ここは百年に一度。勇者と魔王が戦い秩序か混沌かを決める「役割の世界」
この世界は勇者が勝利すれば秩序の光の時代。
勇者の剣折れ、魔王が勝利すれば混沌の闇の時代。
これを百年ごと繰り返す世界。
巫女は問う。
なぜ神々はこのよ
うな事をするのかと。
賢者は答える。
それが「役割の世界」だと。
プレイヤーはキャラクリを終えて役割の世界に勇者として生まれ変わろうとしたが突然ゲームオーバーになってしまった!
勇者が誕生しなかった役割の世界。
帝国軍と魔王軍の戦争は続いていた。
何故勇者は現れないのか。敗れたのならなぜ世界は闇の時代にならないのか。勇者の行方が謎のまま戦いは続く。
役割の世界が燃える。
そんなある日、地下遺跡の中で眠っていた巨大モンスターが目を覚まし動きだした。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-16 19:03:12
651191文字
会話率:49%
ステフィン皇国は多種多様な種族が共生する大陸一の大国。エルフ族、ドワーフ族、小人族、リザードマン族、そして人族の五種族が生活し、時に小さな衝突を繰り返しながらも共存している。その中心には冒険者が存在し、モンスター討伐や採取によって経済が活
性化し、平和が保たれていた。
その冒険者たちが集う街「リース」、通称“はじまりの街”にやってきたのはドワーフ族の青年ヴィトル。彼は一般的なドワーフとは異なり、筋骨隆々ではなく慎重で臆病な性格。故郷での依頼をこなしながらも、他の世界を見てみたいと冒険者として活動している。
ある日、ギルドマスターのアレスから呼び出され、ギルドに赴いたヴィトル。そこで待っていたのはギルドマスター・アレスと、協調性がなく孤高を貫くエルフ族の冒険者・アムラスだった。アレスは二人に極秘任務を命じる。それは、最近リース周辺で高ランクモンスターが頻出し、封印された“忘れられた地下遺跡”が動き出している可能性があるため、遺跡を調査するというものだった。
渋々コンビを組むことになったヴィトルとアムラスは、慎重に遺跡へと向かう。森を抜ける途中で彼らは強敵・シャドウウルフに遭遇し、連携して何とか撃破するが、道中の危険さを改めて実感する。
そしてついに二人は、苔むした巨大な石の門がそびえ立つ“忘れられた地下遺跡”に到達する。
未知の恐怖が待ち受ける遺跡の中で、二人の運命は大きく動き出すことになる――。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-16 16:17:09
14402文字
会話率:30%
フラク・レムナス――異形との戦いで命を落とし、女性の姿で蘇った元少年。
フラクは古代文明の地下遺跡に単独で潜り、伝説の『神剣』を発見。
【さぁ、ワタシを手に取って――】
神剣からショウジョの声が聞こえてきた。世界に九つしか確認されていない
神剣。空中に浮かぶ剣と鞘。ソレは『10本目の神剣』であった。
しかしフラクは――
「悪いがお前に用はないんだ」
あろうことか神剣の鞘だけを持って遺跡から去ってしまい……
【はぁぁぁぁぁぁ~~~っっっ!?】
遺跡に神剣の絶叫が木霊した。
だが、置いて行ったはずの神剣は、ショウジョの姿になってフラクの下に現れ、
【ワタシの『服』返せ~!】
と、真っ裸な状態で意味不明なことを叫びながら、フラクを襲撃してくるのであった。
古代文明の遺跡とは……神剣とは……フラクの命を奪った、人類の宿敵である異形の正体とは……?
神剣のショウジョとの出会いから、カノジョは古代の文明に隠された秘密に触れれていくことになるのだった――
本作はTS要素アリ、百合っぽい展開アリ、微エロアリの作品になります。
※中身が男の主人公なので、純粋な百合をお求めの方は注意してください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-12 00:20:19
183093文字
会話率:39%
フェリウスと呼ばれるこの世界には、かつて竜角人と呼ばれる人々が存在した。古龍に祝福された種族と言われた彼らの竜角には、ある伝説があった。『白磁の竜角』———竜角人の王族のみが持つという白い竜角は不老不死の薬になるという伝説だ。そしてその伝説
を信じた者たちの手によって、ライン大陸東部海上の島国に住んでいた竜角人は絶滅し、歴史の表舞台から姿を消してしまう。
竜角人の絶滅からおよそ300年後。ライン大陸西部の国、リンドブルム王国で貴族であり冒険者でもあるリッカとクオンの姉弟は、王国南部に広がる『翠の森』の探索をしていた。その途中、地下遺跡の中で、二人は魔法により仮死状態で眠っている竜角人の少女を見つける。彼女の竜角の色は白―――伝説の『白磁の竜角』だった。
目を覚ました少女はカリンと名乗った。最初は警戒していたカリンだったが、リッカとクオンの優しさに触れ、次第に打ち解けていく。しかし、もし彼女が『白磁の竜角』を持っているのなら、悪人に竜角を切り取られて殺されてしまうかもしれない。リッカとクオンは、世界で独りぼっちになってしまったカリンを守ることを決意する。しかし『白磁の竜角』には、カリン本人も知らないある秘密が隠されていた・・・。竜角人への悪意が残るこの世界で、姉弟はカリンを幸せにできるのであろうか?三人の物語が今、始まる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-15 08:10:00
722386文字
会話率:65%
【第一章あらすじ】
死んだら驚いた!
