天を突く巨木が五〇年ごとに花をつけ、魔鳥となって襲ってくる世界。
断罪を回避したい妹に、双子の兄のベルトルドは身代わりで王子の元へ行かされる。怒った王子に危うく氷漬けにされかけた上に、助けてもらった従兄にはこっぴどく叱られる。
妹には前世の
記憶があり、その中で自分は悪役令嬢であり、王子に断罪されるのだという。妹を助けたいのだが、王子と妹の関係に関わるなと釘を刺されている身としては、王子とは距離を置きたい。
だが氷漬けにされて以来、なにかと縁のできてしまった王子。彼は妹のことが大好きで、さして似ていないベルトルドの中にも妹の面影を探している。そんな王子のことが可哀想になってしまい……。
ぽややんな主人公と、執着強めの王子の話。ストーリーのベースはシリアスだけど、主人公がぽやっとしてるので、精神的にキツいとかはないと思います。銃が出てきますが、作者は銃器についてはド素人です。雰囲気で読んでもらえると助かります。
氷の王子×ぽややんタヌキ(主人公)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-02 08:07:51
191476文字
会話率:54%
長北高校の生徒である、深見常夜は1年間の絡みが無かった謎の少女である芽生いちしと図書室であう。
忘れ物取りに帰ろうとするみちすがら、いちしから「告白したいことがあるから二人になれないか?」ときかれ、それを快諾する。
ところが、告白を受ける場
所になるはずの1−4に血を流して倒れている男子生徒の遺体が。
するといちしさんはこの事件を僕が捜査すると宣言。
俺も助手として手伝いすることに。
果たしていちしさんが抱える謎とは?
衆人環視の密室からの脱出に成功した犯人の驚くべきルートとは?
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-02 07:00:00
29084文字
会話率:27%
魔法に関して書いてあります。
どこにも売っていないので、僕が書きました。
その性質上、独特の表現を使っています。
『』内の文章は、思考を翻訳したモノです。
方言混じりの会話口調では、通じないからです。
『』内の ・・・ は、
迷いを表現しています。
つまり、スラスラと、
答えが出た訳では無い事を、意味します。
これが本当に魔法の書なのか・・・?
疑問に感じると思います。
しかし、心配はありません。
読み進めれば、それは発動します。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-02 06:15:57
4093563文字
会話率:4%
異世界に転生した僕には――何のスキルもなかった。
攻撃魔法も、回復スキルも、ステータス強化もゼロ。
他の転生者たちが次々と英雄扱いされる中、僕は【無能】の烙印を押されてバカにされる毎日……のはずだった。
けれど。
「この子、危なっかし
すぎる……!」「私が守ります!」「いやいや、うちの国で預かります!」
――気づけば、なぜかみんなが僕を全力で甘やかしてくる。
王女に抱きしめられ、騎士団が護衛をつけ、村人たちは豪邸をプレゼント!?
スキルもチートもないけど、僕の異世界ライフは、甘やかされ度MAXで最上級に快適でした。
これは、スキルなし=最弱のはずの僕が、全力で愛されて幸せになる物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-02 06:00:00
101646文字
会話率:20%
モバゲー
僕は16年前毎日そこに日記を書いていました
お恥ずかしながら10年以上ぶりにログインして興味本位で過去の自分の日記を覗いてみました
「痛い」
もうすぐアラフォーの僕の16年前日記今の僕が当時の思い出とか今考える事をつらつら
書いていく
恥ずかしいけど供養手伝ってくれません?
せっかくだから皆で読まない?
