共和制ローマは、建国700年を数えて内憂外患の状態だった。
拡大した領土は、良心的な高官が何とか領土の維持を守っていたが、一部の高官が高い税をかけ、好き放題をしていたため奴隷の反乱や逃亡が相次いで属州の多くは疲弊していた。
ローマを含むイタ
リアの諸都市は、難民や職を失った市民が増え、ローマの福祉政策、麦の配給量の増加によって一般のローマ市民の生活を厳しくさせ、国庫は赤字続きだった。
それでも、元老院は共和政体の維持を最優先に考え、目的に突出した個人の活躍を厳しく制限する。
時代は英雄を求めていた。
さっそうと現れたのはグエナス・ポンペイオス・マーニュス。
ローマの外敵を駆逐した英雄だった。
ローマは栄光の時を迎えるかと思われたが、元老院は英雄的行為を貶める活動に出る。
はるか昔に救国の英雄スキピオを抑え込んだのと同じように。
ローマは新しい英雄の時代を迎えるのか、共和制の理想を守るため、元老院が英雄を抑え込むのか。
それともまだ表舞台に出ていない時代を超越する者が出現するのを待っているのかもしれない。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-31 15:00:00
35553文字
会話率:31%
第3代総統である前に彼も1人の父親だった。
コロン様主催企画「菊池祭り」参加作品です。
最終更新:2024-07-20 13:00:00
486文字
会話率:0%
男は祖国の下で優秀な軍人として立派な活躍を納め、軍人としてのエリートコースを進んでいたが敵国との戦争で命を落としてしまう。
そして気がつくと転生していた、そこは内憂外患により傾いている王国だった、そして男は前世の知識をもとに王国を大きく
するための奮闘する。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-29 19:20:20
40885文字
会話率:38%
平成から令和に改元され、内憂外患に揺れる日本。世情が不穏になる中、東京の世田谷に暮らす児玉家を襲った悲劇。この国に希望の未来はあるのか?
最終更新:2024-05-07 22:44:09
36943文字
会話率:27%
帝国の属国、ストーク王国の次男パーシーは政戦の才能があると見られていたが、子供の頃の経験から、愛する妻と気楽な婿ぐらしを願っていた。しかし、彼の才を見込んだ父達により、嫡男を亡くした公爵家の婿に押し込まれることになる。その相手は自由恋愛に憧
れるわがままな末娘。その上、家中は激しい派閥争いにあり、外からはその権益を虎視眈々と狙われる内憂外患状態。パーシーは窮地を脱し、安楽な生活を手に入れられるのか?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-23 20:22:22
10264文字
会話率:15%
これは、後の世に〈最後にして最初の皇帝〉と称された
ひとりの少女の物語……
三千年の長きに渡って大陸に覇を唱え、
繁栄してきた大帝国〈宙(ちゅう)〉。
しかし今や、各地で反乱が勃発、群雄が割拠し、
周辺国が侵攻してくるなどの内憂外患を抱え
、
滅亡の刻が迫っていた。
ついには帝都も敵の手に落ちてしまい、
即位間もない少女皇帝〈焔(エン)・ヨスガ〉は
帝位を奪われ、追われる身となる。
だが彼女は運命の被害者、悲劇のヒロインではなかった。
「――我に逆らう者どもは、ことごとく屈服させてくれる!」
そう、彼女は不屈の精神と卓抜な智謀を持つ稀代の傑物であった。
再起したヨスガは、あまたの謀略を駆使し、
同志の力を借り、乱れきった世を正すべく戦い続ける。
やがて彼女は、大乱の裏にうごめく陰謀へと迫っていく……
皇帝ヨスガの波乱の運命を描く、壮大なる中華風ファンタジー、今ここに開幕!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-07 18:00:00
600306文字
会話率:58%
西暦202X年、新型ウィルスの世界的パンデミックが起こらなかった並行世界の日本は、中露との火種や経済の低迷を抱えながらも、平和を謳歌していた。
しかし、突如として発生した時空の歪みから未知の天体に複数の並行世界や地球外惑星に存在する国家共
々国土ごと飛ばされてしまう。
国連も日米安全保障も意味をなさない中、内憂外患の日本は苦難の時を迎える。
スパロボ的な時空融合現象に日本が巻き込まれたという体の設定集に近い作品です。
もし気に入った人がいたら、シェアワールドとして設定を基にした話を書いてください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-03 00:47:31
25631文字
