大学入学前の一か月、書店でアルバイトを始めたスズメは、在庫検索用の“小さなAI端末”を首から下げることに。しかしその端末、ただの便利ツールかと思いきや、ときどき妙なメッセージを吐き出すようになる。しかもスズメが夜ごと見る“エメラルド色の廃墟
”の夢と、なぜかどこかで繋がっている気がしてならない――。
何気ない書店の日常と、静かに迫る謎。端末が秘める秘密とは? 夢に現れるあの場所は何なのか? 虹が示す先に隠された“ページ”を追ううちに、スズメはいつの間にか不思議な旅の入り口へと足を踏み入れてゆく。現実と夢とが交錯するこの物語、あなたも覗いてみませんか?
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-17 20:59:23
32564文字
会話率:41%
主人公の炭咲、タンサキは幼い頃、父親の野望によってママと妹を失う。タンサキは両腕が木炭になったまま、一人だけ生き残る。その影響でタンサキは、その後自分を捨てた父親に復讐するために生きる。
タンサキが14歳になり、センター試験を受ける当日
に寄ったコンビニでとある少女と出逢う。初対面の少女はタンサキをパパと呼び、試験所まで付いて来る。タンサキは少女に捨てられた子共と言う意味で「ステラ」と名付ける。
試験所に謎の案山子が現れ、タンサキと少女の命を狙う。木炭の両腕に宿った炎に火をつけてカカシを倒す。しかし蘇ってきたカカシがタンサキの首を大きなハサミで切り落とされる。
妙齢の女性、こひなに助けれたタンサキは新吉原で身を隠す。タンサキは炎を使った副作用で大量の血を吐き出す。治療のために身内の香月がいる病院まで新吉原から移動する。
病院で健康診断を受ける間にまた追っかけてきたステラが、株式会社ミドリエ製薬会社の関係者に拉致される。ステラを取り試すため、実の父親と対面する。後ほど拉致を依頼した各務アリマと七日間、家族として一緒に暮らしすることを依頼される。
翌日、アリマの望みで動物園に訪れる。楽しい時間を過ごしたが、いきなり無理したせいで4日目の朝に風邪に引く。契約を移行できないことでタンサキとアリマが大喧嘩する。二人を止めようとしたステラがタンサキに怒鳴られたショックで家出する。ステラを捜す途中にステラの能力を知る。タンサキはステラを本家に送り、部屋に閉じこもる。
後日、牡丹と一緒に尋ねた各務家の屋敷でステラの死を目撃する。タンサキが気絶した間に、バベルにアリマが逮捕される。ステラの遺言であるアリマを救うため、タンサキはバベルに向かう。
そこで、バベルの神である陽と遭遇する。タンサキはアリマが犯した罪を贖いとして代わりに死ぬ。タンサキは、身代わりに死んだ後、復活して青い炎を地上に落とす。タンサキとアリマは帰り道にコンビニに立ち寄り、2人で秋入学を考える。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-17 09:02:49
121522文字
会話率:48%
西暦2047年
最先端医療技術のコモディティ化は世界の人口を108億人に押し上げる結果となり人類は新たな局面を迎えていた。
食料不足による領海戦争、化石資源の枯渇により過去の人工物や木々を燃料とせざるを得なくなると CO2は飽和し海域平均海
水温度を5.7℃押上げた。海洋生物の多くは死に追いやられるも、行き過ぎた人道配慮と支援は尚も増え過ぎた人類に公平と平等の分配を施そうとしていた。
そんな中、人類は遺伝子操作によって植物から人造人間を生み出すことに成功したのであった。
それは光と雨水だけで生命を活動させ CO2を吸収し酸素を吐き出す画期的な人造生命体。
人類は歓喜し瞬く間にこのバイオロイドは世界に普及する事となる。
一家に一体だったバイオロイドも一人が複数台持ちはじめるとすぐに飽和状態に至る。人々はバイオロイド達にすべてを任せ働く事を止め生命の営みそのものも希薄になるとやがて人類は終息へと辿り着く。
水と光だけでおよそ500年近く生きるとされるバイオロイドも完全ではなかった。
動物に備わる記憶力が薄弱であり個体差はあるもののその記憶力は概ね十数ヶ月。
自身へのメッセージとしてその使命を申し送らなければ直ぐに本来の植物へと回帰させ安住してしまうのであった。