※一応どんな事が書いてあるか怖いから言っておきますがフィクションです折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-02 05:33:18
6094文字
会話率:6%
鍛冶屋の見習いとして平凡な日々を送っていた14歳の少年・青柳悠月。
だが、帝国軍が村を訪れた日、その運命は大きく動き出す。
代々の家に伝わる古文書が「神託の書」と呼ばれる禁書と関係していたのだ。
追われる身となった悠月は、旅する冒険者・桃
子に助けられ、
仲間たちと出会いながら、帝国の陰謀と「世界の真実」に立ち向かっていく。
過去の因縁、仲間との絆、そして選択の連続——。
少年は何を信じ、何を手放すのか。
世界を変える鍵は、悠月自身に託された。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-02 04:10:00
82078文字
会話率:40%
幼い頃、家に居場所を感じられなかった「僕」は、再婚相手のサダフミおじさんに厳しく当たられながらも、村はずれのお山で出会った不思議な「お姉さん」と時間を共に過ごしていた。背が高く、赤い瞳を持つ彼女は何も語らず「ぽぽぽ」という言葉しか発しないが
、「僕」にとっては唯一の心の拠り所だった。しかし村の神主によって「僕が魅入られ始めている」と言われ、「僕」は故郷を離れることになる。
あれから10年。
都会で暮らす高校生となった「僕」は、いまだ“お姉さん”との思い出を捨てきれずにいた。そんなある夕暮れ、突如あたりが異常に暗く染まり、“異常領域”という怪現象に巻き込まれてしまう。鳥の羽を持ち、半ば白骨化した赤ん坊を抱えた女の怪物に襲われ、絶体絶命の危機に陥ったとき。
──目の前に現れたのは“お姉さん”だった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-02 02:37:46
189802文字
会話率:25%
サボりがちな作者がせめて週末だけでもぼちぼち頑張ろうとする執筆ドキュメンタリーです。
時間をおいてリアルタイムで更新していきます。
書いてる証拠として書きかけの作品を載せたり、載せなかったり、
雑談を書いたりして、僕が執筆するのをぼんやり見
守るという連載になります。
略して「週ぼち」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-02 02:08:50
295310文字
会話率:9%
僕は『リオ・エリオード』。魔法使いになりたくて、魔法学園に入学した、んだけど……僕には生まれつき、魔力が無かった。そのせいで周囲の同級生からはいじめられて、見下される日々を過ごしていた。
そんなある日。突然、僕の目の前に魔法陣が現れて、その
中から女の人が現れた。その女の人は異世界の整体師らしく、その女の人にマッサージしてもらうと、僕の身体に、無かったはずの魔力が満ち溢れてきて……!?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-02 00:02:28
108487文字
会話率:44%
君は僕を信じていなかった僕は君を信用していなかった。
入社三年目の神島サトルは入社時に既に結婚を予定していた彼女がいた。当時の僕の部署は予期せぬイレギュラーの発生でとんでもない忙しさが何ヶ月も続いた。
毎日クタクタになり帰宅してい
たが食事も取らずに寝ることもしばしばあった。彼女も僕を心配してくれていただろうその時迄は……
彼女と同棲をしていた僕達は結婚を機にマンションへの転居を視野に頑張ってきたのだ。ある日溜まった疲労のせいか体調不良で会社を早退し昼過ぎに帰宅した。
が何かが変だった。何だコレはAVを見ているのか?外まで音が漏れている部屋に入るとそこには……その時のトラウマで僕は女性の手作りの物が口に出来なくなってしまった。
そんな僕に今年入社の美和三和子がグイグイ迫り来るのだが……折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-02 00:00:00
79621文字
会話率:55%
僕は父さんみたいなヒーローになりたかった。
大好きな母さんを、皆を、誰かを救える強い人になりたかった。
でも『英雄』の背中を追えば追うほど、その過去を知れば知るほど、悲しい事実を知ることになる。
父さんが残した『秘密』と『罪』
……それを全て知った時、僕が選ぶ未来は――
『これはイシュカの貧民街に暮らすニアと言う1人の少年が、帝国機動隊員として魔物と戦いながら、自身の父親が引き起こした悲劇へと立ち向かっていく物語である』折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-01 23:29:18
68677文字
会話率:35%
僕は恵まれた人生を送れたと思う。沢山後悔もあったけどそれでも楽しかったと思えた人生だった、そう言えるぐらいには。でもそうやって目を閉じても僕の人生は終わっていなかった。目を開けると知らない世界、言葉、体になっていた。そんな人生を特別でも何で
もない僕が、凡人らしくもがいて必死に生きようとする話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-01 23:11:31
802471文字
会話率:43%
「百年を超えて、僕はまだ剣を握っている」
戦国を生き、幕末に立つ――
名もなき“影”として時代を見つめ続けた、男装の女剣士の物語。
かつて、織田信長に命を救われた忍がいた。
「こんばんは、狼のおにーさん」
新撰組副長を務める土方歳三は
、ある日中性的な顔立ちの、東雲という青年(※女)に出会う。
腹を空かせ、新たな居場所を求めていた東雲に、土方は手を差し伸べた。
「僕が欲しいっていうのなら、それなりの報酬と場所をくれないと。なあ?」
「……我儘な猫だな」
「ははっ、僕は甘え上手な犬だよ?」
戦国の世から、幕末へと降り立った異端児。
戦う事でしか生きる価値を得られない東雲が行き着く先とは――?
