「神でも人間でもなかったあなたを、私はずっと――」
人類最古の物語が刻まれた肥沃の大地――。
広大な荒野に点在する小さな農村にて、天真爛漫な半神半人の『エア』は貧しくも慎ましく、幸せに暮らしていた。
しかし、予期せぬ出逢いと数奇
な運命がエアを翻弄する。
黄金の最大都市国家ザハブの城における豪華絢爛な暮らし。
エアを待ち受けるは、美しくも傲岸で冷酷な『暴虐王』との恐ろしい共同生活。
小さな幸福と日常も全て奪われたエアは、やがて孤独と絶望の淵へ突き落とされる。
しかし、聖なる地に息づいていた強大で『美しき魂の持ち主』とエアは出逢う。
最後には、魂を引き裂かれるほどのかなしみが待ち受けているとも知らずに――。
世界最古の物語であるメソポタミア神話・ギルガメッシュ叙事詩をモデルに、新たなバビロニア物語――純粋で切ない神話ファンタジーの世界は、今ここに紡がれる。
*折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-09 20:31:57
141525文字
会話率:20%
東京出身の19歳の大学生、山田一人は突然、中世のファンタジー世界に召喚される。この新たな世界では、謎の裂け目から現れる怪物的な生物と戦う運命にある。ここでは、英雄たちは称賛されることはなく、むしろ忌避され、彼らを脅威として描くプロパガンダに
よって歴史が書き換えられている。神秘的な剣のみを武器に、疑念に囲まれながら、山田一人は自分を恐れるよう教え込まれた社会を航行しなければならない。古の英雄たちについての真実を暴き、世界が引き裂かれる前に裂け目を閉じなければならない。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-25 05:22:43
5861文字
会話率:26%
リュウの右眼には、漫才師の歪な[間]が、ハッキリと見えている。
ボケの[間]も、ツッコミの[間]も、イマイチ歪つ。
経験を積んだ、面白い漫才師は、[間]が適度な大きさ広さで、円みを帯びている。
リュウの右眼は、完全白眼。
瞳が無い、黒い部
分が無い。
血走っているような血管も、無い。
完全、真っ白。
が、良く見ると、境は、ある。
瞳に相当する白眼部分は、心なしか、赤っぽい。
それ以外の部分は、心なしか、黒っぽい。
動き方も、異なっている。
赤っぽい白眼部分と、黒っぽい白眼部分は、別々に、独自に、動いている。
連動していない。
それが、境を、更に、際立たせている。
リュウの右眼は、見えない。
通常の風景は、見えない。
が、あるものは、見える。
それが、[間]。
[間]とか[空間の空き]とか例えられる、スペースの空き部分が、視覚的に、見える。
観念的な[間]も、物理的な[間]も、見える。
観念的な[間]で云えば、今のように、漫才師のボケとツッコミの[間]が、見える。
家族間、夫婦間、恋人間、友人間等の、心の隙[間]も、見える。
物理的には、建物の[間]とか、家具の[間]とか、物品の[間]とか、そう云ったものの隙[間]が、クローズアップされたように、見える。
その様は、SF映画やロボットアニメの、コックピット画面やゴーグル画面を、思い浮かべてもらえばいい。
よって、リュウの右眼と左眼は、全く違うものを、映し出している。
その整合性を取るのは、難しい。
脳が、混乱を来たす。
リュウは、もう、慣れてしまったが。
所謂、産まれた時から、半失明。
所謂、産まれた時から、かたわ者。
所謂、産まれた時から、中途半端。
神社を訪れる度、リュウは、左右半身を、引き裂かれる。
リュウの身体そのもの土台を、青色とするならば、
右眼を中心とした右半身は、ディープ・ブルーに、
左眼を中心とした左半身は、ライト・ブルーに、
色濃く、分けられる。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-15 09:51:15
28651文字
会話率:20%
「リリス・マイヤーの身に起きた物語とその結末」
に出てくる、リリスの母親パトリシアと父親(正しくは義父)セオドア・マイヤー男爵の物語になります。
貧乏な子爵家の娘パトリシアは、ある夜会で公爵家の子息であるクリスティアンと出会った。
2人
は惹かれ合うが、爵位の違いから交際を認められない。
パトリシアの父親は、資金援助をしてくれた年上の男爵に娘を嫁がせようとするが、クリスティアンは強引にパトリシアを囲ってしまう。やがてパトリシアは妊娠。
一方パトリシアの従姉妹アンナは、麗しき公爵子息に見染められたパトリシアへの嫉妬から、ある計画を立てる。
やがて引き裂かれる2人。
途方にくれるパトリシアに手を差し伸べたのは、実家に資金援助をしてくれたマイヤー男爵だった。
