相羽 走(あいば はしる)は異世界に召喚された勇者である。魔王討伐後のトラブルにより元の世界に帰った走は、勇者としての能力を持ったまま元の新人教師としての生活に戻ることになった。しかし受け持った生徒の中に、化物や宇宙人や謎の犯罪組織と戦う者
たちがいて――。勇者の力を特に隠したり出し惜しみしたりはしない、ちょっとゆるめの元勇者の教員生活のお話。【この小説について】基本的に一人称視点の小説です。時々違う視点での話が入ります。元勇者が現代(かなりファンタジー要素あり)で活動する話です。主人公は長い勇者生活で多少変なところがありますが基本常識人です。舞台は小中高一貫の女子校です。ただし学校生活の話はあまりないかもしれません。戦闘シーンは基本一瞬で終わります。ハーレム要素はじわじわと出てくる予定です。主人公はヒロインには手は出さない可能性が高いです。カクヨム様にも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-25 11:33:35
840506文字
会話率:57%
誰もがアビリティと呼ばれる異能を持つ世界。
「誰かのために頑張れる人になりなさい」という母の遺言を守るという目標を持つ双子、聖夜と柊。2人はアビリティによる犯罪から人々を守るための組織「警察アビリティ課」を受験するが2人揃って落ちてしまう
。落胆していた所に、人々を襲う異形の怪物、「高次元生物」が現れ、「特殊戦闘部隊」、通称「特部」がそれを一蹴。その後、特部総隊長の千秋によって2人は特部スカウトされ、高次元生物との戦いに身を投じることを決意した。
特部には様々な思いを抱いた隊員がいた。抱えるものは違うが「高次元生物から人々を守る」という同じ思いを胸に、共に戦いながら成長していく。
高次元生物との戦いの中、聖夜達は徐々に時を越えた陰謀に巻き込まれていく。
大切な今と、大切な未来。どっちも守りたい。だから、両方諦めない。
それぞれの想いが交錯する、現代異能バトルファンタジー。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-20 21:10:00
332551文字
会話率:54%
五年前、正体不明の存在に両親を殺された十五歳の少年、クロイ・イチトは両親の仇について調べるため、犯罪者を殺すことで治安を維持する宙域警備隊という組織に入った。
その内部では、戦闘手段として『星群』(アステリズム)と呼ばれる超能力が隊員に与え
られていた。しかしイチトが手にした『星群』は、「一つになるほど強くなる」という、使い方のわからないものだった。
困惑するイチトの元に、同じ『星群』を持つニコラという少女が現れる。
「私と一緒に戦ってみない?」
「断る」
「はあ!?」
一人で復讐を遂げたいイチトと、力が欲しいニコラは対立し、しかし死線を経る度に互いを信頼していく。
家族、恋人、友人のどれとも違う『相棒』として、今少年と少女の戦いが始まる。
出来る限り毎日更新する予定です
分量は話を分けるのに良さそうなところで切るので2000~7000程度と幅があります折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-10 23:49:22
624326文字
会話率:44%
クラスメイトに付き合わされて訪れた心霊スポットから、異界国(華瓊楽)へと迷い込んでしまった男子高校生・皐月。
自分と瓜二つの青年(飛叉弥)のもとへ導かれ、「お前は、俺たちと同じ宿命を背負う夜叉族――戦闘大好きな“花人”の血を引いている」
と断言されるが、全力で「ただの迷い人」を主張。あたかも知り合いのように振る舞う飛叉弥個人に対しても、「無関係」の一点張り。
そんな彼の正体を探ろうとする者たちは、次第に花人の国(萼)の国家機密へと迫っていく意外な展開に、動揺、葛藤、そして――相応の覚悟を強いられる。
初見に受けた悪印象が、徐々に変化してく出来事を積み重ね、彼らがたどりつく先には、皐月の更なる闇が待ち構えているのだった。
水と森を崇拝し、破滅と再生の禍福をもたらしながら、神代崩壊以降、人間とともに生きようとしてきた笑いものの鬼――花人は、一体どこへ向かおうとしてきたのか。
歴史上の重大な分岐点に差し掛かる度、彼らには、迷いを打ち払う“暁の旗印”が必要とされてきたが、先に言っておこう。
当代の旗手は歴代一“目が良い”――にもかかわらず、お先真っ暗だと漏らす、方向音痴以前のヤバい奴だと……。
花人――神代語で“夜覇王樹の民”と称されてきた、彼ら民族のすべてを物語る、血気盛んじゃない現代の夜叉代表・須藤皐月の
(ほぼ精神的)壮絶な戦いがはじまる――。
※)これは、いじめ・犯罪・自殺などを触発する意図の物語ではありません。花人をはじめ、辛い目に遭いながらも、あくまで誠実に生き抜こうとする人々を描いております。
花人はきっと、身近にいるはず――。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-08 10:27:11
569115文字
会話率:34%
この世界の中心に位置する国、東極。
その治安維持を担う組織『東極警察局』に入局したばかりの新入局員・冷泉弑流は、初任務でとある事件に巻き込まれ、世間的には伏せられた存在《式神》の子供・燐と出会う。
