辺境の地に生まれたリナリアは、同じ孤児院で兄妹のように育った幼馴染のルカシオンと相思相愛の恋人同士だった。――あの日、この国のお姫様に出会うまでは。
孤独な女王に全てを捧げる護衛騎士となった幼馴染は、リナリアを冷たく突き放す。それでも諦めき
れないリナリアは、少しでも彼に近づくため騎士となるが――?
※かなりハードな展開続きます。よくあるようなハッピーエンドでもありません。苦手な方は回れ右をお願いします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-05 17:22:28
26244文字
会話率:20%
数年ぶりに再会した妹は、思わずドキリとしてしまうほど綺麗になっていた。
「またよろしく、兄さん」
「あ、あぁ……」
すぐ泣いて引っ込み思案、よく後ろを着いて回り甘えん坊。
それが今は多少素っ気なくもクールな感じの美少女に。
だから妹とい
うよりも同じ年頃の異性になっていて、再び始めた同居生活にドギマギしてしまう。
「あの、背中から乗っかってって……ちょっと近く、ないですかね?」
「? 昔はこうだったよ」
そのくせ昔の様に接してくるところもあって、距離感を測りかねる。
そんな一変した生活の中でも変わらないものもあった。
遠慮もなければ、気も使わない。我が物顔で部屋に入り浸り、だけどすぐ傍にいるのが当たり前。
誰よりも、家族よりもすぐ近くにいて、兄妹のように育った幼馴染。
「お、エロ同人! これってどちゃシコ?」
「あ、それ布教されたやつ。まぁ読めばわかるかな」
それが高校入学目前に、本人と見紛うばかりの美少女に変身した。
「見てみて! これが完璧で正しい高校デビューってやつだぜ!」
「いや、詐欺だろう!」
見た目はゆるふわ美少女で、これまでと同じように接して来られれば、家でも学校でもトラブルを起こして――
これはまるで別人の様に変貌した妹と、家族よりも近かった幼馴染と、一つ屋根の下で家族になるまでのお話。
※カクヨム様でも投稿しています
R15は保険です折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-22 19:00:00
214839文字
会話率:45%
男子中学生、田力良には同い年の幼馴染、相井道流がいる。
家が隣同士で兄妹のように育った二人は、いつも一緒にいるのが当たり前だった。
しかし道流がアイドルを目指した事から状況は一変。
「幼馴染の男の子が側にいたら、アイドルとしての道流の価値が
下がるの」
そう言われ、良は離れる事を決意した。
その半年後、良は道流のマネージャー、真似寺慈已に呼び出された。
道流の事情を話し終えた慈已は良にこう言った。
「君、女装して道流とアイドルユニットを組んで」
一体どうなるこの関係!?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-14 07:00:00
1473文字
会話率:69%
光の女神・リリーフェの加護のもとに建国された光の国、リルフォーレ。
全ての国民が光魔法を持ち、その中でも特に強い魔力を持つ者たちは、”騎士”として国を守護していた。
そして光魔法の中でも、”浄化”の魔法種(カインド)を持つ者は、”天使”
として国を浄化し、魔物を隔てる結界を形成していた。
神殿の守護を任された若き聖天使・イリスには、現在騎士として活躍する幼馴染がいる。
子供の頃から兄妹のように育った、ひとつ年上の青年・アーク。
しかし、互いに天使と騎士の道に入ってからは、会うこともなく離れ離れの生活を送っていた。
そんな中、リルフォーレでは4年に一度の大祭、”女神祭”が開かれる。
”開祭の儀”で6年ぶりに再会したイリスとアークは、互いの存在がかけがえのないものだと、改めて認識する。
天使と騎士、それぞれの立場で国を守ろうと奮闘しながらも、相手の力になりたいと想い合うイリスとアーク。
しかし、今年から神殿守護職に配属された天使の少女・リタは、女神祭でアークに一目惚れ。
そして、そんなリタが神殿守護職に入ったのには、裏の目的があるようで…?
女神祭を舞台に巻き起こる、様々なトラブル。ついにリルフォーレには、強大な魔物が襲来し――
イリスとアークの、淡い恋の行方は、果たして…折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-29 19:42:56
75871文字
会話率:42%
「というわけで、お兄様の子種をください」
男の名はザック。
女の名はエフィリナ。
二人はよくある従兄妹同士であり、家も近く、本当の兄妹のように育った仲である。
「私はあの方の妻に選ばれませんでした」
エフィリナにはずっと慕
っている男がいた。
だが、その男が婚約したことを立ち聞きしてしまったエフィリナは、明後日の方向に向かって暴走をはじめる。
巻き込まれ続ける『お兄様』ことザックに、幸せは訪れるのか……?
