名作恋愛アクションRPG『アルテナ・ファンタジア』
俺はそのラスボスであるルシエル公爵――の配下であり、エピローグの一文で『ルシエルの配下は全員処刑されました』とだけ説明されるモブ悪役貴族、クラウス・レンフォードに転生してしまった。
「
この際だ。モブキャラに転生したのも、最後に殺されてしまうのも構わない……ただ、原作のようなつまらない最期を迎えるのだけは勘弁だ!」
そこで俺は、ラスボスとして主人公やヒロインたちに倒される最期なら、満足いく大往生を迎えられるのではないかと考えた。
そうと決まれば、やることは一つしかない!
「ルシエル以上のラスボスになるため、悪行を積み重ねて悪のカリスマになってみせる!」
それから俺は貴族という立場を利用し、様々な悪事を行っていくことになる。
しかし、この時の俺は知る由もなかった。
悪行の全てが裏目に出て人々から勘違いされた結果、俺が歴代最高の名君だと崇められるようになってしまうということを――
別サイトでも投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-25 18:14:34
181406文字
会話率:30%
チート能力で異世界無双!成り上がり!あれ、俺またなんかやっちゃいましたか?
そんな清々しい異世界英雄譚の裏で、どれほどの人間の努力が、過去が、踏みにじられたと思いますか?
信頼も、尊厳も、住む場所も。長い長い時間をかけて積み重ねて
きたものを、たかだか『あれ?また何かやっちゃいました?』で破壊された男がいたとしたら。
きっと、壮絶な復讐劇の幕が上がると思いませんか?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-10 18:00:00
4482文字
会話率:35%
2015年から2031年に飛ばされ、
そこは、街が崩壊した
絶対立ち入り禁止区域Tokyo
自らを悪のカリスマと名乗る謎の爺とともに
自分のやるべきことを探す
悪と英雄たちの物語
最終更新:2023-10-01 17:49:02
15085文字
会話率:44%
快進撃を続ける新進気鋭なる冒険者ギルド《安息の地(エルピス)》には黒い噂が絶えない。
曰く、その正体は犯罪者ギルドである。曰く、そのリーダーは狡猾にして奸智に長ける知能犯。曰く、その配下はことごとく凶名轟く大悪党。
そんなギルドのマス
ターである、ダークエルフの少女ギルフィーナの正体は……TS転生した熱血教師おじさんであった。
「教え子達がたまに見せる過激な言動が気になる……でもまぁ、異世界だし文化の違いだよね!みんないい子!かわいい!」
倫理観ゆるキャラの生徒達のせいで悪のカリスマとしてのネームバリューがどんどん上がるギルフィーナに対し、ついに国からの監察官が派遣された。
「誤解」を解くと意気込むギルフィーナ。暗黒微笑を湛える生徒の面々。ギルフィーナの能天気な言動を一々深読みし誤解を広げる監察官。
果たして《安息の地(エルピス)》の(存在しない)無実は証明されるのだろうか。勘違い系ギャグファンタジー開幕!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-21 18:16:39
75402文字
会話率:42%
「革命のファンファーレを拝聴させてやる、女」
――その天使は、あらゆる技能に置いて、“二番目”になる才を有する。
王たるべくして生まれた彼は、天賦の才にて全てを凌駕するも、あらゆる分野に置いて、決して一番にはなり得なかった。
全てが出
来るも、突出した“個”を欠落させた彼、
魔法の楽園より来たりし天使の名は――
「この――ギルリート・ヴァルフレアがな」
私達はただ、生きることに必死だった。
ある日、ある時、山が吹き飛び、海が干上がった。それが第三次世界大戦に置ける最終局面――“核兵器”の応酬による結果であった事を、私達はずっと後に知った。
貧しい資源。僅かな食料。焼けた大地。衰退した文明。荒廃した世界……
人類滅亡の危機を目前にしながら、僅かに生き残った人間達は、助け合うのではなく、奪い合う道を選んだ。
暴力が暴力を呼び、いとも簡単に奪われる命。騙し、貶めて昨日の友を食い物にする。そうで無ければ生きられなかった。
尊厳、倫理――そんなものは、力だけが物を言うこの暴力時代に置いて、遥かな昔に擦り切れてしまっていた。
そんな世界の混沌に、私の信じる“天使”が舞い降りた。
「闇に光が咲くからといって、光に闇が咲く事は出来ない。この闇は、闇の中でこそ開くのだ……より濃密な暗黒として」
その天使は、神々しいまでの清純さとは掛け離れ。
言うなればまさに――“悪のカリスマ”であった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-07 20:26:47
31567文字
会話率:53%
主人公、シエラ・ジェードは、宇宙最大の大企業を創業したエヴァーグリーン家に仕える侍女である。
高慢で我がままな令嬢、エイミー・エヴァーグリーンの横暴に耐え忍ぶ日々だったシエラは、