人知を越えた力を持つが故に、生きた道具と
して扱われている《式神》のことを知った弑流は、局長の命令で燐を主体とした対犯罪組織《グングニル》を設立し、人ではどうにも出来ない犯罪を解決すると同時に、不当に扱われる彼らを救うことを決意する。
その過程で、ただ悪は悪と決めつける正義感のみを持ち合わせていた弑流は、”本当の悪とは何か”という葛藤に飲み込まれていく。
これは人と人外が織り成す、時に残酷で、時に美しく――そして、正解などない物語。
※この作品にはグロテスクな描写、暴力的な表現、様々な障害を持つ登場人物、モラルの欠けた登場人物等々が含まれています。苦手な表現がある方は注意してお読みください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-19 02:24:22
412262文字
会話率:49%
魔力、魔法の存在が証明された現存。
政府は魔法による犯罪を取り締まれる人間を作るため、魔法や戦闘術を磨く学園を作った。
魄那(はくな)はその国立魔法研究学園に通っている。育ててくれた恩師であり学園の教員「カザキ」、魄那と同じ学園に通う友
人「雫(れい)」、魄那、雫と幼なじみで、同じく学園に通うカザキの義理の息子「蒼空(そら)」。三人はカザキに引き取られ四人で暮しらしていた。
カザキにしごかれ、強くなり、学園生活を謳歌していた…が。
全員が普通じゃない、なんでもありな異世界転生・転移の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-04 08:33:52
6132文字
会話率:45%
科学が発達した近未来。脳波で操作するデバイスを使い、全身擬似生体の技術を転用した人間大の人型ロボット・傀儡を操る競技戦闘が人気を博していた。
少女型傀儡を操り優勝を重ねるシオンは、裏では傀儡犯罪に対抗する組織の一員。日々、闇の傀儡遣い
と戦っていた。親代わりのドクの過去の研究を違法に利用するカルテルが主な相手。その一員スオウは、かつてシオンを殺そうとし、全身擬似生体化する原因となった仇敵。
強すぎるシオンには度々不正疑惑が持ち上がる。大会の主催者竜胆ロボティクスにも余波が及び、不買運動が始まった。沈静化のため、ライバル企業複数社が新設した大会への出場を命じられる。
予選のバトルロイヤルは、明らかな作為を感じる圧倒的不利な配置で開始された。果たしてシオンの運命は――
約12万5千文字・全21話の完結作です。
毎日2話ずつ、6:00/18:00に公開していきます。
公募戦績:
第29回電撃小説大賞:四次
第10回オーバーラップ文庫大賞第2ターン:二次
第12回集英社ライトノベル新人賞(王道部門):二次
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-19 18:00:00
125530文字
会話率:32%
篷樋学園(とまどいがくえん)に通う、王子様を目指す高校生、彩嗣演良(あづきあくら)は、幼なじみで友達以上恋人未満の同級生・瑪奈川芽唯(めながわめい)と遊園地を訪れる。しかしその遊園地で、能力者による犯罪に巻き込まれ、演良は不死の能力に覚醒
するとともに、芽唯が能力者であったことを知る。
それから、炎を操る少女、幻を生み出す少女…不思議な能力を持つ少女と出会い、恋に落としていく演良。そして彼は、陰謀に巻き込まれていく…
登場するヒロインの戦闘能力が次第にインフレしていくラブコメが、幕を開ける。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-20 23:21:37
386770文字
会話率:72%
県下で薬物中毒者による犯罪が急増。これまでになく作用の強いアッパー系薬物は国外から流入した戦闘薬、つまり戦時の出撃前に士気を高め神経を鋭敏にする薬物だと判明した。その国で密輸ルートを解明する任務を負った機捜隊長・霧島とバディの京哉だったが、
そこはガチのザ・内戦とでも言うべきとんでもない国だった。
◆世にフェアは無し/乳と蜜は幻/流れし血の意味は/我らの繋げた未来が審判◆
キャリア機捜隊長×年下刑事バディシリーズPart12【海外編】[全38話]
【シリーズ中、何処からでもどうぞ】
〈アルファポリス・エブリスタ・Nolaノベル・ノベルアップ+・ツギクルに掲載〉折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-20 23:47:27
109953文字
会話率:57%
未曾有の大災害「97'春の悲劇」から150年。
突如として全ての人類は、異能を手にした。
異能は人類の生活を飛躍的に進歩させたと同時に、犯罪が犯しやすくなるといった弊害を産んだ。
異能はヒトの生体機能の延長であると定義された。
そして
異能の悪用や弊害の対処を専門とした医療従事軍特別戦闘部隊「メディカルフォース」が発足した。
メディカルフォースに対して「強い憧れを持つ青年」「強い恨みを持つ青年」そして「その在り方に疑問を持った青年」の三人が集まり、己が思い描く理想の医療従事者になるべく学び、悩み、戦う。
オムニバス形式で紡がれた三人それぞれの話が一つに繋がった時、異能、人類、そして世界が大きく揺れ動く程の秘密、陰謀の全てが繋がる!!
