純粋で真面目な学生で
ある碧。
正反対の二人は初めて見た時から意識し合って、そして惹かれ合っていた。
病気の宣告をきっかけに心を入れ替えた彼女に、どんどん感化されていく――
公募用に書いた中編程度の長さで完結としたものになります。
長編版は『百合の時期にはやや早い~古都と車と花束と~』のタイトルで現在別に掲載中です。
同性愛的描写があるので、苦手な方は観覧をお控えください。
本編の登場人物のセリフは全て関西弁となっております。
この作品はカクヨム、魔法のiらんど、pixiv、個人サイトにも掲載中の作品になります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-30 20:37:02
36808文字
会話率:37%
女の子なのに女の子として生きられなかった少女の切ない初恋物語。
三つの通り名を持つ通称クリスは辺境伯爵家の令嬢だが、両親からは放任されて育った。
その上従兄である王太子に散々利用され、いびられてきた。
そんな生活に見切りをつけて隣国へ留学し
て女性騎士の資格を得た。そして、卒業を控えていたある日、親友でもあるの王太子の婚約者の騎士として雇用するから帰国しろという王太子からの手紙を受け取る。
しかし、帰国してみると、騎士とは餌であり、本当の目的は引きこもりになった彼の側近と婚約し、彼を救えという命令だった。
ふざけるな! 彼女は激怒した。なぜなら彼女には、すんなりとそれを受け入れるわけにはいかない事情があった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-23 21:00:54
41767文字
会話率:17%
中学受験を控えた少女、美羽。
真夏の強い風が、彼女のスカートをめくった――。
恥ずかしさと怖さに泣き叫ぶ美羽のもとへ駆け寄ったのは、
かつて同じ痛みを知った、二人の高校生だった。
『葵と綾、そして風』から続く、ささやかな少女たちの物語。
思春期の繊細な心の揺れを、そっと描き出します。
※感情の揺らぎを主軸に描いた純文学的な短編作品です(全5話)。
※本作には、思春期の羞恥や戸惑いに関する描写が含まれますが、
あくまで心理描写を主軸としたものであり、性的な意図は一切ありません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-23 21:00:00
9525文字
会話率:25%
中学受験を控えた、葵と綾。
いつも明るくて元気な葵が、ある夏の日、突然立ち尽くした。
風が吹き、スカートがめくれる――
その瞬間、葵は「見られる怖さ」という、言葉にならない感情に出会った。
そして綾は、葵の心の奥にある“脆さ”に初めて触れ
た。
たった一瞬の出来事が、ふたりの距離を、少しだけ変えてゆく。
これは、そんな“最初の痛み”を描く、小さな、小さな物語。
少女たちの心の揺れを描いた、全4話の短編作品です。
※本作は『葵と綾、そして風』の改稿版(Rewrite Version)です。
※本作には、思春期の羞恥や戸惑いに関する描写が含まれますが、
あくまで心理描写を主軸としたものであり、性的な意図は一切ありません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-17 16:59:01
5805文字
会話率:22%
ほんのひとつの風が、日常を揺らすことがある。
中学受験を控えた少女・葵と綾。
夏の終わり、パフェを食べに出かけた午後、
彼女たちは「何でもない日」が少しだけ違って見える瞬間に出会う。
戸惑い、羞恥、友情、そして……。
■風が揺らしたの
は、スカートと――心だった。
■少女の心が揺れる、小さな、小さな物語。
※本作には、羞恥・戸惑いといった思春期特有の感情描写が含まれます。
※あくまで感情の動きを主軸に描いており、性的意図はございません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-17 16:58:19
6675文字
会話率:11%
ソレイユ王国の姫リネッタは活発で溌剌とした少女だ。髪を一つに結い上げ、女騎士のような格好をするものだからお姫様らしくないと揶揄されていた。
リネッタは隣国のルナーラ王国との取り決めにより、その国の王子との婚姻が決まっていた。12の時に出会っ
たルナーラ王国の王子、シルビオと同じ時を過ごすうちに、リネッタはすっかり恋に落ちていた。
しかしリネッタが19になる年、婚姻も間近に控えたある日のこと、ルナーラ王国の聖堂にて、聖女が現れたのだと話題になる。
聖女はシルビオの幼い頃の知り合いであり、そしてその頃からお互い恋焦がれている相手なのだとリネッタは知り、このままでは失恋のみならず、婚姻がなくなってしまうことを危惧する。