というエフィリナさんとザック君(時々ロンヴァート君)のお話です。
( ゜∀゜)
全五話、いつものようにワチャワチャしておりますが、楽しんでいただけたら嬉しいです。
よろしくお願いいたします。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-13 06:03:46
15405文字
会話率:31%
古代ギリシャの支配地の一つ、貧しい漁村で兄妹のように育った二人は、ある日つまらない喧嘩で仲違いしてしまう。彼女の心を傷つけてしまった彼はきちんと謝れないまま苦しむが、関係改善の兆しを見つけた矢先、彼女は売られ、島を離れてしまう。事実を知り、
大人たちに失望した彼は現実に打ちのめされながらも島での生活を続け、やがて故郷を捨てて彼女を探す旅に出る。様々な人々との交流を通し、大きく成長した彼は一兵卒として、巫女となっていた彼女との再会をようやく果たす。彼女は彼がかつて兄のように慕った人物と気付かず、立場の隔たりを超え惹かれる。しかし恋だと気付くと同時に神との契約により命のカウントダウンが始まり、彼女は命尽きる前に結ばれようとする。彼は悩んだ末、あくまでも兄としての立場に拘り拒否する。惹かれ合いながらもすれ違う二人。やがて彼女はひとりで、ある一つの決断をする。それは、残り少なくなった命の全てを使って行う事だった。
この作品は、第五章までamebaブログ(望月桔梗のブログ)にも掲載しております。また、内容はブログに載せたものとほぼ同じですが、一部加筆等書き換えをしています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-06-23 15:30:08
240506文字
会話率:61%
わたしには兄妹のように育った婚約者がいる。恋も愛も知らないけれど、いずれ伯爵家を継ぐ彼に相応しい淑女になろうと思っていた。
――いっそ婚約解消を申し出てくれたらいいのに。
彼と誰かとの逢瀬が噂になるまでは。
*
ブクマ、評価、ご感想
、ありがとうございます。
異世界恋愛ランキングに入れていただいたようで、初めてのことに、こんなにたくさんの方の目に触れるとはと驚いています。
6話にておしまいとなるつもりで完結としていたのですが、彼女の知ることのなかった部分の説明となるものを、書くべきかな、書こうかな、という気持ちになってきましたので、令嬢視点がこれでおしまいであることは変わりませんが、連載中に戻しておきます。
投稿がいつになるかは未定です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-03-01 11:58:35
36326文字
会話率:37%
親に捨てられ、施設育ちで兄妹のように育った二人。
家族を信じられない兄。
家族に飢えてる妹。
ひょんな事から家族の契りを交わした
二人の揺るぎない絆の果てに見えた先は…。
最終更新:2020-08-02 07:00:00
44836文字
会話率:50%
僕は痛みを感じない! でもキミの事だけは傷つくんだ!!!
そんな僕は、僕が幼い頃から痛みを感じない子供でした、、、!
大怪我をしても、骨折しても痛みを感じません。
・・・それは、心もそうなんです!
どんなに傷つく事を言われても、何も感じ
ないんです。
幼馴染のジュランの事は、違ったんです。
僕とジュランは、まるで兄妹のように育ちました。
彼女は、僕より1つ下の女の子なんです。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-12-16 03:00:00
2736文字
会話率:29%
美術に取り憑かれて田舎を飛び出していった酒井悠二(さかい ゆうじ)は美術の楽しさを子ども達に教えるために美術教師として母校へ帰郷を果たし、日々を奔走していた。
そんな時に虚弱体質で学校を休みがちになっていた幼馴染の花守佳乃(はなもり よし
の)が絵に対して関心が高まっていると聞き、無くなりつつあった彼女との交流が再開する。
それが2人の関係性に変化をもたらすなど誰もが想像することなんてなかったのである。
春に出会った者は桜によって惹き寄せられる。
大人に近付いた2人はそれに気付かない。
兄妹のように育った、ただそれだけなのに。
どこか、もどかしく。
どこか、切ない。
そんな2人の物語。
この作品は過去に「Taskey」に掲載していました。
現在は削除し、こちらへ改稿転載をしました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-04-14 10:00:00
17504文字
会話率:33%
-もののふ-
それは、人間ともののけが合体する事で成り立つ、超英雄(スーパーヒーロー)の事である。
双七郎は、心身を共に鍛え上げ、人間のままで誰にも負けない力をつけるべく、修行している。
隣には、兄妹のように育ったキツネのもののけ・
キサがいる。
しかし、彼女の力を借りる訳にはいかない……。むしろ、戦いに巻き込みたくない。
これは、二人の幼馴染の想いがすれ違い、交錯する、恋愛物語……、のフリをした時代小説、かも知れない。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-03-31 13:00:00
116710文字
会話率:40%