マルチヒーローストーリーの新ジャンル!!
戦うお医者さん、ここに誕生!!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-09 13:20:25
9179文字
会話率:35%
重度のブラコン姉から自立した立派な男になるため、若き銀河警備隊のタックはとある惑星に逃げた犯罪者を追いかけて一旗揚げようとするが、事故にあって遭難してしまう。その世界はあらゆる種族が生息し、そして魔法技術が飛び交う世界で、何より特徴的なの
は「男」の数が圧倒的に少ない世界であり、世界は「女」を中心に回り、力を持っていた。その世界に落ちたタックは、世界最強のスケヴェルフ帝国の騎士団のお姉さまたちと出会い、そのまま襲われてしまう。しかし、いつまでも女の子にされるがままになるものかと、姉とのおねショタ行為で鍛えた技で反撃する。
無尽蔵の精力と性技と戦闘力を誇るタックの存在が、異世界の女たち男たちの運命を大きく変える。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-15 08:00:00
82220文字
会話率:49%
2035年。世界中に異界へと繋がるゲートの先でモンスターと戦うハンターの存在が当たり前になった世界。
小柄で地味、戦闘好きで刃物、特に刀を用いた近接戦闘に秀でた少年かつ主人公のレンヤ。
そこそこの高身長でイケメン、武器から車までと機
械いじりと、あらゆる乗り物の運転が得意な少年のタクミ。
褐色でボーイッシュな可愛らしく、狙撃や早撃ち、更には設計までと銃の事なら何でもござれな少女のアイナ。
年齢と身長以上な大人な美しいさを持つ大和撫子、プログラミングからデートレイドまで手掛ける天才的な頭脳を持った、PCに強い少女のサユリ。
ロリ体型でツインテール、外科から内科と幅広い医療の知識を持ち、治療ナノマシンを専門とする、タクミと恋人関係な少女のヒナコ。
同じ施設で出会っていた彼らは、大人に頼らず家族のように暮らしていたが、恩人に誘われたことで学校に生徒兼、教師として、後にすぐ出会う風香を加えた6人で、通うことになる。
5人は秘密の謎を抱えながら、ハンター活動をしたり、ときには犯罪組織をぶっ潰したり、お金を稼いだり、世界の謎を追ったり、と非日常な日常を過ごす。
それぞれが大きな特技を持ち、けれどまだまだ子供で普通を知らない5人の、成長と克服の生活である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-20 04:05:44
818文字
会話率:0%
【どんな作品?】
十一歳の少年が成長し、一目惚れした女性と結ばれるお話です。二人の間にはたくさんの苦難が待ち受けています。
【冒頭あらすじ】
世界に七人いる魔女の一人、ジュリエット。彼女は復讐のために犯罪組織『楽団』を狩る日々を送っていた
。
そんな中、ある少年を『西』へ連れて行けと、大叔母から依頼される。
特別な力を持つその少年リアンは、『楽団』との戦いに巻き込まれ、命の危機に瀕していた。
ジュリエットはリアンの窮地を救い、彼を旅へと誘う。
リアンはジュリエットが好き。
ジュリエットもリアンが好き。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-24 19:24:27
114250文字
会話率:34%
2053年、世界は特殊犯罪者「クラプター」の存在を危険視していた。 彼らに対抗するため、日本は魔法化学士と呼ばれる兵士たちを育て上げる。 これは、世界を救済し、そして破滅に導いた、ある魔法化学士の物語――。
最終更新:2023-03-20 00:00:00
35488文字
会話率:42%
異世界に転生したら、美幼女イリスになっていた。
神様から授かった力は、治癒魔法だけで戦闘力は一般的な子供と変わらない。
それなのに異世界は現代と比べて文明レベルが低く、人を襲う魔物がいたり犯罪行為が日常茶飯事だったりと危険でいっぱいだった
。
非力な俺は見知らぬ土地で震え戸惑っていた。
そんな俺の前にとある少女が現れた。
少女はヨナと名乗り、俺を町までの案内してくれた。
町を歩きまわるうちに、パスティーユには深い闇があると知る。