現代日本で死んだはずの俺は、魔法と魔物の跋扈する異世界で、同じく死んだであろう一人の戦士として生き返る。
豚面肥満体で、なんとも馴染みのある「オーク戦士」として───。
チートもねえ、スキルも
ねえ、転生特典ナニモノだ!? ハッ!
オラこんなオラ嫌だ~! ……と言うこともなく、ぼんやり始まる異世界ライフ。
しかしこの異世界は、俺のそんなぼんやりマインドとは無関係に、帝国は崩壊し群雄割拠な無法地帯ばかりの、えらい状況なのであった。助けてエラいヒト!
【第二章あらすじ】
俺はJB.ただの糞ガキ。LA生まれ異世界育ち、悪い孤児達、だいたい友達。
そんなこんなで生まれ変わったのは悪名高い“迷宮都市”クトリア。邪術士シャーイダールの元で、地下遺跡からお宝を発掘する仕事をして日々を凌いでる俺は、あるとき死にかけのドワーフの世話係になる。
そいつが息を吹き返して最初に言った言葉が、「ここはベガスじゃないのか?」。
「こっちの世界」で初めて出会った“同じ世界からの転生者”だが、このオッサン、どーにも色々ズレていて───おい、アンタ一体ナニ造ってンだ!?
【第三章あらすじ】
金持ち私学の海外修学旅行。その帰路に就く飛行機の中、俺、真嶋櫂(マジマ・カイ)は突然の強い振動に起こされる。横に座るダチは青ざめて「ハイジャックだ」とか抜かしやがるし、確かに色黒の男が何やら大騒ぎで暴れてる。振動はさらに激しく大きくなり、急下降を始めて機内はパニックになるが───次の瞬間俺たちは、真っ赤に染まる空の下、瓦礫と岩山の荒野に居た。
現れた不気味な爺が言うには、「君たちはみんな死んだ。別の世界へ生まれ変わらせてやろう」。
イカれた場所でイカれた提案。そして生まれ変わった俺たちは───犬、猫、猿、犀、猪に……魔人(ディモニウム)? 戦乱渦巻く危険な世界で、化け物相手に大立ち回り。その先で俺が突きつけられたのは……、
「───さよならだ……。
もし縁がまだあるならば、また会うこともあるかもしれんな───」
(※アルファポリスに重複投稿しています)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-01 05:00:00
3061988文字
会話率:26%
ある朝、彼は何か気がかりな夢から目を覚ますと、自分が記憶を失っていることに気づいた。そしてどうやら彼は呪刑囚と呼ばれる異能犯であり、ここは地下遺跡迷宮監獄いわゆるダンジョンであることに。
生き残りを賭けたデスゲームが今ここに開幕する!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-02 22:50:19
29218文字
会話率:17%
□あらすじ
目には目を──
異能には異能を──。
たとえ異能を持つ者が皆、異能で滅びようとも。
不意に目を覚ますと、彼は地下遺跡監獄迷宮で、自分が記憶を失っていることに気づいた。手掛りは一枚の運命の輪の札のみ。否応無しに迷宮での
死亡遊戯に巻き込まれていく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-07 15:53:07
9871文字
会話率:0%
異能の力を持つどこにでもはいない高校生 千堂零(せんどうれい)緊急指令を受け相棒の深井涼 (ふかい りょう)を拉致し大学調査チームと警官が行方不明となった地下遺跡へと向かう
地下で彼らを待つものは鬼か悪魔か
最終更新:2023-02-20 18:00:00
13054文字
会話率:50%
堕天使シェムハザの降臨に端を発する終端戦争から千年余り。
東方連合と西方魔境の狭間に位置し、今なおその地下遺跡最深部にシェムハザの眠る絶対中立地ゲヘナ。
そのゲヘナで何の夢も希望も目的も持たず、ただ漫然とその日を生きるだけの半獣人の少年ア
ゼル。
彼はある日、武装警備員たちに追われる不思議な少女セフィと出会う。
面倒事を嫌い、その場はセフィを見捨てたアゼルだったが、その後、地下遺跡深層にて思わぬ再会をする事となる。
激しくぶつかり合う二体の巨人と、それから逃げるセフィ。
今度は咄嗟にセフィの手を取り、走り出すアゼル。
しかし、その果てに巨人たちの争いに巻き込まれてしまったアゼルは、瀕死の重傷を負ってしまう。
赤い血が流れ続け、意識が薄れていく。
「死んで、たまるか……!」
それでもアゼルは生を渇望し、セフィはそんな彼に自らの翠色に輝く血を飲ませ、分け与えた。
次の瞬間、全身が激しく燃え上がるような痛みと苦しみの中、アゼルの巨人ネフィリムへの転化が始まった。
