この世界では、15歳になると神から「天恵」という特殊な力が与えられる。古き時代より人々はこの力で、人生を謳歌したり世界を発展させたりしていた……らしい。
そんな古臭い話、今の時代じゃ誰も口にしない。天恵なんてマユツバな代物、誰も欲しない。
知ろうともしない。考えてみりゃ当然だ。自分の思い通りのものかどうかも分からないのにわざわざ高い金を払ってお告げをもらおうなんて、誰も考えない。少なくとも、俺の暮らすこの街では。恵神も天恵も、もはや完全に昔の伝説に過ぎない。俺の周りにも誰もいない。「天恵」を得た人間なんてのは。
世界も俺も誰もかも、天からの恵みなんて忘れている。今はそんな時代。だけど、俺は知らなかった。まさか天恵で、俺の人生が大きく変わる事になるなんて。
俺の名はトラン・マグポット。
19歳の誕生日を機に、俺の運命は動き始める。そう、あいつと一緒に。
ようこそ俺たちの店へ。 これは天恵を告げる、神託師の物語。
※スマホの方は「1行16文字」の設定でお読み下さい。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-15 14:37:32
319661文字
会話率:33%
紋章によって魔法や特技の適性が決まる世界。そんな世界で、神聖ルクシア帝国の第六皇子アレクは幼少時から高い魔力の持ち主と将来を期待されていた。
だが、七歳のとき闇魔法に恩恵のある闇の紋章を授かり、周囲の評価は一変した。
闇の魔法は人間が使え
ばたちまち悪魔となってしまう魔法で、それに恩恵のある闇の紋章を授かったアレクは呪われていると周囲から嫌悪されてしまう。
人間不信となり次第に宮殿に引き籠るようになったアレクは、二十歳のとき帝国大反乱の日を迎える。
置き去りにされた彼は毒を盛り、最期に一目見たいと闇の魔法を使うが……
アレクは悪魔にはならず、闇魔法を扱えたのだった。
闇魔法を極めていればと後悔するアレクは、意識が闇に呑まれる中で願う────もう一度、やりなおしたいと。
これは呪われた紋章を授かった男が、人生をやり直す物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-15 14:32:46
323613文字
会話率:38%
崩壊世界ミズガルズ。その西方に位置する商業都市マルタを目指す、黒衣の戦士ノヒン。足元には黒いふわふわの毛並みの子犬がまとわりつき、鬱陶しそうに邪険に扱っている。
商業都市マルタは一年程前まで治安が最悪であったが、突如として消え去った東方に
ある聖王都ソールから逃れてきた者が領主となってから、今だかつてないほどに治安が安定している。
新領主は屋敷を大きく改築し、敷地内に孤児院を併設。周辺の孤児達を屋敷の孤児院で世話し、奴隷解放にも尽力している人格者だ。解放した奴隷も使用人として屋敷で雇い、とても信頼されている。
だが、面白くないのが犯罪者達だ。新領主が来るまでは、奪い、犯し、殺すのが自由だった。犯罪者達は夜毎密かに酒場に集まり、よからぬ事を続けていた。
今日も酒場にて、一人の少女が捕らわれの身となり、涙を流して震えている。
黒衣の戦士ノヒンは、知ってか知らずか酒場を目指す。
──神話時代の宿因を背負いし戦士
──呪われし、全てを失いし復讐者
輝かしい騎士団時代の思い出を胸に、ノヒンは呪われた力によって、己の敵を殲滅する。いつか愛する者と語り合ったハッピーエンドを目指して。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-15 14:21:28
610487文字
会話率:61%
ある日、事故により異世界に転移した主人公。生産系スキルを鍛えながら、地味に明るく生きていくつもりが周囲を巻き込んで、想像以上に大活躍してしまうことになる。やがてその能力は領地運営を通じて、内政、外交、防衛等、幅広く発揮されていく。
最終更新:2024-05-15 14:17:03
4783995文字
会話率:49%
これは、世界を救ったハズの彼らに襲い掛かった物語。
元の現実を取り戻したはずの蓮は気が付けば別の空間に飛ばされていることに気付く。周囲を見渡すと、怪盗達はもちろんデスゲームに参加していた涼恵達までいるではないか。
皆で不思議に思っていると、
突然「歌とダンスで世界を救え」と何者か(笑)に指示を出される。最初は何を言っているんだこいつ……と言った感じに思っていたが、どうやら本気?のようだ。
世界を救うため、仕方なくその指示を受け入れた彼らに一体どんな試練が待ち構えているのか?