物に溢れ裕福な暮らしをしている上の町と、貧しい者たちが暮らす奈落。
同じ町なのに異様な貧富の格差がこの町にはあった。
奈落に暮らすヨナは夢を持っていると言う。
「私、この国の皇帝になりたいの! 」
ヨナの夢を追う姿に強く惹かれ、俺は彼女の夢を手伝うことにした
これは俺。いや、わたしたちが腐敗と退廃に満ちたパスティーユを救う物語
※ 挿絵がある話には★マークをつけています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-09-30 06:00:00
138382文字
会話率:44%
ここは、学園都市。
ある伝説の生まれた場所。
あの、世界史上最悪の大犯罪者が在籍していた場所。
大犯罪者が、魔王を育てた場所。
これは、アルマ・シュバルツァーが伝説になるまでの軌跡。
最終更新:2022-08-16 13:18:33
7154文字
会話率:53%
目覚めたら、見知らぬ場所にいた。どんな状況なのか、自分が何者であるのかさえわからない。鏡の前に立ってみると、そこには、柘榴石(ガーネット)のように赤い長いウェーブの髪に、長い睫毛に鮮やかな青の瞳。豊かに張った胸もとからくびれた腰、肉感的なお
尻に、すらりと伸びた長い手足……をした美しい女が映っていた。
名前は、緋宮蓮華(ひみやれんげ)というらしい。
前世と同じ世界ではないかと、錯覚しそうなほど よく似た世界。そんななかで、蓮華は自分が、前世で暮らしていたような、ふつうの社会……「表社会」ではなく、その裏で密かに存在する「アンダーグラウンド」と呼ばれる世界の住人であること。そして、(表社会の)秩序を脅かす存在から、表社会を守る“番犬”と呼ばれる組織こそが、(転生後の)新たな自分が、これから生きる場所であることを知る。
表社会の“番犬”と呼ばれる組織の職務は、主に、表社会を脅かすような犯罪行為に走る人間や組織を取り締まり、制圧すること。
アンダーグラウンドと呼ばれる世界には、表社会から流出してきた銃器などのほかに、表社会ではほぼ存在しないものとして扱われる、超能力のようなもの……“特殊能力”を持つ人間も多く存在し、その“能力”を、犯罪行為に悪用する個人や組織も後を絶たない。
それらと、通常の武器や戦闘技術、および“特殊能力”を駆使して対峙する(たたかう)、それが、表社会の“番犬”が請け負う具体的な仕事の内容だった。
新人研修を終えた蓮華は、初任務では、戦闘員の補助をする物品の輸送と管理役(ポーター)として配属される。
スムーズに終えられるだろうと予想されていた任務だったが、蓮華が所属した班(チーム)は、事前に調べた内容とは異なる構造を見つけてしまう。
突如、襲い掛かってきた大量の虫に現場はパニックと化す。罠に嵌められた班。非戦闘員として配属されたはずの蓮華も、自分が生き残るため、残された生存者を守るため、戦うことを決意する。
この作品(該当描写の有無だけでなくストーリーに変更を加えています)はムーンライトノベルズに載せているものを加筆修正しつつ転載しているものです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-03-11 07:39:35
20554文字
会話率:33%
※旧タイトル“地味女は美女戦闘員に転生”から、R18要素となる表現を除き、一部加筆修正を加えたR15版です。R18は同タイトルでムーンライトノベルズに投稿中です(時系列の描写や細部設定に微妙な差はあります)。
目覚めたら、見知らぬ場所にい
た。どんな状況なのか、自分が何者であるのかさえわからない。鏡の前に立ってみると、そこには、柘榴石(ガーネット)のように赤い長いウェーブの髪に、長い睫毛に鮮やかな青の瞳。豊かに張った胸もとからくびれた腰、肉感的なお尻に、すらりと伸びた長い手足……をした美しい女が映っていた。
名前は、緋宮蓮華(ひみやれんげ)というらしい。
前世と同じ世界ではないかと、錯覚しそうなほど よく似た世界。そんななかで、蓮華は自分が、前世で暮らしていたような、ふつうの社会……「表社会」ではなく、その裏で密かに存在する「アンダーグラウンド」と呼ばれる世界の住人であること。そして、(表社会の)秩序を脅かす存在から、表社会を守る“番犬”と呼ばれる組織こそが、(転生後の)新たな自分が、これから生きる場所であることを知る。