果てしない時の中を生きるバイオロイドにとって自身を植物へとさせないためには僅かな因果律の綻びさえも許されない。
———— 過去と現在、そして未来が同刻に巡りそして紡ぐ ————
そのメッセージは過去のボクから届いた
このメッセージは未来のボクへと送ろう
追伸 ラプラスは無駄になった(P.S. Laplace in vain)
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-16 17:10:00
18728文字
会話率:61%
SNSを持っていないので、裏アカウントのように言いたいことを吐き出すだけの場所。エッセイで出しとけって言われたけど、この内容をエッセイにしてはいけないと思う。日常系の小説と言えば日常系に含まれるのかもしれない。
最終更新:2025-02-16 17:08:09
9607文字
会話率:45%
人間はやめなくて良い理由を無意識的に見つけている。
これは僕がそんな言葉の呪いを、君に吐き出す物語。
キーワード:
最終更新:2025-02-11 23:55:49
1139文字
会話率:41%
マンガ好きで日本に来て働いている中国人…どこにでもいる平凡な人間。
子供時代や家族の愚痴を中国のSNSにこぼしたら、たちまち親族らにバレそうなので、日本語ならセーフじゃねえ?と思い、もやもやを吐き出す場所を設けた。
鬱屈した塊を丸めて穴に埋
めれば、明日もきっと何とか生きていけるはず。
不定期更新、頻度とメンタルの強さが反比例する。
強く生きよう。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-08 00:39:12
2230文字
会話率:24%
異世界に行きたいな、異世界に行って金髪巨乳エルフとイヤラシイことしたいな。え? だめ? じゃーせめて金髪巨乳エルフになりたいな。それならいい? やったぜ! 現実がうまくいかないアラサーの引きこもり系男子が、晴れて巨乳エルフになって異世界へ
。あれ、でも思ってたんと違う。巨乳って自分でなっても面白くない! 異世界でもコミュ障なボクがもらったチートは、微妙なアイテムを吐き出すピンクのガマグチだけ。俺TUEEEEは? ハーレムは? 残念、異世界だって現実でした。
転生しても相変わらず情けないエルフのマリーが、四肢のない盲目の少女ミューズを抱いて、成り行き任せで異世界を旅する話。カルチャーギャップに翻弄されながら、今日もマリーは死なない程度に生きている。
気楽に書くのでゆっくり不定期。下ネタ不謹慎ネタが苦手な人はごめんなさい。四肢欠損の女の子が出るので苦手な人は(略)最近はめっきり更新も滞っていますが、五百億ほど手に入り不労所得で生活でき次第、順次更新予定ですので気長にお待ちいただければ幸いです。
ほめられて(鼻が)伸びるタイプなので、評価、ブクマ、感想、等等あるとがんばれます。ください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-07 16:34:41
239039文字
会話率:56%
鮎川翔は、若き小説家としての夢を追い続けながら、売れない日々を送っていた。脳卒中と心筋梗塞の後遺症に加え、若年性認知症が進行しており、記憶を保つことが日々困難になっている。体調も優れず、生活はバイトに追われる毎日。しかし、彼の唯一の支えは、
筆を取って書き続けることだけだった。だが、記憶が薄れていく中で、物語を紡ぐことさえもつらく感じるようになっていた。
ある晩、バイト帰りに倒れて病院に運ばれた翔は、検査の結果、彼の認知症は進行しており、心臓にも深刻な問題があることがわかる。絶望感に襲われ、未来を見失った翔は、自分の夢を追い続けることができないと感じ、沈んだ気持ちで日々を過ごすこととなる。
そんな時、翔が入院した病院で出会ったのは、心臓病を抱える高校生の少女、結花だった。結花は心臓移植を待ちながら、限られた命をどう生きるかを考え続けていた。明るく、前向きに周囲の人々を元気づける結花の姿に、翔は次第に心を動かされる。彼女と話す時間が増える中で、翔は自分の苦しみや悩みを少しずつ吐き出すようになり、結花との交流は彼にとっての支えとなる。