兄妹のように育ったシンリュウと紅玉は、見聞を広めるために砂漠の国へと旅に出る。旅の途中、砂嵐に遭ったときシンリュウは足の骨を折り、旅は難航する。そこへ、砂漠に住まう鬼が現れた。鬼は二人を助け、砂漠の水場へと導くのであった。
最終更新:2017-01-07 05:04:20
3914文字
会話率:59%
山口ヒロシ(主人公)と、吉村涼太、松永結衣の三人は、京都の東山で兄妹のように育った幼馴染。ヒロシも涼太も結衣を思う気持ちがあるのだが、男同士の友情が壊れてしまうのではないかと互いに気に遣いながら成長していく。
中学二年の三学期、バスケッ
トボールの京都府大会でのこと。試合の中で、涼太はヒロシの頭をかばおうと相手選手の膝に顔から飛び込んでしまった。涼太はそのまま帰らぬ人となった。
それからヒロシは自分の部屋に引きこもり泣いた。自殺をも考え始めたときのことだった。ふと涼太の声が聞こえた。死んだはずの涼太がヒロシの心の中に現れたのだ。いつでも涼太と話ができる事を知ったヒロシには、もはや引きこもる理由はなくなった。
中学三年の始業式の下校時。結衣を待っていたヒロシは、バスケ部の新キャプテン大西蓮に見つかり、難癖をつけられる。ヒロシは心の中の涼太のアドバイスどおり、関節技を使って蓮をねじ伏せ、その難局を切り抜ける。久々に会う結衣はヒロシのことを決して恨んではいなかった。
それからのヒロシは、なぜか勉強や運動ができるようになり、涼太が自分の中に現れたことの嬉しい効果を自覚する。しかし、心の中の涼太が本当の涼太なのか、それとも二重人格になった自分の別人格なのかという疑問に答えが出せず悩む。涼太は、このことを結衣に打ち明けることで三人で真実を探求しようと提案する。
ヒロシはすべてを結衣に打ち明けた。不信感をぬぐえない結衣だったが、自分と涼太しか知らないはずのことをヒロシが答えることで、ついに信用する。結衣と涼太の直接会話のなかでヒロシは、涼太に対する結衣の思いをよそに、涼太がヒロシとの友情を選んだことを知る。一方、涼太はヒロシも結衣のことが好きだということをヒロシの口で伝える。それぞれの思いが交錯し涙する三人。
それからのヒロシは益々勉強に力が入り、全国中学生試験で京都で第三位、全国でも第一五位になった。そんな中、涼太との会話は次第に減って行った。卒業式の日、ヒロシの中の涼太は自分が役割を終えたとしてついに消え去ってしまった。
ヒロシは結衣と一緒に志望高校に合格した。
それからさらに二年半後、ヒロシは東京大学の医学部を、結衣は同じく文学部を目指して猛勉強をしている。脳科学、超心理学という異なるアプローチで涼太との再会を目指す二人だった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-08-20 10:00:00
38530文字
会話率:57%
天涯孤独の大学生でホラー小説家の香坂麦は、自殺を考えて旅に出たが、自殺する前に死神を名乗る少女カルチェに出会い、「あなたの寿命は一年ですので、自殺はダメ」と告げられる。
他にも幽霊のお姫様に下男にされて憑かれ、家に戻ると悪魔と天使が同居する
事になった。
黒猫になる魔女を拾い、昼間はコウモリの吸血鬼が居着き、一人暮らしのアパートに人外の女性が増えていくばかり。
魂を狙っているはずの悪魔は対人恐怖症の良い子で、天使は仕事は二の次の楽観主義者。
寿命まで麦を守るという死神は無能。
増える女の子に兄妹のように育った子に睨まれ、増える生活費に頭を抱え、幽霊の姫様に驚かされ、居着いた魔女に遊ばれたり、吸血鬼が吊るされたりと賑やかになる日常。
寿命までの一年間の家族を受け入れた麦に、幸せな日常がくるのだろうか。 折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-06-17 15:44:00
51563文字
会話率:50%
マクシミリアンは子爵家の次男坊。兄妹のように育った従妹のレオノーラは天才少女で、マクシミリアンが通う王立学院高等部で教鞭をとっている変わり者だ。その変わり者の従妹と、何故か婚約する事になってしまって……。
変わり者の従妹に振り回される、残
念な次男坊のお話です。
※このお話は別サイトにも掲載しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-03-21 09:00:00
62899文字
会話率:37%
兄妹のように育った遠恋中の彼氏から届いたのは、別れを告げる一通の手紙。
傷つきながら出向いた大阪で一組の男女に出会い、茉莉花の運命は緩やかに動き出す。
※本編完結済みで、番外編をのろのろUPしています
最終更新:2015-06-02 03:44:15
165839文字
会話率:36%
◇世界のどこかにあるという、獣人の里。そこに住む獣人たちの恋のお話。
◇狐族の青年「キツネ」、狸族と狐族のハーフとして生まれた少女「タヌキ」。わけあって二人はまるで年の離れた兄妹のように育った。でもそんな風に思っていたのは「タヌキ」だけのよ
うで……?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-04-03 23:30:29
10277文字
会話率:31%
僕の隣にはいつも彼女がいた。
兄妹のように育った僕たちだけれど……。
1000文字小説です。
「恋したくなるお題(配布)」様の「恋 に気づいた友愛のお題」を使用させて頂きました。
最終更新:2011-09-09 06:07:32
934文字
会話率:0%