――これは、彼らが再び世界を救う物語(ただのギャグである)。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-15 14:00:00
159436文字
会話率:67%
最近妙な夢を見るんだよね。なんていうかファンタジーなのに妙に現実味な夢。
そんな夢を見ていた・・・・らあれ?赤ちゃんになっていた。
いや、確かさっき電車に撥ねられそうになって・・・・・・あれ?
まじですか。
これって所謂転生ですか・
・・・・。
まじですか。
静かに人生を過ごしたいなぁ・・・・・・周りの人達だけで質素ながら、良い旦那さんを迎えてさ。私夢だったんだけどね。
でもそんなゼロからのスタートなのに静かにって・・・・無理かな?
どう考えても無理だよね?私どうやら公爵家の令嬢だし・・・・・。
最後に言います。
・・・・・マジですか?
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-15 13:59:50
1189025文字
会話率:37%
「私、婚約破棄するから!!」
アーレン王国は魔法使いしか暮らせない国。魔力量によってレベル分けされ、それによって婚姻が決まっていた。
魔力量で決まった政略結婚に納得いかないアリシアは、アーレン王国から失踪する。
アリシアは気ままに旅をし
ながら、アーレン王国の王族問題を解決するために周りを巻き込みつつ、想いのままに突っ走る。
猪突猛進、少し我儘、我が道を行く……そして友達想いのアリシアは幸せになる為に思うがまま今日も行く。
冒頭の部分の婚約破棄は、される側ではなく、する側です。
水曜日と土曜日の週2日更新予定です。曜日は前後する事があります。
※作者独自の世界観があります。
※最後は私なりのハッピーエンドですが、それまでに主人公は、何度か失恋します。失恋耐性のない方はご自衛してください。
※R18になる様な性的描写はないですが、妊娠、出産の話もあります。苦手な方は注意を。
※結婚、離婚、暗い話、すれ違い等もあります。
※別作品の半端者〜のフィリアの母親の話になります。
誰とハッピーエンドかネタバレしたくない方は半端者〜はこちらを読み終えてからにして下さい。時間軸はこちらが先の話です。
※主人公であるアリシアは異世界転生、転移者ではありません。
※この世界の成人は16歳ですが、現実世界とは異なりますのでご注意下さい。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-15 13:35:05
25242文字
会話率:20%
自己嫌悪という呪いを自らにかけた主人公、一ノ谷真尋。
人間関係に積極的になれない彼だが、周囲の環境は彼を一人にはしておかず、様々なトラブルに巻き込まれていく。
望んでいた高校生活とは正反対の騒がしい毎日だが、だんだんその空気感が悪くないと思
えるようになり——。
彼が自分を肯定し、他者への愛に目覚めるまでの青春の物語が幕を開ける。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-15 13:31:09
10698文字
会話率:55%
前世の記憶を持ったまま魔族に生まれ変わったレビィ。生まれ育った環境は力と魔力の高いものが権力者として周りを支配する魔界の辺境だった。
明らかに体格が周りの魔族の子たちと比べて貧相かつ魔法の才能も平均程度の自分は明らかにカーストの下の分類で
強者の顔色を伺いながら暴力に耐えていかなければいけない…
絶望から解放されるためレビィがとった行動は…
『俺…人間のふりをして暮らしていこう!』
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-15 13:21:00
58112文字
会話率:46%
SF×ラブコメ×学園×アクション×推理×かぐや姫!