しかし、二人の間には越えられない壁があった。それは、年齢差である。翔は二十七歳、結花は十七歳の高校生。翔は自分の病気に悩みながらも、年齢差を理由に結花に対して距離を置こうとする。彼女の明るさに引き寄せられる一方で、未来を共に歩むことができないことを感じ、心の中で葛藤が続く。
さらに、記憶が失われていくことに対する不安も、翔の心を締め付ける。彼は結花に自分の小説を見せることはない。彼女には自分の過去や夢を知られることが怖い。記憶を失っていく自分に、他人を頼ることを恐れ、結花との距離を保つことで彼女を傷つけたくないと思うようになる。しかし、結花は翔が抱える苦しみに気づき、彼の心に寄り添おうとする。
その中で、結花は翔にとって唯一の希望となり、彼もまた結花に何度も支えられる。翔は、記憶が失われることに恐れを抱きながらも、今を大切にしようと心を決める。結花との時間を、忘れないように心に刻み込むことが、翔にとって唯一の希望となっていく。
折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2025-01-26 22:08:46
19078文字
会話率:77%
成瀬翔太は、孤独と虚無感に囚われた高校生だった。家では両親の不和に耐え、学校では居場所を見つけられない日々を送っていた。そんな中、彼は夜中にふと訪れたインターネット掲示板で、悩みを吐き出すように「生きる意味がわからない。」と書き込む。その書
き込みに返信をくれたのが、凛音という名前の少女だった。
凛音は同じ年齢で、翔太とは違う地方に住んでいるという。彼女の言葉はどこか温かく、翔太にとっては救いのような存在だった。二人は掲示板を通じて会話を重ねるようになり、次第に個人的な連絡先を交換し、夜な夜なメッセージを送り合うようになる。
凛音は明るく前向きな性格でありながらも、どこか影を抱えていた。翔太は彼女の悩みに耳を傾け、同時に自分の不安や孤独も少しずつ打ち明けていった。互いに励まし合ううちに、翔太の中に初めて「誰かを好きになる」という感情が芽生えた。
ある日、凛音が言った。
「翔太くんと話すと、心が軽くなるんだよね。」
その言葉に翔太は胸をときめかせ、自分の気持ちを抑えきれなくなっていく。凛音と出会ったことで、翔太の生活には少しずつ色が戻り始めていた。彼女と交わす何気ない会話が、翔太にとっての生きる支えになっていた。
高校卒業が近づいたある日、翔太は凛音に思い切って「直接会いたい」と伝える。凛音は少し戸惑いながらも、「会って話したい」と答えた。そして、二人は初めて直接会う日を迎える。
その日、翔太は緊張しながらも、凛音に「好きだ」と告白した。凛音は驚きながらも涙を浮かべて微笑み、「私も翔太くんのことが好き」と答えた。その瞬間、翔太の世界は一変した。初めて手にした「幸せ」という感情が、彼を満たしたのだ。
二人は遠距離ながらも恋人としての関係を築いていくことになる。しかし、それは新たな試練の始まりだった──折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-22 23:30:05
3731文字
会話率:29%
「ねえ、あの『ロリータ』の主人公ってさ、マジで精神的に終わってると思わない?」私は体育館裏で友だちの由香に向かって声を潜める。
「ああ、あの中年の男? 未成年の女の子にベタベタ執着してるやつでしょ。聞いただけで吐き気がするんだけど」由香は上
履きの先で砂利をかきまわしながら、しかめっ面になる。
「しかも自分はただのロマンチストだって言い訳してるのがサイテーだよね。あの男のどこが愛なの? ただの身勝手な欲望じゃん」私は呆れたように口を開く。
夕陽の光がガラス窓に反射して目にしみる。私は手で遮りながら、今度は『痴人の愛』の男の方を思い出す。
「あっちも負けず劣らずヤバい。子供同然の女の子を自分好みに育てようとか、正気の沙汰とは思えない」
由香は眉間にしわを寄せて振り返る。
「それで女の子が言うこと聞かなくなると被害者ぶるんでしょ? 虚栄心の塊にしか見えないよ。コントロール欲求エグすぎ」
「本当にさ、自分の都合よく『若い娘の純粋さがどうたら』とか『美の権化を育成したい』とか言ってるけど、要はペット感覚で支配したいだけじゃん」私は肩をすくめて嘆く。
「だよね。しかも、都合が悪くなると『おれは愛してただけなんだ』って悲劇ぶるんでしょ?」
由香は溜息と一緒に言葉を吐き出す。