表社会の“番犬”と呼ばれる組織の職務は、主に、表社会を脅かすような犯罪行為に走る人間や組織を取り締まり、制圧すること。
アンダーグラウンドと呼ばれる世界には、表社会から流出してきた銃器などのほかに、表社会ではほぼ存在しないものとして扱われる、超能力のようなもの……“特殊能力”を持つ人間も多く存在し、その“能力”を、犯罪行為に悪用する個人や組織も後を絶たない。
それらと、通常の武器や戦闘技術、および“特殊能力”を駆使して対峙する(たたかう)、それが、表社会の“番犬”が請け負う具体的な仕事の内容だった。
新人研修を終えた蓮華は、初任務では、戦闘員の補助をする物品の輸送と管理役(ポーター)として配属された。
スムーズに終えられるだろうと予想されていた任務だったが、蓮華が所属した班(チーム)は、事前に調べた内容とは異なる構造を見つけてしまう。襲い掛かる大量の虫に現場はパニックと化した。
罠に嵌められた班。非戦闘員として配属されたはずの蓮華も、自分が生き残るため、残された生存者を守るため、戦うことを決意する。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-06-30 07:12:16
16699文字
会話率:22%
はるか昔、世界には特殊能力というものが存在した。
それを持つ者は実に世界人口の三分の二以上を占めた。特殊能力、所謂『異能力』と呼ばれるものであった。
異能力は世界の注目を浴び、我々の生活をより良いものに変えていく物になっていくだろうと誰もが
思っていた。
だが、先程も言った通り異能力を持つものは世界人口の三分の二以上も居る、善人だけが異能力を持つ訳では無いのだ。
悪人、犯罪者が異能力を持った場合。
普通の警官、異能力を持たないもの、戦闘には役に立たないものが立ち向かったところで勝てるわけがなかった。
そこで急遽、異能力対策班が作られた。
異能力の中でも極めて威力が高いもの、能力が珍しいものが集められた。
対策班の快進は凄まじく、異能力が絡む事件の尽くを解決に導いていた。
正に、救世主だと皆がもて囃した
そして40年…50年と時が過ぎ、この世界に異能力を持つものは少なくなった。
異能力を学ぶ学校はあれど体に異能力を宿す者が少ないのだ。
異能力は、皆の記憶の片隅へと追いやられていき、もう異能力を知るものは少なくなっていた。
そして、対策班は特殊能力課捜査班と名前を変え、無能班と人々に呼ばれていた。
その課は署の墓場だとも言われていた。
そんな時、ある女に特殊能力課捜査班への配属が決まろうとしていた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-08-20 08:29:54
6248文字
会話率:38%
大陸の半分以上を支配するレアトス帝国
帝国内で広域に多発する凶悪犯罪に対処するため、皇帝は皇帝直轄機動衛士隊、通称「猟犬」を組織した。
「猟犬」の隊長レイ・ハウンドは様々な犯罪に直面するが、信じる仲間たち、そして持ち前の捜査手腕と指揮能力、
高い戦闘能力で事件を解決していく・・・・・折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-07-03 23:32:07
1465文字
会話率:64%
「さて、次はどう楽しませてくれる?」
時は影暦二〇三五年。
悲願の御影摘発を果たし、『最後の審判計画』を阻止し、オリエンスの残虐王政は終焉を迎えた。
あれから半年が経ち、オリエンスでは新たな指導者――国を統べるものを全員で
選ぼうという動きが始まっていた。
蒼斗たちAPOCは、狂蟲に浸蝕された狂魔――犯罪者を摘発していた。
予知夢を視なくなり、普通の人間としての生活を手に入れた蒼斗は今という時間を噛みしめていた。
――だが、簡単に平穏が訪れるなど、或るわけがなかった!!
蒼魔と謳われるようになった死神青年蒼斗と、悪魔のような主人亜紀の罪狩りは、まだほんの始まりでしかなかった。
逆転する正義の世界で、蒼魔の二人が再び動き出す!!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-06-27 10:13:28
72783文字
会話率:35%