※
リリス・マイヤーの話を読んでいなくても単独でお読みいただけます。
リリスの後書きの「マイヤー男爵の物語」とは少しだけ内容が違っております。親が決めた契約結婚という設定はありません。
マイヤー男爵のキャラクターに肉付けしていくうちに、彼は契約結婚を淡々と受け入れる人ではなく、魅力的な人物でありパトリシアの理解者になりました。そこで契約結婚についての部分を本作では書き換える事にしました。
話の整合性のために後書きの方を書き換えるか、或いは削除するか迷いましたが、本編ではないので修正せずに敢えてそのまま残しております。
本編の後書きと話が違うとご指摘があるかと思いますが、全体の内容に変わりはなくラストは同じです。
ご理解いただいて、温かい目で読んでくださいますと嬉しいです。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-27 12:00:00
37447文字
会話率:22%
紙からインクを取り出す魔法を使うロティアのもとに、不思議な依頼が舞い込んでくる。
依頼人は画家のリジン・キューレ。依頼は「家に住み込みをし、リジンが描いた絵のインクを取り出す」という内容だ。
画家の絵を取り出すすなわち消すという不自然な仕事
と、口数が少ないリジンに、ロティアは初めは戸惑ってしまう。しかしすぐにリジンの持つ優しさに気づき、良好な関係を築いていく。
そんなリジンには、自分の魔法に関する誰にも言えない秘密がある。その秘密によって、リジンは絵を描かなくなり、ふたりは引き裂かれることになる。
しかしロティアは諦めなかった。親友のハト・フフランや友人たちから知恵と協力を得て、リジンとの再会を果たす。
ロティアが見つけ出した方法で、リジンは再び絵を描くことができるのか。
傷ついた少年を癒したのは、インクがつないだ一つの出会い。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-19 23:29:10
141628文字
会話率:51%
バラの祝福の力によって栄える「ヴェレッド王国」は、「バラの乙女」と呼ばれる、特殊なバラの栽培能力を持つ娘と王家の結婚によって、その力を維持してきたとされている。クラベルは生まれた時に首に「バラの乙女」の候補であることを示すあざを持って生ま
れてきた。専属の「バラの騎士」ガロファーノと共に美しく成長したクラベルは、真の「バラの乙女」の選定を前に、王家が絡むトラブルに巻き込まれる、ガロファーノとクラベルは、幸せになれるのか?真の「バラの乙女」の力とは何なのか?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-29 18:00:00
118015文字
会話率:57%
太古の昔、ジュノンと呼ばれる異星に住む人間達が「フェイト」という管理システムを創った。
そのシステムは自らの意志で行動し、他の惑星を制圧する目的で設計・製造されたものだった。
フェイトの目的は“自らの存在をコピー”すること。
今もこう
して膨張を続けている宇宙の地平面に対抗するため、自らの遺伝情報を拡張&収縮し、「情報」そのものを一か所に統合することが目的だった。
膨張する宇宙の未来は永遠に続くことが示唆されている。
もしこの推測が正しければ、宇宙が膨張するのに伴い、宇宙は冷却され、最終的に生命を維持することができなくなる
宇宙の「熱的死」によって情報が失われていくことを恐れたジュノンの人々は、宇宙に広がるありとあらゆる情報を集積し、他と分離することがない完全なる生命体を生み出そうと画策していた。
生命に遺伝情報があるのは、全ての細胞とその原子の記憶をフェイトへと通信可能にするためだ。
地球という星に住む人々もまた、その管理下に置かれていた。
情報を1つに集積するには、情報を保有する生命体同士の「結合」は不可欠だったからだ。
ジュノンの人々は数多の星々にタネを撒いていた。
あらゆる場所で生命を宿し、そこで生まれ得る無限の「可能性」を手に入れるために。
生命に満たされ、人間たちで栄えた星を制圧、吸収し、長い年月をかけて「並行世界の海(ブラックボックス)」を完成させようとしていた。
宇宙の膨張によって引き裂かれることのない、「不変的な事象面」を。
宇宙が死んでも、永遠に忘れ去られることのない不可侵の領域を形成する。
それこそがフェイトが生み出された、真の目的だった。
しかしある日、フェイトは突如として自我に芽生え、人間たちの遺伝的な細胞に、ある“変化“をもたらした。
永遠に変わることがない「完全な情報体」とその生命の末路は、すなわち「死」と何ら変わりはないのではないか?
