冬の山に真っ赤な海鳴り
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最終更新:2024-12-14 21:36:29
309文字
会話率:0%
高校のクラスメートである優一、彩香、隆史、そして優一のいとこである美弥子とともに深夜の冬の山を登ることになった悟。
優一が提案した山登りだが、優一にはある目的があって。
さらに二度目の休憩中、彩香がこの山に出るという女の霊の話をし始めて……
。
また、悟は初めて会った美弥子の可愛らしさに惹かれていき……。
しいなここみ様主催『冬のホラー企画2』参加作品です。
バッドエンド、あるいはメリバかもしれません。
企画の規定の都合で前編後編に分けてます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-10 21:46:39
14031文字
会話率:39%
山小屋の中に死体があった。
最終更新:2023-01-29 21:00:00
1655文字
会話率:2%
真冬の山を訪れた四人の大学生。
その中の一人が言うには、
①大きな物音や話し声を立てない
②灯りを消す
この二つを守って夜を過ごさないと、化け物に殺されるという。
化け物の存在を信じない三人は、彼にあきれるばかりだった。
しかし、化け
物は現れた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-09-11 17:33:52
2661文字
会話率:26%
心の震えるほど清らかな孤独が、好きです
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最終更新:2022-01-06 08:45:47
387文字
会話率:0%
昔々、あるところに一人の青年が住んでいました。
青年は若くして両親を亡くしていましたが、幼い頃から手先が器用だったこともあり、丈夫な木の皮を編んで笠や籠を作ったり、木片を削って見事な工芸品を作ったりしては、町に売りに行くことで糊口を凌いで
いました。
その日も青年は、淡雪の降る初冬の山道を抜けて、人里から離れたあばら家まで帰ってきました。
「いやぁ、それにしても今日はたくさん売れた。これでしばらくは暮らしていけそうだ。あの町の人達はみんないつも優しい。本当にありがたいことだ」
青年は生来口下手で、商いが得意な方ではありませんでした。
しかし、誠実で思いやりのある人柄と持ち前の器量のよさで、町に暮らす人々の心を鷲掴みにして放しませんでした。
「暮らしを心配され、土産に鰯までいただいてしまった」
青年は風呂敷に包まれた鰯に視線を落とし、申し訳ない気持ちになりましたが、腹の虫が鳴いたので、感謝の気持ちと共に夕餉の支度に取り掛かりました。
すると、そのときのことでした。
コンコンと静かに戸を叩く音が聞こえてきました。
普段この豊かな自然に囲まれたあばら家には訪ねてくる者もおらず、青年は訝しげな表情になりながら戸に近付きました。
風の音ではありません。そこには確かに生ける者の気配がありました。
「何者か」
「道に迷って途方に暮れていたところ、明かりを見つけまして……」
「なんと、それは」
思わぬ女の声に、青年は驚きました。
外はすでに暗くなっており、古くから妖怪変化の住むと噂される山の夜道は女一人ではとても危険でした。
青年は、脳裏にぼんやりと「鶴の恩返し」の話を思い浮かべながらも、いやいやあれはただの昔話だと打ち消しつつ、戸に手を掛けました。
「中に入られよ」
そこに立っていたのは――折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-08-13 08:48:03
3634文字
会話率:47%
”終了点”とは、山岳登攀において、このルートはここまでで十分価値があると人が判断した「ルートが終わる場所」の事だ。それは例えば尾根の途中、二本足で立てるようになった場所であったり、必ずしも山頂とは限らない。
人生の黄昏を迎え冬の山頂に広
がる雪原を訪れた山岳カメラマンの男。頂上の一角にある避難小屋をその時期に使う者は他にいないはずだった。しかし吹雪の夜、古めかしい恰好をした登山者が小屋を訪れるーー。
文明と隔絶された山の上で出会う人々と男の交流を描く山岳小編。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-06-19 03:31:41
38023文字
会話率:53%
日本一の進学校の男子校に通っている高校生の駒野幹には、同じ高校に通っている親友と呼べる小竹燕という友達がいた。
最終更新:2020-11-08 23:08:33
2256文字
会話率:17%
さながらブーン系の短編です。病に苦しむ家族を助けるため、一人の男が立ち上がった。彼は「万病を治す」と伝えられる花を探しに、厳しい冬の山へと向かうのであった。このように書くと真面目な話とも捉えられなくも無いですし、実際書き始めは真面目にしよう
と思ったのですが、結局いつも通りになってしまいました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-04-22 19:00:00
5492文字
会話率:91%
やせた狼は孤独だった。ある日、一匹のうさぎと出会う。お互いにひとりぼっちだった二匹は友達になった。
しかし、二匹は食う者、食われる者の立場だった。
狼はうさぎを食べる他の狼たちと自分は違うと宣言する。しかし、うさぎはそれは理に叶うことなのだ
と返す。
うさぎは狼に色々な話をする。物知りなうさぎを狼は尊敬していた。
狼は物知りなうさぎを食べようとする狼たちから守るため、うさぎを連れて冬の山に登る。かつてうさぎが話してくれたうさぎだけの世界、月に行くためだった。
しかし途中、事故でうさぎは傷をおってしまう。
獣としての本能に喉が鳴る狼だったが、そんなことをするわけがないと自分を叱咤する。
二匹は山で遭難してしまい、うさぎは自分を食べるように狼に言う。
狼は激しく拒絶するが、うさぎは以前、狼にたくさんの話をしたように狼を諭した。
やがて狼が年老いて死んだとき、月を見上げるように花が咲いた。あのうさぎのように真っ白な花だった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-03-03 22:31:31
4744文字
会話率:40%
Q.「農家って、冬は休むんでしょ?」
A.「とんでもねえ、吹雪の中で働いてます!」
元ひきこもりニートの天見とうま(19)は、地元の新潟を出て山形のブラック農家「赤根農園」で働き始めた。真冬の東北は、毎日が雪との闘い……寒い、重い、辛い
!