未来からやって来た美少女によって、普通?の男子高生がSF現象や超能力者、未来人の抗争に巻き込まれていく――
平凡な怠け者高校生の相田周太郎(シュータ)は、転校生の竹本美月と出逢う。美月
は金髪で美人の未来人。タイムマシンの実験で過去に来たと言う。実験の不手際のせいで超能力が身に付いてしまったシュータは美月に協力して、様々なトラブルを解決していくが、他の超能力者や敵の未来人のせいでますます世界は危険な方向に向かって行く。未来予知ができるエネルギッシュな美少女同級生のみよりんやテレポーターで従順な後輩くんのノエル、謎のおバカ敵スパイ、ルリ等々の力を借りながら、シュータは美月を守り、平穏な学校生活を取り戻せるのか……?
全6章で完結予定。
序章「竹取・石作篇」、二章「庫持篇」、三章「阿部篇」、四章「大伴篇」、五章「石上篇」、終章「帝篇」
ハルヒみたいなSFを自分なりに書いてみたい! と思い『みらいひめ』の構想を考えました(設定や文体がハルヒっぽいかもです。話の筋は違います)。『竹取物語』を下敷きにしています。原作を読み直したい方には、室伏『新版 竹取物語 現代語訳付き』(角川ソフィア)がオススメ。
※R15設定にしておきましたが、どの年齢の方でも楽しめる作品になってます。R15にしようと思ったのはひとえにルリが原因です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-15 13:00:00
889959文字
会話率:54%
竜司はごく普通の少年だった。幼い頃、両親を事故で亡くした竜司は、両親の財産を相続した。高校に入ると、竜二は学校一の危険な少年になった。16歳の時、竜司はクラスで一番人気の沙織と恋愛関係になった。1年後、デートの最中、竜司と沙織は口論になり、
沙織の手に奇妙な刻印が浮かび上がった。すると、沙織の下に次元門が現れ、沙織は異世界に飛ばされてしまった。しかし、竜司は門が消える前に沙織の後を追った。異世界に到着した沙織と竜司は、王とその顧問の前にいた。国王は、世界に現れた謎の生物、レヴィアタンスの脅威から人類を救うヒーローとして彼らを選んだと宣言した。しかし、顧問たちと王は、沙織だけがヒーローの刻印を持っていることを見抜いた。そして、竜司は侵入者とされ、沙織の支持は得られなかった。竜司は犬のように王宮から放り出された。数日後、沙織は竜司をけなし、彼との関係を終わらせた。竜司は都市の外をさまよい、ある村に辿り着いた。数日後、竜司は魔法の森に出くわし、不思議な力を授かった。その瞬間から、竜司は、たとえ自分の欲望が利己的で、周囲から憎しみを買うものであったとしても、自分の望む人生を手に入れようと決意した。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-15 12:48:54
21247文字
会話率:26%
「あんさんに、助けてほしいんや」
関西弁を話す奇妙な黒猫と出会った、魔法少女オタクJCの西村千秋。
そんな黒猫と契約した千秋が身を投じたのは、魔法少女になって敵と戦う運命――になるとばかり思っていたのに、実は悪の組織の一員になっていた!
?
契約を破棄しようとする千秋。
だけど
「悪の組織を抜けたら、魔法少女オタクなことを周りにバラすで」
なんて脅されて、大好きな魔法少女の敵として戦う羽目に。
しかも悪の組織はブラック企業も真っ青になるくらいの労働環境。
果たして、悪の組織が魔法少女に勝てる日は来るのか?