「もしかして邪魔者は私の方、なのですか…?」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-23 20:21:34
304116文字
会話率:46%
綺麗に整った顔立ちに、女にしては高い背。
腰まで伸びる黒髪には、枝毛一本見当たらない。
顔はクール系でちょっとツリ目。
一見、冷徹な氷の女王様みたい。
でも、知れば知るほど可愛くなっていく。
悪ノリにも付き合ってくれるし、笑えばどこにで
もいる普通の高校生。
それと、自分が守るべき芯を持っているのが格好いい。
でも、どことなく儚さも持っている。
本心と見分けがつかないほど上手な演技は、誰もが魅了されていく。
いつか、自分の演技で自分を壊してしまうんじゃないか。
そう思うと、あまり気軽に触れられなかった。
本編の中にボーイズラブの描写を出す予定です。
だします。
苦手な方は閲覧をお控えください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-23 20:00:00
6081文字
会話率:26%
ヨハン、六十四歳。王都の東門を守る、ただの門番。
与えられたスキルは【見送る者】。人々が「世界一のゴミスキルだ」と笑う、ただ旅人を見送るだけの力 。
五十年、雨の日も風の日も、俺はこの門に立ち続けた 。
そして定年を明日に控えた日、俺の
スキルは初めてレベルが上がった 。
得られた能力は『旅人の靴紐が、少しだけ解けにくくなる』という、あまりに些細な奇跡 。
だが、俺は知ってしまったのかもしれない。
心からの祈りを込めて「いってらっしゃい」と声をかけること。その積み重ねが持つ、本当の意味を。
これは、真面目に定年まで勤め上げただけの老門番が、その生涯を賭した祈りによって、彼自身も知らぬ間に、この国を救うことになる物語。
世界を救った力は、今日もまた、誰かの旅路が少しだけ幸運であるようにと、静かに、ささやかな奇跡を起こし続ける 。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-23 20:00:00
45603文字
会話率:30%
※本作品は、性的描写を控えたR-15相応のBL作品です。
ヒューマノイドが地球から全宇宙に旅立ち、繁栄を極めた時代。ルルイェ星という、見捨てられた星があった。
主人公アイザックは、恋人のリュウとクルーズ船に乗ってルルイェ星から脱出すること
に成功する。
だが、クルーズ船の航海の途中、不可解な事故に巻き込まれてしまい、リュウ共々宇宙空間に放り出され、漂流してしまう。
アイザックが目を覚ましたのは、海賊たちに乗っ取られた豪華客船。しかも、リュウが行方不明になってしまった。
そして船の中で起こる、連続殺人事件。「インサージェント」なる、人ならざる者による犯行だと船内は騒然とする。インサージェントの疑いはアイザックと、もう一人が分からない。インサージェントはいったい誰なのか、疑心暗鬼に陥るクルーたち。
一方でアイザックは潜伏したリュウが自分へ向けて存在をアピールするための犯行だと確信する。
果たして、アイザックはリュウと共に豪華客船を脱出することができるのか。
「SF×BL×ミステリー×人狼×クトゥルフ神話」てんこ盛りのコズミックノベルをどうぞ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-23 20:00:00
42292文字
会話率:58%
舞台は辺境の静かな町にある、古びた錬金工房。そこには、両親の遺した工房の再興を目指す兄妹が暮らしていた。
貧しい中でも、兄は探索へ、妹は錬金に勤しみ、工房の再建は順調に見えた。とりわけ妹は、静かで控えめな性格ながらも、驚異的な集中力と直感
的な調合技術を発揮し、やがて街の人々から“沈黙の錬金術師”と呼ばれるようになる。
全てがうまくいっている――そう思えた矢先、とある「高貴な方からの依頼」が舞い込み、運命の歯車が静かに軋み始める。
***
5万字くらい書き溜めがあるので、日次で更新していきます。カクヨムとの同時更新ですが、予約投稿があるので
元々アトリエみたいなゲームを作ろうとしていたんですが、絵が描けなくてシナリオだけ抜き出して小説化してみました。背景が上手くて、自分の物語を好きになってくれる酔狂な人がいたら、一緒にゲームを作りたいです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-23 19:50:00
62037文字
会話率:35%
