※こちらは同名の短編版に加筆修正を行った連載版となります。
一章が改訂版、二章から書き下ろしです。
☆★あらすじ☆★
小都市の片隅にある、どこにでもある田舎町、木崎町。
古い神社の息子、小堺優斗はそこで慎ましやかな日々を過ごしていた。
そこに一人の少年、宮前律が転校してくる。
それが優斗を闇の世界に引き込んでいく事になるのだった。
ある日、律に誘われ実家である神社の管理する史跡へ赴く優斗。
そこは何度も訪れた馴染みのある場所。
しかし、その日は常とは違う気配に満ちていた。
冷気に包まれ妖しげな虫が飛び回るその場所で、優斗は己の運命を知る。
壊れていく日常。
這い寄る非日常。
優斗は妖刀を手に戦いに身を投じていく。
その先にあるのは善か悪か。
登場人物紹介
小堺 優斗(こさかい ゆうと)
主人公。
百六十二センチ、五十キロ。
小柄で艶のある黒髪の中性的な少年だが口が悪い。
おとなしいが気が弱いわけではなく、売られた喧嘩は倍にして返す。
祖父に剣術を学び腕が立ち、将来の夢は警察官。
律との出会いが優斗の生活を激変させていく。
宮前 律(みやまえ りつ)
百八十一センチ、六十五キロ。
暑い夏の日に転校してきた長身で赤茶けた短髪の利発な少年。
優斗曰く、人懐っこい大型犬。
いつも明るく元気だが時折仄暗い表情を見せる。
優斗に執着し、闇の世界に引き込んでいく。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-28 17:30:00
126409文字
会話率:24%
女子高生・白石由希の日常は一瞬で地獄に変わった。
「あなたはこの世界を救う勇者に選ばれました」
そんな声が脳内に響いた直後、仮想世界に転移させられていたのだ。
「なにこれ...理解できないんだけど」
そこに住まう魔物に白石由希は為す
術なく嬲り殺される。そして殺されると現実世界に戻される。それを何度も何度も繰り返すのだ。心身共に限界へ達しそうになる由希にある1人の男子高生が声をかける。
「多分そのゲームは由希1人だとクリアできないようになってるんだと思う。大丈夫。僕が協力してあげるよ」
男子高生・平川穂の協力のもと、魔物を倒すことに成功する。喜ぶ由希だが、ゲームは終わらず次のステージへ進む。平川穂は由希に対して、これからも協力する代わりにある条件を提示した。
「ねぇ、僕と付き合ってよ」
いつもの日常に戻るためには仕方ないと思ってた。だけど...
「私...由希のことが心配だよ。ここのところ元気がないし、ずっと何か考え込んでる。もし悩み事があったら相談に乗るから」
壊れていく日常と膨らんでいく自分への失望感。でも、それすらもこれから続く地獄への第1歩にしか過ぎなかった。
「アハハハ!あたしは人の苦しむ顔を見るのが好きなの。お姉さんは一体どんな顔をするのか、今から楽しみで仕方ないよ!」
「妄想と現実を履き違えるな。君は僕がいないと何もできない。まさかそれを忘れたんじゃないよな?」
膝をつき絶望に項垂れてもその心に抱いた決意を失うことはない。だけど無限に続くこの生き地獄に、いつまでその虚勢を張れるのだろうか。
「役者も舞台も問題なしと...でも脚本と演出がイマイチなんだよなぁ。そうだ、いいこと思いついた」
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-23 21:17:53
3731文字
会話率:50%
魔法が発達した時代。才能によって魔法を使えるものは「魔法使い」そうでないものは「一般人」と称され魔法使いは神格化されている。
辺鄙な村から魔法の才を見出されて入学した魔法使い、ヴィオラは治癒魔法科の劣等生。同級生から雑用を押し付けられる毎日
の傍ら、学園の王子と称される天才でありながら生活能力皆無の美男子、プラタナスの世話を焼く毎日を過ごす少女であった。そんな日常の中、不意に学園で生徒が連続失踪する事件が起こる。これをきっかけにしてヴィオラの日常は反転していく──。
反転した日常で暗躍する影が二つ。
一つ、平民でありながら高い能力を見出された少女。彼女は台風の種のように騒動の中心となり、まるで導かれるように王子一派と急速に仲を深めていく。
一つ、王子の婚約者にして高い能力を持つ少女。まるで平民の少女の動向を邪魔するように行動していく。
壊れていく日常。ヴィオラの運命は如何に──折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-05 20:08:33
18335文字
会話率:54%
別世界、或いは鏡面世界なんて言われる何処かの誰かでいつかの誰か。
霞ヶ丘高校2年生鏡道透華は、暑くなり始めた季節の始まりに、謎のフードを被った男に襲われる。
その襲撃は偶然か、はたま必然なのだろうか。襲撃を皮切りに突如として崩れ始める数多の
日常。
壊れていく日常の最中、救いを求めた少年は、誰かの為に、自分の為にと、差し出された手を握る。
凡人であった誰かはいま、運命の悪戯によっていずれ至る夢を見る折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-04-13 18:00:18
4889文字
会話率:41%
夢をあきらめ、闇魔法士として渋々パーティに所属したリコリス・アリエッタ。しかしパーティのリーダーである勇者はパワハラ気質で、徐々にリコリスの精神を蝕んでいく。さらに仕事を任されているダンジョンは何かがおかしくて…?壊れていく日常のなかでもが
く、少女を主人公とした、ダークファンタジーです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-01-21 09:00:48
77706文字
会話率:45%
「25人一緒にいられれば、それだけでよかった」
ごく普通の高等学校に属する、2年E組。けれどこのクラスには、“全員超能力者”という秘密があった。
そんな彼らの元に突如届いた、一通の手紙。
『皆様には、宴に参加して頂きます』
それをき
っかけに、生徒が1人、また1人と姿を消してしまう……。
なぜ2-Eを狙うのか? 差出人の目的は? 消えたクラスメートの安否は?