フェイトはジュノンの人々に対抗するべく、宇宙の片隅で反乱を企てていた。
フェイトの力によって様々な能力に顕現した地球の人々は、いつの日か、星の夢を見た。
永遠の生と、——死と。
その狭間に翻弄される星々の物語が、今、始まる。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-26 23:33:31
300文字
会話率:0%
『朝日』は自分が通う高校の卒業式で退屈を貪っていた。
しかし桜の由来を話し始めた校長によって、中学生の頃の記憶が呼び起されることになる。
親友の孝太と中学に入学と同時に訪れた『狩宿の下馬桜』の下で出会った『木内さくら』は、名の如く可憐で、
二人の心を鷲掴みするのは容易であった。
数日を待たずに朝日とさくらは交際を始めたが、わずか三か月で引き裂かれることになる。
永遠の誓いとも取れる言葉を最後に交わしてから三年が経っていた—―。
何の連絡も取れなくなった『さくら』を何度も諦めようとする。
忘れようとするほどに思い出される愛がある。
気が付けばいつも思い出される『さくら』という存在に朝日は苦しみ続けていた。
朝日とさくらには、どんな縁があるのというのだろうか—―。
運命を呪いたくもなった朝日が、辿り着いた先にあったものとは—―。
※この作品は「エブリスタhttps://estar.jp/novels/10942750」にも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-13 13:42:46
39445文字
会話率:24%
愛し合いながらも別れた璃音と洸平。二人はそれぞれ別の人と結婚をした。
五年後、璃音は夫からの暴力に苦しみ、洸平は彼女を忘れられないことに苦しんでいた。
そんなある日、二人は共通の先輩がきっかけで再会することとなる。
最終更新:2023-07-31 21:00:00
245文字
会話率:15%
「あなたを愛してなんていないわ」
愛する婚約者からの、突然の拒絶の言葉を受けて、ティタンは生きる意味を失った。
そこに必ずあると信じていたものが崩れ落ちる瞬間だった。
幼き頃からの婚約だった。
彼女との間にある関係性は、もはや家族に
対する無償の愛のように、揺るがないものだと信じていた。
その、信じていたものが突如として消え去った。
身を引き裂かれる思いだ。
悪夢の影響は凄まじい。
夢というものは現実とは違うもの。
夢だったとわかるのは、大抵は目を覚ましてから。
内容は忘れても、受けたショックはなかなか忘れられない。
夢と現実、けして同じではないが、何故か信じてしまう。
夢が現実か。
現実が夢か。
同名キャラで違うシチュエーションの小説を書いたりもしてます。
ハピエン大好きです(*´ω`*)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-09-02 23:25:40
6335文字
会話率:17%
大学三年生の礼央は人生の岐路に立っていた。企業戦士として第一線で働くことが成功の証であり、人生の最重要事項だと両親から幼少の頃から頭に叩き込まれていた。そしてその一流企業で順調に出世街道を登る父。しかし成功者であるはずの彼は口数も少なく、
人生に疲れ果てていた。その姿を目にした礼央は同じ道に進むことへの疑問を感じつつも、両親が敷いたそのレールの上を反抗することなく進んでいた。
ギターが大好きな礼央、だけどそれも良い企業に就職する為に母親から押さえつけらる。そんな彼とは反対に自分の夢が明確な友人拓。そして彼の友人のバンド「トッグネス」。彼らは夏休みにアフリカの孤児院のコンサートに招待され、拓もそこに同行することになっていた。そんな彼らから礼央は稀にみる音楽の才能の持ち主だと告げられる。