「こっちは全然同情なんてできないよ。自分の欲求を愛だの芸術だのにすり替えてるだけで、ぜんぜんロマンチックじゃない」
私の言葉に、由香は強くうなずく。
「そういう奴らにとって若さってアクセサリーなのかな。何でも思い通りにできる人形扱いとか、本当に悪趣味だと思う」
まばらに聞こえる吹奏楽部の練習の音が、微妙に物悲しく響く。
私はスマホの時間を確認して、そろそろ昇降口に戻ろうと促す。
「……まあ、結局ああいう主人公を美化するのって、自分も同じ欲望を持ってる読者が『そういうのもアリかも』って免罪符を得たいだけなんじゃないの。私らからしたら、どっちもただの醜い言い訳にしか見えないけど」
そう言い捨てて、私は校舎のほうへ歩きだす。
夕空の下、由香はもう一度大きくため息をついてから、小さくつぶやいた。
「……ああいうの、早く時代の遺物になればいいのに」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-15 09:01:33
892文字
会話率:37%
タイトルのまんまです。ただの自分へのぐちを吐き出す
キーワード:
最終更新:2024-12-18 00:09:09
498文字
会話率:0%
小説家になろう、って言ってんのに初投稿がエッセイとかどうなんだ。
そもそもエッセイか、日記かよくわからない物を頭から吐き出す場所。
小説は多分投稿しない。
キーワード:
最終更新:2024-12-17 19:34:41
814994文字
会話率:4%
誰かに吐き出すでもない言葉を呟く
キーワード:
最終更新:2024-12-15 20:41:53
2073文字
会話率:0%
ある朝、一台の車が田舎道を土煙を巻き上げながら走っていた。
運転手の男は窓から腕を出し、吸いかけのタバコを外に投げ捨てる。そして、イライラした様子で新しい一本を口にくわえ、火を点けた。煙を大きく吐き出すと、彼はまた窓の外に腕を出し、指先
でドアを叩く。
静かだ。町は遥か後ろで今なお背を縮め、周囲には野原。頭上には青空が広がっている。平穏な朝だが、まるで作り物のように感じ、落ち着かない。
彼はふと思いついてラジオのスイッチを入れた。オーディオから軽快な音楽が流れ始めると、少しだけ気分が和らいだ。
だが、その安らぎは長くは続かなかった。
折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2024-12-05 11:00:00
1304文字
会話率:39%
生命を吐き出す行為は続く
最終更新:2024-11-22 17:21:39
1087文字
会話率:34%
50までしか未投稿作品を保存できないので吐き出すために投稿しました。
キーワード:
最終更新:2024-11-17 16:12:22
1943文字
会話率:50%
部長の見目と美声に一瞬で恋してしまった私は、即、放送部へ入部した。
そして迎えた、私の放送デビュー!
前日、放送室で二人きりになった部長と私は??
最終更新:2024-11-10 12:00:00
1160文字
会話率:24%
放送部の部室に二人っきりの、先輩(男)と後輩(女)のお話
最終更新:2021-12-15 14:24:32
1000文字
会話率:30%
作者が書き溜めている龍の設定を吐き出す場です。1話目はテンプレート、実際の設定は2話目からです。
この龍たちの設定を流用するのは自由ですが、キーワードとして「龍溜場引用」をつけてください。
最終更新:2024-10-31 19:58:27
43662文字
会話率:2%
新庄天音の秘密に触れたのは、高校に入り二週間目の火曜日だった。
クラス委員の天音は、生徒からも教師からも頼りにされるような、絵に描いた優等生……を演じていた。
月に数度、演じるのに疲れたときに、天音は高校をさぼり喫茶店ラセードでマスター相手
に愚痴を吐き出すのだが、マスターの弟がクラスメイトの落合潤ということを天音は知らない。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-29 21:04:02
1079文字
会話率:16%
自分のために何かを吐き出す場所。
キーワード:
最終更新:2024-10-16 01:06:29
497文字
会話率:0%