▽注意▽
・史実に忠実ではありません。オリジナル展開が多々あるかと思います。
・マイペース更新。
・この作品はフィクションです。実在の人物、団体、出来事などとは一切関係ありません。
・カクヨムでも連載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-01 22:32:43
38300文字
会話率:46%
深夜、酒の勢いで応募したバーチャル体験会。
そこは、小さな会議室に座ったまま、五感すべてで感じる広大な仮想世界だった。
歩き、風に吹かれ、知らない誰かと花を眺める。
触れられなくても、そこに〈存在〉するものは本物だと、信じたくなる。
現実と
仮想の境界に咲く一輪の花が、僕に教えてくれたこと。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-01 22:26:32
2446文字
会話率:23%
僕がいた国は、遙か昔に強大な妖精の力を借りて、一代で周辺の国を従えた。それからその力を持つ者を巫女と呼び、最上の地位に据えるようになった。周辺国の供物だけで生活する豊かになった国。
男の巫女は僕だけ。能力を使わないように厳命され、あるだ
けで何も無い空気とされていた。
かつての王族には、興味のままに徘徊する僕が目障りで、とうとうどこでもない場所に廃棄されることになる。
かわいそうな僕に虐げられていた人達が同調して、全員で逃亡して町作る。
目指すは、なかよく楽しいのんびりライフ! に美味しいごはん。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-01 22:00:00
4360121文字
会話率:5%
世界の管理という重要な仕事に就いたタルフ。
優秀な彼であったが、ある少女を助ける為に本来やってはいけない禁忌をおかしてしまう。
彼女を危険から遠ざける為に、その少女を一時的に別の世界に転移させるのだが、その世界から元に戻る事が出来なく
なってしまったのだ。
それでも、タルフはどうにか彼女だけでも元の世界に戻そうと考えるのだ。
そして、その世界には、高度な文明の世界で生きて来たタルフでも、解明できない不思議な鉱石が存在したのだ。
タルフと少女はその鉱石の意外な使い道を知ることとなる。
既に投稿させて頂いている、「薬華異堂薬局のお仕事は異世界にもあったのだ」の五百年ほど前の世界のお話です。
是非、こちらも読んでいただくと嬉しいです。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-01 21:43:08
6703文字
会話率:11%
全然目立たない僕が、朝の通学路の河川敷で死にかけの子猫をひらう。
お昼に、生協で買った牛乳を飲ませて、落ち着いたのか、そのまま僕のカバンの中で寝てしまう。
放課後、学校に猫を連れてきたことがばれないように、そそくさと帰ろうとしたときに、クラ
スの美人で人気の女の子の子猫の入ったカバンを奪われてしまう。急いで追いかけても、全然追いつかない。そしたら、廊下の外を僕のカバンが落ちていく。
子猫を助けようと、カバンに手を伸ばしたけどそのまま、自分も3階の廊下から落ちてしまう。子猫は、大丈夫。多分。でも僕は一体どうなるんだろう?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-01 21:42:06
11441文字
会話率:37%
コロナ禍が顕在化してきた令和二年四月…。勤めていたバイト先に余裕が無くなり待機状態になる僕、『竹下元太(たけしたげんた)』。
大学もしばらくは登校できる状況にはないし、これから先の生活費も心配。だから、人があまりいなさそうな深夜に二十四時
間スーパーで半額値引きされたパンやお惣菜などをたくさん買い込み、なるべく質素に家で一人大人しく過ごそうと考えていた。
しかし、帰宅した部屋の一部が見慣れない屋外の風景とつながっているのを発見。他にやる事もないので行ってみると、中世のような町に辿り着く。