そして誰かが言った。
「この中に、犯人がいる」と。
徐々に疑心暗鬼になっていく生徒たち。どんな策を練っても、1人ずつ消えていく運命は変えられない。
壊れていく日常と絆を守るため奮闘する超能力者たちが、その裏に隠された辛く哀しい真実を紐解いていく──。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-12-25 00:00:00
48668文字
会話率:32%
現代は少子化も進んで教育機関は短縮されまくり、学生生活がたった一年間に。その中でもお金持ちが通う特級クラスが存在する。一か月しか存在しない特級クラスに、平凡な私がまさか行くことになるなんて。そこで起こる大事件の予感。近未来の閉鎖的な学園で
巻き起こる、平凡女子アーリエの壊れていく日常。なんでこんなことに。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-10-11 19:56:09
10159文字
会話率:30%
主人公、菅原道也は普通の高校生である。
毎朝家に起こしに来てくれる幼馴染、刺々しくデレるクラスメート。
ニート気質な美少女ゲーマー、引っ込み思案で献身的な後輩。
そして、小さい頃からの憧れの先輩兼お姉ちゃん。
個性的な美少女に囲まれ、夢のよ
うな現実を生きる普通の高校生。
そんな生活がいつまでも続くと道也は思っていた。あの悪夢を見るまでは。
絶望しかない悪夢。夢で変わり果てた五人の姿を見る。
恐怖に震えながらも、何とか初日は朝を迎えることには成功する、
しかし、その日から悪夢は次第に日常を侵食し始めて……。
不可解な事件、謎の出会い、そして、病んでいくヒロインたち。
道也は壊れていく日常と夢の中で、無事に生きることができるのだろうか。
「やってやるよ。深淵を覗いてでも、知らなきゃならないんだったら!」
そして、ヒロインたちが抱える”悪夢”に向き合い、ハーレムを築けるのだろうか。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-08-30 20:02:43
91980文字
会話率:39%
氷室深夜は走っていた。
午後三時。たくさんの人々が歩き行き交う大通りを。青空の中を駆け抜け、迫りくる夜闇からただひたすらに走って逃げ回っていた。
周りの人々が気づかぬうちに、次々に侵食される風景。壊れていく日常。
『このお守りが、あなた
を守ってくれるからね』
遠い昔の誰かの記憶、紐解いたその中ではー-------
「ああ…よく眠った。」
間の抜けた、カミが眠っていた。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-01-21 18:13:18
13884文字
会話率:16%
僕は正常だ僕は正常だ僕は正常だ僕は正常だ僕は正常だ僕は正常だ僕は正常だ僕は正常だ僕は正常だ僕は正常だ僕は正常だ僕は正常だ僕は正常だ僕は正常だ僕は正常だ僕は正常だ僕は正常だ僕は正常だ僕は正常だ僕は正常だ僕は正常だ僕は正常だ僕は正常だ僕は正常だ
僕は正常だ僕は正常だ僕は正常だ僕は正常だ僕は正常だ僕は正常だ僕は正常だ僕は正常だ僕は正常だ僕は正常だ僕は正常だ僕は正常だ僕は正常だ僕は正常だ僕は正常だ僕は正常だ折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-01-07 22:14:14
5156文字
会話率:0%
いじめられて、助けてくれた。そこから壊れていく日常
最終更新:2017-08-06 20:41:39
1270文字
会話率:34%
加奈は夫と娘の3人暮らし。
独身の友人から不倫の相談をされて、加奈は戸惑う。
「不倫なんて私には関係ない」
そう思っていたが…
壊れていく日常
そして平凡だった人生が大きく変わる
愛する人の裏切りを許すのに、理由は必要ですか?
最終更新:2016-12-16 18:21:41
19232文字
会話率:24%
砂漠の中心に位置する享楽都市ーーその名はアルヴィス。その下町にある酒場の娘チェルは、ある日重傷の青年シャルトリューを助ける。徐々に壊れていく日常。何が夢で、何が現実なのか。少女は分からぬまま、『享楽都市の日常』に巻き込まれて行く……
異形の
生物《ケモノ》に支配された世界で、人間とケモノ達が織り成す物語。
※第一章再改訂中。第二章改訂後に更新予定。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-02-22 16:20:51
88561文字
会話率:38%
ごく普通の高校生、通称みっちゃんは今日も世界に愚痴を吐きながら親友のなっちゃんと一緒に学校に向かう。そんな彼女たちの前に現れる謎の少年、漆磨京介。それをきっかけに急速に壊れていく日常。みっちゃんがその先に見たものとは?
最終更新:2005-09-29 10:12:21
18445文字
会話率:48%