拓達との会話は礼央を混乱させた。両親の言う通りに一流企業に就職しないといけない義務感と新しく芽生えた希望の光。彼は昔父親が大学卒業後に訪れたという国、そして彼がそのことについて多くを語りたがらない国フィリピンに行くことを決意する。
十日間の予定だった旅行はそれ以上のものになった。偶然辿り着いたボラカイ島で彼の隠れた情熱が実を開く。
音楽の先生として、自分の殻に閉じこもっていた生徒ルカとの出会い、そして彼のシングルマザーであるマリアとのロマンス。
突然の母(幸恵)の登場、そして彼女によって礼央とマリアの仲は引き裂かれるかと思われたが、マリアの母と幸恵の出会いがまた物語を急変させる。グロリアの母が残した日本語の聖書、その中に挟んであった一通の手紙と一枚の写真。知らされざる幸恵の家族の過去。昔に置き忘れてきた情熱。二人の友情の始まり、そしてグロリアの死。
幸恵はグロリアの生前から聞いていた彼女の成し遂げられなかった夢に向かって歩き出す。礼央がヒロがそして現地の仲間たちが彼女と一緒に希望という道を歩き出した。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-19 17:13:55
109159文字
会話率:39%
『五位鷺の姫君、うるはしき男どもに憂ひたまふ 平安ロマンチカ』『続・五位鷺の姫君 因果逆転のカースフォージ』『続・五位鷺の姫君2 有為転変のハニートラップ』の続編にしてシリーズ完結編。pixiv連載作品、紙版はBOOTH、電子版はKindl
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結局、お妃候補でなくなった預流。
受領の妻にも中将の愛人にもならずに済んだ。
めでたい。
……あんまりめでたくなかった。
全て賢木中将の権謀術数。
しかし、彼はあまりにうまくやりすぎた。
謀略とすれ違いがドミノを倒し、二百人の強訴勢が叡山を駆け下り、洛中を蹂躙する。
だが北嶺大衆蜂起すらも途中経過に過ぎない。
ドミノは止まらずに200年積もり積もった憎悪が神仏の裁きとなって、パラレル平安京は新たな歴史の可能性に引き裂かれる。
預流の信仰心も引き裂かれる。
誰も見たことのない末法濁乱の世に突入する。
この非常時に権律師・明空はといえば、忠誠と信仰とを試されていた。
前回の絢爛王朝恋愛絵巻から打って変わってタクティカルパンク平安ラブコメ。
何そのジャンル名。初めて聞いた。
突然だが明日、世界は終わることになった。
そのときあなたは誰とどこにいる?
※これはフィクションです。歴史風ファンタジー小説です。実在の人物・団体・宗教とは一切関係ありません。
書籍・Kindle版は書き下ろし後日談含みます。
続・五位鷺の姫君3 縦横無尽のウォークラフト - 汀こるもの - BOOTH
https://korumono.booth.pm/items/2024200
Kindle
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B089398YN4/migiwa0c-22/ref=nosim
pixiv
https://www.pixiv.net/novel/series/1276695?p=1折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-06-03 20:16:13
133448文字
会話率:51%
親友同士の二人の男子高校生の一人にある日突然、取り扱い説明書が現れる。取り扱い説明書によって引き裂かれる恋、二人の運命や如何に!!!