そして千秋は大好きな魔法少女を愛する日々に戻ることはできるのか!?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-15 12:18:51
388162文字
会話率:52%
主人公は、重い病で入院していたが、とうとう死んでしまった。
死んだはずだが、気がつけば、異世界に転生していた。
転生した異世界は、中世ヨーロッパに近い文明度で、人間にはスキルが、魔法生物(神獣・魔獣)には魔法が備わっている、ゲームの様なファ
ンタジー要素がある世界だった。
転生先は、領地貴族である子爵家の一人息子で、恵まれた境遇にある。
主人公は、この境遇とゲームの様な世界観も相まって、欲望に満ちた転生人生を歩むことを決意した。
主にエッチな方面だが、経済も重要と内政にも取り組んでいく。
子爵家の一人息子が、転生により、性格や態度が激変したため、周りに大きな影響を及ぼしもする。
貴族の義務として、主人公は教養の勉強と武術の鍛錬を強制されている。
ある事により、武術の鍛錬に能動的に取り組むようになった。
バカな歌を神獣に笑われて、縁が生じ、神獣の要請により母猫と子猫を保護する。
保護のお礼で貰った特典により、後に窮地を脱する。
父親の趣味である帆船に乗って、王都へ出向き、王より子爵家の跡目に認定してもらう。
すでに三人の許嫁が存在しており、とびっきりの美人ではないが、それぞれ違う魅力を持った可愛い女の子達だ。
伯爵家のグラマラスな令嬢、理知的でスレンダーな御用商人の娘、素直でまん丸な動物好きな少女と、個性豊かな面々だ。
少女達は、可愛いだけではなく、背景に暗い影も持っている。
ダンスの練習でニヤニヤし、スカートを思いっきり捲り、胸もお尻も、どさくさに紛れて触ってしまう。
ただ、許嫁達を大切に思っているようで、魔獣に殺されそうになりながら薬草を採取するし、馬車強盗から許嫁を救出したり、主人公は大活躍だ。
春祭りの日に、二人の許嫁と三人だけで、春を感謝する踊りを舞って、改めてプロポーズをする。
許嫁に感激されるとともに、踊りが昇華して、主人公が転生の意味を明らかにする。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-15 12:16:41
1417361文字
会話率:28%
「新しい世界で自分だけの物語を始めよう!」
「理不尽だらけの世界から抜け出して、第二の人生を楽しもう!」
そんな謳い文句で広告された、異世界『エベナ』の存在が周知され十年が経った。
誰でも記憶を保持したまま転生できるが、もちろん転生で
ある以上片道切符。
それでも転生者は後を絶たず、平凡でつまらない人生を過ごしていたスガも転生することにした。
しかし、転生者を歓迎していたはずの世界で待ち受けていたものは理不尽な現実。
剣と魔法のファンタジー世界ならば、それだけで夢があるのか。人生を謳歌するために必要なことは何か。
生きるため、楽しむためにスガは足掻き続ける。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-15 12:14:56
290698文字
会話率:24%
田舎から王都へ出た来た冒険者セシリア。銀色の髪に幼く可愛らしい顔立ちの彼はちょっぴり非力だけど優しい男の子。
立派な冒険者になろうと受けたクエストはいきなりの失敗! でもこれは始まり、なぜか戦乙女だとか聖女とか呼ばれ始めて、老若男女問わずモ
テ始め気が付けば世界の厄災の元凶を倒すため人々を導いていくことになっていくのです。
初めは思い描く冒険者像とかけ離れていく現状に困惑するけど、周りがどんどん担ぎ上げるものだから身を任せて戦いに身を投じるしかないわけで、気が付けばみんながセシリアの為に頑張ってくれる!
異世界に今まで存在しなかった姫プレイなるものを生み出しちゃうのです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-15 12:11:05
853203文字
会話率:47%
サッカーでスポーツ推薦をもらうため、志望高校が開催しているセレクションに参加した中学三年生の樹生(たつき)は、セレクションの帰りに交通事故に遭ってしまう。
右足を切断され、サッカーどころか歩くことすらできなくなって、唯一の取柄を失った喪失感
と将来への不安と絶望に苛まれる。
そんな樹生の前に現れたのは樹生の義足作製を担当する義肢装具士の古谷。両親や医師など樹生がこれまで関わってきた周囲の大人とは異なる、豪放磊落で傍若無人な男だった。
古谷は身体障害者になった現実を受け入れられずに欝々とする樹生に下手な慰めはしない。容赦ない現実と克服の仕方、そして義足を履く意義を樹生に教えてくれるのだった。
どこか型破りな古谷を信頼し始め、また樹生と同じく大腿義足を履く女の子・紡(つむぎ)との出会いを通して、樹生は少しずつ現実と義足を受け入れていくが、樹生に数々の心強い言葉をくれた古谷にも樹生と同じような苦しみがあり……。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-15 12:10:38
17003文字
会話率:55%
ほとんどの犬が消えた世界。
高等技術研究施設・ドリームボックスでは、犬と人間の遺伝子をかけ合わせた『犬人』の研究が進められていた。
動物行動学者の城崎は、不良品と称された犬人の少女・小春の処分が決定するまでの一年間、彼女の世話と観察をするよ
う上層部から命じられる。周りから孤立した一人と一匹は互いに心の隙間を補い合い、仲を強く深めていく。だが、両者に残された時間は多くはなかった。最後に迫られる選択を前にして、城崎は決断するが……?