※pixiv、小説家になろう、カクヨムに並行して上げてます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-13 13:18:47
199084文字
会話率:38%
女子高校生アキラが転校したのは桜中央学園高等学校。
しかしその学園では教師の不審死事件が起こったばかりだった。
学園に伝わる不思議な言い伝えによると、邪霊を呼び起す儀式がはじまってしまったという。
そして、儀式の生贄に選ばれた学生を救えるの
は、転校生であるアキラだけ。
繰り返される儀式の目的は?
そして、七十年前に邪霊を封印した初代『転校生』とは?
オカルト×ホラー×恋愛要素を含む学園ダークファンタジー。学園伝奇ジュブナイル風を目指しています。
※幽霊が出るため、保険としてレイティング指定しています。
アルファポリス、カクヨム、ノベルアッププラスにも掲載。
旧題:呪縛のジオグリフ
以前公開していたものを改題、改稿しました。
表紙イラストをTwitterにて掲載。
(C)三沢ひらく2018 - 2020 All Rights Reserved折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-26 13:59:44
143015文字
会話率:43%
主人公、藤芝 達魔はクラスメイトとともに異世界へと転移されてしまう。
特殊なスキルと引き換えに、神に並ぶほどの魔力を得るが、特殊スキルのみが勝ちあるものだと思う神の手により、この世の地獄と謳われる迷宮、【奪魂の地下遺跡】へと飛ばされてしまう
。
しかしそれが、彼の相棒と巡り合わせることなど誰も知らない。
果たして彼は、友と再会できるのか?そして世界を救うのか?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-02 23:30:18
80378文字
会話率:52%
王国で起こる不可解な連続殺人事件、魔獣化する人間、人々を襲う魔物たち、様々な思惑が絡み合うなか、主人公ノアは魔獣化の謎を追いレムサの街に向かうノア一行だったが、そこに待ち受けていたのは…。 3年後、力を使いこなせるようになったノア。行方不明
のエレナを探し、情報を集めるためロスベラへ。 混乱の中、王位についたクロード。体制が整わない中、王国では覇権争いが起こり、新王クロードと伯爵となったバルバロッサがぶつかり勝敗が決す。
故郷を後にしたノアはルブストの街で情報ギルドと街の闇を暴く。そんな中、街や森にナンギ鳥が現れる事件を解決する?ノア。
一方、エレナは帝国にあり、帝国の内乱に巻き込まれる。王国・帝国の動乱は聖王国の陰謀だったのか? そんな中、王国では女王に命じられたクロードがタラートに攻め込む。
ノアはタラート地下遺跡で再び力の存在アフムに出会い、アフムの語るこの世界の成り立ちと連綿と続く戦いの歴史に驚愕する。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-01 00:00:00
23940文字
会話率:30%
なんでも願いが叶うという噂がある地下遺跡を訪れたソロの冒険者カイン。
しかし、噂はあってもその地下遺跡で願いを叶えてもらったという者の実例を聞いた事のある者など誰もいない。
何もないかもしれないが、一縷の望みに賭けて訪れる。
だがそこには
やはり何もなかった。
帰ろうとしたところで、それまでとは状況が変わる出来事が起きる。
地下遺跡を地上まで伸びている小さな穴から差し込んできた太陽の光を受けて辺り一帯は尋常ではない光で照らされた。
そこに姿を現したのは、神話上の生物『天使』と呼ばれる存在だったのだ。
「天使だと?そんなもの信じられるか」
「ではあなたの願いを叶えれば信じて頂けますよね?」
「――ああ、そんなことができるならな」
「わかりました」
そう言い、天使はカインの願いを叶えようとするのだが、それはカインが願ったこととは別の願いだった――――。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-03-31 02:25:08
212087文字
会話率:54%
◆作品概要
イケ好かない上官の命令で迷宮と化した地下遺跡を探索することになった、モルガンヌ国近衛兵団所属親衛隊士フェイリル。
武功など期待できない任務であったが、敬愛する将軍からの期待もあり、気楽な単独任務として足を踏み入れた。
だが、彼の眼前には想像を超えた世界が広がっていた!