会話率:0%
核戦争から二百数十年後、人々は石窟都市「根之国」で生きていた。人類が減少し、開放された地上には、剣歯猫、小型肉食恐竜のような恐鳥類、凶暴な野人が繁栄している。食物連鎖の頂点から追い落とされた人類の生存の為に、根之国の研究者達は新人類を生み
出そうとしていた。
独立騒動終息から1か月が経った。息つく暇も無く、内には新興宗教、外には野盗と相変わらず内憂外患の根之国。伊凪悠理は野人数十体を倒した力を見込まれ、伊凪隊を編成して増えてきた野盗を討伐するよう依頼された。一方、独立を力で阻止した「黒い魔物」、荒波久遠を魔物と断定して排除を叫ぶ日女教の教祖佐古探女と、宗教を利用して再びの独立を狙う禍津熊男と八十太助。
南方武瑠の交配相手である泣沢藍馬は悠理に一目惚れし、我も我もと伊凪隊に入りたがる女達は久遠を悩ませる。そんな中、勝手に編成した南方隊で野人の群れに挑み犠牲者を出してしまった禍津一男と八十兄弟は、それを悠理の所為にした。「あいつも魔物の仲間だ」と。これ幸いと信者を増やす日女教。犠牲者の親達が悠理の命を狙い、伊凪悠理親衛隊が報復に動き出す。事態は日女教対親衛隊の抗争へと発展していった。
一方、根之国教育界の重鎮白山菊江が、根之国のような元研究施設の場所を特定する。生き残った人類との初遭遇を期待して出発する伊凪探検隊。
探検が終われば、今度は住人からの要請で編成された魔物討伐隊。もはや何でも屋と化した伊凪隊は、魔物の正体と勘違いされた南方武瑠と対峙する。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-03 14:25:38
69560文字
会話率:44%
ヤマトの侵攻を受ける古志国。「一度竜宮へ行って戻ってきた者に、以前と同じ性質を求めるのは、無理というもの」幼い頃に海に落ちた古志加は、以来宮の奥に隠され、兄の“つなぎみ”として育った。内憂外患に揺れる高志国。古志加は「豊葦原を盗る」と切望し
、一計を案じる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-07-25 20:24:43
26064文字
会話率:43%
絶望のなか武士は斬り進む……
絶対不動の強固な信頼を原動力に、大陸へ覇を唱えるまでに躍進を遂げた義雄国。しかし永年義雄国を支え、導き続けた巨星・雲海大将軍が戦没した時、その「絶対」は崩れ去る。信念を違え、為す術無く引き裂かれる義兄弟。苦渋
の内憂外患、危機へ瀕する帝国の落日。若き大将軍・義虎は、この修羅場をどう生き抜くか……!
かつて大学の授業で課題として書いたものでございます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-04-22 23:45:11
8032文字
会話率:23%
中華風武侠小説。
国に内憂外患あり、武林に恩讐渦巻く時、江湖に三人の武芸者―――無刀取りの剣客“偸刀鬼”、異形の異国剣士“無影剣”、高貴なる天才拳士“魔拳”―――が名を上げる。
最終更新:2019-09-21 10:53:15
72916文字
会話率:54%
「「幸せ」になれ——それが師として君達へ押し付ける、唯一の言葉だ」
隣国との衝突、秘密結社の暗躍……内憂外患によって平和を少しずつ乱され始めている国、煌国(こうこく)。
亜麻色の髪の青年「導聞(ダオウェン)」は、妻の星火(シンフォ)ととも
に帝都で武館を開設した。
【空霊把(くうれいは)】——形にとらわれない「無形」を重んじる新興武術。
その拳をもって、求めるべき武徳は「幸せ」。
絶望の底であがいていた幼少期、亡き義父より受け継いだそれらの武術と武徳。
導聞はそれらを多くの人へ広めるべく、混沌の時代に伝承という名の種を蒔く——
☆作者の別作品の用語や世界観を一部用いていますが、ストーリー的な繋がりはありません。
☆すでに完結まで出来上がっていますので、毎日少しずつ投稿していきます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-04-13 16:12:44
130972文字
会話率:30%
若きエリート官僚が任されたのは、
これまでに就任した人物がことごとく過労で倒れている超ブラック職だった!
二週間で常人的な仕事量に減る予定だがそれまで体が持つのか?
他所からの突き上げが激しいし、魔王の復活も近いらしいし、この内憂外患、一体
どうすりゃいいのさ。
剣を振るうだけが魔王退治じゃない。これは肉体と頭脳と精神を駆使した金を巡る戦いを描いた物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-12-10 21:35:05
22645文字
会話率:60%