犬と人間の関係性をめぐるSFラブコメ小説。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-15 12:10:00
137236文字
会話率:52%
身寄り無し、食べ物なし。財産は、檻と血と齢十五の身ひとつ。
細々と十年間、少女・イロハはどうにか討伐対象たる『怪人』を食い殺して生きてきた。
如何に血を浴びようと白い肌。歳月の数だけ伸び呆けた白髪。
その身に唯一育まれた『畏能』。
いずれも貧民街にあるまじき、異物にして例外。
三色寝床付きなのに不満をボヤく周囲に染まらず、その紅眼はボンヤリ不思議げに眺めてさえ居る。
『生きているだけ、皆えらい』――を地で行く、地中に埋没したレベルに低いハードル。
しかしある日。その脳天気さえ目を剥く事態に見舞われて――。
――――違いを知り、己を知る。
喰らう事、望む事。
これは、穢らわしいコトを受け入れ、進むヒトの物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-15 12:10:00
162845文字
会話率:27%
中世的で可愛らしい男の子は、生まれた時から師匠と旅を続けている。
目的もなく自由気ままな旅だったが、アムブロジア王国のムスタヨケルの街でバイオレット・メイフェイア公爵令嬢に探されたことをキッカケに2人旅は終わりを告げる。
可愛らしい男の子
の本当の名前は、アイビー・ヴェルディグリ公爵令嬢。
アムブロジア王国の隣国、セルリアン王国ヴェルディグリ公爵家の愛娘になる。
アイビーが旅をしていた理由は、アムブロジア王国の陛下から身を隠すため。
アムブロジア王国の公爵家に見つかってしまえば、陛下に献上されるおそれがある。
師匠1人では守りきれないと判断し、ヴェルディグリ公爵家に帰ることになったのだ。
公爵令嬢に戻ったアイビーを待ち受けていたものは、家族からの溺愛、そして、カディス・ブル・セルリアン王子殿下と契約で結ばれた婚約だった。
可愛すぎるアイビーを守るため周りはあの手この手を考え、アイビーはアイビーで「守られてばかりでは」と奮闘するお話です。
のんびり進みます。
長編になる予感がしています。
頭が狂っている人が出てきますので15禁になります。
1ページ辺りの本文の長さは一定ではありません。
2,000文字を目安にできれば思っていますが、短くなったり長くなったりします。
平日に2ページ更新を目標に投稿していきます。
土日祝はお休みになります。
拙い文章になりますが、楽しんで読んでいただければ幸いです。
読みにくくならないように心掛けていますが、読みにくかったら申し訳ございません。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-15 12:10:00
51986文字
会話率:40%
アヴェートワ公爵家に産まれた時から前世の記憶があったルチル。
成長するにつれて、自身が公爵令嬢であること、転生した世界では魔法があること等を知っていく。
「やっぱり…あくやくれいじょうでしゅよね…。」
3歳の誕生日をキッカケに悪役令嬢に
ならない為に、同じ歳の王子様と距離を取ることを決意。
領地に引き籠り、以前から食べたかったスイーツを開発して楽しい日々を送っていた。
王子や王家とは距離を取ると決めていたのに、ある日王子と出会い、王子と過ごす日々に、王子を推しとして愛でることに幸せを感じるようになる。
王子の笑顔を見たいが、家族のために悪役令嬢にはなりたくない。
平和が1番!虐め反対!
え?ここって本の中だったの?それも18禁エロエロ小説!?嘘でしょー!