遺跡の中には、冒険者の闊歩する街や探索の中継地点となる砦があり、迷宮に神出鬼没する妖怪狩猟群、さらに一筋縄ではいかない怪人が彷徨し、任務に励むフェイリルを待ち受ける!
果たして彼は上官に命じられた任務を完遂することができるのか!?
【探索の足跡】
第一階層~ MAP No.00~09
~Unknown
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-01-18 19:11:31
130784文字
会話率:35%
これは、帝国内乱中のお話。
もしお宝が出れば戦費になるからと、テレーゼの案内で未知の地下遺跡の探索を始めるヴェンデリンたち。
ところがその地下遺跡にはお宝など存在せず、ビー玉ほどの大きさのガラス玉が埋まった、石碑のようなものしか存在しなかっ
た。
ガッカリして帰る支度を始めるみんなであったが、ヴェンデリンとエリーゼがそのガラス玉が光り始めたことを発見、それを伝えようとした瞬間、二人は意識を失ってしまう。
目を覚ました二人は、地下遺跡ではない場所に飛ばされており、さらにヴェンデリンはその場所に見覚えがあった。
「(なぜ日本に戻っているんだ?)」
エリーゼと二人、日本に飛ばされたヴェンデリンは、生活費を稼ぎながら元の世界に戻るヒントを得るべく一宮信吾を探すことを決意する。
そしてようやく見つけた彼であったが、時間軸のズレがあったようで、ちょうど二人は同じ年。
信吾は高校生であった。
「俺、幼馴染の美少女とかいなかったけど……あと、美少女転校生と仲よくなんてした経験ない」
「金髪巨乳美少女を嫁にしている君が言う?」
中身が違うだけなのに、リア充高校生になっていた信吾に嫉妬するヴェンデリン。
逆に、大貴族になり奥さんが複数いるヴェンデリンに驚愕する信吾。
時期はちょうど夏休み、元に戻るヒントすら掴めないヴェンデリンたちと信吾たちは海水浴へと出かけ、エリーゼたちが飛び入り参加したミスコンの商品で、無人島キャンプへと移行する。
ところがその無人島には、ヴェンデリンたちと同じく別の世界から来た招かれざる謎の客たちがいて……。
はたして、ヴェンデリンは元の世界に戻れるのであろうか?
入れ替わった二人の長いようで短い夏休みが始まる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-04-11 19:00:00
141458文字
会話率:47%
超越者「アリクイド」が創造したとされるこの世界で、人類に文字が与えられてから900余年が経ったある日のことだった。
地下遺跡から発掘された石版がきっかけで起きた不可解なジェノサイド事件、その名も「血海の大逆」。
事件から33年後、「魔物」が
各地に現れ始めると、それまでの平穏な暮らしは一瞬にして終わりを告げた。
魔物によって祖国を追われた青年オリーゴは、魔物の実態を探る調査隊に入隊し、祖国を奪った魔物への復讐を決意するのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-02-11 01:42:31
24577文字
会話率:57%
古い地下遺跡の最奥に閉じ込められていた妖精を助けたのは、不死身の錬金術師だった。ルナと名乗った女は、彼にクロという名前を授けて助手に迎える。そうして数百年ぶりに地上へと出たクロは、彼女に流されるまま飛竜便に乗せられて――。辿り着いたのは、見
渡す限りの荒野と一軒の荒ら屋。「さあ、もう逃げられないわよ。ようこそ、アレシュギアへ!」そうして、二人だけの辺境開拓が幕を開ける!