ある日唐突に頭の中に流れ込んできた『プレイヤー』の声により、
自分の生きている世界がとある乙女向けSF学園恋愛アドベンチャーゲームであることに気付いてしまう。
そのゲームの名前は『アラーニアの園』。
ゲームの中でのエイミー・エヴァーグリーンは、悪役令嬢として主人公の前に立ちふさがるも、
物語中盤で失脚し、実家を勘当された上で無残な死を迎えてしまう中ボスだった。
さらに、シエラは自分が主の死と共にシナリオから姿を消してしまうザコ扱いであることを知る。
「死んでたまるか! 私は生き延びる! たとえお嬢様を裏切ってでも!」
そう決意するシエラ。
だが、そんな彼女の前に『アラーニアの園』は牙を剥く。
シエラの前に現れるのは5人もの悪役令嬢。
傲慢自己中の正統派悪役令嬢、エイミー・エヴァーグリーン。
穏やかな仮面の裏に野望を秘めた策謀家、ライラー・アズハル・ドゥアト。
常人の論理が通用しない電波系、蘇芳命琴(すおうみこと)。
暴力の世界に生きる悪のカリスマ、藍静雷(ラン・ジンレイ)。
愛欲の赴くまま少女を毒牙にかけていく、ルイーゼ・ジークルーン・フォン・シュバルツマギアー。
そう、SF学園恋愛ADV『アラーニアの園』は――
主人公も攻略対象もないがしろにして、サブキャラクターであるはずの悪役令嬢たちが権力抗争を繰り広げる、
コンセプト迷走、ジャンル崩壊、ストーリー破綻のクソゲーだったのだ!
どうあがいても地獄。
シエラは叫ぶ。
「何なんだ、これは! どうすればいいんだ!?」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-04-20 18:00:00
87262文字
会話率:39%
────憐れな少年は、どのようにして『嗤う髑髏(クライング・フェイス)』という狂気の復讐者になったのか?
クラス転移という"憧れ"の代償は非常に大きかった。
これは異世界で起きた【史上最悪の冤罪事件】。
最
弱のステータスを持つ少年『畑中譲治』
「たとえ無力でも、きっとできることはある!」
彼は日々戦いや探索で傷付いたクラスメイトたち。
その治癒を誰よりも献身的に務めた。
しかし、5人のクラスメイトがあるミスにより、自らの保身のために譲治に罪を擦り付けた。
────もしもその愚かな行いがなければ、きっとこれから起こる惨事が世界を覆いつくすことはなかっただろう。
不正に満ちた裁判により、譲治は事実上死刑判決に等しい『魔女の方舟』へと流刑が執行された。
左足を失いながらもそこで出会ったのは異次元的なパワーを持つ魔女。
彼女との出会いによって飛躍的な狂気を帯びた譲治は、憎しみの衝動に身を任せ、復讐へと走る。
多数の革命的な発明と、不気味な話術、そして不思議な力を持った【一枚のコイン】を持って……。
まるで約束されたような絶望の人生。
だからこそ、最高の髑髏(スマイル)を。
乱世の梟雄めいた暗躍により、次々と命を奪っていく譲治。
時として蛇のように這いまわり、他者の心を毒で歪めさせる。
そして譲治の前に現れたひとりの少女。
────ボクは、君が無実だって信じてたよ。
密かに譲治に思いを寄せていたクラスメイト、大久保真理亜。
このとき彼女はまだ知らなかった。
畑中譲治が、『完全な復讐の鬼』になってしまったことを。
────冤罪によって生まれた怪物は、見境のない破壊へと手を伸ばす。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-11-16 02:30:33
253068文字
会話率:36%
僕は幸せになりたかったワケじゃない。
普通に生きたかっただけなのに…!
もう1人のボクが、全てを壊す。
最終更新:2019-03-21 08:51:39
14581文字
会話率:40%
【毎週火曜、金曜 午後10時更新予定】
出る杭は打たれる。それが芽吹いては危険な存在ならばなおのこと。
若くして裏社会で名を上げようとしていた伍堂慎也は、その道半ばで命を落とす。
死したる彼を待っていたのは、元いた世界とは別の世界を創
ったという神からの誘い。
新たに生を受けた世界で、彼はいったい何をなすのか。
決して善とは言えない男の異世界英雄譚が始まる……!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-02-26 22:13:09
108658文字
会話率:41%
不思議な短編小説です!
悪とは何か、正義とは何か
最終更新:2015-10-30 14:38:02
829文字
会話率:5%
その日、僕は馴染めない学校でいつものように一人でポツンと過ごしていた。
けれど、気が付いたら学校の奴らと一緒に魔法の存在する地、『異世界』に飛ばされていた。
そこでは何故か僕が人々に酷く恐れられ、しかも自分自身の存在そのものがチート級
……。
どうやらこの世界での僕は、とんでもない最強の極悪人らしい。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-08-27 17:10:35
46282文字
会話率:36%