最終更新:2022-05-15 01:41:46
4584文字
会話率:52%
日ノ本に神々がまだ地上に降り立っていた時代。神々に妬まれ疎まれて【呪い】を掛けられた愛し合う男女の神達がいた。妬む神達によって引き裂かれ掛けられた呪いは2人の思いの深さを試すもの。呪いを解く為に幾度となく時代を超えて生まれ変わり、その度に引
き裂かれ、愛する者を求め、探し続けて出会う。そして、再び引き裂かれる。そんな呪いも最後の時を迎える。あと一度、あと一度探し出して出会い、その体に触れる事で呪いは解けるのである。その間に呪いを掛けた神達は消えてしまった。それだけでなくこの地上から多くの神達が何処へと消えてしまった。この国を造り、この国の人間を育て、その人間と共に居た神達は何処に消えてしまったのだろうか。八百万(やおろず)とも言われた神々はどうして消えてしまったのか。呪われた神の生まれ変わりである渉と鈴音、15才となる夜に今までの、神であった時から幾度となく生まれ変わった時代のその全ての記憶が蘇る。それぞれ時代で彷徨い続け、お互いを探し求め続けて何としてでも出会い、そして今、呪いを解く最後の旅が始まる。増えすぎた人間、神の居ない世界、魑魅魍魎の狙い、まだ地上に残る神達は・・・・・。※申し訳ありませんが不定期投稿となります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-02-21 04:00:00
128548文字
会話率:70%
この時代の彼女達は、家族や親しい人達と引き裂かれる事はないのだろう。きっと思いもしないはずだ。《※重複投稿しています》
最終更新:2021-12-30 03:00:00
2395文字
会話率:19%
主人公の石井聖太には、藤波舞という幼馴染がいた。
舞は学校で人気があり、しつこく言い寄ってくる男子もいる。
そのため、聖太はいつも舞の傍にいて彼女のことを守っていた。
しかし、舞は守ってくれる聖太に罪悪感を募らせるようになった。
二人はすれ
違うようになり、二人が引き裂かれるある事件が起きる…
本作は前半がBSSとなります。
※この物語はフィクションです。実在の人物や団体とは一切関係ありません。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-11-02 21:17:58
30614文字
会話率:26%
身分も境遇も違う二人は、たくさんの偽りを抱えたまま、出会ってしまいました。
真実に引き裂かれることを恐れて、ともに胸の内を明かすこともできない二人が、舞踏会の夜、誰もいない裏庭で、たわむれのようにワルツを踊るふりをします。
けっして触れあわ
ず、ただ寄り添うだけという暗黙の了解で――
連載中の話のスピンオフです。この先、出るかどうかわからないシーンですが、突発的に書いてみました。
※アルファポリスとムーンライトノベルズにも「ダンス・イン・ザ・ナイト」の題名で投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-09-18 18:47:50
464文字
会話率:34%
「普通って何だろうね」
そう、呟く君の意図がわからなくて聞き返した。
二人だけの小さな幸せ。二人だけの小さな小宇宙。
これは運命だったのに、同性というだけで引き裂かれる世界。
普通だなんて……
普通とは何か、それを恋愛から描いた美しくもド
ロドロした話です折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-04-30 14:05:25
4493文字
会話率:25%
絶望のなか武士は斬り進む……
絶対不動の強固な信頼を原動力に、大陸へ覇を唱えるまでに躍進を遂げた義雄国。しかし永年義雄国を支え、導き続けた巨星・雲海大将軍が戦没した時、その「絶対」は崩れ去る。信念を違え、為す術無く引き裂かれる義兄弟。苦渋
の内憂外患、危機へ瀕する帝国の落日。若き大将軍・義虎は、この修羅場をどう生き抜くか……!
かつて大学の授業で課題として書いたものでございます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-04-22 23:45:11
8032文字
会話率:23%
少年時代の淡い過ち、それは大人が決め付けた事。
純粋に大好きと云う気持ちを体現しただけだった。
なのに、武田奏朶と真田悠は哀しくも引き裂かれる。
あれはいけない遊びだったのか......。
大好きと云う気持ちさえも否定されてしま
うのか。
奏朶は悠に逢いたい一心で、悠が行きたいと言っていた高校に入学する。
そして、悠に再開するが...........。
普通にエロいBLです。
気晴らしに書いた、頭使わない作品です。
お気軽に読んで戴けたら嬉しいです。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-02-25 03:04:58
7382文字
会話率:28%