■基本は毎日午後8:05くらいに投降できたら良いなって思います。
■感想・ご意見・誤字報告など是非是非。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-01-21 20:05:33
64487文字
会話率:49%
完全没入型VRが普及した少し先の世界。
30代のキャリアウーマン又木(またぎ)が週末の夜に足しげく通うのは、地方のとあるネットカフェ。それまでゲームとはほぼ無縁だった彼女の目的。それはVRハンティングアクションゲーム『ドラゴンハウンダー』で
雑魚モンスター、スカシぺスを狩りまくること。ただそれだけだったが……
一方、いつかの時代、どこかの場所。
狩人(ハウンダー)を生業にする18歳の少年イェガは、ふと自覚する奇妙な感覚を覚えながら今日も今日とてスカシぺスを狩っていた。変わらない毎日の中で未来への不安を募らせていたある日、地下遺跡の奥で彼が見たものとは……
1つのVRゲームを通して交差する2人の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-01-19 23:34:58
26955文字
会話率:23%
『自分』の記憶を無くし、自害しないようにされて暗い地下遺跡に放置されていた俺。
ある日突然一人の少女とそのギルドメンバーに助けられる。
助けて貰ったギルドのマスターの策略によって『ハンニバル』というギルドに加入させられてしまう。
過去の記憶がない俺と、個性の強い仲間たちによる異世界冒険。
俺は一体何者なんだ……?
※荒らし、誹謗中傷等はお止め下さい。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-11-27 00:00:00
5656文字
会話率:26%
魔法は、タダではない。
それが、新しい世の新しい理だった。
遥か古代に封印されたという万能の無制限世界改変力、魔法。失われたはずのこの脅威の超常力は、しかしあるとき不完全な形で復活を遂げることとなった。
配信魔法――有料配信方式
の、ストリーミング・マジックとして。
この「懐に優しくない力」によって人々の生活は大きく変化し、『冒険者』と呼ばれる者たちが大いに活躍する世界が形作られることとなった。
青年・アバルは、魔法に関する貴重な遺産が眠るとされる古代の地下遺跡を探索する冒険者として活動していた。ある時ひょんなことから彼のパーティーは悲惨な額の魔法使用料を請求されてしまう。なんとかして稼がねば破産・お先真っ暗コースという窮地に立たされたアバル・パーティーだったが、丁度タイミングよくパーティーメンバーに応募してきたウィザードが「ある特別な力」を持っていたことから、新しい商売を考え出していく。
「俺たちの迷宮探索を、見せてやるんだよ。街でくつろぐ住人や、冒険者仲間にな。冒険探索の生配信だよ」
珍妙な奇策に出るアバル・パーティーだったが、やがて事態は彼らの予想を超えて動き出していく……。
* 第三回 書き出し祭り 第三会場 参加作品(従量課金で高位魔法を使われたせいで、パーティは破産寸前である https://ncode.syosetu.com/n2717ew/30/)の連載版となります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-10-12 19:07:22
51504文字
会話率:39%
――『守るって決めた。助けるって――約束したんだ!』
剣聖の技を継ぐ少年は、追われる少女の手を取り逃げる。
未踏の遺跡の深奥、数多の運命の交わる揺籃(ゆりかご)へ至る道を――。
――かつての戦争での活躍により、英雄としての名声をも
つ剣術の師匠とともに、サイメルという城塞都市を訪れた少年、アルファート。
彼は師匠と別行動を取っていたところ、ピュティアという幼い少女を、彼女を追う兵士たちから助けることになる。しかし相手は多勢、追い詰められた二人は、用水路に繋がる街中の小さな遺跡に逃げ込むが、その先に、存在だけは噂されていながら、しかしいまだかつて誰も見つけられなかった、都市の地下に広がる、大遺跡への道を見出す。
この遺跡を抜ければ、都市を脱出できるかも知れない――。
己の中の正義感と、そして――胸のうちにくすぶる罪悪感に突き動かされ、少女の手を取り、遺跡に挑むアルファート。
しかし、時を同じくしてその遺跡に足を踏み入れるのは、彼らを追うミルドアーク教国兵と、それを指揮する貴族、ユタンだけではなかった。
ミルドアーク教国とサイメルを巡って長年争い続けてきた、アザンティ王国の兵士たちと、その先頭に立つ騎士、オルフェ――そして彼が連れる、謎めいた少女。
北の大帝国の密命を負わされた、アルファートの師、剣聖カロン。
世界の成り立ちを識るかのような、学者を名乗る青年ワイズと、その助手の少女ケイナ。
一様に、導かれるように遺跡の深奥を目指す彼ら。
そこに眠るという、『悪行(マレフィキア)』とは何なのか。
ピュティアはなぜ追われるのか――。
逃亡劇の中、様々な事実を知っていくアルファートは、三つの国それぞれの思惑に、かつてサイメルを支配していた亡国、テメニアの妄執までが絡み合う――この深い地下遺跡での過酷な戦いを、ピュティアを守って生き抜くことができるのだろうか。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-07-01 08:19:26
180885文字
会話率:35%