前世往生した経験豊富な女性が、自分や自分の周りを平和にしていこうと奮闘するお話です。
前半→子供時代、後半→学生時代となります。
ざまぁはありません。
虐めや過激な発言がありますので15禁とさせていただきます。
1ページ辺りの本文の長さは一定ではありません。区切りがいいところで切り替えたいと思っています。
拙い文章になりますが、楽しんで読んでいただけたら幸いです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-12 14:38:18
703317文字
会話率:38%
剣の名家にして、国の南側を支配する大貴族フォルス家。
そこの三男として生まれたノヴァは一族のみが扱える秘技が全く使えない、出来損ないというレッテルを貼られ、辛い子供時代を過ごした。
大人になったノヴァは小さな領地を与えられるものの、仕事も家
族からの期待も、周りからの期待も0に等しい。
しかし、そんなノヴァに舞い込んだ一件の縁談話。相手は国の北側を支配する大貴族。
フォルス家とは長年の確執があり、今は栄華を極めているアークゲート家だった。
しかも縁談の相手は、まさかのアークゲート家当主・シアで・・・。
「あのときからずっと……お慕いしています」
かくして、何も持たないフォルス家の三男坊は性格良し、容姿良し、というか全てが良しの妻を迎え入れることになる。
ノヴァの運命を変える、全てを与えてこようとする妻を。
「人はアークゲート家の当主を恐ろしいとか、血も涙もないとか、冷酷とか散々に言うけど、
シアは可愛いし、優しいし、賢いし、完璧だよ」
あまり深く考えないノヴァと、彼にしか自分の素を見せないシア、二人の結婚生活が始まる。
この作品はカクヨムにも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-15 12:10:00
334309文字
会話率:51%
呪い:のろい-他者に不幸をもたらすこと、まじない-不幸を取り除くこと
王国で敵を倒す兵器として育てられた最強の勇者レオは、国の長年の悲願であった魔王討伐を単身でついに成し遂げる。
しかし魔王にとどめを刺した瞬間、呪いに絶対の耐性があるにも
かかわらず、彼は右目に呪いを受けてしまう。
王子のような強く凛々しい風貌は右目から発生した呪いで一部が禍々しくなってしまい、他者に強力な嫌悪と恐怖を感じさせてしまうようになってしまった。
魔王を討伐したはずの彼は呪いのせいで国から追放されることになる。誰も信じられなくなったレオは仕方なく奴隷を買うことに。
奴隷の館で出会った奴隷少女は、レオの事を嫌悪も恐れもしない、唯一の人だった。
少女と共に呪いを解くための旅を始めるものの、呪いは「誰かが死ぬ瞬間を未来視する」というもう一つの効果も発揮し、レオの心を蝕む。
さらに、購入した奴隷の少女にも何やら秘密があるようで?
強大な力を持つレオは、確実に死ぬ誰かを救うために奔走する。
そんな彼の周りには、次々と少女たちが集まっていく。果たしてレオは、自身を蝕む呪いを解くことができるのか。
この作品はカクヨム、アルファポリス、ノベルアップ+にも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-23 12:00:00
405197文字
会話率:24%
気づいたら剣と魔法のファンタジー世界に転生していた。これで私もチート無双!
なんて思っていた前世の記憶のある伯爵家の令嬢、ウリアは3歳の適性検査で全てのステータスが最低のFであると告げられる。
平民以下の世界最低のステータスに父はウリアを見
捨て、母は心労で亡くなっていしまう。
家の使用人にも見下され、それでも勉強を頑張るが、一向にステータスは伸びない。
そんな折、ついに父親が再婚。義理の母と兄と妹ができることに。
義理の母からは嫌われ、義理の兄からは見下される。一生いじめられるようなそんな生活を覚悟したが……
「私、お姉様が欲しかったの!よろしくね!私はエヴァ!」
ウリアに尽くしまくるエヴァ。エヴァはウリアのステータスや家庭の問題もどんどん解決していく。
成長するにつれて、ウリアの周りには皇国の皇女、エルフ国の姫、獣人族長の娘や天才技術士の少女など各国のお偉いさんが大集合!
みんな優しく、真剣にウリアに向き合ってくれる。
けれどみんな、ウリア以上にウリアに詳しいのはなぜなのだろうか?
これは、実は鬱ゲーの主人公であるウリアを、ゲームに詳しい転生者達が徹底的にサポートしてハッピーエンドを目指す物語である。
※ただし、各転生者は原作ゲームの知識を伝えることはできない
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-17 20:50:01
440181文字
会話率:28%