竜神聖戦を間近に控えた時期に、土竜の竜人が何者かに襲撃された。竜人監査官はその事件の調査に乗り出す、そこで待ち受けていたものとは、自らを鉄の竜と名乗る竜人だった。鉄竜の竜人は九番目の竜として竜神聖戦に参加するという。はたして彼らは試練を乗り
越え竜神聖戦へ参戦できるのか。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-23 19:10:00
30177文字
会話率:46%
成績優秀で控えめな女子高生の主人公。ある日、親友あいりんが島の外部の人間のタブレットを拾いこの島が実験施設かもしれないという疑念が生まれる。
あいりんは島の秘密を知ろうとしたことで、突然の銃撃を受け命を落としてしまう。
実験の真相と自分たち
の存在意義に直面しながら脱出の道を模索する。果たして島から逃げ出せるのか――。
閉ざされた世界で、自分たちの「本当の自由」を求める少女たちの物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-23 18:54:03
7495文字
会話率:59%
明るい髪色に短いスカート、上まで留まりきらないボタンにピアスの数。
どれをとっても、綴理 頃はその学校に似つかわしくない生徒だった。
つまらない学校に、どうしようもない家族。
退屈でしかない頃の世界に色を落としたのは、風にそよぐ花のよう
に、甘い香りのする彼女。
彼女はある日突然、なんの前触れもなく頃の瞳にぶつかった。
「ねえ、これで"きょう"って読むの?」
"ころ"でも"けい"でもない、変わったその名前──それがあのころ、頃を彼女と出会わせてしまった。
まだ青いころに咲いた花。
それは今も、心に絶えず根を張り続けている。
だから頃は想いを馳せる。彼女とのかけがえのない日々に。
ページを一つ一つめくりながら、頃はその淡い歳月に心を寄せた──。
結婚式を控えた、彼女を想って。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-23 18:18:35
89018文字
会話率:46%
──カシャッ──
まばゆい視線とフラッシュを焚きつける彼女──科木 春は来週に華々しい結婚式を控えながら、今日も鮮やかな衣装たちに包まれ、またひとつ雑誌の表紙を飾っていった。
春には、忘れられない人がいる。
青のときに出会ったその人は、
今でも彼女の心に淡く光を灯し続ける。
それでも、春は結婚する。
自分が自分ではないと、そう知っているから──。
彼女の忘れられない彼女。今も胸の中にあるその光。
トップモデルの彼女が胸に秘めた想いとは。
儚く咲き続ける白い花の物語──それはまだ、春の頃のお話。
***掲載中「この恋が、終わらない」と対になるお話になっています。そちらを先に読むと良いかもしれません。***
※ノベルアップ+にも掲載中
零合百合文芸コンテスト中間選考通過中作品となります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-23 18:12:07
71416文字
会話率:43%
とてもムッツリな主人公でバカな話もたくさんだけれど、愛がいっぱいの物語。
五十歳でホテルの支配人だった毛利麻也は交通事故死をしてしまう。
死後に女神サリと出会い、魔法が使える異世界にて若返って生き返るが、来ている服以外何も持っていない
。
様々な女性と出会うが、麻也が死亡直前に浮かんだ結婚したかったという思いは叶うだろうか。
戦闘シーン控えめ、日常シーンを多くしています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-23 18:10:00
1693738文字
会話率:32%
三年前に死んだはずの兄の訃報を受けた、高校生の野宮 一格(のみや・いっかく)。
応援一筋の人生を歩んできた一格は、八剣 一星(やつるぎ・かずせ)との出会いを境に、怪物の闊歩する夜へと身を投じる。
十二月を間近に控えた冬樫市では、不可解な死
傷事件の噂が流れていた。
巷で勢力を広げつつある新興宗教『りんご教』と、一格が出会った美しいシスター。
『機関』と呼ばれる謎の組織と、一星が尊ぶ正義の在り方。
そして、人知れず抗争を続けてきた異能力者たちは、勾玉を巡る命懸けのゲームを始める。
兄の死の真相は?
誰が味方で、誰が敵なのか?
ゲームの裏に隠された真の目的は?
一星とともに謎を追いかけながら、一格は戦う理由を見つけ出す。
――ある年の夏。此処ではない何処かの世界にて始まる“現代風幻想奇談”。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-23 18:00:00
163668文字
会話率:29%