元太はその町で家を火事で失った老婆と出会う。互いに助け合いながら冒険者ギルドで半額で買ったパンを売り始める。
これは異世界と日本、二つの世界の産物を通して心優しい青年が紡ぐ地味だけど、人を大切にする日常の物語。
異世界のあらゆる者が挑み、解明出来なかった真理。ほんの一握りの者しか享受出来なかったものさえ、青年は惜しむ事なく人に与えた。
町の人は口々に言う…、彼こそ『大賢者』と。
作者より
この作品は私の敬愛し大好きな作品『ドラえもん』のような
展開ができたら良いなと思っています。
主に日常を描き、日本(イメージは神奈川県川崎市)と異世界を行き来をするゲンタの目を通じて『産物(品物)』にスポットを当ててストーリーを進めていきます。
そして時々、毎年春の映画であるいわゆる『大長編ドラえもん』のような英雄譚や冒険譚を時折挟んで展開していきたく思います。
皆さん、よろしくお願いします。
《各章の主な内容》
第一章 主人公竹下元太、異世界にたどり着き様々な苦難に遭うも、冒険者ギルドでパンを売り出すまでの話。
第二章 パンを売り始めたゲンタ。様々な出会いはゲンタに、そして人々に新たな日常をもたらす。
第三章 新たにやってきたドワーフの一行。マオンの家を建て直す為に逗留する彼らと過ごす日々。
第四章 人々の困り事につけ込む奴がいる、解決しようとする者(ゲンタ)もいる。ゲンタの商人として矜持を今ここに。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-01 21:19:01
2023426文字
会話率:52%
セシルはオルファリア王国の貴族の子弟が通う高等魔法学園の5年生。妹のアリスは聖女として目覚めたことにより高位貴族のセシルの家に引き取られた養女だが、セシルはアリスを溺愛していた。
しかし彼はある日前世の記憶を取り戻した。そして気がついてしま
った。自分が今生きている世界は、前世で妹が読んでいた小説『悪役令嬢は華麗なる復讐者にして世界を統べる女王』の作品の中だということを。
実は、前世の妹は若くして小児がんで亡くなっていた。前世の妹とアリスを重ねてしまったセシルは、アリスが悪役令嬢のヴァルトラウトに追放されるのを阻止するために奔走することになる――
※カクヨムでも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-01 21:00:00
102709文字
会話率:36%
薬草を採りに入った森で、魔獣に襲われた僕。そんな僕を助けてくれたのは、一人の女性。胸のあたりまである長い白銀色の髪。ルビーのように綺麗な赤い瞳。身にまとうのは、真っ黒なローブ。彼女は、僕にいきなりこう尋ねました。
「シチュー作れる?」
えっと。どういうこと?
彼女の正体は知る人ぞ知る『森の魔女』。どういうわけか、僕は彼女の弟子になったのですが……。
「弟子くーん。朝ご飯まだー?」
「今日はダラダラするって決めてたから!」
「なんか甘いもの食べたいなー」
師匠、もっとしっかりしてくださいよ。
子供っぽい師匠。そんな彼女に、今日も僕は振り回されっぱなし。
でも時折、大人っぽい師匠がそこにいて……。
師匠と僕。二人が織りなす不思議な日常物語。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-01 20:41:48
66201文字
会話率:59%
放課後。将棋部の活動が終わると、僕は学校の東門へと向かう。そこにいるのは一人の女性。真っ黒な長い黒髪。整った顔立ち。大人びた、穏やかな表情。高校の制服を着ていなければ、大学生か社会人であると勘違いされてしまうだろう。そんな彼女は僕の師匠。
僕が中学校一年生の時からの付き合いだ。
高校からの帰り道。僕は、師匠と駅までの道のりを歩く。ゆっくり、穏やかに流れる二人の間の時間。二人は、どんな会話を交わし、どんな思いを抱えていくのか。そして、僕の知らなかった師匠の秘密とは。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-10-17 14:37:01
101403文字
会話率:53%