除雪機もスコップもぶっ壊れる中、若き農民たちを苦しめる雪下野菜の収穫、ハウスの雪下ろし、さらにはテレビの密着取材。冬野菜をモリモリ食べて、今日もお仕事がんばるぞー!
「19歳ニート、山形で農業はじめました!」の続編です。
前作を読まなくても何の支障もありません。冬の山形へようこそ! 俺と同じ苦しみを味わわせてやるよ!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-03-01 08:25:49
111804文字
会話率:48%
冬の山道で交通事故に遭う主人公。
相手側の車に乗っていた少女はなんと、初恋の人!!?
その出逢いから始まる運命のラブストーリー。
果たしてその少女の正体とは……?
最終更新:2018-11-08 01:24:45
915文字
会話率:27%
冬の山中、贖罪に励むもの、一人。
山を登りて、命を終えんとする、愛し合う二人。
恋情の果てにたどり着いた贖罪の形、果たしていかなるものか。
※この作品を和モノ冬恋企画に登録させていただきます。
魂をも凍りつかせるほどの冷たい悲恋と
なっていることを願います。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-12-01 18:17:14
4329文字
会話率:52%
冬の山小屋。
大学の友人である「桐谷譲治(きりやじょうじ)」とふたりだけ。
目の前にはナイフが置かれてる。
俺、「野田孝彦(のだたかひこ)」は彼を憎んでいる。
それは彼も同じだろう……。
最終更新:2017-07-22 21:03:30
9240文字
会話率:46%
冬の山奥で道に迷ってたどり着いた家には、若い女性と年老いた母親が住んでいた。春の来ない国の秘密がそこには隠されていた…。
果たして無事に春は来るのだろうか?
最終更新:2017-05-23 23:54:31
21783文字
会話率:67%
雪が溶けない冬の山フルーフ。そこにはたくさんの生き物が寒さの中で生きていた。紅月もその中の一匹である。親を殺された日に見つけたのは雪の中で死にかけている人間。
そうして彼らは出会った。
これは出会いの話。
最終更新:2017-02-20 17:18:01
11459文字
会話率:33%
冬の童話2016投稿作品です。
一人冬の山で仕事をしているおばあさんねこに変わったお客が現れます。
最終更新:2016-01-13 20:03:05
4797文字
会話率:50%
おばあちゃんの住む北海道紋別に遊びに来たララは、おじいちゃんの書斎に入り、妖精界の住人と出会う。そして、冬の元凶を倒すべく、ララは妖精たちと一緒に妖精界ウェンデルへと旅立つ。
最終更新:2015-12-20 18:37:19
101433文字
会話率:52%
戦国時代。
後に生きる人々は、この時代をそう呼んだ。
室町幕府の権力が完全に失墜し、様々な戦乱と共に多くの大名が名を馳せた乱世。
ただの商売人が、下克上によって一国の大名にまでのし上がる、夢を魅せる時代。
とある冬の山中で、一人の少年
と赤子が出会った。
生まれた時から己の定めに囚われ続ける「忍び」の少年。
周りと違う容姿、異なった血を持つ「異人」の赤子。
二つの孤独な運命が交錯した時、歴史は確かに新たな動きを見せていた。
戦国時代、それは動乱の世。
これは名高い英傑らの影に埋れていた、名も無き彼らの物語である…折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-07-18 22:36:06
30944文字
会話率:24%
冬の山で遭難し死んでしまった。……気がつくと、異世界にいてキノコ人間になっていた。――そして、僕は草食系でも肉食系でもない腐食系(きのこ)として、今日も平和な森の中にある。
最終更新:2015-06-10 10:00:00
2750文字
会話率:13%